濃すぎる25分!レアジョブでネイティブ講師のレッスンを受けてみました

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レアジョブ英会話にはフィリピン人講師や日本人講師の他に、ネイティブ講師も在籍しているってご存じですか?英語を母国語とするネイティブ講師なので、彼ら独特の発音やジェスチャーなどに触れることができます。今回はそんなネイティブ講師とのレッスンを筆者自ら体験し、レッスンの様子や感じたことなどをご紹介したいと思います。

ネイティブ講師のレッスンを受けるには

はじめにネイティブ講師のレッスン受講方法についてご紹介します。

レアジョブ英会話でネイティブ講師のレッスンを受講するには、レッスンチケット3枚、もしくは「ネイティブパス」(月8回プランのみ対象外)へのお申し込みが必要です。

おすすめはレッスン予約時に毎日1回ネイティブ講師を選べるネイティブパス。毎日25分レッスン受講で、業界最安値※でネイティブ講師とのレッスンを受けられます。※自社調べ

詳細は公式サイトでご確認ください。

初めてのネイティブ講師とのレッスン

これまでフィリピン出身の講師とレッスンしたことはありますが、今回は初めてレアジョブでネイティブ講師のレッスンを受講してみました。なお、受講環境は自宅で、すっぴんだったので顔出しをせず、スマホでアプリを使っての受講。予習はせず臨みました。

自己紹介:1分

レッスン時間前に入室して待っていると、レッスン時間ぴったりに講師の顔が表示され、「Hello!」と声をかけてくれました。すぐに講師の方から名前と簡単な自己紹介をしてくれます。その後、私の自己紹介もしてほしいと言われ、簡単に出身地や家族構成、仕事内容について説明。講師と私の自己紹介でサクッと1分といったところでしょうか。初めての講師なので軽い自己紹介があってよかったです。

話すスピードはこちらのレベルに合わせてくれる

最初は私の実力を確認するためか、講師はゆっくり話してくれたので、聞き返すことなく理解できました。こちらはすっぴんでビデオをオフにしていたけれど、講師は笑顔いっぱいで接してくれて、好感度大。

新しい表現を確認

自己紹介のあと、今回のレッスンに使う教材をこちらから指定し、レッスンスタート。

今回使用した教材はこちら
実用英会話 レベル6 Chapter 1: Lesson 1 Cost of Living

今日のレッスンのテーマが「cost of living(生活費)」であることを確認したあと、「Step A Expressions」で今回学ぶ表現を確認しました。

今回の新しい表現は、下記の3つでした。

cost an arm and a leg(高いお金がかかる)

cost a fortune(大金がかかる)

dirt cheap(激安な)

どれも筆者は使ったことのない表現ばかりです。意味すら知らないものもありましたが、

To cost an arm and a leg means to be very expensive.

Staying at a five-star hotel will cost an arm and a leg.

という例文を講師が音読してくれたので、理解することができました。

教材の例文がわかりやすいので、日本語を使わなくても新しい表現の意味が理解できます。

ネイティブらしい発音はまだ難しい

新しい表現をはじめの段階でしっかり理解していないと、この後の練習問題やリスニングも苦しくなるので、わからない時は講師に聞くなど、時間をかけて理解した方が良いでしょう。

また、講師は非常にネイティブらしい発音で「cost an arm and a leg」を発音していましたが、講師の真似をしようとしてもこの段階では上手く発音できませんでした。

ネイティブ講師と発音の確認

今回新しく学ぶ表現で特に気をつけるべき「リンキング」の発音について、集中的に練習しました。

「cost a fortune」は「コスト ア フォーチュン」ではなく、「コスタ フォーチュン」のように発音し、「cost an arm and a leg」は「コスタナーマンダ レッグ」のように繋げて発音することを学習。

