日常会話で絶対使える基本の英語フレーズ64選!

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単語や文法は知っているはずなのに、会話がなかなか続かない。そんな悩みを抱える人は少なくありません。実は学校で習ってきた英語は、ネイティブが日常会話で使うフレーズと微妙にニュアンスが異なります。

本記事では、英語圏の人とスムーズな会話をするために役立つ基本フレーズをまとめました。日常会話で使える基本を押さえることで、コミュニケーションの幅はグッと広がります。文中ではニュアンスの違いについても解説しているので、参考にしてみてください。

日常会話でスラスラ英語を話すには?

スラスラと英語を話すために大切なことは、基本表現(フレーズ)を身に付けていくことです。頭の中で日本語から英語に訳していると、どうしても時間がかかります。また、日本語から英語に訳しづらい表現も少なくありません。

そこでおすすめしたいのは、よく使うフレーズを暗記することです。とくに日常会話では、絶対に使える鉄板のフレーズがいくつもあります。英語圏の人とスムーズにコミュニケーションをとりたい人は、知っておいて損はありません。

日常会話で使える英語フレーズ64

本章では日常会話で使える英語フレーズを解説とあわせて紹介します。

挨拶するときや相手の好みを尋ねるときなど、16のシーンごとに4つの会話例を挙げていて、実際のコミュニケーションの場で応用しやすい内容をまとめました。全64フレーズを覚えて、実践的な会話スキルを身に付けましょう。

挨拶するとき

How are you? (調子はどうですか?)

How are you doing? (最近、調子はどうですか?)

How’s it going? (調子はどう?)

What’s going on? (調子どうよ?)

How are you? はネイティブとの会話でも頻繁に使われるフレーズです。日本語では「調子はどうですか?」と訳されますが、「こんにちは」という意味で用いられることも多く、必ずしも体調を答える必要はありません。つまり、How are you? に対して、Hi, how are you. でも会話は成立するのです。

また、紹介したフレーズは、How are you?How are you doing?  >How’s it going? What’s going on?  の順でカジュアルな表現になります。洋画や海外ドラマでは、さらにカジュアルな挨拶としてWhat’s up. というフレーズも登場しますが、親しい友人同士のかなり砕けた表現になるため、使えるシーンは限られます。

お別れするとき

I have to go.(そろそろ行かなくてはなりません。)

I must be going.(そろそろ行かなくてはいけません。)

Nice talking to you. (話せてよかったです。)

See you soon.(またね。)

会話を切り上げるときは、have to ~ や must ~ を用いて「まだ話したいけれどそろそろ行かなくちゃ」というニュアンスを伝えることで、気持ち良くお別れすることができます。

午前中であれば、Have a nice day. も挨拶として使えます。Good bye. は丁寧な表現ですが、ネイティブには素っ気ないと感じられる場合もあるため、「また会いたいです」という意味が含まれるSee you. がおすすめです。

How are you? に答えるとき

Pretty good. (とても元気です。)

Not bad. (悪くないです。)

So so. (まあまあです。)

I’m sleepy. (眠いです。)

学校で習った、I’m fine, thank you. (ありがとう、わたしは元気です。)と答える人も多いのではないでしょうか。間違った表現ではありませんが、日常会話ではあまり使われません。体調が悪そうに見えたとき、Are you OK? (大丈夫?)と質問されて答えるようなニュアンスです。

元気なときは、Pretty good. のほかに Fine.I’m OK. と返すこともできます。日本人はつい「元気です」とポジティブに答えがちですが、いまの体調を正直に伝えることで会話の幅は広がります。また、And you? と相手の様子を聞き返すのもおすすめです。コミュニケーションのきっかけとして用いられることもフレーズなので、自然に会話を続けられるような答えを意識してみましょう。

自分の会社・所属を聞かれたとき

I’m an office worker. (わたしは会社員です。)

I work at a securities company. (わたしは証券会社で働いています。)

