【ビジネスに最適】「承認する」を英語で言う方法|承認依頼の書き方もご紹介

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「承認って英語で何て言うんだろう?」「承認依頼のメールを書きたいけど書き方がわからない…」こんな疑問や不安を抱えている人は多いのではないでしょうか。

ビジネスでは、上司やクライアントなどから承認をもらわなければならない場面も出てくるでしょう。「承認」や「承認する」という表現は覚えておくととても便利です。

こちらの記事では、「承認」「承認する」を表すさまざまなフレーズをはじめ、英語で承認依頼を書く方法や実践で使える例文などをご紹介します。いろいろな表現を身につけて「できる人」を印象づけましょう!

「承認する」の言い方はたくさんある!

英語で「承認」や「承認する」を表すフレーズは実にたくさんあります。微妙にニュアンスが異なるので、シチュエーションに合わせて使い分けるのがおすすめです。ここでは、それぞれのフレーズの使い方を見ていきましょう。ネイティブがよく使うイディオムも紹介するので、ぜひ仕事で使ってみてくださいね。

OK/Okay

日本語でも「オーケー」と使われる馴染みのあるフレーズですね。OKには「大丈夫」「問題ない」などに加え、「承認」「許可」といった意味もあります。Is it OK? と疑問形にすれば、「よろしいですか?」と許可を求める表現になります。また、許可を得ることを意味するget the OKといった使い方もできますよ。

I got the OK from my manager to take one week off next month.(来月、1週間休みを取ることをマネージャーから許可してもらいました)

Is it OK to take this file with me to prepare for tomorrow’s presentation?(明日のプレゼンの準備のためにこのファイルを持ち帰ってもいいでしょうか?)

Approve

ビジネスシーンでよく使われるApproveは、フォーマルな場面にぴったりの表現です。「承認する」「同意する」といった意味があり、誰かの提案や考え、行動などを認めるときに使います。ビジネスでは申請やリクエストなどに対して使われることが多いでしょう。

名詞形はapprovalとなり、approval from「~からの承認」、approval for「~のための承認」といった使い方ができます。また、approve ofは「~を気に入る」といった意味になり、こちらも便利な表現です。

My boss approved my proposal.(ボスは私の提案を承認しました)

I can’t approve her plan for the next project.(次のプロジェクトに対する彼女のプランは承認できません)

Could you approve these changes?(これらの変更を承認していただけますか?)

Acknowledge

Approveと意味が似ていて、使い分けが難しいとされるAcknowledge。Approveは申請やリクエストなどのフォーマルな承認などに使われるイメージですが、Acknowledgeは事実やものごとの状態を「認める」「認識する」といったイメージです。あくまで、事実を事実として認めるというニュアンスで、内容に100%同意、賛成していない場面でも使えます。

ちなみに、Acknowledgeは契約書にもよく登場する単語です。双方の合意を示す際には、Acknowledge and agreeというフレーズが使われることが多いので覚えておきましょう。

We have acknowledged his request but it has not been approved yet.(我々は彼のリクエストを理解しましたが、まだ承認してはいません)

I acknowledge the subject of the next sales meeting.(次回のセールスミーティングの件、承知いたしました)

Accept

「受け入れる」という意味でよく使われるAcceptには、「承認する」「認める」などの意味もあります。提案を受け入れる=認めること。Acceptには幅広く受け入れるというニュアンスがあるため、ビジネスシーンはもちろん日常会話でも使いやすいでしょう。

Company A accepted our proposal yesterday.(昨日、A社が我々の提案を承認してくれました)

My manager accepted a request that I was asking for.(マネージャーは私の要望を承認してくれました)

Confirm

Confirmは「確認する」という意味で使われる単語ですね。なんらかの情報に対して、間違いがないかを確認する、チェックするといったニュアンスがあります。さらに、Confirmには「認める」「承認する」という意味もあり、この場合はapproveに近いニュアンス。国同士の条約締結や議会など、とてもかしこまった場面で使われることが多いのも特徴です。

ビジネスシーンでも、メールや会議などによく登場する表現です。書類の中身や契約内容などの確認を頼んだり、確認したものを承認したりするときなどに使われます。

Can you confirm this proposal?(この提案を承認していただけますか?)

I’m afraid I don’t have the authority to confirm this plan.(申し訳ありませんが、このプランを承認する権限が私にはありません)

Permission

「承認」「許可」「認可」などの意味を持つPermission。アイデアや書類などへの承認を得るというよりも、したいことへの許可をもらうといったニュアンスで使うことが多いでしょう。Approveはリクエストや申請そのものに対して使うことがほとんどですが、こちらは人に対して使うことが多い表現。

「承認する」といった意味合いで使いたい場合は、Give permissionとなります。一般的に、Give permission to「~を許可する」、Give someone permission to「(人)に~の許可を出す」などの形で使われます。

I’m not feeling well, so I got permission to take a day off.(体調が悪いので、1日休みをとりました)

You are not allowed to access this file without permission.(許可なくこのフィルにアクセスすることは禁止されています)

Green light

Green lightは「青信号」という意味のイディオムです。車が青信号で発車する様子から派生し、「許可」「ゴーサイン」などの意味も持ちます。Give the green lightで「許可を与える」「承認する」となり、ビジネスで企画を承認する場面などでよく使われます。

「人に承認を与える」と言いたいときは、Give the green light to〜を使いましょう。反対に「許可を得る」の場合は、Get the green lightとなります。

Our manager gave us the green light to go start the project.(マネージャーからプロジェクトを進めていいとの許可が出ました)

Our team got the green light to start the new campaign.(私たちのチームは新しいキャンペーン開始の許可を得ました)

