英語の挨拶にもう困らない!ビジネスでおさえておきたいポイントとそのまま使える英会話フレーズ集

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ビジネスシーンでは対面はもちろん、電話やメールなどでも挨拶表現を使う場面が多くあります。「仕事で英語を使うのに慣れてないからうまく話せるか心配…」「英語で挨拶ってどうするんだろう?」など、不安に感じている人も多いはず。

本記事では、そんな不安を解消する便利な挨拶表現をご紹介。はじめは丸暗記してそのまま使うのもおすすめです。慣れてきたら自由にアレンジしてみてくださいね。

まずは英語での挨拶のポイントをおさえよう!

挨拶をする際に大切なのは、相手の目を見て話しかけること。日本人のなかには、「相手の顔をしっかりと見て話すのは失礼にあたるのでは?」と気になる人がいるかもしれませんが、英語圏ではアイコンタクトが重要です。目をそらして話すと、「会話を早く終わらせたいのかな?」などと勘違いされる可能性も。

アイコンタクトを取ることで、「あなたの話をしっかり聞いていますよ」という印象を与えることができます。特に、初対面の相手と会う時は緊張するかもしれませんが、第一印象はとても重要です。一緒に仕事をするうえで信頼関係が築けるかどうかも判断されるため、きちんと目を見てコミュニケーションを取りましょう。

【基本編】必ずおさえておきたい基本の挨拶

ここでは、覚えておくと便利な基本の挨拶を紹介します。

「はじめまして」にあたる表現

Hi.(はじめまして/こんにちは)

英語の挨拶でよく使われるのが、この表現です。「こんにちは」と訳されることが多いですが、「はじめまして」というニュアンスもあります。Hiの後にMy name is~(私の名前は~です)と続けるのが一般的。どんな場面でも気軽に使える便利なフレーズですよ。

実は、教科書で習ったHow do you do?(はじめまして)は若干古い表現。ネイティブはほとんど使わないので注意しましょう。

Nice to meet you.(はじめまして)

ビジネスシーンはもちろん、日常会話でも使える表現です。ネイティブはよくこの表現で挨拶をしながら握手をします。 相手にNice to meet you.と言われたら、Nice to meet you, too.と返答しましょう。

It’s a pleasure to meet you today.(本日はお会いできてうれしいです)

「喜び」という意味があるpleasureを使ったフレーズ。とても丁寧な表現なので、ビジネスシーンや目上の人に対して使うのがおすすめです。It’sを省略してPleasure to meet you.と言えば、よりカジュアルな印象を与えます。

自分を紹介するときに使う表現

I’m~from ABC Company.(ABC会社の~です)

他社の人に自分の名前と会社名を伝える表現です。I’m~はMy name is~に置き換えてもOK。会社名の前にはfromを置くことを覚えておきましょう。

I’m~in the Accounting department.(経理部の~です)

自分の所属する部署を伝える表現です。theとdepartmentを省略して、I’m~in Accounting.とすることも可能。inの代わりにfromを使うこともできますが、その場合は「部署を代表する」というニュアンスが強まるので注意しましょう。

・営業部:Sales department
・マーケティング部:Marketing department
・人事部:Human resource department(HR)
・総務部:General affairs department
・顧客サービス部:Customer service department
・法務部:Legal department

I’m in charge of~.(私は~担当です)

どんな仕事をしているか(担当)を説明したい時に使いましょう。

I’m in charge of sales.(私は営業担当です)
・I’m in charge of accounting.(私は経理担当です)
・I’m in charge of recruiting.(私は採用担当です)

I’m the General Manager.(私は部長です)

役職を伝える場合は、I’m~(役職名)としましょう。以下に役職を表す単語を紹介します。

・課長:Manager / Section Chief
・主任:Supervisor / Chief
・支店長:Branch Manager / Branch Office Manager
・工場長:Factory Manager / Plant Manager
・監査役:Auditor/ Auditing Director
・顧問:Advisor

名刺交換のときに使う挨拶

Here is my business card.(こちらが名刺です)

英語で名刺のことをbusiness cardと呼びます。こちらは名刺を差し出す際に使えるフレーズです。日本では会ってすぐにまずは名刺交換をしますが、英語圏では挨拶などが一通り終わったタイミングで行うのが一般的なので、タイミングに気をつけましょう。

May I have your business card?(名刺を頂戴できますか?)

