人生について学ぶTED動画で、英語のプレゼンテーション力を磨く!

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「TED動画」と呼ばれるプレゼンテーションの動画をご存じでしょうか。TEDとは、Technology Entertainment Designの略。ビジネスリーダー、教育者、研究者など各界の第一人者が、人生や社会について語る短い動画です。TED Talks(https://www.ted.com/talks/)というウェブサイトで無料で公開されており、プレゼンのお手本になると同時に、自分を見つめ直すきっかけになるとして、大変な人気を集めています。
ここではTED動画を英語学習に活用する方法と、学習に役立つ人気動画をお教えしましょう。

TED動画で英語を学習する方法とは?

TED動画は、長いものでも最大18分。10分程度の短めのプレゼンテーションも多く、すき間時間を利用して繰り返し聞くのに向いています。ただし、ネイティブがネイティブ向けに語っているスピーチなので、一度聞いただけで理解するのは、かなり困難。いくつか手順を踏んで、内容を楽しみながら英語学習に役立てるようにしましょう。

1)まずは全体を聞く

わからないところばかりでつらいと思っても、まずは全体を通して聞いてみます。プレゼンターの表情や身振り手振りなどを見ながら、「早口だな」「感じがいい人だな」といったように自分なりの感想を持つようにして、動画に親しみが持てるようになるといいでしょう。

2)英語字幕をオンにする

次に、英語字幕と一緒に動画を見ます。字幕付きのYouTube動画では、「字幕」のボタンをクリックすると、英語字幕または日本語字幕を表示させることができます。表示する言語は、「設定」のところで変えてください。なお、設定により音声の再生速度を落とすこともできます。

英語字幕を見ながら聞いてもすべてを理解するのは困難ですが、ところどころわかる個所が出てくるはず。ここではまだ辞書を引いたり日本語字幕を見たりせず、全体的にどういう話をしているのか、自分なりに推測しながら聞くようにしてください。

3)日本語字幕をオンにする

今度は日本語字幕をオンにして、全体を聞きます。英語字幕を見ながら思った「多分こういうことを言っているのだろう」という自分の推測が、合っているかどうか確認します。一つ一つの単語の意味などは、気にしなくてかまいません。日本語字幕を見ながら聞き終えると、話の内容がだいぶ理解できるようになっているはずです。

4)英語字幕をオン/オフしながら、気になる個所を繰り返し聞く

いったん話の内容がわかると、「あそこはどういう表現を使っていたんだろう」「あの単語の意味は何だろう」と、気になるところが出てくると思います。ほんの数秒でもかまわないので、次のような手順で、その個所だけ繰り返し聞くようにします。

a. 英語字幕をオンにして、意味を完全に理解する。わからない単語は辞書で調べる。
b. 英語字幕をオフにして、言っていることとその意味が聞いただけでわかるかどうか確認。
c. 再度英語字幕をオンにして、自分の理解が正しいかどうか確認。

このaからcまでを繰り返すと、その一部分については完全に理解できるようになるでしょう。同じ動画の別の個所について同じようにaからcを繰り返すことで、次第に聞き取って理解できる範囲が増えてきます。

1つの動画すべてを、最初から最後まで字幕なしで聞き取れるようにするのは難しいので、ある程度聞き取って理解できる部分が増えてきたら、別の動画に取りかかるといいでしょう。なお、これら1~4を1回で続けて行う必要はなく、「今日は最初の5分を英語字幕なしで聞くだけ」「今日は1分間英語字幕付きで聞いてみる」といったように、細切れに進めてかまいません。そうやって動画を見ることを習慣化し、英語を聞くことへの抵抗をなくすことが、一番大切なのだと言えます。

面白くて聞き取りやすいおススメ動画

プレゼンテーション動画は、話し手の個性が表れたユニークなものが多く、最初はどれを見ればよいか、迷ってしまうと思います。そこで、人気の動画の中で、英語学習に向いた比較的わかりやすいものを挙げます。

The happy secret to better work (Shawn Achor)
幸福と成功の意外な関係(ショーン・エイカー)

ショーン・エイカーは、アメリカのハーバード大学で教鞭を執る心理学者。幸福について説いた本がベストセラーとなった作家でもあります。動画では自身の家族のエピソードを交え、話をわかりやすく進めています。早口ではありますが、発音が明瞭で大変聞き取りやすいと言えます。

A simple way to break a bad habit (Judson Brewer)
悪い習慣を断ち切るシンプルな方法(ジャドソン・ブルワー)

ジャドソン・ブルワーは精神科医で依存症の専門家。タバコや食べ物などの例から、難しい理論をわかりやすくまとめています。話の緩急や間の取り方が絶妙で、自分が英語でプレゼンテーションをするときの参考になるはず。

Looks aren’t everything. Believe me, I’m a model. (Cameron Russell)
ルックスだけが全てじゃない。モデルの私が言うんだから信じて(キャメロン・ラッセル)

キャメロン・ラッセルは、ファッションショーや雑誌で活躍するアメリカのモデル。プレゼンは普段友人を相手にしているときのようなさりげない話し方で、とても好感が持てます。自身が恵まれた容姿を持っていることを認めつつ、モデルという仕事の辛さを語った、興味深い内容です。

Do schools kill creativity? (Ken Robinson)
学校教育は創造性を殺してしまっている(ケン・ロビンソン)

2006年の動画ですが、今でもTED動画の人気作品のひとつ。ケン・ロビンソンはイギリスの著名な教育家で、栄誉ある「サー」の称号を持っています。イギリス人らしくジョークを連発、聴衆から多くの笑いが起こっています。最初に何度か繰り返し聞いてみて、イギリス英語に耳を慣らすようにするといいでしょう。

まとめ

専門家によるプレゼンテーションというと、最初は身構えてしまうかもしれませんが、ユーモアを交えたその語り口から、話し手の個性や人柄が伝わってきて、見ているだけで楽しくなってきます。自然・環境・テクノロジー・音楽・美術など、非常に多岐にわたるジャンルの動画がそろっているので、自分にとって興味がある分野から選んでみましょう。お気に入りの動画を何度も繰り返し聞いて、ぜひそこで使われている英語を自分のものにしてください。

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