英検2級の面接対策!スピーキングテスト突破の絶対的コツとは?

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英検2級のスピーキングテストに対して、「スピーキングが苦手で、合格できるか心配」「面接のときの注意点や、面接で使える英語表現はある?」と不安を感じている人もいるでしょう。

今回は、英検2級の面接(スピーキングテスト)対策として、試験形式や試験の流れ、具体的な回答のコツについて解説します。合格に向けて覚えておきたい、減点されやすいポイントにも触れます。英検の出題傾向はある程度決まっているので、この記事を参考にぜひしっかり対策に取り組みましょう。英検2級の試験全体を知りたい人は、「2025年|英検2級のレベルや合格率について徹底解説!今年こそ攻略しよう」を一読してみてください。

英検2級の二次試験(面接)をざっくり紹介

まずは、英検2級のスピーキングテスト対策に役立つ、試験の基本情報を確認しておきます。

英検では、一次試験合格者のみが二次試験に進みます。二次試験は、面接官と1対1で行われる面接形式のスピーキングテストです。試験形式や課題の内容には一定の傾向があり、対策を講じるときには最初にチェックしておきたいポイントといえます。目指すべき合格のラインや、準2級との違いについてもみていきましょう。

スピーキングの試験形式

英検2級の二次試験は個人面接で、応答内容・発音・語彙力・情報量・意欲・回答時の態度などを評価されます。

試験の形式は下記の通りです。

課題内容(得点) 出題形式・課題
音読
(5点)
60語程度の短い文章を読み上げる。
※20秒の黙読の時間が与えられる
No.1 パッセージについての質問
(5点)
音読した短い文章の内容に対するさまざまな質問がされ、1つずつ回答する。
No.2 イラストについての質問
(10点)
問題カードが渡され、描かれている3コマのイラストの展開を説明する。
※イラストを見て考える時間が20秒与えられる
No.3 受験者自身の意見を問う質問
(5点)
問題カードに関連する内容の質問があり、受験者自身の意見を回答する。
No.4 受験者自身の意見を問う質問
(5点)
日常生活における一般的な内容に関する質問があり、受験者自身の意見を回答する。問題カードに関連しない内容が含まれることもある。
受験中のアティチュード
(3点)
面接中(約7分間)、評価される

よく出題されるトピック

英検の二次試験でよく出題されるトピックには傾向があります。日本英語検定協会の公式ホームページによると、過去には下記のような問題が出題されています。

環境にやさしい素材、オンライン会議、屋上緑化、ペット産業、新しいエネルギー、サプリメント
引用元:日本英語検定協会「2級の試験内容」

環境問題や時事ニュース、テクノロジーなど、日常生活に関係しつつ難しさを感じやすい社会性のあるトピックでも、自分の意見を相手に伝えられる英語レベルが求められます。

二次試験の合格ライン

英検ではどの級でも合格基準となるスコアが設定されています。また、合格基準スコアは英検CSEスコアともいわれ、違う回の試験を受けても、自分の英語力が数値で比較できるようになっています。

2級の二次試験の合格ラインは、英検CSEスコアで460点/650満点です。配点に換算すると約6割の得点率。準2級では、CSEスコア400点/600満点が合格基準となります。

ただ、各級の合格基準スコアは固定されていますが、自分のスコアは他の受験者の点数によって変動します。

二次試験の流れ

試験形式がある程度決まってはいるものの、面接では思いの外緊張してしまい、なかなか言葉が出てこないこともあるでしょう。緊張してもしっかりと質問に回答できるよう、面接の流れについて詳しく説明します。

挨拶をし忘れたり、面接官の要求に応えられなかったりしないよう、入室してから退席するまでの流れを確認しましょう。

最初に公式サイトにある「英検バーチャル二次試験 | 2級」を試してみると分かり易いので、参考にしてくださいね。

入室したら面接カードを渡して着席する

控え室で自分の順番を待ち、名前や受験番号が呼ばれたら係員の指示に従って、面接室に入ります。このとき、控え室にはもう帰ることができない点に気を付けてください。自分の荷物をすべて持って面接室に移動します。

入室後、まずは顔を見て、「Hello」と挨拶をしましょう。

面接官:Can I have your card, please?  
あなた:Yes,Here you are.  (「面接カード」を手渡します)
面接官:Please have a seat. 
あなた:Thank you. (着席する)

氏名・級の確認・挨拶をしてから「問題カード」を受け取る

面接官:My name is Mike Green. May I have your name,please?
(私の名前はマイク・グリーンです。あなたの名前を聞かせてください)
あなた:My name is …

など自己紹介し、氏名を聞かれるので自分も自己紹介をしましょう。

面接官:This is the Grade 2 test,OK?  (〇〇〇〇)
あなた:OK.
面接官:How are you today?
あなた:I am fine, thank you. How are you?(都度きちんと返事をします)

問題カードを渡されますので、お礼はきちんと伝えましょう。

あなた:Thank you.

