英語学習にこんな悩みを抱えていませんか?主な悩みの解決法はコレ!

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英語に限らず語学学習は、どうしても多くのインプットが必要で孤独な作業です。1人で勉強していると、どんなにやる気がある人でも学習途中で挫折感を味わったり、不安になるのがあたり前です。「この勉強の方法でいいのだろうか」「忙しくて思うように時間が取れない」「上達しているのかわからない」など、悩みはつきませんよね。

今回は多くの人が抱えているであろう悩みをピックアップし、私の過去の経験を元に、どう解決すればいいかについて一緒に考えていきましょう。もちろん、ご提案する解決策が全てではありません。尋ねる相手によって異なったアドバイスがあると思いますが、英語学習で不安や悩みを抱えている方のご参考になれば幸いです。

誰でも英語学習に悩みを抱えている

「英語を自由に扱えるようになりたい」という強い気持ちがあっても、やはり挫折しそうになったり、他の人に相談しづらい人もいるでしょう。

千里の道も一歩から。諦めずに継続することが大切です。自分だけが悩みを抱えているのではなく、英語上級者やプロもたくさんの悩みを抱えていた時期があります。スタート地点はみんな一緒です。英語のプロも通った道だとポジティブに捉えて、悩みをひとつひとつ解消しながら学習を進めていきましょう。

よくある英語学習の悩みと解決法は?

多くの人が感じたであろう不安や悩みをリストアップしました。ひとつひとつみていきましょう。

学習環境に関する悩み

英語学習以前に、学習環境に関して次のような悩みがある方も多いのではないでしょうか。

忙しくて学習時間があまりない

「英語を学ぶやる気はあるのに残業が続いて帰ったら寝るだけの生活」「家事や育児に追われて予定した学習時間が確保できない」…こんな悩みを抱えている人はたくさんいます。その場合は、次のようなことを試してみてください。

解決法はコレ!→スキマ時間を有効利用

通勤の時間や、ランチ後の5分、洗濯中や煮込み料理を調理している合間などの家事のちょっとした細切れの時間は、探そうと思えば意外にたくさんあるものです。こういった細切れの時間をぜひ英語学習に利用してください。

例えばTVを見ていてCMに切り替わった時間なども利用しようと思えばできます。CMの間に単語はいくつか覚えられますし、1日の出来事を振り返って英語で日記を書くこともできるでしょう。

毎日の生活を振り返って、どの部分に何分ぐらい時間が取れるかを書き出すのもいいですね。5分単位でも一日にすると30分、人によっては通勤時間なども入れると1時間以上学習にあてられると思います。限りある時間を有効活用してください。

解決法はコレ!→必ずできる学習量にして欲張らない

英語学習にやる気になると、つい無理な計画を立ててしまい挫折しがちです。最初の数日〜1週間はうまくいっても、最初に立てた計画がずっと続くことはまずありませんよね。

まずは「これだけは絶対できる」と思える最低の学習量から始めましょう。数ヶ月先に海外転勤を控えていたり、合格必須な資格試験がある人以外は、英語は趣味の延長という場合がほとんどだと思います。

予定が変更しても毎日続けることが可能な最低限の学習量をセットしてくださいね。毎日の学習が習慣化して余裕が出てきて「もう少し増やしても大丈夫そうだ」と感じたところで、改めて学習計画を見直します。

日常で英語を話さないからモチベーションが続かない

英語学習があくまでも趣味の場合、「モチベーションが続かない」という悩みを抱えている人が非常に多く、挫折する大きな原因のひとつとなっています。

その場合はモチベーションを上げるような行動を起こさないといけません。次の2つを実践してみてください。

解決法はコレ!→ゴールや目的を明確にする

なんとなく英語学習を続けている場合は、「そもそも最初に英語を学ぼうと思ったきっかけはなんだったのか」について、いま一度振り返ってみましょう

「旅行先で英語が通じなくて悔しい思いをした」

「仕事で英語の問い合わせがきたが、対応できず同僚に任せてしまった」

「面白そうな情報があったがソース元は英語。英語が読めず、日本語の情報が正しいのか調べようがない」

など「英語ができていればなあ」と悔しい思いをしたことをきっかけに、英語学習を開始する人も多いと思います。その時の気持ちや状況を思い出してください。そうすることで自ずと目的とやるべきことや設定すべきゴールが見えてきます。

解決法はコレ!→学習計画を立てる

原点に帰って目的を振り返ったら、そこから導き出されたゴールを設定します。それにそって、年単位の計画→数ヶ月単位の計画→月単位の計画→週単位の計画→日々の計画、というように、まず終わりを決めてからどんどん小さくしていくと、やるべきことがわかりやすくなります。

学習進度は個人差もありますし、急に伸びる時期もあれば停滞する時期もあります。大きな計画は変えずに、微調整しつつ学習を進めていきましょう。

節目にTOEICなどの英語資格試験を受験すると、客観的に成長度が測れ、点数が上がってくるとさらなるモチベーションに繋がります。

学習自体に関する悩み

「学習法はこれでいいのか」「英語をみるのが苦痛」など英語学習そのものについての悩みを抱えている人も多いことでしょう。ここでは英語学習に関する4つの代表的な悩みと解決法についてみてみます。

