英語で自己紹介!プライベートでもビジネスでも使えるフレーズ集

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海外旅行や英語学習などでは、外国人との英語のコミュニケーションが欠かせません。そして、その第一歩が自己紹介です。ただ単に名前や出身地等を述べる自己紹介もシーンによってはいいかもしれませんが、できれば相手の印象に残るオリジナリティーのある自己紹介をしたいものです。ここでは英語の自己紹介ですぐに使えるフレーズを例文とともにご紹介します。

英語での自己紹介の流れとポイント

具体的な英語フレーズをご紹介する前に、自己紹介の流れとポイントを解説します。

流れ

「英語での自己紹介」と言っても、日本語の自己紹介と同様にあいさつをしたり、名乗ったりするのはイメージできるでしょう。以下に英語での自己紹介の基本的な流れをまとめます。

1.あいさつ
2.名前
3.会えた喜び
4.別れの一言

名前を告げた後に、出身地や趣味などを交えてオリジナリティーのある自己紹介にしていきます。また、自己紹介の最後には「会えた喜び」を伝えるのを忘れないようにしましょう。会えた喜びを伝えるのは、場の雰囲気をよくするためです。さらに、別れの際にも一言添えましょう。きっと、相手にいい印象を与えられるはずです。

ポイント

プライベートであろうとビジネスであろうと、欧米などの文化圏では初対面のときに握手をします。地域によっては、ハグするところもあるでしょう。

握手をするのは身体的な接触により心理的な距離を近づけ、信頼感を深めるためです。しかし、日本人は握手に慣れていないため、握手が長くなる傾向にあります。握手が長すぎると相手に気まずい思いをさせてしまうので要注意。長くても2~3秒にとどめ、相手の手を力強く握って自信を示しましょう。

さらに、握手の際には「相手の目をしっかり見る」こと。アイコンタクトは非言語コミュニケーションですが、英語圏ではとても重要です。なぜなら、英語圏では「相手の目を見て話す」のがマナーだからです。相手の目を見ないで話すと、会話を切り上げたい、会話に興味がない、あるいは隠し事をしているなどと思われてしまいます。これは相手の話を聞くときでも同様です。このアイコンタクトが取れるかどうかで、英語でのコミュニケーションに慣れているかどうかが見極められると言っても過言ではありません。

定番フレーズ

では、英語での自己紹介の定番フレーズから見ていきましょう。

あいさつ

例:
Hi(やあ)
Hello(こんにちは)
Good morning(おはようございます)
Good evening(こんばんは)
Nice to meet you(はじめまして)

時間帯やシチュエーションで使い分けますが、Hiはカジュアルな表現となるので、ビジネスシーンでは避けた方が無難です。

すでに相手の名前が分かっていれば、あいさつの後に名前も言うようにしましょう。ビジネスシーンでは、相手から「ファーストネームで呼んで」と言われるまではMr、Mrs、Ms、Missなどの敬称を使って名字で呼びます。

例:

Hello Mr. Brown
(こんにちは、ブラウンさん)

名前

あいさつに続いて名前を言います。名乗る際のポイントは、自分の名前を2回言うこと。なぜなら、相手が日本人の名前に慣れていないからです。また、相手に自分の名前を印象づけることもできます。

例:

I’m Hiroshi, Hiroshi Tanaka.
(田中ヒロシです)

My name is Keiko, Keiko Sato.
(佐藤ケイコです)

名前を告げた後、相手にどのように呼んでもらいたいかを伝えてもいいでしょう。
例:

Please call me Hiro.
(ヒロと呼んでください)

Everyone calls me Kei.
(みんな、私のことをケイと呼びます)

会えた喜び

自己紹介の最後には、会えた喜びを伝えます。これは日本語で「よろしくお願いします」に相当する言葉で、あらゆるシーンで必要です。

例:
I’m glad/pleased to meet you.
It’s great/lovely to meet you.
It’s a great pleasure to meet you.
It’s my pleasure to meet you.