挨拶が終わってもなかなか名刺交換が始まらない場合、また相手が名刺交換を忘れているような場合には、こちらのフレーズで名刺交換を促しましょう。より丁寧に、Could I exchange business cards, if you don’t mind?(よろしければ名刺交換させていただけますか?)と言うこともできます。

別れ際に使う表現

It was great to meet you.(お会いできてよかったです)

知り合えたことに対する感謝を表すフレーズです。greatをniceに置き換えることも可能。また、It was nice meeting you.と言うこともできますよ。

動詞を現在形のisにすると「お会いできてうれしいです」となり、「はじめまして」のニュアンスがあるので動詞の時制には注意が必要です。相手からIt was great to meet you.と言われたら、You too.(こちらこそ)と返答します。これは、It was great to meet you, too.を簡略した言い回しです。

また、以前会ったことがある相手であれば、語尾にagainをつけましょう。

I look forward to see you again.(またお会いできるのを楽しみにしています)

また次会えるのを楽しみにしていると伝えるフレーズ。こんな表現をさらっと使えるようになると素敵ですね。こちらは定型表現なのでぜひ覚えておいてください。メールの文末でも使えます。

【電話編】丸暗記で使える電話での挨拶

ビジネスシーンでは電話の応対も必要不可欠です。ここでは、電話を受けるとき・かけるときそれぞれで使える便利なフレーズを紹介します。

電話を受けるときに使える表現

以下は、電話を受けるときに使えるフレーズです。丸暗記してさっそく使ってみましょう。

Hello. This is 〇〇 Company. How may I help you?(もしもし、こちら〇〇会社です。ご用件を伺えますか?)

May I have your name?(お名前を伺えますか?)

May I have your company name?(会社名を伺えますか?)

Would you mind spelling your name, please?(お名前のつづりを教えていただけますか?)

Hold on, Please.(少々お待ちください)

I’m afraid he / she is not available at the moment. Can I take a message?(あいにく電話に出られないようです。何かメッセージがございますか?)

I’m afraid he / she is out of office right now.(あいにくただいま外出中です)

Would you like him / her to call you back later?(後で折り返しさせましょうか?)

電話をかけるときに使える表現

電話をかけるときには以下のフレーズを使ってみましょう。

Hello, this is 〇〇 of BC Company.(もしもし、BC会社の〇〇です)

Is Mr. / Ms. 〇〇 there?(〇〇さんはいらっしゃいますか?)

Would you mind taking a message for me?(伝言をお願いしてもよろしいでしょうか?)

Let me give you my phone number.(私の電話番号を申し上げますね)

Do you know what time he / she will be back?(何時にお戻りになるかわかりますか?)

I’ll call back later then.(それでは後でかけ直します)

【メール編】丸コピで使えるメールでの挨拶

次に、メールの書き出しと結びで使える挨拶表現をみていきましょう。

書き出しで使える表現

Dear Mr. / Ms. 〇〇

メールの冒頭で使う一般的な表現です。Dearの後には相手のフルネーム、もしくは名字を書きます。ただし、同僚などの親しい間柄であれば、HelloやHiなども使用可能。その際にはファーストネームを使うほうが自然でしょう。

Dear Sir, / Madame,

相手の名前がわからない場合に使える便利な表現。もし性別もわからなければDear Sir or Madame, としてもOKですよ。

Dear 〇〇 department staff

問い合わせ先の部署名だけがわかっている場合に使えるフレーズです。

To Whom It May Concern:

担当者名も担当部署名もわからない場合に使える一般的なフレーズ。日本語では「関係者各位」といったところです。

結びで使える表現

Sincerely

 フォーマルな結びの表現としてよく使われるのがSincerely。かしこまった表現なので、クライアントや目上の人などに対して使います。以下も同様の場面で使えるフレーズです。

