「Just」の意味どれだけわかる? 「Just」を使いこなす英語の意味や使い方を徹底解説

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「Just」は中学英語で習う基本的な単語です。日本語でも「6時ジャスト!」のように使いますが、英語でも同様に「Just」は日常会話で頻繁に使われます。海外ドラマや洋画を見ていて、セリフの中に「Just」がよく使われていることに気づいた人もいるかもしれませんね。しかし、「Just」の意味やニュアンスは、使われる場面で微妙に異なります。

そこで今回は、ネイティブのように「Just」を使いこなすために、意味と使い方を徹底的に解説します。「Just」が使いこなせるようになると、表現の幅がぐっと広がるでしょう。

「just」の意味と使い方

それでは、「Just」が使われる場面やニュアンスを意味ごとに解説していきます。

「~だけ」

話し相手に「ちょっと[だけ]待って」「少しだけ」のように量や時間を表す場合に使います。

Can you just give me a minute? (ちょっとだけ待ってもらえる?)

I wish I could see it just once. (一度だけでいいから見てみたいものだ。)

Just a moment / minute / second. (ちょっと[だけ]待って)

「Just a moment」は頻繁に使われる英語フレーズですが、moment → minute → secondの順で丁寧さの度合いが低くなります。目上の人や顧客などに対しては、Just a momentを使うのが無難です。

No one is here yet. It’s just Kate and me. (まだ誰も来ていないよ。ケイトと私だけ。)

上記の文では、onlyを使っても同じ意味です。(= It’s only Kate and me.)justとonlyはともに「限定」を表す単語ですが、onlyには「しか」「唯一の」という意味があるので、置き換えができる場合とできない場合があります。

He is just her friend. = He is only her friend. (彼は彼女のただの友達だ。)

He is her only friend. (彼は彼女の唯一の友達だ。)

onlyの位置を変えると意味が変わるので注意しましょう。

「ただの~」「ただ~したかっただけ」

上記の例文で示した通り、名詞の前にjustが置かれると「ただの~だ」という意味になります。

We are just friends.
(私たちは、ただの友達だよ。)= 恋愛関係ではなく友人関係

Don’t worry! It’s just a cockroach. (心配しないで!ただのゴキブリだよ。)

また、形容詞の前にjustが置かれも同様です。この場合は、「ただそれだけ」という意味合いが含まれます。つまり、ハンサムなだけで性格はよくない、怖いだけで面白くないという意味合いが含まれているということです。

He is just handsome. (彼はハンサムなだけだ。)

The movie was just scary. (映画は怖いだけだった。)

「ただ~しているだけ」の場合は、「be + just + 動詞の進行形(- ing)」で表します。

She is just watching TV. (彼女はテレビを見ているだけだよ。)

I’m just reading a book. (本を読んでいるだけだ。)

「ただ~したかっただけ」の場合は、「just wanted to do ~」で表します。

I just wanted to let you know that. (ただそれを知らせたかっただけだよ。)

I just wanted them to eat it. (彼らにそれを食べてもらいたかっただけだよ。)

We just wanted to make sure how you felt about that. (それについてどう感じたか確かめたかっただけだよ。)

「とにかく / いいから」

なかなか行動を起こさない相手に対して、「とにかく~しなよ」と言う場合。否定形にすると「いいから~するな」という意味です。

Just do it. (いいから、やりなよ。)

Just eat it. (とにかく食べなよ。)

No time to explain. Just run! (説明している時間はない。とにかく逃げろ!)

A: I don’t think you should download that application. (そのアプリはダウンロードしない方がいいよ。)
B: Why not? (何で?)
B: Just don’t! (いいから、やめておけ!)

「(ちょうど~した)ばかり」

「ちょうど~したところ」というニュアンスで使われます。

I just went to the new cafe yesterday.(その新しいカフェに昨日行ったばかりだよ。)

I just finish my lunch. (昼ごはんを食べ終えたばかりだ。)

I’ve just met with my client. (ちょうどクライアントに会ったところだ。)

We just married! (結婚したばかりだよ!)

