英語学習に目標は欠かせない!英語を上達させる目標の立て方とコツ

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英語学習に励む人の多くが、できるだけ効率的に英語を上達させたいと思っていることでしょう。それでは、英語を学ぶうえで、具体的な「目標」を立てている人はどのくらいいるでしょうか。

英語学習には、目標設定が欠かせません。「そもそも何のために英語を勉強するのか」という目的意識を持つことが大切です。

この記事では、英語学習に目標設定が必須の理由や目標の立て方、効果的な目標の一例をわかりやすく解説します。

英語学習に目標が必須な理由

英語学習に目標が必要な理由とは何でしょうか。英語学習において目標を設定することには、大きく2つのメリットがあります。目標があるかどうかで、学習のしやすさや効率性が大きく変わってきます。

何をするべきなのか明確になる

まず、目標を設定することで、そのために必要な行動が明確になります。ただ漠然と、「いつか英語が話せるようになりたい」と考えているだけでは、具体的に何をすればいいのか見えてきません。目標とは、最終的に辿り着きたい到着地です。山登りでいうところの、山頂ですね。到着地を設定することで、そこに到達するまでに具体的に何を実践していくべきかのイメージが湧いてきます。

さまざまな選択肢の中から、もっとも最短で到着地に行ける方法を模索するようにもなるでしょう。たとえば、TOEICテストで800点を突破するためにはどうすればいいかというと、TOEIC頻出単語を覚えるのが、もっとも確実で効率的ということになります。つまり、目標があるからこそ、進むべき道が明確になり、最適な選択ができるようになるのです。「ぜひ達成しよう」という前向きな姿勢や主体性も生まれます。

モチベーションが維持できる

英語力は、数日で身に付くものではありません。英語を流ちょうに読み書きできるようになるためには、文法以外の語彙力や表現力、文章構成力など、総合的な底上げが必要です。

また、直感的に文法的な間違いを見抜けるかどうかは、経験にも比例します。つまり、ある程度のレベルに到達するまでには、誰でも一定の期間を要するのです。

目標なしに学習を続けるのはしんどいものです。どんなに真面目な人でも途中でイヤになってしまったり、つい怠けたりしてしまうでしょう。

英語学習を継続させるためには、やはり何かしらの「強い動機づけ」が必要です。しっかりとした目的意識さえあれば、忙しい日でも30分だけでも英文を読んだり、移動時間を利用して英語を聞いたりと、何かしら英語に触れる時間を自ら工夫して作り出すことが可能です。

目標達成までの進捗率を日々チェックすることで、今努力していることが、目標達成に着実につながっているという実感も得られるでしょう。たとえ困難な目標であっても、ゴールに向かって一歩ずつ進んでいるという手ごたえがあれば、工夫や努力を継続していけるものです。

英語学習の目標を立てるときのコツ

目標が大切といっても、なんでもいいというわけではなく、目標として機能するものでなくては意味がありません。英語学習の目標設定にはコツがあります。具体的には次の3つのポイントを踏まえて、自分なりの目標を立てましょう。

目標達成までの期間を決める

目標設定の中には、目標設定までの期間も含まれます。掲げた目標を、具体的にいつまでに達成するかの期限も明確に定めておきましょう。期限を決めておくことで、「ダラダラと勉強する」「つい後回しにする」といった事態を避けられます。特に、日常生活で英語を使う場面が少ない人の場合、必須ではない英語学習の優先度は、どうしても下がってしまうでしょう。

英語学習の場合、ある程度期間を区切って、集中して取り組むほうが効果的です。日々インプットとアウトプットを繰り返すことで記憶の定着率が高まり、英語脳が鍛えられていきます。期間を設定することで、逆算して、無理のないスケジュールも立てられます。一例として、目標達成のために3カ月で300ページの参考書をマスターする場合、1カ月100ページのペースとなり、1日に必要な量は約3ページと計算できますよね。