自分の学習法が正しいか不安

「この教材で本当に力がつくのか」「もっといい勉強のしかたがあるのではないか」「このままこの方法を続けて本当に英語が上達するのか」などは、ほぼ全ての人がどこかの時点で抱える悩みです。

解決法はコレ!→人と比べずひとつの方法に集中

学習法について不安になる大きな原因は、「人と比べてしまうこと」です。今は情報過多で、いい情報も無駄な情報も関係なく、ありとあらゆる情報を目や耳にします。そして自分ではどうしていいのか、これまでやってきたことが果たして正しいのかわからなくなってしまう状態に陥ります。

こういう場合は、一旦全ての情報を遮断し、自分に合っている、楽しくできる、というものをひとつふたつ見つけて続けましょう。教材もあちこち手を出すのではなく、ひとつのものを何度か繰り返し行うとしっかり定着します。自分を信じて惑わされないようにしてくださいね。

単語が覚えられない

「単語が覚えられない」という悩みを、筆者も経験しました。ここでは実際に試して効果的だった方法をご紹介します。単語を覚えることが苦手な人は試してみてくださいね。

解決法はコレ!→和訳ではなくイメージで覚える

英語の日常会話のほとんどは誰もが知っている簡単な単語の組み合わせで成り立っています。単語の意味をイメージする方法はイディオムを覚える際にとても効果的です。

例をひとつあげましょう。「捨てる」はthrow awayですが、このイディオムを知らなくても、throwのもつ投げるイメージ+awayの遠くへいくイメージを合わせると、「捨てる」という意味なんだということが理解できます。

合わせて辞書を使わずに英文を読む訓練もするとよりいいですね。単語帳とにらめっこしてひとつひとつの単語やイディオムを覚えるよりも、どういう文脈で使われるのかを理解し覚えておく方が英語力アップには効果的ですし、「使える」英語が身につきます。

英語が思うように上達しない

「いくら勉強しても英語の上達を感じられない」という思いは、みなさん共通の悩みでしょう。英語は筋トレのようなもの、とはよく言われますが、実際はピアノなどの楽器の練習により似ています。楽器はただ弾ければいいというものではありません。

英語もある意味同じです。日常会話は問題ないけれどビジネスや政治の話になると歯が立たなかったり、微妙なニュアンスがどうしても理解できなかったりと挫折感を味わいます。

解決法はコレ!→目に見えなくても確実に上達していると信じる

数ヶ月前の自分を思い起こしてみます。以前より知っている単語も増え、リスニングやリーディングも楽になっていませんか?前は自己紹介もままならなかったのに、リラックスしてスラスラ言えるようになっていませんか?

「英語が上達していない」と感じるのは、比較対象がはるかに上の人である場合が多いです。レベルがはるか上の人と比べる代わりに、ちょっと前の自分と比べてみましょう。たとえそれがほんの少しであっても、確実に上達していることがわかるはずです。

そのギャップを感じるということは、成長している証拠。最終的なゴールは高く持ちつつも、常にほんの少しだけ先のレベルを目標として、少しずつ前進していく気持ちで学習を続けてください。

英文法の学習や英文を読むことが苦痛

英文法やリーディングは一見英会話に役立たないように思えますが、意味が通じるきちんとした英語を話すためには文の構造を理解することや、たくさんのインプットが重要です。

文法が苦手な理由として、「文法用語が難しい」と感じる、あるいは英文を読むことが苦痛な場合は、「全て日本語に訳そうとしてしまう」ことが大きな理由としてあげられます。

解決法はコレ!→自分が少し簡単だと思う中身や長さから始める

まず「英文を読む」という行為に苦痛を感じなくなることを目標に、自分がわりとスラスラ読める少し簡単なレベルのものや、短めのもので英文を読むクセをつけましょう

ネイティブの子供向けのものでもいいかもしれません。そこから少しずつレベルをあげて、もう少し内容が難しいものや長めのものに挑戦してみてください。

簡単であるから身になっていないということはありません。楽に読めるものならより早いスピードで読めますし、いちいち日本語に訳すクセがあるならそれも改善されます。

アメリカの学校でも使われているこのサイトを利用してもいいでしょう。同じ内容のものでレベルが調節できるようになっています。

https://newsela.com/join/welcome/

解決法はコレ!→英文法は練習問題を多く解いて慣れる

英会話に文法用語は必要ありませんが、文法的に正しい英語を話すように意識することはとても大切です。なぜかというと、初心者はまず英語を話すことに慣れることが重要なので、ブロークンでも構わないのですが、文法力がないとレベルが頭打ちになるからです。

退屈な文法の学習は、ただ読んで理解するよりも多くの問題を解いて間違ったところを学習し直すという方法が効果的です。練習問題も豊富についている文法書一冊を繰り返し学習してください

英語で書かれた文法書もオススメです。練習問題の文章もネイティブが見て自然なものになっています。同じ練習問題を何度か繰り返していくうちに、例文として知らないうちに暗記してしまいますので一石二鳥です。

英会話実践に関する悩み

最後に「英語を話すのが恥ずかしい」といった英語を話すことに関する悩みに関して、どう解決したらいいかについて解説します。

英語が口をついて出てこない

言いたいことがとっさに口から出なくてもどかしい思いを感じる、という経験がない人は皆無ではないでしょうか。

母国語の日本語でさえ一瞬「えーっと、なに話すんだっけ?」となることもあるのですから、外国語ならなおさら自分の考えや思いをきちんと伝えることは困難です。

解決法はコレ!→多くの例文を暗記・暗唱する!