問題カードの文章を黙読する

この画像には alt 属性が指定されていません引用元:日本英語検定協会「2級(二次試験)」

面接官:First, please read the passage silently for 20 seconds.
(最初にその文章を20秒間黙読してください)

上記の問題サンプルのように、英文の量は60語程度です。20秒といってもあれこれ考えてしまうと最後まで目を通すことができない量です。止まらず、ひと通り目を通すようにしましょう。

文章(パッセージ)を音読する

面接官:Now, please read the passage aloud.
あなた:OK. と返事をしてタイトルから読み始めましょう。

読むときは、ゆっくり・はっきりとした発音を心がけてください。音読に時間制限はありませんが、不自然な時間止まってしまうとマイナス評価になってしまうこともあります。

緊張して早口になったり、分からない単語が出てきて頭が真っ白になるかもしれません。そんな時も、今まで頑張って勉強してきた時間と努力を思い出して、自信をもって読み上げましょう!

文章(パッセージ)についての質問に答える

音読のあと、面接委員が今読み上げた文章についての質問をします。

答えるときには問題カードを見ることができるので、答えに当たる箇所を問題カードから見つけましょう。質問が聞き取れなかったときは聞き返すこともできます。聞き返すこと自体は減点対象になりませんが、何度も続くと減点の対象になり得ます。

黙っていると、次の問題に進んでしまうことがあるので注意しましょう。

イラストの展開をカードを見ながら説明する

面接官:Now, please look at the picture and describe the situation.

問題カードに描かれたイラストの物語がどう展開していくのか説明するよう指示されます。

面接官:You have 20 seconds to prepare.

考える時間が20秒与えられます。

面接官:Please begin.(始めてください)

イラストの展開説明を開始してください。

ここは英語で会話をする能力をチェックされるのではなく、カードを見ながら状況説明ができるかどうかが問われます。わざわざ難しい言葉を使う必要はなく、イラスト1コマに対して2,3文で説明するといいですね。

受験者自身の意見を問う質問 に答える

面接官:Please turn over the card and put it down.(カードを裏返して置いてください)

面接官から指示があるので従ってください。

続いて、受験者自身の意見を問う質問がされます。質問は、パッセージやイラスト展開の質問との関連性がない場合もあります。

面接官が社会的な問題を説明した後、

What do you think about that? (あなたはどう思いますか?)

と聞かれるので、自分の意見を答えてください。これが2問続きます。

「問題カード」を面接委員に返し退室

This is the end of the test.Could I have the card back,please. (テストはこれで終了です。カードを返してください)

試験は終了です。

Here you are. (どうぞ)と問題カードを必ず面接官に手返し、退室してください。その際、Good bye.have a nice day! (さよなら、いい1日を!)と声をかけられたら、無視せずYou too. (あなたも)と返すようにしましょう。

退室後は、すみやかに会場から退場。控室へ戻ったり、ほかの受験者と話をしたりしないように気を付けてください。

英検2級、準2級プラスの違い

準2級プラスは、身近な社会的な話題について、概要や要点、詳細を理解したり、情報や自身の考えを多様な語句を用いながら詳細に伝えることができるレベルとなっています。対して2級は、大学入試程度の問題になります。2級と準2級プラスの難易度はかなり差があるといえるでしょう。

 

英検2級

英検準2級プラス

レベル

高校卒業レベル

高校生上級レベル

音読

486文字、92ワード

280字、55ワード

2級になると、留学中の社会生活やビジネスシーンで必要な英語を理解できるだけではなく、自分で使えることが大きなポイントになります。そのため、合格すれば入試優遇や単位認定などを認める国内の大学もあり、就活でも採用試験の履歴書に記入して英語力を十分アピールできます。

