英語でもスマートにレストランを楽しみたいなら、よく使う英会話表現を覚えよう!

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海外のレストランでうまく言葉が出ず、焦ったり困ったりした経験はないでしょうか。日本では普段意識していない部分ですが、レストランでのマナーや注文の方法は国や地域によって異なります。

そこで今回は、カジュアルな飲食店からオーソドックスな高級レストランまで使える、英語の定番フレーズを解説します。おいしい料理をストレスなく楽しむため、ぜひ参考にしてください。

レストランでの英語フレーズ:入店から席につくまで

まずは予約や入店から席に通されるまでの流れを、例文とともに確認していきます。予約をしなくてもは入れるお店はありますが、高級レストランなら日時や人数を事前に連絡しておきましょう。

最近は電話だけでなく、メールや専用サイトから予約もできるお店が増えたので、シチュエーションごとに予約の仕方を解説します。また同時に、アレルギーやドレスコードといった事前に共有したい情報の伝え方についてもチェックしていきましょう。

予約する:電話から

高級なレストランは予約なしで向かうと1~2時間待ちや、最悪の場合入店できないこともあります。できるだけ、日時や人数が決まっているなら事前の予約がおすすめ。電話での予約は、慣れないうちは緊張して上手く言葉が出ないかもしれません。伝えたい内容はメモにまとめて手元に置いておくとよいでしょう。

店員:Hello, this is an Example restaurant. How may I help you? (Exampleレストランです。どのようなご用件でしょうか?)

予約者:Hello. Can I make a reservation? (予約はできますか?)

店員:Sure. When would you like to book? / How many people do you wish to book? (もちろんです。いつのご予約を希望されますか? 何名様の予約を希望されますか?)

予約者:For two people at 7 o’clock tomorrow. (2人で、明日の7時でお願いします。)

なお、最初のあいさつの時点でI’d like to make a reservation for two at 7 tomorrow. (明日の7時に2人で予約したいのですが。)とまとめて伝えることもできます。

予約する:レストランのサイトやメールから

電話ではどうしても難しい場合はメールでの連絡を検討しましょう。文章で伝えるので正確に情報を伝えられます。また、サイトに予約フォームを用意しているレストランもあります。詳細欄には氏名や連絡先、席や料理の希望について記載しましょう。

【用件】
Availability of tomorrow’s 7 p.m. reservation(明日7時の予約可否について)

【本文】
Dear Example restaurants(Exampleレストラン様へ)

I am writing this message to make a reservation for a table for two at 7 tomorrow. (明日の7時に2名で予約をしたく、ご連絡いたしました。)
For more information, please see below. (詳細は下記をご参照ください。)

予約する:予約サイトから

日本と同様に、英語圏でも店によっては口コミサイトからそのまま予約することが可能です。人数や時間といった情報はフォームに沿って入力しましょう。アレルギーや抜いて欲しい食材など、事前の要望があれば備考欄に記入します(具体的な書き方は後ほど詳しく説明します)。人数や時間の他に、予約サイトで注意しておきたい英語表現は以下の通りです。

cuisine(~料理)

中華料理やイタリア料理など、お店が提供する料理の種類です。

Review Highlights, Recommended Reviews(レビューの見どころ、おすすめレビュー)

他のお客さんからのレビューの中で、よく参照されているものです。

BYO(Bring Your Own、持ち込み可)

レストランの場合は、「アルコール類を自分で持ちこんでよい」ということです。

予約する:事前の要望の伝え方

事前に伝えられる情報や聞いておきたい質問はなるべく早めに連絡しましょう。電話では予約の完了時、メールや予約フォームではremarks(備考欄)やrequests(要望欄)に記載します。

My companion is allergic to milk. (同行者が牛乳アレルギーです。)

Some of us smoke, so can we book a smoking table? (一部の者が喫煙者です。喫煙席を予約することはできますか?)

What’s the level of dress? / Is there any dress code for this restaurant? (ドレスコードを教えてください。このレストランにドレスコードはありますか?)