講師のお手本に続いて、自分も発音しましたが、「cost an arm and a leg」は特に難しく、講師に何度かお手本を聞かせてもらいました。

発音のプロからフィードバックがもらえる

当たり前ですが、ネイティブ講師はやはり英語の発音のプロ!子音と母音がリンキングにより合体する発音を自然に話す講師。真似をしてみましたが最初は舌がうまく回らず、四苦八苦。講師がゆっくり何度もお手本を聞かせてくれ、何度目かで言えるようになりました。やはりネイティブの発音を生で聞いて練習でき、さらにそれに対するフィードバックをもらえるのは大きいと思いました。

新しい表現を使ったリスニングとスピーキング

リスニングパートでは、講師が読み上げるペルーの国の生活費についての長文を聞き、質問に答えます。一度読んでもらったあと、「Shall I read again?」と聞かれたので、一度で理解できなければ再度読んでもらえるようです。受講者の理解度に合わせて進行してくれていると感じます。

リスニングの長文の中でも、今日の新しい3つの表現

  • cost an arm and a leg
  • cost a fortune
  • dirt cheap

が繰り返し登場するので、この頃には新しい表現が自然と耳に入ってくるようになっていました。

リスニングの理解度を確認する他に、講師から「日本では食べ物やバス代は高い?」という質問もあり、自分の意見を述べる機会があります。しかし、「日本の食べ物は高い」と言いたいのに、習った「cost an arm and a leg」ではなく使い慣れた「expensive」を使ってしまったりと、まだまだ自分で使えるレベルには至っていないのがこの段階です。

新しい表現のトリビア

今日新しく学んだ表現のトリビアを講師が読み上げます。

「dirt」 cheapは土(dirt)で払うくらい安いという意味が由来になっており、「cost an arm and a leg」は「腕(arm)や足(leg)を支払いに使わなくてはいけないくらい高い」という意味が由来になっている、というトリビアです。これを聞いて新しい表現がより理解しやすくなりました。

練習問題A

新しい表現の理解は完璧になり、ここから練習問題。初見で問題を読みながら正しい答えを埋めていくという即答力が求められます。

【問題例】

ここでは問題をすらすらと答えることができた自分に驚きました。問題を読む中で、発音がうまく出来ていない「resort」の「r」の発音は、後ほど講師がフィードバックをくれ、もう一度発音。これまでにも自分の発話した内容について、文法のミスや不自然な表現などに対して、逐一チャットでフィードバックをくれ、かなりしっかり聞いてもらえているという印象を受けました。

練習問題Bは英作文

さらに練習問題が続きます。例えば「バス賃 $0.25」に対し、新しい3つの表現を使って安いのか高いのかを文章を作って答えるというものです。

これも4問を一気に答えていきました。

練習問題で新しい表現を定着させる

練習問題を10問近くやるうちに、「新しい表現を理解したレベル」から「使えるレベル」になったことが実感できました。「とっても安い」と言いたい時に、今後は「very cheap」ではなく、「dirt cheap」といえるよう、口の練習をしているという感覚です。

また、この練習問題は「文章を自分で創作して答える」という力も試されるので、発話の練習とともに、英作文の練習にもなっていると思います。即興で英作文をすると、文法のミスやあらが出てきます。その度にフィードバックを貰えるので、短期間ですごく濃い体験をしている実感がありました。語学の習得に必要なカリキュラムが1回のレッスンにしっかり組み込まれていると思います。

チャレンジ問題はロールプレイ

ここまでかなり濃い時間を過ごして来た印象でしたが、まだチャレンジ問題が残っています。講師がある長文を音読するので、それを耳で聞いて理解し、その内容をもとに講師とロールプレイをするというダイ・ハードな内容です。そしてもちろんロールプレイ中は、あの3つの新しい表現を使わなければなりません。

講師はTOEICのリスニング程度のスピードで長文を読んでいましたが、ほぼ理解ができました。もし新しい3つの表現を知らない状態で聞いたら、全く理解できない長文だったように思います。それくらい「英語表現をたくさん知っていること」って重要なんですよね。