上記の表現はすべて「お会いできて嬉しいです」という意味。お決まりのフレーズは「I’m ~」または「It’s ~」を使いますが、I’mやIt’sを省略しても構いません。

出身地

出身地を伝えるフレーズもいくつかあるので、使い分けてみてください。

例:

I’m from Okinawa, Japan.
(日本の沖縄の出身です)

I come from Tokyo, Japan.
(日本の東京から来ました)

I was born and raised in Osaka.
(生まれも育ちも大阪です)

I have been living in Yokohama since I was born.
(生まれたときからずっと横浜に住んでいます)

I’m from Hokkaido but I live in Tokyo now.
(北海道の出身ですが、今は東京に住んでいます)

別れの一言

別れの際にも一言添えると、相手の印象に残ります。

例:

It was great talking to you.
(お話しできてよかったです)

I had a wonderful time talking to you today.
(今日は素晴らしい時間を過ごせました)

I look forward to meeting you again.
(また会えるのを楽しみにしています)

形容詞great やwonderful をnice、lovely、enjoyableなどに変えて表現の幅を広げましょう。

面白い&オリジナリティーのある自己紹介

日本語での自己紹介でも同様ですが、相手を楽しませる「面白い自己紹介」あるいは「オリジナリティーのある自己紹介」ができれば、インパクトを残せます。

ちょっとしたジョークを交える

名前を告げた後に、自分の英語のレベルについてちょっとしたジョークを交えて、自己紹介を続けてもいいかもしれません。

例:

I’m not good at speaking English, so please correct me if I made a mistake!
(英語を話すのが得意ではないので、もし間違えたら正してください!)

I have been learning English for a few years, but my English is still not so good. However, I have a dream of having a deep conversation with US president in English.
(数年間英語を習っていますが、私の英語は未だにあまりよくありません。どちらにしても、英語でアメリカの大統領と話すのが夢です)

大胆にジョークを交える

大胆なジョークは勇気がいるかもしれませんが、チャレンジしてみる価値はあるでしょう。

例:

Hello, I’m Takeshi, Takeshi Kimura. Please don’t call me Hugh although I look like Hugh Jackman.
(こんにちは、木村タケシです。私はヒュー・ジャックマンに似ていますが、ヒューとは呼ばないでください)

ヒュー・ジャックマンに似ても似つかなければ、間違いなく笑いが起こるはずです。

趣味・関心のあることにジョークを交える

これもちょっとしたジョークではありますが、趣味や関心事に特化した例です。

例:

I love watching soccer games so much on weekends. I usually bring my beer and snacks, sit down on the couch all day… so my mother yells at me every week!
(週末にサッカーの試合を見るのが大好きです。たいていビールとお菓子を持って一日中ソファーに座っているので、毎週母に怒鳴られます)

怒鳴られる内容や怒る人は状況により変えて応用してみてください。

I like making plastic models in my spare time. I usually start it in the morning. I don’t know how it happens, but when I notice, it’s always bedtime.
(時間があるときにプラモデルを作るのが好きで、たいてい朝から作り始めます。どうしてそうなるのか分からないけど、気がつくといつも寝る時間になっています)

上記のように、ちょっと大げさに好きなことの話もいいかもしれませんね。

趣味・関心事を詳しく話してオリジナリティーを高める

趣味・関心事について話す定番フレーズ

英語のhobbyは「~マニア」のような意味になるため、日本語の「趣味」とはニュアンスが異なります。一般的には、以下のように表現します。

・I like ~(~するのが好き)

I like watching movies.
(映画を見るのが好きです)

・My favorite ~ is …(好きな~は…)

My favorite sport is baseball.
(好きなスポーツは野球です)

・I’m crazy about ~(~に夢中)

I’m crazy about pop music.
(ポップミュージックに夢中です)

・I do ~(~をする)

I play piano in my spare time.
(暇なとき、ピアノを弾きます)

「暇なとき」「時間があるとき」はin my spare timeと表現します。

趣味・関心事について詳しく話して差別化を図る

趣味や関心事について詳しく話すと他の人と差別化ができるので、グループなどで自己紹介するときには印象に残るでしょう。

例:

I love playing basketball and I still play it on weekends…. Even though I love it, I was a substitute when I was a student!
(バスケットボールをするのが大好きで、未だに週末にしています…。バスケットボールが大好きだけど、学生時代は補欠でした!)

I like travelling and I have been to 25 countries. My favorite country is Spain because I love sangria and tapas!
(旅行が好きで、25ヵ国に行きました。サングリアとタパスが大好きなので、お気に入りの国はスペインです)

ビジネスなどの社交の場で使えるフレーズ

最後は、ビジネスなどの社交の場で使える英語フレーズのご紹介です。

社交の場で便利なフレーズ

自己紹介してもいいか尋ねる

社交の場でいきなり自己紹介したら驚かれてしまうので、以下のように尋ねてみましょう。

・Let me ~(~させて)

Let me introduce myself.
(自己紹介させてください)

・Would you mind if I do ~?(~してもよろしいですか?)