これまで英検準2級プラスに合格した人は、少し難しく感じるかもしれません。

もっとレベルや試験内容などの違いを知りたい人は、「英検準2級プラスが新設!2級、準2級プラス、準2級の違いやレベル・難易度・学習法について解説」を参考にしてください。

スピーキングテスト突破ポイント

ではここで、まずは2級の面接のポイントを掴みましょう。音読がうまくできると、このあとの問題も自信を持って取り組むことができます。単語の勉強をしていても、試験に出るすべての単語を理解し、上手に発音することは難しいこともあるでしょう。そこで気を付けてほしいのが下記に挙げているポイントです。

タイトルから内容を予想する

タイトルが理解できると、先の文章で何について書かれているのか、大体の予想がつきます。

内容を全く予想できずに本文を読み進めるのと、内容が少し分かってから読み進めるのでは頭に入る情報量が異なるものです。もし、本文が分からなくてもタイトルさえ分かればある程度のストーリーが予測できます。

分からなくても止まらずに読み切る

日本人は語学に対して完璧であろうという意識が高すぎる傾向があります。知らない単語が1つあると止まってしまって、次に進めないというケースもよくあります。しかし、スピーキングテストでは、知らない単語があっても止まらずになんとなくでも読み切ることのほうが大切です。

音読問題に時間制限はないので、焦って読まなくても大丈夫。文章の区切りごとにひと息つくくらいのスピードで落ち着いて読み、次の質問に備えるようにしましょう。

一定時間無言が続いてしまうと終了だと思われてしまいますので、これだけは避けるようにしましょう。

社会的な話題を勉強しておく

2級の問題では、ほとんどが社会的な問題です。環境問題や緑化問題、新しいエネルギーなど、事前に出題されそうなトピックにまつわる英単語をインプットしておきましょう。

普段は使わない単語も多いので、予習しておかないと質問の意図が理解できない可能性があります。英字新聞などで、社会的な問題・変化についてのニュースを読んで、内容と単語を予習しておきましょう。単語だけでも分かれば質問の意図も分かり、答えやすくなります。

できれば、誰かとディスカッションして、英語で意見を述べる練習をするのがおすすめです。友達とテーマを決めて会話をしたり、英会話レッスンを利用したりして、人前で英語で意見を述べる練習をしておくことで、面接本番で緊張するなかでもスムーズに意見を述べられるでしょう。

回答例

ここからは、各質問や説明に対する回答例交えて紹介します。

・パッセージ(文章)の質問
・イラストの展開説明
・受験者自身の意見を問う質問

1つずつ理解を深めましょう。

「パッセージの質問」の対策

音読した文章に対する質問では、主に“ According to the passage, how ~ ? ” と聞かれることが多いので、音読が終わった後は、目的や手段などの回答を探しておきましょう。回答の時には、“ By doing ~”と答えられるように準備しておきます。もし“ Why ~?” と聞かれた場合は、理由(Becasuse ~. )を答えらえるようにしておきましょう。

面接官:According to the passage, how do some customers with children do their shopping more easily?
あなた:By choosing shopping centers that provide childcare services.

「イラストの展開説明」の対策

引用元:日本英語検定協会「2級(二次試験)」

イラストの展開説明では3コマのイラストが提示します。2級では状況を1文で説明すればよかったのですが、2級では場面を切り取るだけでは不十分です。イラストやセリフを見て、状況の変化や登場人物の心情を読みとり、英語でストーリーを作るスキルが求められます。

イラストの中にある文章を使う

ゼロから文脈のある文章を作るのは難しいので、イラストの中に記載された状況を説明する英文を使いましょう。

「誰が何をした」を意識して、イラスト内のセリフや文章を使って時系列順に並べることができればある程度の加点がもらえます。あとは登場人物の心情を加えたり、要点をまとめたりします。イラストないのセリフ・文章を補いながらつなげるイメージを持つとよいでしょう。

過去形もしくは過去進行形で話す

サンプル問題のイラストを見ると、男性は未来の提案をしています。しかし、ここでナレーションをつけるのであれば、男性の言葉には過去形を使う必要があります。

イラストの内容はすべて過去に起こったことだと思ってください。したがって、最後のコマでは「女の人は子どもが泣いていないかと心配していた」など、過去進行形を使いましょう。

回答例:One day, the Sasaki family went to an art museum that offered childcare services. Mr. Sasaki said to his wife, “They’ll take care of our baby while we look around.” Ten minutes later, Mr.Sasaki was putting his bag into a locker. Mrs. Sasaki was looking forward to seeing the paintings with her husband. Two hours later at the gift shop, Mr. Sasaki was choosing a toy for their baby. Mrs.Sasaki was worried that their baby might be crying.