即興で会話を作るのには四苦八苦しましたが、後ほど録音を聞いてみると、焦る中でもしっかり3つの表現が口から出ていたので驚きました。

ロールプレイで定着度を確認できた

ロールプレイはすべての力を試されるアクティビティで、頭がフル回転していると感じます。ネイティブの講師とのロールプレイは特にリアルで、本当に英語で誰かと話しているんだなあという実感がありました。

レッスンの前半では理解はできても使えなかった表現が、いつの間にか自分の口から出ていたので、レッスンの中だけで「表現を習得できた」と感じました。

レッスンゴール

最後は私の到達度のフィードバック。到達度は1−4のうち、Very goodの4。「パーソナルフィードバック」では、「accuracy(正確さ)」で文法の正確さに気をつけましょうというフィードバックをもらいました。

フィードバックを受けて感じたこと

久々にレッスンを受けて、やはり「accuracy(正確さ)」がネックだと痛感。私のネックは会話はできるけれど、正確に話せないことなので、その壁を取り払うためには引き続きレッスンで講師からフィードバックをもらう必要があると感じました。

しかし今回のレッスンの目標である新しい3つの表現はもう自分のものになった!と感じることができたので、講師からVery goodをもらえて「もっと頑張りたい!」とやる気がでてきましたよ!

ネイティブ講師とのレッスン全体を通して

ネイティブ講師とのレッスンを通して感じたことをまとめてみましょう。

とにかく濃い25分

25分でここまでできるの?と毎回レアジョブのレッスンを受講するたびに思いますが、今回も本当に濃い印象でした。発話の練習もリスニングの機会もたくさんあり、たった25分なのに、「全く知らなかったよそよそしい英語表現たち」が、自分の中で「使い慣れた英語表現」に変わっていく変化に驚きました。

見逃されないフィードバック

自分で発言していて「違和感があるな」と思った表現は、やはりネイティブ講師も見逃しません。逐一チャットでフィードバックをくれ、間違った表現と正しい表現を文字にしてくれました。文字にされると間違いが一目瞭然。正しい表現を音読させてもらい、その場で理解することもできました。

ネイティブならではの発音

発音の中でもリンキングは高度でなかなか身につきませんが、講師の音を聞いていると不思議と耳に馴染んできて、何度か練習するとできるようになります。またロールプレイ中は本当に現実世界で起こり得るネイティブとの会話が練習できるので、貴重な体験のように思います。

復習の録音データがやばい!

アプリでレッスン終了後、レッスンの録音データがあるので、聞き返して再度復習することができました。自分の発話を聞いてみると、思ったよりちゃんと言えてるな、と思う反面、焦っていると文法がぐちゃぐちゃだな・・と反省することも。

レッスン中に聞き逃していた講師の発言なども聞き返すことができるので、これは復習材料には欠かせない素材だと感じました。

ネイティブ講師とフィリピン人講師どっちがよい?

私としては、フィリピン出身の講師もやはりとても能力が高く、この教材とカリキュラムであれば、同じレベルの力をつけられると思います。英語を使った仕事をしていると、アメリカやイギリスの英語ばかりを耳にするわけではなく、ノンネイティブの英語を耳にするほうが多いこともあります。その時、ノンネイティブの英語を聞き慣れていなければ、全然聞きとれない、という事態に遭遇します。そういった意味でも、ノンネイティブの英語に聞き慣れるというのは大切だと実感しています。

しかし、ネイティブスピーカーしか使わない表現や発音があるのも事実です。広く英語力を広げるためには、ネイティブ講師のレッスンもたまに入れていくといいのではないでしょうか。

また、今回は教材を使いましたが、ディスカッションなどをする際には、いろんな国の人の意見や文化の違いを聞くことも貴重な体験になるのではと思います。

ネイティブとのレッスンの様子がわかったら

今回レアジョブ英会話でネイティブ講師からのレッスンを受けて、刺激をたくさん受けました。フィリピン人講師とのレッスンに慣れてきたら、たまにネイティブ講師とのレッスンを挟んでみるのもいいと思います。どの講師のレッスンを受講しても、カリキュラムと教材がしっかり構成されているので、かなり濃厚な25分になること間違いなしですよ!

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