「うらやましい!」って英語でなんて言う?正解なフレーズは?

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突然ですが、あなたは「うらやましい!」と外国人に伝えたい時に英語で何と言うかわかりますか。おそらくjealousやenvyが思いつくだろうと思いますが、あなたが伝えたい「うらやましい」という表現にはどちらがふさわしいでしょうか。

この2つの違いについて、著者自身も理解できず、周りのアメリカ人の友人に何度も質問しました。なぜなら、海外では日本ほど「うらやましい!」という言葉を気軽に投げかけたりしないんですよね。

今回は、そんな「うらやましい」というフレーズについて詳しく解説していきます。

英語で「うらやましい」といいたいときなんていう?

会話の最中、相手に対して「うらやましい」と伝えるような、日本でよくみられる表現は、jealousが適しています。

jealousは、人の成功や所有するものなどに対して「いいな、うらやましいな」という感情に一番近い表現です。

envyは、「ねたんでいる」といったネガティブなイメージのときに使われます。例えば、他の人の所有物を見て「私も欲しい。なんであんな子が!悔しい」といったシーンをあげれば理解いただけるでしょうか。ただ、米国在住の筆者の体験として、あまりenvyという表現は使われません。たいていはjealousでカバーできるということも覚えていただければと思います。

jealousを使った英語フレーズ例

That makes me so jealous!

直訳すると「それは私をとてもうらやましくさせる」。意訳では「それ、すごくうらやましい!」となります。ただ「いいな!」と一言伝えたい場合は”jealous!”だけでも伝わりますが、前述したように、日本人のように感嘆的に使うことはほとんどありません。正しいフレーズを覚えて使うようにしましょう。

A:Ashley, I got my result from medical test, and my height was 5 cm higher than before!
(アシュリー、健康診断の結果がきたんだけど、前より5cmも身長が伸びてたの!)
B:What?! That is impossible, that makes me so jealous!
(何?!不可能でしょ、とてもうらやましい!)
A:I know! But you know what. My weight was 50kg. It was 53 kg before.
(そうなの、でも聞いて。私の体重は50kgだったの。前は53kgだったのに)
B:Are you serious? So jealous! But wait, that’s so weird.
(ほんとに?マジでうらやましい!え、でもそれっておかしくない?)

I’m jealous of … / I’m jealous that S V.

I’m jealous of …(私は…がうらやましい)とI’m jealous that S V. (私はSがVするのがうらやましい)という表現は、I’m(私は)を主語にしたい場合に使われる表現です。AさんとBさんの会話をみてみましょう。

A:Oh, Michelle. I’m so jealous of Kelly’s life. She got MBA degree and married at same time. How it’s possible!
(ねぇ、ミシェル。ケリーの人生って本当にうらやましいよね。MBAの学士取って、同時に結婚もして。どうやったらそんなことできるの。)
B:I know! I’m so jealous that she got job in New York City, and her husband pay all rent. Did you know that?!
(分かる!彼女ニューヨークで仕事を見つけて、しかも旦那さんが家賃を全部払っているんだって。私すごくうらやましくて。知ってた?!)

この例文の通り、jealousを文章で使うと、envyやenviousほどではありませんが、人をうらやんでいるといったような、若干悪口を言い合うシーンで使われることが多い印象です。

気を付けたいjealousのスラング表現

参考までに、Jealousのスラングをご紹介します。
・jello, jeal, jelly
… jealousを簡略化した表現。うらやましい。
・healous
… hella jealousを簡略化した表現。Hellaはたくさんのという意味。

すべてjealousと同じ意味を含んでいますが、いまではほとんど使われません。日本の流行り言葉と同じくむやみに使ってしまうと「古い」「そんな言葉もう使わない」と指摘されてしまう事があるので注意しましょう。

 jealous以外で伝える「うらやましい」の表現方法

「うらやましい」は、jealous以外でも表現することができます。いろんなパターンの表現を知って、その時々にふさわしい表現を使えるようにしましょう。

that’s so cool.

Coolが「いいな(うらやましい)」というニュアンスになります。例文をみてみましょう。

A:I’ve got to tell you something. I got NBA ticket.
(言わなきゃいけないことがあるんだけど。NBAのチケットゲットした!)
B:What?! That’s sooo coooooooool.
(えーーー!いいなーーー!)

That’s so cool(それは良いね)という表現は強調して伝えることで、「いいなー!うらやましい!」という表現になります。

that makes me feel so itchy!

Itchyとは、元々「かゆい」という意味ですが、気持ちが「ムズムズする」ような場合に使われます。かゆいところを掻きたくなるといったムズムズした気持ちでうらやましいときに使ってみましょう。

A:I heard that Risa got huge diamond ring from Kevin. What is going on!
(リサがケビンからものすごく大きいダイヤモンドの指輪をもらったって聞いたんだけど。何が起きているの!)
B:Yea that makes me feel so itchy because that was what I want from him.
(ほんと、こっちがムズムズするぐらいうらやましいんだけど、だって私が彼からもらいたかったのに)

まとめ

いかがでしたか。英語で表現すると、「うらやましい!」の中に「ねたんでしまう!」というニュアンスが含まれていることが多く、日本人のような相手を尊重する姿勢で、うらやましい!というポジティブな表現にできるものはあまりありません。ここで紹介したフレーズのニュアンスをしっかり理解して、正しい表現を身につけておくといいですね。

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