「受験者自身の意見を問う質問」の対策

自分の意見を問われる質問は、参考にできるイラストや英文がないため、特に難易度が高くなります。そのため、ほかの課題よりも事前の対策が重要となります。

(No.3)
面接官:Some people say that parents today give too much freedom to their children. What do you think about that?

(賛成の場合)
あなた:I agree. These days, parents are not strict enough. As a result, children’s manners are getting worse.

(反対の場合)
あなた:I disagree. I think many parents control their children too much. Children feel a lot of pressure from their parents.

日本人は自分の意見を述べる際に、理由や状況を長く説明してから最後に結論を述べる傾向がありますが、英語では大切なことや結論を最初に伝えることが重要です。結論の後は、I thinkで続けて文章を作成すると良いでしょう。

(No.4)
面接官:Today, many people buy secondhand goods such as used books and used clothing. Do you think more people will buy secondhand goods in the future?

(Yesの場合)
あなた:Yes. People can save money by buying used goods. Also, I think secondhand stores will sell more kinds of things.

(Noの場合)
あなた:No. I think most people like to buy new things. They do not want things that other people have used.

他にも、In my opinion(私の考えでは~)Anyway(やはり、とにかく)That is why(理由はこうです)なども知っておくと表現の幅が広がります。

面接本番で緊張してしまったら

どんなに練習していても、面接本番では予想以上に緊張してしまうものです。大切なのは、完璧な英語を話すことよりも、コミュニケーションを取ろうとする姿勢です。もし言葉に詰まっても、間を埋めるフレーズを活用したり、面接官の目を見て話すことを意識しましょう。

ゆっくり正しい発音を意識する

面接の最初の課題だからこそ、ゆっくり正しい発音を意識することが大切です。

一方で、正しい発音が分からない単語が出てきたら、自信を持って英語らしく発音してみましょう。過去形になっているのか、複数形なのかなど単語の細部までしっかり意識をしてくださいね。

もちろん、英検は試験なので発音もアクセントも完璧であるほうがプラス評価となります。単語を勉強するときは、意味だけでなく正しいアクセントの場所や発音を必ず確認しておきたいところです。

困ったときに使える英語表現

質問を聞き返すときや、考える時間が欲しいときなど、困ったときに共通して使える英語表現を紹介します。

・「もう一度お願いします」と伝える表現
Come again?
Sorry? Could you say that again?
I’m Sorry?
I am sorry, but could you repeat the question again?
I beg your pardon?
Excuse me?

・「うーん」など、音で間をつなぐ表現
Well…
yeah…
Hmm…
so…
Let me see…

ただし、考える時間が欲しいときに「うーん…」と口ごもってしまい、そのあとの言葉が続かないと、回答できないと判断されかねません。すぐに次が続かないが、もう少し考えたいという場合は、Just a second! (少し待ってください)や、How do you say…? (なんといえばいいのかな…)を使って間とつなぐとよいでしょう。

無言にならないように気を付ける

すでに述べたように、質問の内容がどうしても分からなかった場合は、聞き直すことも可能です。聞き返しても質問の内容が分からなかった場合でもとにかく何か答えてみましょう。無言で次の問題に進んでしまうと0点になってしまいます。

英検の面接では、回答が正解でなくても、態度面でプラス採点をしてもらえることがあります。無言で終わってしまうと積極性やコミュニケーション能力がないと判断され、減点対象になる可能性もあります。

英検2級に合格するためには「アティチュード」も重要!

英検2級の面接では、音読や質問への回答だけでなく、「アティチュード」(態度)も評価されます。アティチュードとは、単なる礼儀正しさではなく、コミュニケーションへの意欲があるかどうかを指します。アイコンタクト、表情、声の抑揚、ジェスチャーなどが評価対象となるため、リスニング力やスピーキング力だけでなく、これらの点にも注意が必要です。