一番手っ取り早いのが、とにかく多くの例文をまる暗記して、すぐ口から出てくるようにすること。1つの短文を覚えて一部を変えるだけで、実にさまざまな異なる文章を作ることができるようになります。

ごく簡単な例でいうと、”I want to go shopping.”(買い物に行きたい)という短文を覚えると、shoppingをswimming、 hiking、 campingなどに入れ替えられます。あとはこういう短文を、because、 but、 andなどで繋げれば長めの文章もできます。

考えながら話すために言葉が口からついて出てこない、という悩みを抱えている人はぜひこの方法を試してください。1週間だけでも効果を感じられるはずです。2-3ヶ月続ければ、かなりいい感じのスピードで話せるようになります。

英語が聞き取れない

英語のリスニングが苦手な理由には「そもそも早さについていけない」というものが圧倒的かもしれませんが、ほかにも「日本語に訳して理解しようとするクセがある」「聞き取れない単語が出てくるとそこで思考が止まり、そのあとの言葉が耳に入ってこない」という理由もあるでしょう。

筆者も今でこそ2倍速の英語も問題なく聞き取れるようになりましたが、以前は英語の聞き取りがなかなかできなくて、悔しい思いをしたり英語を聞くこと自体が嫌になった時期もありました。

その時に試して一番効果があったのが次の2つの方法です。

解決法はコレ!→数分程度のものを繰り返し聞く!

きちんと聞き取ろうとすると、ものすごい集中力が必要で非常に疲れるので、30秒〜長くても2-3分程度の短いものを聞き取れるようになるまで何度も聞き返しましょう

実はこの方法はネイティブの先生に勧められて行ったものです。先生には「聞き流しはいくら時間をかけても無駄にしかならない。短くていいから、同じものを何度もきちんと聞き取れるようになるまで繰り返し聞きなさい。できればディクテーションもするといい」と言われ、半信半疑ながら試しました。

そしてその方法を続けていたら、ある時突然「初めて聞いた英語のセリフがクリアに耳に入ってくる」という状態になったのです。

短いものを繰り返し聞く方法は、早ければ1−2週間で効果を感じられるはずなので、騙されたと思ったらまずトライしてみてくださいね。

解決法はコレ!→一語一句聞き取ろうとしない!

知らない単語やフレーズが出てくると、そこで思考が止まってしまってしまうためにリスニングが苦手な場合があります。

日本語で一語一句聞き取ろうとはしないでしょう。英語も同じです。一語一句にこだわらず、まず全体の内容理解に努めてください。知らない単語が出てきたら意味を推測すればいいですし、重要なキーワードでない限り無視しても支障ありません。

60%聞き取れることを目標にすれば、英会話やディスカッションでも話についていけないということはありまので、まずはここを目指してください。さらに聞いた内容を日本語でいいのでメモしておくと、内容をどの程度理解できているかチェックする目安になります。

英語を話すのが恥ずかしい

正しい英語を話さないといけないというプレッシャーから、なかなか英語が話せるようにならないという人もたくさんいるでしょう。

特に学習期間が長くなってくると、間違っているかどうかを気にするようになって、それに比例して逆に話さなくなるという人もいるようです。

解決法はコレ!→「成功体験」を増やす

「英語を話すことが恥ずかしい気持ち」をどうしたらなくすことができるのかというと、「話せた!」「通じた!」という小さな成功体験をいくつも積み重ねることです。

海外旅行の予定があるなら、積極的に現地の店員に話しかけたりローカルに道を聞いてみましょう。また、外国人が参加する交流会に参加したり、オンラインで繋がって音声通話をしてみるのもいいですね。

「電話で直接話すのはちょっと…」という場合は、チャットメッセージを文字の代わりに音声にしてみましょう。

このように色々な人への「通じた」体験を繰り返していくと、間違うことへの心配や恐怖心が薄れ、自信を持てるようになります。

まとめ

英語は日常生活で必要不可欠ではありませんが、仕事の幅が広がったり、海外で研究することも可能になるなど色々なメリットや、今必要ではなくても将来必要になる可能性もあります。また語学以外にも、根気がついたり集中力がアップしたり、海外の旬な情報をいち早く入手できるというメリットもあるでしょう。

悩みがあるのは当たり前。英語に苦労したこともなさそうな人も、実は裏で努力を続け、たくさん悩んだり挫折感を感じたことが今に繋がっているのです。英語学習メリットの恩恵を受けるために、悩みがあっても立ち止まったり諦めずに英語学習を続けてくださいね。

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