フィリピン人が英語を話せるのはなぜ？人気の秘密を知って英語を学ぼう！

フィリピン人が英語を話せる3つの理由

理由1：小学校から大学まで英語教育が行われているから

「え！？それは日本も同じでは？」と思った方！残念ながら日本とはちょっと事情が違うんです。ほとんどのフィリピン人は小学校から大学まで、国語・歴史以外の授業を英語で受けます。最初は全く英語が話せない子供たちも、英語でしか受け答えができない環境で鍛えられるおかげで、“英語を聞き取る・話す”という実践的な英語スキルが身に付いていくのです。

理由2：目や耳にするものがほとんど英語だから

フィリピンでは街中の看板や広告、選挙ポスターなど、目に入るものがほとんど英語で表記されています。また、映画館で上映されるアメリカ映画は、自国語での「吹き替えなし＋字幕なし」なものばかり。英語が分からないと娯楽も楽しめない環境なのです…。

理由3：就職に有利になるから！

フィリピンでは、BPO（ビジネスプロセスアウトソーシング）産業が盛んで、多くの国際企業がフィリピンに拠点を置いています。これらの企業では英語が共通語として使用されるため、英語力は就職や昇進において重要な要素となります。

また、フィリピン人の特徴の一つとして“家族の絆が強い”ということが挙げられます。親、子供、兄弟を養うためには良い仕事に就く必要がありますが、比較的待遇の良い外資系企業やコールセンター、英会話スクールなどに就職する条件の一つとして英語力が挙げられます。そのため“家族を支える”という「明確な目的」が、英語を学習するフィリピン人にとってモチベーションとなるのです。

フィリピン人の英語レベルは？発音にクセがある？

フィリピンは、アメリカの植民地となり、公立学校制度や、多くのアメリカ人英語教師が派遣されるなどの影響を受けました。フィリピンでは1年生から週5回ほどの英語の授業を設けており、さらに3年生以上は国語と歴史の授業を除いて全て英語で行われます。大学では全て英語での授業となります。日本の英語教育とは圧倒的に差があり、フィリピン人にとって英語学習はどんなに苦手でも避けては通れません。

2023年、EF EPI調査による「世界最大の英語スキル別国・地域ランキング」の報告では、日本は87位、フィリピンは20位となっており、アジア圏ではシンガポールの次に高い英語力があります。今や数多くの有名企業がフィリピンに進出していたり、海外就労者が人口の10%を占めたりするなどグローバル化が進んでいます。

このような理由で、フィリピン人英語力は高いのです。

また、フィリピン人は訛りがあると言われますが、カナダ人、オーストラリア人にも訛りがありますよね。

フィリピンで英語を学ぶのに人気の理由

まずは、その物価の安さにあるでしょう。日本の物価と比べて、1/2～1/3の差があり、安く生活できます。外食費、生活に必要な日用品、交通費、娯楽費まで、日本より安いのですが、外国人向けホテルや輸入商品は、日本と変わりません。

留学というと、アメリカやイギリスを思い浮かべますが、それらの国と比べて、リーズナブルでコストパフォーマンスが高く、質の良い英語教育と環境、日本から近いこと、温暖な気候のため、留学先に非常に人気です。

インドネシアに次ぎ、2番目に多くの島がある国がフィリピンです。エルニドやボラカイ島などの人気のリゾート地を有しているなど英語の勉強だけでなく、フィリピンならではの島の体験もできるのも魅力となっているでしょう。

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