英検がワンデイで受けられる?! メリットいっぱいな英検S-CBTの特徴や流れとは?

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ワンデイで英検が受けられる英検S-CBT。名前は聞いたことがあるけれど、具体的に何が違うのかわからないという人も多いのではないでしょうか。誰でも受けられる英検S-CBTには、通常の英検にはないメリットがたくさんあります。

本記事ではワンデイタイプの英検S-CBTの特徴やメリット、試験の流れを徹底解説。忙しくてなかなか英検が受験できずにいる人も英検S-CBTなら受けやすくなりますよ!

英検S-CBTとは

英検S-CBTとは従来の英検同様、公益財団法人 日本英語検定協会が実施しているコンピューターを使って受験する英語検定。1日でスピーキング・リーディング・ライティング・リスニングの4技能を同時に受けられる新しい英検の形です。

合格すれば従来の英検と同じ級として認められます。2021年6月現在、英検S-CBTで受験できる級は準1〜3級です。年齢に関係なく受験可能で、出題内容や難易度、採点の基準も従来の英検と同様です。試験は英検S-CBT専用のテストセンターで受験します。

英検との違い

従来の英検との大きな違いは二つあります。

まず一つはワンデイで英検の受験を完了させられることです。英検は3級以上でスピーキングテストがあります。従来はリーディング・ライティング・リスニングの一次試験に合格した人のみが、二次試験でスピーキングテストを受ける形でした。しかし英検S-CBTなら、全員がスピーキングを含めた全テストを1日で受けられます。

もう一つは回答方式です。従来はマークシートに直接記入していましたが、英検S-CBTでは全ての回答はコンピューターで行います。

その他にも試験実施頻度や受験会場、受験できる級に違いがあります。

英検CBTとの違い

コンピューターで回答する方式の英検は、2020年度まで「英検CBT」と「英検2020 S-CBT」の二つの形式がありました。しかし2021年4月に統合され、コンピューター回答方式で受験できる英検S-CBTのみになりました。

英検S-CBTの特徴・メリット

英検S-CBTの特徴とメリットを解説します。テスト内容や難易度は従来の英検と同じですが、英検S-CBTには今までの英検にはなかった特徴やメリットが多いです。なかなか英検を受けるチャンスがなかった人でも、英検が受けやすくなります。

毎週土日に実施される

英検S-CBTは原則毎週土日に実施されます。地域やテストセンターによって毎週土日の実施ではない場合もあるのですが、平日に実施しているテストセンターも多いです。従来の英検は年3回しかなかったことと比べると、受験できる日程はかなり増えています。

テストセンターごとの日程の詳細は公式ホームページで公開されていますので、自分の都合がいい日を選択しましょう。実施がある日でも級によっては実施がないこともあるので、自分が受験したい級があるかどうかしっかり確認しておいてください。

従来の英検に比べて安価

出題される内容や難易度は従来の英検と同じなのですが、英検S-CBTは受験費用が安いのも特徴です。

以下に2021年度の検定料(税込)をまとめました。

対象級 従来の英検 英検S-CBT
準1級 10,700円 10,200円
2級 9,700円 9,200円
準2級 9,200円 8,700円
3級 7,900円 7,400円

大幅に費用が変わるわけではありませんが、どの級も従来の英検より500円安くなっています。別の級にチャレンジしたり、合格できなかった級にもう一度挑戦したりすることを考えると、少しでも費用が安い方が嬉しいですよね。

検定期間内に同じ級を最大2回受験できる

英検S-CBTは1年間で第一回・第二回・第三回と3回に検定期間が分けられています。同じ検定期間内でも2回まで受験できるので、合格のチャンスが増えます。
英検S-CBTの検定期間は、以下のように区切られています。

第一回 4月・5月・6月・7月
第二回 8月・9月・10月・11月
第三回 12月・1月・2月・3月

従来の英検も第一回・第二回・第三回と分けて、年3回実施されています。英検S-CBTを受験する場合でも、従来の英検と併願できるので、最大1つの検定期間内に3回まで英検が受験できるのです。