Would you mind if I introduce myself?
(自己紹介してもいいですか?)

上記の表現は動詞を変えることで幅広く使える表現なので、覚えておきましょう。

例:

Let me see.
(見せて)

Let me think.
(考えさせて)

Would you mind if I smoke?
(タバコを吸ってもいいですか?)

Would you mind if I open the window?
(窓を開けてもよろしいですか?)

会社・職業・役職を伝える

・I’m working for 会社名(~に勤めている)

I’m working for ABC company.
(ABC社に勤めています)

・I work in ~(~関係・業界で働く)

I work in the automotive.
(自動車業界で働いています)

<業界を表す英単語>
fashion(ファッション)
construction(建設)
financial(金融)
logistics(物流)
retail(小売り)
manufacturing(製造)
IT(情報技術)
advertising(広告)
publishing(出版)

・I have been ~(これまで~している)

I have been with this company for 6 years.
(この会社に6年勤めています)

I have been working in the travel industry for 10 years.
(旅行業界で10年働いています)

I have been working as an engineer for 3 years.
(エンジニアとして3年働いています)

・I’m a/the 職種・地位(私は~です)

I’m a web designer.
(ウェブデザイナーです)

・I’m a freelancer.(フリーランスです)

I’m the manager of the general affairs department.
(総務部の部長です)

また、自営業の場合は以下のように表現しましょう。

I’m running my own business.
(自営業をしています)

<職種を表す英単語>
manager(経営者)
childcare worker(保育士)
care worker(介護士)
bank clerk(銀行員)
accountant(会計士)
civil servant(公務員)
secretary(秘書)
guard(警備員)
receptionist(受付係)
clerk(店員)

・I’m in the ~ department.(~部署に所属している)

I’m in the accounting department.
(経理部に所属しています)

<部署名を表す英単語>
sales(営業)
human resources(人事)
general affairs(総務)
finance(財務)
marketing(マーケティング)
public relations(広報)
planning(企画)

・I’m in charge of ~(~の担当です)

I’m in charge of sales promotion.
(販売促進の担当です)

<担当を表す英単語>
education(教育)
publicity(宣伝)
employment(採用)
employment(技術)
design(設計)
production(製造)

一通り自己紹介が済んだら、会えた喜びも忘れずに伝えましょう。また社交の場では、プライベートな話はあまり深く尋ねない方が無難です。会話が弾んでから様子を見て尋ねる方がいいでしょう。

社交の場で便利な質問

年齢や名前を尋ねる

自己紹介が済んだら、相手に質問をすると会話が弾みます。ただし、初対面の人に年齢を聞くのは失礼に当たります。どうしても年齢を聞きたいときには、以下のように尋ねましょう。

May I ask your age?
(年齢を聞いてもいいですか?)

May I have your name?
(お名前を伺ってもよろしいですか?)

自己紹介してもらいたいとこを伝える

自分の自己紹介が済んだ後、相手に自己紹介してほしいことを伝えましょう。

Please introduce yourself.
(自己紹介してください)

Tell me about yourself.
(あなたについて教えて下さい)

天気などについて尋ねる

遠くから来た人には、天気や交通機関について尋ねてもいいでしょう。

How was the weather in NY when you left?
(NYを出発したとき、お天気はどうでしたか?)

How was your flight?
(フライトはどうでしたか?)

Is this the first time you visit here?
(こちらへは初めてですか?)

仕事について尋ねる

How long have you been in this industry?
(この業界はどれくらいになりますか?)

What kind of work do you do?
(どんなお仕事をされていますか?)

What line of work are you in ?
(どんなお仕事をされていますか?)

What kind ofは「どんな種類の」、What line of workは「どんな業界・職種」という意味です。

まとめ

英語が苦手なミネコ

英語で自己紹介できるようになると、外国人と話すきっかけがつくりやすくなるね!

エリカ

そうですね。自己紹介はある程度型をつくっておくとどんな場面でも使えて便利ですよ。

できれば実際に使ってみて「それ間違えてるよ!」と指摘してもらうのが一番の学びになるんですけどね。

英語が苦手なミネコ

そうだよねえ。でも海外の人と話す機会ってなかなかないしな。どうすれば「生の英会話」に触れられるんだろう。

エリカ

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