現在進行形の場合は、「ちょうど~しかかっている」という意味です。

The train is just leaving. (電車はちょうど出発しようとしているところだ。)

She is just phoning. (彼女はちょうど電話をしているところだ。)

上記の場合、「ちょうど電話をしているところ」の他に、「ただ電話をかけているだけ」という意味にもなるので、シチュエーションで使い分けましょう。

「ちょうど / ぴったり / まさしく」

時間やサイズがちょうどのときによく使います。その他の例も併せて示しておきましょう。ちなみに、「ジャストフィット」や「ジャストミート」などのカタカタ語は和製英語なので、そのまま英語にしても通じません。

It’s just 12 o’clock. (ちょうど12時だ。)

It fits just right. ([洋服のサイズが]ちょうどよい。)

It’s just as we thought. (私たちもちょうどそんなふうに思っていたんだ。)

This knife is just what I needed. (このナイフはまさに私が必要としていたものだ。)

「すぐ」

「just around the corner」で「角を曲がったすぐのところ」という意味。以下の文では「just」を省略しても通じますが、意味は「角を曲がったあたり」となります。つまり、「just」を入れることで「角を曲がったすぐのところ」と強調されているということです。

The entrance of the library is just around the corner. (図書館の入り口は角を曲がったすぐのところだ。)

また「just around the corner」は、「もうすぐ」「間近に迫った」というニュアンスでも使われます。

Christmas is just around the corner. (もうすぐクリスマスだ。)

It’s still cold today, but spring is just around the corner. (今日はまだ寒いが、春はもうすぐだ。)

「そっくり / そのまま」

見た目が「そっくり」「そのまま」という意味でも使います。

He looks just like his dad. (彼は父親にそっくりだ。)

That house is just the way it was a long time ago. (その家は、昔のままだ。)

You are cute just like a doll. (あなたは人形のようにかわいい。)

「Just」を含むイディオム

前述した「just around the corner」もネイティブがよく使うイディオムですが、ここではそれ以外の「Just」を含むイディオムと使い方を解説します。

Just in case

「念のため」「一応」という意味。日常会話で頻繁に使います。

Have something to eat just in case. (念のため、何か食べておきなさい。)

I’ll bring my umbrella just in case. (一応、傘を持っていこう。)

また、待ち合わせの約束などをした相手に、自分の電話番号を告げるときにも便利です。

My mobile number is 0000-000-000 just in case. (念のため、私の携帯番号は0000-000-000です。)

Just about

「だいたい」「ほとんど」という意味で、口語で使われます。数量や時間などの場合は、approximately(おおよそ)と同じ意味です。

I heard prices will just about double. (価格がほぼ2倍になると聞いたよ。)

My office is just about 5 kilometers to the east from here. (私の事務所は、ここから東へ5kmくらい行ったところにある。)

動詞や動名詞が続く場合は、「~する / したところ」という意味です。

I was just about to check in. (チェックインしたところだ。)

I am just about to go to bed now. (私は今寝るところだ。)

I was just about finishing research. (調査を終えたところだ。)

また、「Are you finished? (終わった?)」という質問に対して、「Just about(だいたいね。)」と答えることもできます。

Just now

現在時制で「ちょうど今」、過去時制で「今しがた」という意味で、たいてい直前の出来事に使います。

I’m pretty busy just now. (今忙しいんだ。)

You looked pretty upset just now. (あなたは今、かなり動揺しているように見えたよ。)

I was sleeping up until just now. (さっきまで眠っていた。)

また、以下のように近い未来を表す場合もあります。

I’m coming just now. (今行きます。)

Just as well

「かえって都合がいい」「ちょうどいい」「運がいい」という意味。

It was just as well you didn’t marry him. (あなたは彼と結婚しなくてかえってよかったんだよ。)

It’s raining. You might just as well stay home. (雨が降っているよ。家にいた方がいいんじゃない。)

It’s just as well I met you. (あなたに会えてちょうどよかった。)

Just like that

「それだけのことだよ」「そのまま」「ちょうどそのように」「いとも簡単に」など、状況により意味が異なります。日常会話で頻繁に使われるので、映画や海外ドラマで耳にしたことがある人もいるかもしれませんね。

Just like that! (それだけのことさ!)

It is fine just like that. (そのままで結構だ。)

He always says things just like that. (彼はいつも的を射たことを言う。)

I can’t let it go just like that. (そんな簡単に手放すことはできない。)

また、誰かの発言や行動に対して、「Just like that?」と疑問文にして使うこともあります。この場合の意味は、「たったそれだけなの?」「そんなに簡単に?」となり、予想に反して簡単だったりシンプルだったりしたときに最適なフレーズです。

A: I broke up with Jessica last night. (昨夜、ジェシカと別れたんだ。)
B: What happened? (何があった?)
A: She said she wouldn’t see me anymore. (もう会わないと言われた。)
B: Just like that? (たったそれだけ?)

まとめ

「Just」にはさまざまな用法がありますね。「この意味で使われることが多い」と限定することはできず、どれも日常会話で頻繁に使われています。意味の違いだけでなく、場面やニュアンスの違いも理解できれば、ネイティブのように使いこなせるようになるでしょう。「Speak English just like that(そんなふうに英語を話すだけ)」です!

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