I’m an engineer at ○○ company. (わたしは○○会社のエンジニアです。)

I work in a bank as a salesperson. (わたしは銀行で営業職として勤めています。)

会社や所属について詳しく答えたくないときは、I’m a ○○. を用いると簡潔に伝えることが可能です。○○には、office worker (会社員)・service job (サービス業)・homemaker (主婦)など、さまざまな単語を当てはめることができます。

会話を続けたいときは、会社名や職種を詳しく伝えるとよいでしょう。どのような仕事をしているのか具体的に紹介することで話が弾みます。

「所属する」には、belong to ~ という熟語もありますが、職業を表すときはほとんど使いません。日常会話では、This car belongs to me. (この車はわたしが所有しています。)や、I belong to the sport club.(わたしはそのスポーツクラブに所属しています。)といったフレーズで用います。

相手の質問に曖昧に答えたいとき

Sorry, I’m not sure yet. (ごめんなさい、まだよくわかりません。)

Let me think about that.(もう少し考えさせてください。)

Maybe,I already have some plans.(たぶん、すでに予定が入っています。)

Well, something important came up.(ええと、用事が入っています。)

ときにはYes かNo で答えられない質問もあるでしょう。たとえば、何かに誘われたとき、No, thank you. I can’t go. だけで答えてしまうと、少し冷たい印象になってしまいます。実は、英語でも曖昧に答えられるフレーズが存在します。すぐに返事をすることができないとき、すでに他の予定があるときなどは、上記の表現を使ってみてください。

「ええと」や「そうですね」を意味する、Well ….・Maybe… ・Let me think.・ Let me see.といったフレーズと組み合わせると、より柔らかい表現で相手に伝えることができます。

相手について尋ねるとき

What brought you here? (どうしてここに来たのですか?)

What brought you to Japan? (どうして日本に来たのですか?)

How did you come here? (ここまで何で来ましたか?)

How did you get to the office today? (今日はオフィスまで何で来ましたか?)

上記の例文を見ると、違和感を抱く人がいるかもしれません。基本的に、「どうして=Why 」「何で=What 」 と訳しますが、日常会話では微妙なニュアンスが変わってきます。

たとえば、「どうしてここに来たのですか?」をWhy ~ の表現で尋ねると、少し問い詰めているような印象となります。「なぜここに来たのですか?(来てはいけないのに)」といった意味が含まれてしまうので、単純に質問したいときは、What brought you here? を用いましょう。

また、どんな交通手段で来たのか知りたい場合は、How did you ~ を使うとスムーズな会話が可能です。come とget to は共に「来る」と訳せますが、get to は「たどり着く」以外にも「機会がある」「はじめる」「いらつかせる」など多様な意味を持ち、ネイティブとの会話でよく使われます。

相手の日常生活について尋ねるとき

What do you usually do every day? (あなたは毎日何をして過ごしていますか?)

What were you doing yesterday? (昨日は何をしていましたか?)

What are you doing on your day off? (休日は何をしていますか?)

Do you come here often? (ここにはよく来るのですか?)

日常生活について尋ねるときは、「いつ」の話を知りたいのかを明確にすると、相手も答えやすくなります。Do you come here often? は街中で知り合いとあったときに使えるフレーズです。

相手の都合を尋ねるとき

Do you have time now?  (いまお時間ありますか?)

What are you doing tomorrow? (明日は何をしていますか?)

When will you finish work? (いつ仕事が終わりますか?)

When is it convenient for you? (いつ都合がよろしいですか?)

忙しそうな相手に話しかけるとき、Are you busy now? とストレートに質問すると、「ええ、その通りです」と会話が終わってしまうこともあります。よって、「いまお時間ありますか?」など、相手の様子を伺うフレーズを使うのがおすすめです。

ビジネスでの付き合いの際は、フォーマルな単語や文章を用いることを心がけましょう。たとえば、Would you ~ とCould you ~ は日本語で同じような意味を持ちますが、Would you ~ の方がより丁寧な表現となるため、ビジネスの場には適しています。

相手の好みを尋ねるとき

What do you do in your free time? (時間があるときは何をしていますか?)