Yours sincerely
・Yours truly
・Respectfully

 など

Best Regards

Sincerelyに比べてそれほどかしこまった表現ではないものの、丁寧な印象を受けるためビジネスでも使える場面が多いでしょう。

・Best wishes
・Kind regards
・With regards
・Cordially

など

Take care

同僚など、より親しい間柄の人に対して使える表現。よほど親しければ社外の人に対して使うこともあります。目上の人には失礼にあたるので使わないよう気をつけましょう。

・Best
・Regards
・Cheers
・Thanks

など

【会議編】会議の開始や進行に使える挨拶

会議を進行するのはハードルが高そうですが、定型文を覚えておけば安心ですね。ここでは会議で使えるフレーズを紹介します。

会議開始時に使える表現

OK, everyone has arrived now, so let’s get started.(みなさん到着されたので、さっそく始めましょう)

会議の開始を知らせるフレーズです。参加者の注意を促す役目があります。

Hi, everyone. Thank you for coming today.(みなさま、こんにちは。本日はお集まりいただきありがとうございます)

会議のために集まってくれた参加者への感謝の言葉を伝えるとスマートですね。

Firstly, I’d like to introduce myself. I’m 〇〇.(はじめに自己紹介をさせてください。私は〇〇と申します)

司会者が自己紹介をするのも自然な流れです。この後、運営側のメンバーが他にもいれば紹介しましょう。

会議の目的やアジェンダの説明に使える表現

〇〇 will lead the first topic from the agenda.(〇〇さんが最初の議題について進行してくれます)

会議の内容に入り、担当者が変わる場合に使えるフレーズです。agendaとは「議題」のこと。ビジネス英語ではよく使う単語なので覚えておいてくださいね。

Today we are here to discuss~.(本日は〜について話し合います)

「何のために会議を開くのか」、その目的を参加者が把握するのは大切なこと。会議の冒頭で目的を明確に伝えましょう。

Firstly, we’ll be talking about~.(まずは、~について話しましょう)

最初の議題に入る際に使えるフレーズです。次の議題に移る際にはNextやSecondlyを使います。最後の議題ではAnd finallyと前置きをして会議を進めましょう。

会議の締めくくりに使える表現

That will be all for today.(今日は以上です)

会議が終わったことを伝えるフレーズです。

Thank you all for your participation.(ご参加いただきありがとうございます)

会議の最後には、参加してくれたことへのお礼の気持ちを伝えましょう。Thank you for taking part.も同様の意味です。take partで「~に参加する」という意味になります。

I’m grateful to you all for attending.(ご出席いただきありがとうございます)

上記の文と同様、感謝を伝えるフレーズです。いくつかの言い回しを覚えておけば、会議ごとに使い分けできて便利ですよ。attendも「~に参加する」という意味の単語です。

We’ve had an eventful meeting today.(本日の会議は大変有意義な内容でしたね)

会議の感想を一言添えるのもおすすめ。eventfullには「重大な」「出来事の多い」などの意味があります。

失礼にあたる挨拶に気をつけて!日本人が言いがちなNG表現

ビジネスでは相手の名前を聞く場面も多いですよね。そんなときに気をつけたいのが、名前の聞き方です。What’s your name?(あなたの名前は何ですか?)やWho are you?(あなたは誰ですか?)などを使っている人は、注意が必要。

実は、日本人がつい使いがちなこれらの表現は、とても失礼にあたります。不審者に対して使うような表現なので、ビジネスシーンはもちろん、日常会話でも使わないように気をつけてください。ぜひ、以下のフレーズを使ってみてくださいね。

May I have your name, please?(お名前を伺ってよろしいですか?)

これは、一般的に初対面の相手に名前を聞くときに使うフレーズです。May I~?(~してもよいですか?) を使ったとても丁寧な表現です。

I’m 〇〇, and you are?(私は~です。あなたの名前は?)

まずは自分の名前を名乗り、you are? と相手の名前を聞く方法です。上記のフレーズと比べてよりカジュアルになりますが、ビジネスシーンでも使えますよ。ただし、目上の人に対しては失礼にあたるので使わないようにしましょう。

まとめ

英語の挨拶には定型表現が多いので、まずは丸暗記してとにかく使ってみることがおすすめです。何度も繰り返し使っていると、自然と口から挨拶のフレーズが出てくるようになるはず。特に、相手の顔が見えない電話を苦手とする人は多いかもしれませんが、こちらも慣れればきっと大丈夫です。

対面で挨拶をするときは、不安で声が小さくならないよう注意しつつ、相手の目を見てしっかりとコミュニケーションを取ることを意識してみてください。

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