入店時:予約していた場合

予約をしている場合は、レストランに着いたら受付の人に名前や予約時間などの情報を伝えましょう。なお、直前で人数や時間の変更がある場合は、わかった時点ですみやかにレストランへ連絡することをおすすめします。

店員:Good evening. Do you have a reservation? (こんばんは。ご予約はおありですか?)

客:We have a reservation at 7 o’clock under the name of Ryosuke Suzuki. / I have a reservation at 7 o’clock. I am Ryosuke Suzuki. (7時で予約していたスズキリョウスケです。)

入店時:予約していない場合

予約がなくても時間帯やお店の価格帯によっては入店できる場合もあります。受付で状況の確認に役立つ例文をいくつか紹介していきます。

【空席がある場合】

客:We haven’t made a reservation, but is it okay to enter? / Can I still enter? (予約していないのですが、入店できますか?)

店員:Hello! Yes, how many? (こんにちは! 大丈夫ですよ、何名様ですか?)

客:For two. / Just two. (2人です。)

店員:OK. This way, please. (かしこまりました。こちらへどうぞ。)

【空席がない場合】

店員:We are full at the moment. / We are sorry but we are currently fully booked. (すみませんが、現在満席です。)
Would you mind waiting? (しばらくお待ちいただけますか?)

客:How long do we have to wait? (どのくらい待ちそうですか?)

店員:Probably an hour or two. (おそらく1~2時間くらいかと。)

また、大人数での利用や後から人数が変わる場合は、店側が対応できるかどうかあらかじめ確認しましょう。

There are two now, but two more will come later. (2人ですが、あとから追加で2人来ます。)

We are nine, so can we all sit at one table? (全部で9人なのですが、みんなで同じテーブルを利用することはできますか?)

希望の席をリクエストする

入店時に席の希望があれば事前に伝えます。日本では客が他の席からいすを動かすこともありますが、英語圏ではそれぞれのウエイターが1つのテーブルを担当するため、嫌がられる場合もあります。

Do you have counter tables? / Can we have counter tables? (カウンター席は空いていますか?)

他の席を希望する場合は、上記の例をa table(テーブル席)やa table by the window(窓際の席)、a terrace table(テラス席)と言い換えましょう。また、飛行機や電車の席はseat(s)ですが、レストランの席はtable(s)が一般的です。

また、席に通された後も「クーラーが暑い・寒い」「机が狭い」など快適に利用できない場合は、場所を変えられないか尋ねてみましょう。

Can I move tables? (席を移ってもいいですか?)

Do you have a larger seat available? (もっと広い机は使えますか?)

店が閉まる時間を尋ねる

日本とは異なり、ディナータイム後すぐに閉まるお店も珍しくありません。予約なしで向かう場合は、入店の際にいつまで滞在できるか確認しましょう。

客:Excuse me, are you still open? (すみません、まだ開いていますか?)

店員例1:Good evening. We are open until 9 p.m. (こんばんは。夜の9時まで大丈夫ですよ。)

店員例2:Sorry. We’re closed. / We’re closed for business today. (すみません。今日の営業は終了しています。)

客:What time is the last order / last call? (ラストオーダーは何時ですか?)

店員:At 8 p.m. (8時です。)

客:What time are you close on weekends? (土日は何時に閉まりますか?)

店員:We are open until 8 pm. (8時まで営業しています。)

レストランでの英語フレーズ:注文をする時

注文ははっきりと笑顔でできると、ウエイターとの雰囲気もよくなり食事もさらに楽しめるでしょう。以下では注文の際に使えるフレーズを確認します。特にCan I have~?やI‘d like to~、I’ll have~は注文で使える鉄板フレーズです。以下の内容を覚えることが難しくても、この3フレーズは自然に使えるよう練習しましょう。

飲み物を注文する

海外のレストランでは席についた直後に飲み物を聞かれることがあります。また、日本と違って水はほとんどの場合有料のため、注文には注意が必要です。

店員:飲み物はどれにしますか?
例1:What would you like (something) to drink?
例2:Can I get you something to drink?
例3:Anything to drink?