How do you spend your spare time? (余暇はどのように過ごしていますか?)

What do you like to do for fun? (あなたは何をして遊ぶのが好きですか?)  

What is your hobby? (あなたの趣味は何ですか?)

相手の好みを尋ねるときに、What is your hobby?  を使ってしまうと、Nothing. と答えられることが多く、会話が盛り上がりません。

趣味= hobby ですが、日本人が考える、映画鑑賞・スポーツ・料理といった趣味は英語の hobby とは少し意味合いが異なります。hobby は手芸・山登り・日曜大工といった普通の人が簡単にはできないような創造的で技術や知識が求められるものを指します。ネイティブスピーカーの多くは、は「そんな専門的な趣味はないよ」と答えてしまうのです。

そのため、相手の好みを尋ねるときは、「暇な時間は何をして過ごしているの?」という尋ね方がおすすめです。もし、思ったような答えが返ってこなければ、like cooking・running・ reading ~というように、具体的な例を提示してみるとよいでしょう。

自分の趣味や好みを伝えるとき

I usually watch a movie on my days off. (休みの日は映画をみて過ごします。)

I run on my days off. (休日はジョギングをしています。)

I’m an outdoor person. (わたしはアウトドア派です。)

I have an overseas vacation this summer. (今年の夏は海外で休暇を過ごします。)

休日=holiday と習うことが多いですが、英語で休暇を表現するときはいくつかパターンがあります。国によってニュアンスの違いはあるものの、基本的には、holiday =国が定める休日、day off =仕事がない日、vacation =長期的な休みを意味します。

相手に何か頼みたいとき

Would you mind giving me a hand? (手伝っていただけませんか?)

Can I ask you to help me? (手助けをお願いしてもいいですか?)

Would it be possible to meet you again? (もう一度お会いすることはできますか?)

May I ask you to take a picture for us? (わたしたちの写真を取っていただけますか?)

英語で何かをお願いするタイミングはたくさんあります。Would you ~ やCan I ~をはじめ、会話のバリエーションをいくつも準備しておくとよいでしょう。
Would you mind ~ing は、ビジネスシーンでも使える丁寧な依頼のフレーズです。ただし、返答を間違えてしまう人も多いため、注意が必要です。Would you mind ~ing は、正確に訳すと「~をするのは嫌だとお思いになりますか?」となります。よって、肯定したい場合は、Yes. ではなく、No. I don’t mind. (いいえ、構いません)と答えるのが正解です。

買い物をするとき

Just looking, thank you. (見てるだけです、ありがとうございます。)

Can I pick it up? (手に取ってみてもいいですか?)

I’ll take this,please. (これを購入します。)

Do you accept credit cards? (クレジットカードは使えますか?)

買い物をするときは、英語のフレーズだけでなくマナーを知っておくことも大切です。入店したときにCan I help you? と声掛けがあれば、無視せず何か答えましょう。日本のように微笑んで会釈をしても相手には伝わらないので、1人でゆっくり商品を見たい場合は、はっきりJust looking. と伝えましょう。

また、勝手に商品を触ると注意されるケースもあるため、許可を貰ってから手に取ると安心です。クレジットカードは種類によっては使えないこともあるので、買い物の前に聞いておくと良いかもしれません。

感情を表すとき

That’s amazing! (すごいですね!)