ただ一度申し込んだ検定はキャンセルができないため、受験申し込みのタイミングには気をつけましょう。

テストセンターが充実している

英検S-CBTの受験は、各地域にあるテストセンターで実施されます。テストセンターには、たくさんのコンピューターが用意されていて、そこで受験者が同時に試験を受ける仕組みです。

試験に集中できるようにコンピューターの間にはパーテーションが設置されています。また英検S-CBT用に作られた長時間装着でも快適な特注のヘッドセットが用意されていて、快適にテストが受けられるのも特徴です。これらは全国共通の設備なので、どこに住んでいても同じ環境で英検を受験できます。

また室温管理も徹底されているので、いつでも快適に受験できるのも魅力です。私物の管理・監視カメラの設置・入室時の本人確認などセキュリティも充実しており、受験者が試験に集中できるようになっています。

英検S-CBTを受験するときの流れ

英検S-CBTはスピーキング→リスニング→リーディング→ライティングの流れで試験が進んでいきます。流れとそれぞれの特徴を紹介しますので、受験する前にどんな流れになるのか確認しておきましょう。

またテスト開始前には、コンピューターへのログインが必要です。受験控えに記載されている数字を入力して「受験する」ボタンを押すだけなので、誰でも安心して受験ができます。

 ①スピーキング

試験監督の合図とともにスピーキングテストから始まります。ヘッドセットで音声テストが行われ、指示に従ってマイクテストを行います。マイクは周りの人の声も多少感知してしまうの、ハキハキと大きな声で話すようにしましょう。

まずウォームアップとして簡単な質問があります。採点には入りませんが、心の準備になるので、しっかり声を出して答えてください。

その後に本番のスピーキングテストが始まります。パッセージの黙読を行い、画面の指示に従って答えましょう。時間はしっかりとられているので慌てる必要はありません。また質問の内容が理解できなくても、「もう一度聞いてやり直す」ボタンがあるので安心です。ただこのボタンは2回までしか押せないので、慎重に押してください。

マイクの調子がおかしかったり、うまく録音できなかったりすれば画面上に表示が出ます。もし表示が出たら速やかに試験監督に伝えましょう。

②リスニング

次にリスニングテストです。リスニングはヘッドセットから流れる音声を聞いて、マウス操作で解答します。テスト開始前に音量をチェックして、自分が聞き取りやすいようにしておきましょう。

先の問題の選択肢を見るボタンがあるので、従来の英検のように先回りして選択肢を見ることも可能です。また「後で見直す」ボタンがあり、わからなかった問題や不安のある問題はわかりやすくチェックしておけます。解答漏れや確認漏れがなくせるので安心です。

それから解答時間が常に画面上に表示されます。残り時間を意識しながら進められるので、「思っていたより時間がなかった」となってしまう心配もありません。

③リーディング

リーディングテストもリスニングテストと同様にマウス操作で解答します。選択肢が画面上に表示されるので、該当する解答を選ぶだけです。こちらも「後で見直す」ボタンがあるので、わからない問題は飛ばして先に進めてもOKです。

「問題指示文表示」ボタンや長文の「全文表示」ボタンがあるので、解答を選んでいる最中でもいつでも問題や長文内容が確認できます。また赤ペンマーカー機能があるので、画面上でも重要な部分をチェックしながら回答できるので安心です。

 ④ライティング

ライティングは受験申し込み時に、キーボード操作で回答するか解答用紙に手書きするかを選べます。タイピング操作に不安がある人でも安心です。どちらの場合も問題はコンピューターの画面上に表示されます。

ライティング問題の解答が終了したら試験終了です。ライティングの問題画面の下には「筆記試験を終える」ボタンがあります。もし時間よりも早く終了すれば、このボタンを押して退場可能です。従来の英検と異なり、自分のタイミングで試験を終えられます。ただ間違えて押してしまわないように注意してくださいね。

まとめ

英検S-CBTには今までの英検にはなかったメリットがたくさんあります。「学校や仕事が忙しくてなかなか英検を受けられなかった」という人でも、自分のスケジュールに合わせて受験ができるのは嬉しいですよね。

英検S-CBTの公式ホームページには各会場の試験日程の詳細が公開されています。地域のエリアセンターごとに日程が大きく異なりますので、自分が受験するテストセンターの日程をチェックしてみましょう。

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