客例1:Three beers, please.(ビールを3つお願いします。)

客例2:Can I have a glass of this wine, please? (このワインをグラスでもらえますか?)

客例3:Perrier / Sparkling water, please. (ペリエ/スパークリングウォーターをお願いします。)

客例4:We haven’t decided yet. Could you wait a little longer? (まだ決まっていなくて。もう少し待ってもらえますか?)

メニューをもらう

メニューはたいてい席に着くと同時に渡してもらえますが、なかなか来ない場合はCan I have a menu? / Could we have a menu, please. (メニューをもらえますか?)と遠慮なくお願いしましょう。

また、ワインやソフトドリンクのリストが食事のメニューと別の場合もあります。Can we have a wine list, please? (ワインリストをもらえますか?)やDo you have a soft drinks /non-alcohol menu? (ソフトドリンク/ノンアルコールのメニューはありますか?)と聞きましょう。

英文だけでイメージがつきにくい場合は、Do you have a menu in Japanese / with pictures? (日本語の/写真付きのメニューはありますか?)と尋ねてみましょう。

おすすめを尋ねる

どれを注文するか迷った時はおすすめを尋ねてはいかがでしょうか。What do you recommend? (おすすめはどれですか?) と聞けば、お店が力を入れているメニューを教えてくれます。

一方で、店員によってはEverything! / All! (全部おすすめだよ!)と返すこともあります。英語圏らしい応対ですが、注文する側としては困惑するかもしれません。

この場合も、めげずにWell, Can you recommend a good fish dish? (では、おいしい魚料理を教えてください。)やWhat’s your favorite? (あなたの一番好きなメニューは?)と切り返しましょう。これは最初におすすめ料理を尋ねる際にも使えるテクニックです。

英語圏のレストランはウエイターが1テーブルに1人つきます。日本のようにどのウエイターに対しても注文できる方式ではなく、注文を受けてサーブする人が「この1人」と決まっています。なので上記のようなコミュニケーションでいい雰囲気が作れると、食事の場も楽しくなるでしょう。

注文:アラカルトで頼む

メニューを閉じることは注文の準備が整ったことを意味するので、すぐにウエイターがやってくるでしょう。発音に自信がない場合は、メニューを指さしながらthis dish(このメニューで)と頼んでも大丈夫です。

店員:Are you ready to order? (ご注文はお決まりですか?)

客例1:I’d like to the Caesar salad. (シーザーサラダをお願いします。)

客例2:I’ll have the grilled salmon and he’ll have the sirloin steak. (私にはサーモンのグリルを、彼にはサーロインステーキをお願いします。)

客例3:We’ll both have roasted chicken. (2人ともローストチキンで。)

日によって変わるメニューがあればWhat’s your special today? (今日のスペシャルメニューは何ですか?)やWhat’s soup of the day? (今日のスープは何ですか?)と聞きましょう。また、同行者が頼んだものと同じメニューでいいならI’ll have the same one.(同じものを。)と伝えます。

注文:コース料理を頼む

フレンチや高級レストランであれば原則コース料理を注文します。We decided on this set menu. (このコースにします。)と伝え、それぞれの項目を選択肢から選びましょう。コース料理は以下の流れが一般的です。

appetizer / starter(前菜)
salad / greens(サラダ)
soup(スープ)
main course / entree(メインディッシュ)
desserts / sweets(デザート)

肉のメインディッシュの前に魚料理が入ることや、マッシュポテト・フライドポテトといったサイドディッシュが足されることもあります。欧米圏の料理は日本よりも多くなる傾向があるので、量には注意しましょう。またワインを注文する場合、最初に頼まず料理を注文するタイミングで「このメインに合うワインはどれですか?」と聞いても大丈夫です。

特定の食品を抜いてもらう

食べたいメニューに苦手な食材が入っていた場合は、相談すれば抜いてもらえる可能性があります。ただしアレルギーやヴィーガンに対応したメニューだと店側の負担も変わるため、事前の相談をおすすめします。

【嫌いな食べ物を抜いてもらう】

客:Would you leave out any shrimp for me?(エビを抜いてくれますか?)