加えて、長期的な目標を立てる場合には、途中の目印となる短期・中期的な目標を立てることをおすすめします。学習にメリハリが生まれ、定期的に達成感も味わえるので、モチベーションを長く維持できます。

実現可能な目標を設定する

目標は、達成するために立てるものです。理想を高く持つのは素晴らしいことですが、あまりにも無謀な目標では、かなりの確率で頓挫してしまいかねません。たとえば、英語初心者が3カ月以内にTOEICで900点以上を取るというのは、実現可能な目標とは言えないでしょう。どんなに努力しても結果に結びつかないことに自信を無くし、英語が嫌いになってしまっては本末転倒です。だからといって、普通にしていても実現できるレベルの内容では、目標とは呼べません。

目標を立てる際には、「レベル設定」が肝心です。ポイントは、自身の工夫や努力によって、どうにか実現できるレベルにすることです。まず、TOEICを受けるなどして、自分の客観的な英語力を把握しましょう。現時点の実力を踏まえて、3カ月~半年程度の長すぎない期間で達成できる目標をひとつ設定しておくといいでしょう。

実現可能な目標であれば、ぜひ成し遂げたいと思い、実践していこうという意欲も湧いてくるものです。目標自体に「魅力」があるかどうかも重要です。

達成が分かりやすい目標を立てる

達成か、未達成かの判断が分かりやすい目標であることも大切です。英語学習については、次の2つの方法で目標の達成度を測ることができます。ひとつは、「合否がわかるもの」を目標にする、もうひとつは「結果がスコア化されるもの」を目標にするというものです。たとえば、「半年以内に、英検の準一級に合格する」「3カ月以内にTOEICで700点以上を取る」という目標であれば、達成できているかどうかが明白ですよね。

反対に良くないのは、「英検に合格する」「TOEICのスコアをアップさせる」というような目標の立て方です。期限が定められていないうえ、何をもって目標達成とするかも曖昧です。結果が予想よりも低かったときにも、妥協してしまいやすくなります。合否やスコアで判断できない目標については、ゴールイメージをできるだけ具体的に設定しましょう。

【目的別】英語学習の目標の一例

英語学習の目標設定のコツを押さえたところで、ここからは具体的な目標例について考えていきましょう。コツは分かったけれども、実際にどのような目標を立てればいいのか悩んでしまう方のために、英語学習に多い目的別に、目標の一例を紹介します。英語のレベルに応じて、達成期間や目標値などを調節しましょう。

仕事で英語が使えるようになりたい!

英語でコミュニケーションが取れるようになれば、仕事での活躍の場も広がりますよね。仕事で英語が使えるようになりたいと考えている人のために、目標設定の例を考えてみました。

(短期目標)
・1週間で、ビジネスメールで使えるフレーズを5つ覚える
・1週間で、ビジネス英単語を10個以上覚える
・1カ月以内にTOEICで500点以上を取る
・1カ月以内に、独力でビジネスメールを起案できるようになる

(中期目標)
・3カ月以内にTOEICで700点以上を取る
・3カ月以内に、会議資料を英語で作成できるようになる
・半年以内に、担当領域について英語で説明できるようになる

(長期目標)
1年以内にTOEICで900点以上を取る
1年以内に、海外支社との会議を進行できるようになる
1年以内に、海外出張を実現させる

留学に行きたい!

留学に行きたいという夢のある目標ならば、モチベーションも維持しやすいでしょう。留学を目標にする場合は、以下のような短期・中期目標をマイルストーンにして、実現させるといいでしょう。

(短期目標)
・1週間で英単語を20個覚える
・2週間で、留学先の観光地の情報を10カ所以上調べる。
・週に1度、オンライン英会話でネイティブのレッスンを受ける。

(中期目標)
・3カ月以内に、英語で日常会話ができるようになる。
・3カ月以内に、TOEICで700点以上を取る
・3カ月以内に、英検2級以上に合格する

(長期目標)
・1年以内に、TOEICで850点以上を取る。
・1年以内に、英検準一級以上に合格する
・1年後に留学を実現させる

スムーズに旅行できるようになりたい!

