「ビジネス英語を勉強したいけれど、今の英語力ではまだ早い気がする」そんなふうに感じたことはありませんか?
ビジネス英語というと、「会議で流暢に意見を言う」「英語でプレゼンをする」「海外の取引先と交渉する」といった、少しハードルの高い場面を想像しがちです。
けれど、実際の仕事で最初に必要になる英語は、それほど難しいものばかりではありません。
- ● オンライン会議で相手の言葉が聞き取れなければ、もう一度言ってもらう。
- ● 予定が合わなければ、別の日程を提案する。
- ● わからないことがあれば、確認する。
こうした一つひとつのやり取りも、立派な「ビジネス英語」です。
2026年9月、レアジョブ英会話のビジネス英会話コースに、新教材「ビジネスコミュニケーション」が登場しました。特徴は、ビジネス英語を幅広く順番に学ぶだけでなく、「今、自分が仕事で必要としている英語」から学べることです。対象は初級〜初中級。現時点ではCEFR A1〜A2レベルに対応しています。
今回は、新しくなったビジネス英語教材の特徴と、自分に合った使い方をご紹介します。
また、新教材に向けての開発秘話についてもぜひ一読くださいね。
・第1回:初級者にビジネス英語!?明日の英語プレゼンを乗り切れる“初級者向け最短学習教材”が誕生
・第2回:個別最適なカスタマイズ学習+自信が身につく実践的なレッスンで、ビジネス英語がグッと身近に
・第3回:使いやすさと学習効果を両立し、品質も妥協しない ビジネス英語の初学者に寄り添う「ビジネスコミュニケーション」開発秘話
新教材「ビジネスコミュニケーション」とは?
新しい「ビジネスコミュニケーション」は、実際の仕事で遭遇しやすい場面をもとに、必要な英語をピンポイントで学べる教材です。
大きな特徴は、学習内容が「関係構築」「日常業務」「会議」「プレゼンテーション」「交渉」という5つのテーマに整理されていることです。レベルとテーマを組み合わせ、自分に必要なレッスンを選択できます。
これまで「ビジネス英語を勉強しよう」と思っても、
- ・どこから始めればいいのかわからない
- ・自分には難しすぎる教材を選んでしまう
- ・会議の英語だけ練習したいのに、そこまでたどり着くのに時間がかかる
と感じることがあったかもしれません。
新教材では、こうした「教材選びの迷い」が少なくなるように設計されています。
たとえば数週間後に英語でプレゼンをする予定があるなら、プレゼンテーションに集中する。海外のチームに配属される予定なら、関係構築から会議、日常業務まで幅広く学ぶ。
「教材を最初から全部終わらせる」のではなく、仕事から逆算して英語を選べるのがポイントです。
「ビジネス英語=特別な英語」ではない
ビジネス英語を難しく感じる理由の一つは、「英語力が十分についてから仕事の英語を勉強しよう」と考えてしまうことではないでしょうか。
ところが、仕事では必ずしも難しい単語や長い英文が必要なわけではありません。
たとえば会議で聞き取れなかったら、
Could you say that again?(もう一度言っていただけますか?)