店員:Sure. Then, these dishes do not have shrimp and crab. Do you have any allergies? (かしこまりました。なお、こちらの料理はエビやカニを使用していません。アレルギーをお持ちですか?)

客:Just dislike, thank you. (ただ嫌いなだけです。)

【アレルギーがあることを伝える】(事前の相談がベター)

客:I have a milk allergy. / I am allergic to milk. Which is not contain milk? (牛乳アレルギーがあります。牛乳を使っていないメニューはどれですか?)

店員:This is a milk-free dish. (こちらが牛乳不使用の料理です。)

客:Then I’ll have that. (ではそちらをください。)

【ベジタリアンメニューの有無を尋ねる】(事前の相談がベター)

客:Do you have a vegetarian menu? (この店にベジタリアンメニューはありますか?)

食事のボリュームを調整する

海外のレストランでは頼んだ料理が想像するより大量に来ることも珍しくありません。ムダを出さないためにも、事前に量を確認して調整しましょう。

客:How big is this? (これはどのくらい大きいですか?)

店員:The diameter is about 15 cm. (直径15センチぐらいです。)

客:Hmm… Can I have a smaller one? (うーん……ワンサイズ小さいものをもらえますか?)

また、肉料理を注文すると焼き加減を聞かれます。焼き加減の表現は生に近い方から以下の通りです。例文を差し替えて答えましょう。

rare(レア)
medium rare(ミディアムレア)
medium(ミディアム)
half-way between medium and well done(ミディアムウェル)
well done(ウェルダン)

店員:How would you like your steak? (ステーキの焼き加減はいかがしますか?)

客:Well done, please. (ウェルダンでお願いします。)

注文を終える

一通り注文が終わったらThat’s all, thank you.(これで全部です。)やWe’re okay for now.(いまのところ以上で大丈夫です。)と告げ、メニューを返します。なお、ウエイターの側から(Would you like to order) anything else? (他にはありますか?)と尋ねることもあります。

注文後はメニューを返すことが一般的ですが、Can I keep this for a bit longer? (もう少し持っていてもいいですか?)と一言添えれば置いたままでも問題ありません。追加で注文する際のフレーズは後ほど詳しく紹介します。

レストランでの英語フレーズ:食事中

食事中には頼んだ料理と違うものが来る、カトラリーを落とすといったトラブルがつきものです。以下では、トラブルを回避したり解決したりするフレーズを紹介します。外国ならではのマナーやルールもあるので、ぜひ合わせて覚えてみてください。

様子を見に来たサーバーに答える

ハイクラスなレストランでは食事を提供した後にウエイターが席に立ち寄り、
How’s your meal? / Is everything OK? (いかがでしょうか?)と尋ねてきます。これは客がサービスに満足しているかの確認です。問題がなければEverything is great, thank you. / very delicious.(大丈夫です、ありがとう。とてもおいしいです。)と返しましょう。

英語圏のレストランではウエイターの給料にチップが含まれるため、このような確認を行っています。いいサービスを受けたと感じたらお皿を下げるタイミングや会計時、ウエイターにチップを渡しましょう。

注文したものと違うものが届いた

注文と明らかに異なる料理が届いた場合は「悪いかも……」と思わず、遠慮なく伝えましょう。ウエイターが他の人の注文と取り違えてしまった場合は、逆にお礼を言われるかもしれません。

例1(シンプルに):
I don’t think this is mine. (私が頼んだものと違います。)

例2(より丁寧に):
Excuse me. I wonder this is not what I ask for. (すみません、私が頼んだものと違うかもしれません。)