I’m highly satisfied. (わたしはとても満足しています。)

I’m sick of it. (それにはうんざりしています。)

I have a bad feeling about this. (嫌な予感がします。)

感情を表す例文を4つ紹介しましたが、会話ではテンポも大切です。短く感情を表現したい場合は、感嘆詞を取り入れてみてもよいでしょう。たとえば、驚いたときは、Oops. Oh What! といったフレーズが使えます。

親しい友人同士であれば、喜びの感情をYay ・Hooray ・Woohoo、嫌悪感はYuck ・Boo  といった感嘆詞で表現することもできます。ただし、日本と同様フォーマルの場には相応しくないため、使うタイミングに注意しましょう。

会話中に相づちするとき

Uh-huh. (ああ、なるほど。)

Got it. (わかりました。)

Sounds good. (いいですね。)

That’s terrible. (それはひどいですね。)

「うんうん」「そうだよね」と相づちがあると話しやすくなるのは、英語でも同じです。「ああ、なるほど」を意味するUh-huh. はカタカナにすると「アーハー」となりますが、実際は口を少しだけ開けて、短い音で表現します。同様にGot it. も会話の邪魔にならないように、短く発音します。

会話に慣れないうちは、Yes. やOK. を使いがちですが、少しずつ相づちのレパートリーを増やしてみましょう。

相手の英語が理解できなかったとき

Sorry? (すいません。)

I beg your pardon? (もう一度お聞きしてもいいですか?)

Could you explain that word? (その単語を説明していただけますか?)

Could you speak more slowly, please? (もう少しゆっくり話していただけますか?)

相手の英語が聞き取れなかったときは、Sorry? と疑問形で聞くことで、「すいません。(もう一度言ってもらえますか)」という意味になります。ネイティブもよく使う表現なので覚えておきましょう。

また、会話では単語と単語がくっついて、音が変化します。たとえば、stop it は「ストップ イット」ではなく「ストッピッ」となり、聞き取りづらく感じることがあるかもしれません。そんなときは、ゆっくり話してもらうことで、音の変化が少なくなり理解しやすくなるでしょう。

英語がうまく出てこないとき

You know. (えー)

How should I say? (何て言うべきでしょう?)

I don’t how to say in English. (英語で何て言えばいいかわかりません。)

You know what I’m saying? (わたしが言っている意味わかりますか?)

英語がうまく出てこないときも、心配することはありません。英語を母国語とする人たちも、You know. を頻繁に使います。日本語で言葉に詰まったときと同様に、気軽に口に出して間をつなぎましょう。

また、英語での適切な表現がわからない場合は、困っていることをはっきりと伝えた方がスムーズにいくケースもあります。「英語で何て言えばいいのかわかりません」と口にすることで、足りない言葉を相手が補ってくれるかもしれません。英語がうまく話せないことを恐れず、実践的な経験を積むことも大切です。

英語フレーズを使えるようになるためには実践練習がベスト!

英語フレーズを使えるようになるためには、繰り返しの練習が必要です。本記事で紹介したフレーズをまずは何度も口に出して発音してみましょう。また、有名なスピーチをシャドーイングする訓練もおすすめです。

日常会話は相手あってこそ成りたつものなので、実際に使えるようになるためには練習するしかありません。言語交換イベントに参加したり、オンライン英会話を利用したりすることで、英語レベルは格段に向上します。覚えたことを上手に活用できることもあれば、失敗することもあるでしょう。失敗の経験を次につなげられるよう、継続的に実践練習ができる環境を整えるのがベストです。

まとめ

日常生活で使える基本表現を覚えておくことで、コミュニケーションは格段に楽になります。頭の中で英語を組み立てるのではなく、フレーズとしてインプットすることで、会話のなかでもスムーズに活用することができるでしょう。

また、英語のスキルを向上させるためには、実践が何より大切です。オンライン英会話の「レアジョブ英会話」を利用して、覚えた日常生活のフレーズをアウトプットしていきましょう。

しっかりとした知識を持つ講師と会話することで、さらに定型文の数を増やし、コミュニケーションの幅を広げることが可能となります。レアジョブ英会話なら好きな時間に毎日レッスンを受けることができるので、忙しいビジネスパーソンでも利用しやすいでしょう。使いこなせるフレーズをどんどん増やし、英会話を楽しんでくださいね。

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