確認したいことがあれば、
Let me check.(確認させてください)
すぐには答えられなければ、
I’ll get back to you.(あとでご連絡します)
というように、短いフレーズでも仕事は進められます。
大切なのは、難しい英文を知っていることよりも、必要な瞬間に必要な一言が出てくることです。
新しいビジネスコミュニケーション教材が初心者にも取り組みやすいのは、「高度な英語を話すこと」ではなく、「実際の状況に対応すること」に重点が置かれているからです。現場で困った場面を切り抜ける実践的なフレーズや対応力を身につけたい人、人前で英語を話す緊張を減らしたい人などが対象として挙げられています。
仕事で必要な英語を5つのテーマから選べる
では、どんなビジネス英語を学べるのでしょうか。
関係構築
仕事は、業務だけで成り立っているわけではありません。初めて会った同僚に自己紹介をする、相手に質問する、ちょっとした会話をする。こうしたやり取りを重ねることで、仕事をしやすい関係が生まれます。特に海外の人と仕事をすると、「業務の話はできるけれど、その前後の会話に困る」ということがあります。英語で仕事をするための第一歩として、「人との関係をつくる英語」を学べることは、実務的なポイントです。
日常業務
メール、スケジュール調整、確認、依頼など、毎日の仕事には小さなコミュニケーションがたくさんあります。実は、英語で働き始めたときに困るのは、大きなプレゼンよりも、こうした日常の一言かもしれません。
「これはいつまでですか?」「確認してから連絡します」「少し遅れそうです」
日本語なら迷わない内容でも、英語になると急に言葉が出てこないことがあります。日常業務のテーマでは、そうした「仕事を止めないための英語」を練習できます。
会議
オンライン会議に参加したものの、
- ・質問されたのに答えられない
- ・発言したいのにタイミングを逃す
- ・聞き取れなかったけれど、そのまま会議が進んでしまう
という経験がある人もいるでしょう。会議で必要なのは、完璧な英語ではありません。わからないときに確認する、意見を伝える、相手に質問する。そうした基本的なやり取りを一つずつ身につければ、会議への参加の仕方も変わってきます。
明日から使えるフレーズ集:
プレゼンテーション
プレゼンテーションというと上級者向けに聞こえますが、実際には「自分の仕事について簡単に説明する」こともプレゼンテーションの一つです。商品の特徴を紹介する。プロジェクトについて説明する。数字を示しながら状況を報告する。最初から流暢なプレゼンを目指す必要はありません。まずは短く説明し、相手に伝える。その練習を積み重ねることで、少しずつ長い説明もできるようになります。
明日から使えるフレーズ集:
- ・人生について学ぶTED動画で、英語のプレゼンテーション力を磨く!
- ・表やグラフを英語でいえる?プレゼンで説明できるようになる英語フレーズ集
- ・数値を読み上げるだけは卒業!グラフを使ったプレゼンや報告に必要な英語フレーズ【折れ線グラフ編】
交渉
「交渉」と聞くと、価格交渉や大きな契約を想像するかもしれません。しかし仕事では、
「この日程では難しいので変更できませんか?」「こちらの方法ではどうでしょうか?」
といった小さな調整も日常的に行われています。自分の希望を伝えながら、相手の意見も聞き、落としどころを探す。そんなコミュニケーションも、仕事で使う重要な英語です。新教材では、この5テーマを自分のレベルや仕事上の必要性に合わせて選べます。
明日から使えるフレーズ集:
「覚える」だけで終わらない。インプットとアウトプットの2段階
オンライン英会話を受けていて、
「先生の説明はわかった」「例文も理解できた」
それなのに、実際の仕事になると言葉が出てこない。そんな経験はないでしょうか。英語は、理解できることと、自分で使えることの間に距離があります。
新しいビジネスコミュニケーション教材では、各トピックに、必要なフレーズなどを学ぶインプットレッスンと、実践的なロールプレイを行うアウトプットレッスンが用意されています。どちらか一方を中心に学ぶことも可能です。
たとえば会議で使うフレーズを覚えたら、それで終わりではありません。講師とのレッスンで実際に質問され、考え、答える。
- 途中で言葉に詰まる。
- 言い直す。
- もう一度やってみる。
この「うまく言えなかった経験」まで含めて練習しておけば、本番で同じ状況になったときにも対応しやすくなります。オンライン英会話の強みは、英語を教えてもらえることだけではありません。本番の前に失敗できる場所があることです。
目的に合わせて選べる3つの学習ルート
新教材では、必ずしもLesson 1から順番に進める必要はありません。
用意されているのは、「テーマ横断ルート」「テーマ特化ルート」「自由選択ルート」の3つです。
海外勤務に備えるなら「テーマ横断ルート」
「半年後から海外チームと仕事をすることになった」
そんな場合は、一つの能力だけでなく、さまざまな場面への対応力が必要になります。そこで使いやすいのがテーマ横断ルートです。