間違えて届いたものでも問題ない場合は、It looks good, though. I’ll have it anyway. (でもとってもおいしそうです。こちらをいただきます。)と答えます。作り直すにも時間がかかりますので、状況に応じた対応をおすすめします。

ナプキンや取り皿を頼む

頼んだ料理を分けたい場合はCan we have a dish to share? / May we have extra plates? (取り皿をもえらえますか?)と言います。「取り皿」を示す明確な英語はないため、伝わりにくい場合は「シェアするための(to share)」と言うとスムーズです。

テーブルの紙ナプキンは日本ほど頻繁にはありませんが、頼めば出してくれる場合もあります。アメリカ英語では(table) napkin、イギリス英語ではservietteという呼び方が一般的です。

May I have some table napkins/serviettes, please? (紙ナプキンをもらえますか?)

追加で注文する

ウエイターが様子を見にきたら追加注文のチャンスです。Could I add something more? / I would like to order some more. (追加で注文していいですか?)と呼び止めましょう。メニューをもう一度見たい場合はCan I have a (drink) menu?(ドリンクメニューをもらえますか?)と付け足します。

また、アメリカでは追加料金なしでソフトドリンクをおかわりできる店もあります。店員に注いでもらうタイプなら、Could I have a refill for my coke/juice? (コーラ/ジュースのお代わりをもらえますか?)とお願いしましょう。

なお、デザートや食後の飲み物は食事が終わった際にWould you like some drinks or desserts?(デザートやお飲み物はいかがですか?)と聞かれる場合もあります。

食事の量が思ったより多かった

先に量を調整したのにやはり多くて食べきれなかった場合、多くの店が持ち帰りを許可してくれます。Could I have a box / container for this? (持ち帰り用の箱をもらえますか?)と伝えると容器を用意してもらえるので、自分で詰めましょう。なお、一度キッチンに下げて詰め直してくれる店もあります。

早い段階でお腹がいっぱいになったら、Can I change my order? (注文を変更していいですか?)と言うのも一つの手です。ただ、一度調理を始めた料理を取り消すことは嫌がられる可能性もあります。もし対応してくれた場合は、食後のチップや感謝の言葉を多めにしましょう。

カトラリーを落とした

価格帯の高いレストランでは落としたカトラリー(フォーク、ナイフ)は自分で拾わないことがマナーです。担当のウエイターにExcuse me, I dropped my spoon / knife. Can I have another one? (スプーン/ナイフを落としてしまって。交換してもらえますか?)と伝え、変えてもらいましょう。

注文した料理が来ない

My order hasn’t arrived yet. (頼んだ料理がまだ来ていません。)

We’re still waiting for our chicken roast. (チキンローストがまだ来ていないです。)

注文した料理が来ない場合、ウエイターが伝え忘れているかキッチンが混雑していることがほとんどです。そこで、上記の例にCould you check with the kitchen? / Could you check on my order? (私の注文をキッチンに確認してもらえますか?)と付け足すと、より丁寧でしょう。あまりにも提供が遅く、店側にも非があるならI’d like to cancel my order.(注文をキャンセルしたいのですが。) とハッキリ言っても構いません。

食べ終わっていない料理を下げられそうになった

英語圏では食べ終わった皿はすみやかに下げることがマナーとされています。もし下げられそうになった場合は、I’m still working on it. (まだ食べています。)と返しましょう。逆にもう食べきれず、持ち帰りもしない場合はCould you clear the table, please? (お皿を下げてもらえますか?)と伝えます。

レストランでの英語フレーズ:食事が終わり会計をして帰るまで

食事が終わればすみやかに会計を済ませ、次のお客さんのために席を空けましょう。以下では会計時で使えるフレーズや、とまどう人も多いチップの渡し方について解説します。慣れない通貨で支払うよりもクレジットカードで決済する方が手軽ですが、状況によってはカードが使えない場合もあります。不測の事態に備えてぜひ参考にしてください。

会計をお願いする

Can I have the check/bill, please. (お会計をお願いします。)