英語が話せれば、海外旅行へのハードルもぐっと下がりますよね。たとえば、以下のような目標を設定して、一つひとつ達成していくといいでしょう。

(短期目標)
・1週間で、旅行や観光に関する英単語を20個覚える
・1週間で、旅行先で使えるフレーズを5つ覚える
・週に1度、オンライン英会話でネイティブのレッスンを受ける
・1カ月以内に、観光英語検定3級に合格する

(中期目標)
・3カ月以内に、ネイティブが話す内容の大意を理解できるようになる
・3カ月以内に、観光英語検定2級に合格する

(長期目標)
・1年以内に、旅行先で通訳や辞書を使わずに、英語で会話できるようになる
・1年以内に、観光英語検定1級に合格する
・1年後に海外旅行を実現する

字幕なしでも英語のニュースや映画が理解できるようになりたい!

字幕なしでも英語のニュースや映画が理解できるようになれれば、臨場感がさらによく伝わり、解釈の幅も広がるでしょう。

(短期目標)
・1週間で英単語を10個覚える
・1週間で英語のフレーズを5個覚える
・週に1度、ニュースキャスターやハリウッドスターのシャドーイングをする

(中期目標)
・1カ月以内に、英語のニュースを30記事読む
・1カ月以内に、英語のニュース動画を30本視聴する
・3カ月以内に、すでに観たことがある映画ならば、字幕なしでも理解できるようになる

(長期目標)
・半年以内に、初めて見る映画でも字幕なしでも楽しめるようになる。
・1年以内に、BBCやCNNのニュースを8割程度理解できるようになる。

外国の友達をたくさん作りたい!

外国人の友達を作りたいという目標も、英語学習では大きな励みになります。いつまでに何人の友達を作るかというのを最終的な目標に設定しておくといいでしょう。

(短期目標)
・1週間で、日常会話で使えるフレーズを10個覚える
・1週間で、海外ドラマを3話見る
・週に1度、英語でSNS投稿する
・2週間以内に、英語で自己紹介できるようになる

(中期目標)
・3カ月以内に、SNS上での海外の友達を10人以上つくる
・3カ月以内に、日本の文化や歴史について、英語で説明できるようになる
・半年以内に、ネイティブと日常会話ができるようになる

(長期目標)
・1年以内に、海外留学に行く
・1年以内に、海外の友達を30人以上つくる

安心して外国のお客さんに接客できるようになりたい!

日本には、外国人旅行客に人気の観光地も多くあります。英語でスムーズに接客できるようになりたいと考えている場合は、TOEICや観光英検の受験以外にも、以下のような目標を設定するといいでしょう。

(短期目標)
・1週間で、接客に使える単語を10個覚える
・1週間で、接客に使えるフレーズを5個覚える
・1カ月以内に、外国人観光客に対して、英語のパンフレットなどを使って、案内ができるようになる
・1カ月以内に、ホテルの予約や設備の使用方法などについて、簡単な英語で説明できるようになる

(中期目標)
・3カ月以内に、ネイティブが話す内容を聞き返すことなく、接客できるようになる
・半年以内に、外国人観光客に対して、日本の観光事情や文化事情について、英語で説明できるようになる

(長期目標)
・1年以内に、職場を代表して、外国人に対して丁寧な英語で接客できるようになる
・1年以内に、外国人観光客に対して、通訳ガイドを務められるようになる

まとめ

英語学習においては、明確な目標を設定し、期間も区切って集中的に取り組むことが大切です。しっかりとした目的意識があれば、日々忙しい中でも学習意欲を継続でき、英語に触れる機会を自ら増やしていけるでしょう。より短期間で、ワンランク上のレベルに到達できる可能性も高まるはずです。

継続するためには、楽しんで学習していくことも必要です。他人に決められたものではなく、自分自身が納得して、ぜひ成し遂げたいと思えるような魅力的な目標を立てましょう。

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