同じレベルで「関係構築→日常業務→会議→プレゼンテーション→交渉」と複数テーマを学び、ビジネスコミュニケーション全般をバランスよく身につけていきます。何を学ぶべきかわからない人にも向いているでしょう。
参考記事:
プレゼンなど苦手分野が明確なら「テーマ特化ルート」
「来月、海外のクライアントにプレゼンをしなくてはいけない」
こんな場合に、関係のない教材を何十レッスンも受けている余裕はありません。そこで、「プレゼンテーション」など特定のテーマに絞ってレベルを上げていくのがテーマ特化ルートです。
苦手な部分がはっきりしている人や、近い将来必要になる能力を集中的に伸ばしたい人に向いています。
明日から使えるフレーズ集:英語プレゼンが怖い人へ
「明日の会議」を何とかしたいなら「自由選択ルート」
そして、個人的に新教材の面白いところだと感じるのが、自由選択ルートです。
「明日、英語の会議があります」
そんなとき、「まず英語の基礎を3か月勉強しましょう」と言われても間に合いません。それなら、今必要な会議の教材を選び、必要な表現を覚えて、講師と練習してみる。
つまり、英語力を上げてから仕事で使うのではなく、仕事で必要だから英語を学ぶ。この順番でもいいのです。直近の業務に必要なスキルを順序に関係なく選べる学習方法として案内されています。
全部やらなくてもいい。「今必要な英語」から始めよう
英語学習では、ときどき「全部やらなければ」という気持ちになります。
単語帳を最初から最後まで。文法書を1ページ目から。教材もLesson 1から順番に。もちろん体系的に学ぶことも大切です。一方で、仕事で英語を使う目的が明確なら、必要なところから始めても構いません。
レアジョブ英会話の新しいビジネスコミュニケーション教材は、現在A1〜A2に対応しており、1つの「テーマ×レベル」はそれぞれ20教材で構成されています。教材全体では、ビジネス英会話(〜初中級)として200レッスンが用意されています。B1以上についても順次追加予定とされています。
つまり、
「英語にはまだ自信がない。でも仕事では必要」という人こそ、始めやすい設計になっています。
「実践ビジネス」とどちらを選べばいい?
レアジョブ英会話には、新しい「ビジネスコミュニケーション」のほかに、従来から「実践ビジネス」という教材があります。どちらを使えばよいのでしょうか。大まかに考えるなら、目的が違います。
「実践ビジネス」は、レベル別に体系的に英語力を積み上げていきたい人向けです。現在、レベル3〜10まで合計500レッスンが用意されており、基礎的な自己紹介から、会議、取引、グローバルビジネスなどへ段階的に進んでいきます。
一方、「ビジネスコミュニケーション」は、仕事で必要なテーマから学びたい人向けです。
言い換えるなら、
英語力そのものを体系的に伸ばしたいなら「実践ビジネス」。
仕事上の課題をなるべく早く解決したいなら「ビジネスコミュニケーション」。
という使い分けができます。どちらか一方だけを使う必要もありません。
普段は「実践ビジネス」で英語力の土台をつくりながら、来週プレゼンがあるときだけ「ビジネスコミュニケーション」で集中的に練習する、といった組み合わせもできます。公式の教材案内でも、「実践ビジネス」は体系的な土台づくり、「ビジネスコミュニケーション」は目標への短距離型という位置づけになっています。
オンライン英会話だからできる「本番前の予行練習」
教材を使うときに、もう一つおすすめしたいことがあります。それは、講師に「実際の仕事で使う予定がある」と伝えることです。
たとえば翌日に会議があるなら、“I have a meeting in English tomorrow.” と伝えてみましょう。
プレゼンが控えているなら、実際に使う内容を想定しながら練習する。英語で自己紹介する予定なら、本番と同じつもりで話してみる。するとオンライン英会話が、単なる「英語の勉強」ではなく、仕事のリハーサルになります。本番では、知っている英文より、「一度口にしたことのある英文」のほうが出てきやすいものです。
教材で覚える。講師相手に使う。そして仕事で使う。
ビジネス英語は、「できるようになってから」始めなくていい
英語を使う仕事に興味はある。海外の人と働いてみたい。でも、自分の英語力ではまだ無理だと思う。そんな人は少なくありません。実際始めた人は、仕事で英語を使うために、最初から完璧な英語力ではありません。聞き取れなければ聞き返す。わからなければ確認する。自分の考えを短い英語で伝えてみる。その小さな「できた」を積み重ねていくことが、仕事で使える英語につながっていきます。
レアジョブ英会話の新教材「ビジネスコミュニケーション」は、仕事で必要とされる「関係構築」「日常業務」「会議」「プレゼンテーション」「交渉」の5テーマから、自分のレベルや目的に合わせて学習内容を選べます。インプットで表現を学び、アウトプットで実際に使ってみるという練習も可能です。
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