英語圏では一般的に席で会計するため、ウエイターにレシートを持ってきてもらいましょう。なお、checkがアメリカ英語、billがイギリス英語ですが、意味に違いはありません。また、レジやカウンターで支払う場合は店側から指示があります。困った際はWhere should we pay? (どこで支払えばいいですか?)と尋ねてもいいでしょう。

伝票を確認する

バインダーに挟んである伝票を確認し、所定の金額を挟んで再度ウエイターに渡します。この時、伝票の金額に不備がないか確認しましょう。

もし頼んだ額より多かったり少なかったりする場合は、Excuse me, I don’t think the check is right. (会計が間違えていると思います。)とやんわり指摘しましょう。お店によっては会計額にチップを含むこともあるので、断定的な指摘をしないよう注意します。

同行者と割り勘にしたり別々に支払ったりする場合、伝票そのものを分けてもらうこともできます。Can we get separate / sprit checks? (会計を別にしてもらえますか?)と伝え、再度渡された伝票が正しく分けられているか確認しましょう。

支払い方法を確認する

伝票を渡す際、ウエイターがHow would you like to pay? (お支払方法はいかがしますか?)と尋ねることがあります。I’ll pay in cash. (現金で支払います。)と言える場合は問題ありませんが、クレジットカードだとカード会社や金額によっては支払えないこともあります。

客:Can I pay by credit card? (クレジットカードで支払えますか?)

店員例1:Certainly. (大丈夫ですよ。)

店員例2:Sorry, we don’t accept XXX card payments. (すみません、XXXカードでの支払いは承っておりません。)

店員例3:Sorry, the minimum payment by credit card is $10.(すみません、クレジットカードでのお支払いは10ドルからとなっております。)

さりげなくチップを渡す

チップは「これがあなたのチップです」と明確に口にして渡すことはなく、keep the change. (お釣りはとっておいて。)とさりげなく伝えたり、テーブルに置きます。それがそのままウエイターの取り分になります。

また、伝票にチップ代(service charge / gratuity)が含まれる店もあります。伝票は必ず確認し、代金は過不足なく渡しましょう。なお、大きい金額を小銭だけで払うことは避けた方がいいですが、どうしても小銭で払うなら一言伝えるとよいでしょう。

領収証をもらう

Please give me a receipt. / Could I have a receipt? (領収書をもらえますか?)

海外ではレシートと領収書の明確な区別はありません。会計が終わればウエイターが領収書を渡してくれますが、もし渡されない時は上記のように一言添えましょう。

会計の間にお手洗いを借りる

May I use the restroom? (お手洗いを借りてもいいですか?)

Where is the lavatory? (お手洗いはどこですか?)

会計を待つ間、お手洗いに行きたい場合はこのように一声かけます。海外では防犯の観点から荷物は放置できないため、もし同行者がいればI’m going to go to the bathroom. (お手洗いに行ってくるね。)と言って手荷物を見てもらいましょう。

食事の感想を伝える

会計の後はウエイターや他の店員に食事の感想を伝えられるとベストです。ほめ言葉は多少オーバーでもいいので、遠慮なくアピールしましょう。

店員:Did you enjoy it? (楽しめましたか?/おいしかった?)

客:It was delicious! Thank you. (とてもおいしかったです!ありがとう!)

まとめ

海外のレストランを利用する時は特定のフレーズを覚えておくとコミュニケーションでの余計なストレスが減り、料理のおいしさに集中できます。特にアレルギーや苦手な食べ物がある人は予約の時点で共有しておくことで、当日は心おきなく楽しめるでしょう。

一方で、料理が届かない、注文を変更したいといった予期せぬ悩みもつきものです。とっさの状況でも英語を喋れるよう、事前に練習してはいかがでしょうか。レアジョブ英会話なら海外で食事をする場面も想定して実践的なレッスンが行えます。ぜひ一度無料体験レッスンに申し込んではいかがでしょうか。

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