Go-ahead

Go aheadには「前に進む」「どうぞ」などの意味があり、名詞として使う場合は「承認」「許可」「ゴーサイン」という意味になります。先ほど紹介したGive the green lightと同様に、Give the go-ahead to / for「~を許可する」「~にゴーサインを出す」といった使い方ができますよ。特にビジネスシーンでよく耳にするフレーズなのでぜひ覚えておきましょう。

「~から承認をもらう」と言いたいときは get the go-ahead from〜、反対に「(人)に承認を与える」場合は Give someone the go-aheadとなります。

We have to wait until my boss gives us the go-ahead.(ボスがゴーサインを出してくれるまで待たなければなりません)

Let’s be ready so that we can get started as soon as our plan gets the go-ahead.(我々の案が承認を得たらすぐに動けるよう、今のうちから準備しておきましょう)

Good to go

Good to goは「準備ができている」「状況が整っている」といったシーンで使われるイディオムです。「準備完了!」「準備は万端!」といったニュアンスであること覚えておきましょう。例えば、スポーツ選手が大きな大会を前に「準備万端です」というときにも I’m good to go. が使えます。物理的だけでなく、精神的にも準備が整っている状態を表すことができますよ。

We are good to go with your idea.(あなたのアイデアに対して準備ができています)

Please confirm that he is good to go with my proposal.(私の提案に彼がOKしているのか確認させてください)

Just let me finish one phone call first then I’m good to go.(先に1本だけ電話をかけさせてください、そうしたら大丈夫ですよ)

【ビジネスメール】英語で承認依頼を書く方法

ビジネスシーンでは、上司やクライアントから承認をもらわなければならない場面があります。例えば、契約開始の前や新しいプロジェクトを立ち上げるときなど、必要に応じて承認依頼を書く必要があるでしょう。

英語で承認依頼を書く方法を理解していれば手続きもスムーズに運びますね。ここでは、メールでの承認依頼の内容やメールの例文などを紹介します。

承認依頼の内容の流れ

英語のメールでは、まず最初に一番大切な要件を述べます。これは、忙しい相手に配慮してのこと。日本語のメールでは挨拶文を先に書くことが多いですが、英語圏では簡潔な表現が相手に評価されます。そのため、最初に承認を求めていることを伝えましょう。

次に、承認が必要な理由を続けます。なぜその承認があなたにとって大切なのかを相手が理解できるよう、丁寧に説明します。

承認依頼を出す相手がクライアントの場合は、プラスなぜその承認が相手にとっても大切なのかを伝えることが必要。ビジネスでは、お互いにメリットがないと人を動かすのは難しいものです。相手にもメリットがあることを伝えることで、承認を得やすくなるでしょう。

要件を伝えたら、相手から良い返事がもらえることを待っていると伝えます。さらに期限がある場合は、いつまでに承認がほしいかをしっかりと明示することも大切。具体的な日時を示しておくと安心です。

承認依頼のメールの例文

承認依頼のメールの流れがわかったところで、実際にどのような英文が使われるのかを見ていきましょう。ビジネスならではの難しい単語は登場しますが、文法はどれも中学生で習うような簡単なものばかりです。一度型を覚えてしまえば、自分のシチュエーションに合わせていく通りにも応用できますよ。

「〇〇を承認してください!」を伝える例文

メールの冒頭ではまず、「承認依頼がほしい」ことを伝えましょう。雛形を1つ知っておくと、状況に合わせ単語を入れ替えて使えるので便利ですよ。よく使われるのは、I am sending this request to get approval of~ というフレーズです。

I am sending this request to get approval of the sales budget for our new campaign.(新しいキャンペーンの予算の承認をいただきたくメールしました)

I am sending this request to get approval of a budget change of our current project.(現在進行中のプロジェクトの予算変更を承認いただきたくメールしました)

We are wondering if you could approve an increase in the number of staff.(スタッフの増員について承認いただきたく思います)

「承認を待っています」熱意を伝える例文

承認がほしいこと、またその理由を伝えたあとには、「承認をお待ちしています」という旨の一言を添えましょう。ただ依頼内容を述べるよりも、承認がどれだけ必要かが伝わりやすくなります。また、承認してもらうことで可能になることをさらっと伝えるのもいいですね。シンプルに、簡単な表現を使って書くことをおすすめします。

It would be great if you could give me your approval on this matter.(この件を承認いただけますと幸いです)

I look forward to your response so we can get started on our new campaign.(我々の新しいキャンペーンをスタートさせられるよう、承認をお待ちしています)

「〇〇までに承認をください!」期限を伝える例文

ビジネスには締切や期限がつきもの。いくら承認を得られたとしても、期限に間に合わなければ意味がありません。相手が忙しいと承認を後回しにされてしまうので、「いつまでに承認がほしい」と明確にメールに記載しましょう。I would appreciate~、It would be great~など、やわらかい表現で伝えるのがポイントです。

I would appreciate it if I can get a response by next Tuesday.(来週の火曜日までにお返事をいただけますと幸いです)

It would be a great help if you can send me your approval by tomorrow.(明日までに承認いただけると大変助かります)

Would it be possible for you to approve this by May 13th?(可能でしたら5月13日までに承認いただけますでしょうか?)

英語でどう「承認」と言うのか理解できたら

仕事をスムーズに進めるためにも、承認にまつわる英語表現を知っておくことは大切です。ここで紹介したフレーズを実際に使ってみて、ぜひ自分のものにしましょう。はじめは型にはめてもOK。何度も繰り返し練習することで、自然と口から出てくるようになるはずです。

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