AI翻訳を英語学習に活用!話題のDeepLを試してみよう

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AI(人工知能)の翻訳には、「どこか不自然」「そのままでは使えない」というイメージがあるのではないでしょうか?そんな常識を覆すような自然な訳を提供してくれるのが、「DeepL翻訳」(https://www.deepl.com/en/translator)。オンラインで無料で使うことができます。このDeepLの使い方をご紹介すると同時に、日々の英語学習に生かす方法をお教えしましょう。

DeepL翻訳の基本を押さえよう

DeepLはサービスを提供している会社の名前で、deep learning(ディープラーニング。コンピューターの学習機能)から来ています。何ができるのか、どんな使い方をすればいいのかを押さえておきましょう。

英語を日本語に訳してみよう

使い方は簡単、DeepL翻訳のウェブページにアクセスして、訳したい文を入力するだけ。例えば、次のような文を入力してみます。

The study uncovered the reason why the beetle has an extraordinarily tough exoskeleton.

(レアジョブ「Daily News Article(https://www.rarejob.com/dna/)より」

extraordinarily、exoskeletonなど、辞書を引かないとよくわからない語がありますね。DeepLは、これをこんなふうに訳してくれました。

この研究では、カブトムシが非常に丈夫な外骨格を持つ理由が明らかになりました。

extraordinarily tough exoskeletonは「非常に丈夫な外骨格」だとすぐにわかります。これは便利です!

日本語を英語に訳してみよう

日本語を英語に訳すときも、要領は同じです。次のような日本語を入力してみました。

関係者による会議は、難航を極めた。

DeepLの訳はこうです。

The meeting between the parties involved was a difficult one.

「関係者」という英語にしづらい表現は、the parties involvedでよいことがわかります。「難航を極めた」は、was a difficult oneとすっきり表現できています。

基本機能は無料、他のアプリで直接翻訳することもできる

ドキュメントを丸ごと翻訳することもできます。今のところ5,000字までは無料、有料プランだと文字数無制限となります。英語、日本語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、イタリア語、ロシア語、中国語など、現時点で11か国に対応しています。

パソコンにインストールするアプリをダウンロードすることもできます。これを使うと、Wordやメールソフトなどで訳したい部分を選択して「Ctrl+C」を2回押すだけで、画面に自動的に翻訳が現れます。

英語学習の強い味方になってくれる

「でも、AIに翻訳してもらったら、英語の勉強にならないのでは?」と思いますよね。でも実は、DeepLは学習者の強力な味方にもなってくれるのです。例えば、こんな使い方をしてみるのはいかがでしょうか。

語彙が増える!速く大量に読める!

インターネットで日々流れている大量の英語ニュース。読めば勉強になるとわかってはいても、「単語を引くのが面倒」ということがありますよね。そこで、自分の力で読めるところはできるだけ辞書なしで読むようにして、「ここはどうしても辞書を引かないとわからない」と思ったら、DeepLに頼ることにします。

例えば、次のような文を読みたいとします。

Scientists have discovered that the beetle’s unique physique allows it to evenly distribute pressure throughout its body.

(レアジョブ「Daily News Article(https://www.rarejob.com/dna/)より」

Scientists have discovered(科学者は発見した)までは理解しやすいですね。the beetle’s unique physiqueから、だんだんわからなくなってきます。DeepLは、こう訳してくれました。

科学者たちは、カブトムシの独特の体格が、体全体に均等に圧力を分散させることを発見しました。

元の英文と比べると、こう訳していることがわかります。

physique=体格
throughout its body=体全体に
evenly=均等に
distribute pressure=圧力を分散させる

覚えたい単語は、自分でメモしておくようにしましょう。このように読み進めていくことで、理解できる語彙が自然に増えていく、また、辞書を引く手間が省けて短時間に大量に英語を読むことができる、ということになります。

日本語を英語にするコツがつかめる

オンライン会議で英語で説明する、外国人に英語でメールを書くといったときも、DeepLが活躍します。日本語で書いてそれを丸ごと翻訳するのではなく、基本的に英語で書き進め、「これはどう表現したらいいんだろう」と思うところだけ、DeepLに頼ります。

例えば、次のような日本語を英語にしたいとします。

我社の基本的な方針を、順を追って説明したいと思います。

DeepLは、こう訳してくれました。

I would like to explain our company’s basic policy step by step.

ここで、次のような表現を使えばいいことがわかります。

基本的な方針=basic policy
順を追って=step by step

これを続けるうちに、自分がよく使う日本語の表現を英語にするためのコツがつかめてきます。もう、和英辞典を引きながら英作文に四苦八苦する必要はないのです。そしていつしかDeepLに頼らず、自分で一から英語で書けるようになりたいですね。

便利なDeepLを、オンライン英会話レアジョブのレッスンでも活用してみましょう。例えば、その日のレッスンで話したいことを、あらかじめ英語で用意しておきます。「受動態が苦手です」と言いたい場合、「‟受動態”、‟苦手”を英語にすると?」なんて、いちいち考えてしまいますよね。そんなときはDeepLが、I am not good at passive voice.という答えをすぐに用意してくれます。このI am not good at ~(~が苦手)という言い方は、次から自分ですぐに言えるようにしておきましょう。

テキストの内容や先生が言ったことでよくわからない表現があるときも、復習の際にDeepLで確認することができます。DeepLの翻訳結果を覚えて、次回のレッスンで「この間こんなことを言っていましたね」と、自分から先生に話してみるのもいいでしょう。

レアジョブ https://www.rarejob.com/

まとめ

DeepLにも、苦手な分野があります。理路整然とした文はきちんと訳してくれるのですが、言いよどんでいたり、主語や目的語がはっきりしていない文だったりすると、意味不明な訳が出てくることがあります。そんなときは、1文ずつ翻訳したり、キーとなるフレーズだけ翻訳するといった工夫をしてみましょう。まだまだ、AIにまかせればすべてOKというわけではありません。やはり、人間がどれだけ上手に使いこなすことができるかが大事なのですね。

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