夏の基礎固め!大学入学共通テスト頻出英語表現をチェックしよう

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夏の基礎固め!大学入学共通テスト頻出英語表現をチェックしよう
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高校3年生の夏といえば、いよいよ受験勉強が本格化してくる時期ですね。この時期にしっかり基礎固めをして、秋以降の学習につなげていきたいものです。そこで、この記事ではそんな夏の時期にしっかり取り組んでおきたい英語の共通テストで頻出の英単語やフレーズをご紹介していきます。リーディング、リスニングでよく出る表現を押さえて、基礎英語力を高めていきましょう。

【リーディング対策】説明文・案内に頻出の表現

まずはリーディング対策です。リーディングでは新聞記事やブログのレビュー、チラシなどの英文から情報を読み取ることが求められます。そういった説明や情報提供の文章では下記ようなのフレーズがよく出てきます。

be supposed to ~(~することになっている)

これは「~することになっている」=「~することが期待されている」、という意味で、もっと深掘りすると「~しなければならない」を少し柔らかくした表現です。

You’re supposed to submit the form by Friday.(あなたは金曜日までにフォームの提出をすることになっています。)

Students are supposed to wear uniforms at this school.(この学校では生徒は制服を着ることになっています。)

take place(開催される)

イベントや予定していた出来事が起こること、開催されることを’take place’と言います。

The event will take place next weekend.(そのイベントは次の週末に開催されます。)

The meeting took place in the library after school.(その会議は放課後、図書館で行われました。)

available(利用可能な/空いている)

availableはさまざまな文脈で使われます。そのため、文章に合わせてどのようなニュアンスになるのか柔軟に考える必要があります。

Seats are available on a first-come, first-served basis.(席は来た人から順に座っていただけます。)

Are you available this weekend?(この週末空いてますか?)

at no extra cost / free of charge(追加料金なしで/無料で)

サービスや商品の料金の話をするときによく出てくる表現です。

Lunch is provided at no extra cost.(昼食は無料で提供されます。)

You can download the manual free of charge from our website.(取扱説明書は弊社ウェブサイトから無料でダウンロードできます。)

Englishlabの記事には、レベル別のリーディング勉強法の記事がありますので、下記のサイトも参考にしてみてください。
リーディングに効果的な英語学習法とは?英会話もアップする勉強法も!

【リスニング対策】会話文によく出る表現

続いてリスニングです。リスニングは大問が6つあり、最初は短い音声のリスニングから始まり、徐々に長い音声になっていきます。そこで、下記のようなフレーズを使って複数人の会話や、表や図の説明が進んでいきます。

Do you mind if I ~ ?(~してもいいですか?)

これは直訳すると「私が~したらあなたは気にしますか?」という意味で、遠まわしに許可をたずねる表現です。

Do you mind if I open the window?(窓を開けてもいいですか?)

このフレーズで注意が必要なのが、その返事の仕方です。日本語だと許可する場合には「はい」となりますが、この聞かれ方に対して単純に’Yes’と答えてはいけません。これは「あなたは気にしますか?」と聞かれているので、’Yes’と言ってしまうと「はい、気にします(=やらないでほしい)」という意味になってしまいます。

そのため、許可する場合にはNo I don’t.(はい、大丈夫です)、許可しない場合にはYes, I do.(いいえ、遠慮してもらえますか)と答えましょう。

That sounds great.(いいね)

相手の話を聞いて、「それいいね!」と肯定的な反応をするときによく使います。

A: Let’s meet up at 3 o’clock.(3時に待ち合わせしましょう。)
B: That sounds great!(いいね!)

How about ~ ? / Why don’t we ~ ?(~してみない?)

何かを提案するときに必ずと言っていいほど使う表現です。

How about going for a walk after dinner?(夕飯の後に散歩に行かない?)

Why don’t we have lunch at the ABC restaurant?(昼食はABCレストランでどうかな?)