アティチュードで減点されないためには、以下の点に気をつけましょう。

  • 積極性を示す: 挨拶や質問に英語でしっかり返答し、できる限り無言にならないようにしましょう。
  • アイコンタクトを取る: 挨拶時や質問への回答時には、面接官とアイコンタクトを取り、コミュニケーションを取りたい意思を示しましょう。アイコンタクトを取ることで相手が聴き取れているかが分かります。
  • 礼儀を守り好印象を与える: 入室時から退室時まで、丁寧な態度を心がけ、マナー違反を避けましょう。
  • 聞き取りやすい声で話す: 大きさ、声色、話し方を意識し、不明瞭な発音でも聞き取りやすいように話しましょう。
  • ジェスチャーを交えてリズムを作る: 自信を持って、ジェスチャーを交えながら話すことで、英語らしい雰囲気を作り、積極性のある態度として評価が上がります。表情も意見に合わせて変えると、より効果的です。

英検2級面接のおすすめの学習方法

ここまで英検2級の二次試験の内容や特徴、合格に向けた対策のコツなどを紹介しました。

試験の傾向は分かったものの、実際に受験をしようと思ったときにどのような練習や勉強をしたらいいのか迷ってしまう人もいますよね。

最後は、面接に合格するために効果的な練習方法を紹介します。

最初にすることは過去問

英検のスピーキングテストには、質問と解答のパターンがある程度決まっているので、過去問を使って練習することが合格への最短コースといえます。

「こう聞かれたら、私ならこう答えるだろう」と試行錯誤しながら関連する単語や熟語、面接で使えるフレーズを集めましょう。自分なりの回答パターンをいくつか作っておくのも有効です。

公式サイトには、過去問が2~3回分掲載されていますので、紹介しておきます。

2級の過去問・試験内容

シャドーイングで練習

参考書や問題集を使って、シャドーイングをしたり英語を聞いたりして耳を鍛えましょう。ネイティブと会話をすることが1番ですが、慣れていないうちは自分でシャドーイングをするといいですね。

まず、英語で聞くこと、話すことに慣れていきましょう。ここで気を付けてほしいのは、参考書を何冊も違うものを用意するのではなくて、過去問以外にはこの1冊と決めて何度も反復練習をすることです。語学は一度取り組んだだけでは身に付きません。アウトプットして使えるようになるまで、何度も反復します。

シャドーイングのやり方を詳しく紹介|効果的にスキルを上げよう!」の記事に、より詳しい方法が書かれていますので、一読してみてください。

アプリの活用

スマートフォンアプリは、場所や時間を選ばずに手軽に学習を進められるため、忙しい人でも無理なく継続できます。

AIを活用した発音チェック機能などは、独学では難しいスピーキング力の向上をサポートしてくれます。これらのアプリは、リスニング力を鍛えるコンテンツや単語学習機能が充実しており、英検2級面接で問われる幅広いトピックに対応しているので活用してみるのもいいでしょう。

Englishlabに、アプリを使った記事について書かれているものを紹介しておきます。

・「無料アプリもあり!使って比べた英語スピーキングアプリ10選

・「通勤時間で英語を勉強できるスマートフォンアプリ-リスニング・スピーキング編

オンライン英会話を活用した効果的な対策

スピーキング力・リスニング力のアップ、英語でのコミュニケーションの取り方、面接対策の全てにおいて有効なのが、英語講師を相手に本番さながらの面接対策をすることです。

海外の人を目の前にするだけでも緊張する人は、自分で過去問をしても問題集を反復練習をしても、緊張して頭が真っ白になることもあります。そのため、面接と同じような状況に慣れておくことで、本番の緊張もやわらげることができます。

英会話教室の場合、残業で授業に参加できない可能性があり、休日にわざわざ通うのは億劫になることも。忙しくてビジネスパーソンにとっては、少しハードルが高くなります。

しかし、オンライン英会話であれば自宅でネイティブを相手に会話ができます。無料教材が使えるオンライン英会話もあり経済的。インプットもアウトプットも同時に効果的に行うことができるので、英検の一次試験・二次試験対策、総合的な英語力のアップに特に効果的といえます。

リスニングの上達方法について理解できたら

この記事では英検2級の面接対策と試験の流れ、面接対策について解説しました。試験の流れや得点のコツ、注意点を知ることでスコアは確実に上がります。しかし、スピーキングの力は過去問や参考書で自分1人で練習していてもなかなか上がらないものです。 そんな人にはオンライン英会話のレアジョブ英会話がおすすめ。週1回と決まった英会話教室とは違い、毎日プロの講師のレッスンが受けられます。無料で使える教材は5000以上で、ちょっと英語を始めてみたいという人でも気軽に学習を始められます。

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