How about~?はaboutのうしろに必ず名詞が置かれます。そのため、動詞を入れたい場合にはingをつけて動名詞にします。対して、Why don’t we~?は後ろに動詞を続けます。

Let me see… / Let me think…(ええと…)

これは会話文の中によく出てくる表現です。言葉が出てこなくて時間稼ぎをしたいときや、会話の導入などに使われます。日本語で言うと「えっと」「あの」といった言葉にあたるもので、それ自体にあまり意味はありません。letと聞くとlet’s(~しましょう)と似ているので「何か提案してるのかな?」と勘違いしそうになりますが、ここの部分はあまり気にしなくて大丈夫です。

リスニング勉強法について、下記のEnglishlabの過去記事も参考にしてみてくださいね。
リスニング英語を効果的に勉強するコツ
中1から受験生まで〜自然と身につく中学生の英語リスニング勉強法

共通テスト頻出の語い・表現リスト

最後に、リーディングとリスニングに共通して頻出する句動詞をご紹介します。句動詞とは「動詞+副詞」「動詞+前置詞」、「動詞+前置詞+副詞」、もしくは「動詞+目的語+前置詞」、で構成されるフレーズです。組み合わせて使われることでそれぞれの単語の本来の意味とは少し変わった意味になることがあるので注意が必要です。

make sure to ~(必ず~する)

これは誰かに「絶対~してね!」とお願いするときによく使うフレーズです。

Make sure to turn off the lights before you leave the room.(部屋を出る前に必ず電気を消してください。)

Please make sure to bring your student ID on the test day.(試験当日は必ず学生証を持参してください。)

turn out to be ~(~であるとわかる)

物や出来事が「思っていたものと違った」ときに使える表現です。ポジティブな意味でもネガティブな意味でも使います。

The rumor turned out to be false.(そのうわさは結局うそだと判明した。)

The movie turned out to be more interesting than I expected.(その映画は思っていたよりも面白いことがわかった。)

come up with ~(~を思いつく)

急にアイディアが浮かんできたときなどに、そのことを表すフレーズです。

She came up with a great idea for the school event.(彼女は学校行事のために素晴らしいアイデアを思いついた。)

I couldn’t come up with the right word during the presentation.(発表中に適切な言葉が思いつかなかった。)

due to / because of ~(~のために)

日本語では「~のために」と訳されることも多いですが、もっとわかりやすく言うと「~のせいで」というニュアンスです。

The flight was delayed due to bad weather.(悪天候のため、飛行機は遅れた。)

Because of the heavy traffic, we were late for the meeting.(渋滞のせいで会議に遅れてしまった。)

ちなみに、同じような表現でthanks to~もあります。こちらは「~のおかげで」という意味で使われ、良い結果につながった原因や理由を述べるときに使われます。

I got promoted thanks to you.(あなたのおかげで昇進できました。)

その他にも、大学受験に頻出するするものを挙げていますので、まとめて覚えてしまいましょう。

・bring about(~を引き起こす)

This policy will bring about significant changes. (この政策は大きな変化をもたらすでしょう)

・carry out(~を実行する)

The company will carry out a new plan. (会社は新しい計画を実行するでしょう)

・figure out(~を理解する/解明する)

I can’t figure out this math problem. (この数学の問題が解けません)

・give up(~を諦める)

Never give up on your dreams. (決して夢を諦めないでください)

・look after(~の世話をする):

She looks after her younger sister. (彼女は妹の世話をしています)

・run into(~に偶然出会う)

I ran into an old friend at the bookstore. (本屋で偶然昔の友達に出会いました)

・set up(~を設立する/準備する)

They set up a new company. (彼らは新しい会社を設立しました)

・take off(離陸する/急に成功する)

The plane will take off soon. (飛行機はまもなく離陸します)

まとめ

今回は、大学入学共通テストで頻出の英語表現をご紹介しました。共通テストでは日常的な英語表現の理解がカギになります。頻出フレーズを押さえて、夏のうちにしっかり基礎を固めましょう。ここで学んだフレーズを使って実践的な練習がしたい人は、レアジョブ英会話がおすすめです。

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