実は英会話上達に効く!アクティブ多読のススメ

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英語の勉強には「多読」がいいという話を聞いたことがあるでしょうか。辞書を引かず後に戻らず、ひたすら前に読み進めていく多読は、リーディングだけでなくスピーキングやリスニングにも効果があります。会話に役立つ効果的な多読の方法を見ていきましょう。

どうして「多読」は英会話に効果があるの?

「多読」とは、とにかくたくさん読むことではあるのですが、そこにはいくつかの基本的なルールがあります。そして、量をこなしていくうちに、語彙や文法の力が伸びるだけでなく、英語を聞いたり話したりするのに役立つ力もついていきます。まずは、多読とは何かを簡単に理解しておきましょう。

多読の黄金ルール

辞書を引きながら1文1文読んでいたら、なかなか「多読」にはなりません。次のようなことを心がけてください。

1. 辞書を引かない

知らない単語の意味は、前後の語句から推測します。「どうしてもこれがわからないと読み進められない」というときだけ、辞書を引きます。

2. わからないところは飛ばして先に進む

「多分こういうことが書いてあるんだろう」と推測しながら読み進めます。一言一句理解する必要はありません。

3. 後に戻らない

「さっき何て書いてあったんだっけ?」と、思わず後に戻って意味を確かめたくなることがあるかもしれませんが、これも「多分こんなことを言っていたんだろう」と推測しながら先へ進みます。

「たったこれだけ?」と思うかもしれませんが、これが多読を成功させるための黄金ルールです。もちろん、知らない単語ばかりの本だとうまくいかないので、初級者は語注のついた学習素材を選ぶか、絵の力を借りて意味を推測できる絵本などから始めるといいでしょう。

多読の効用

このルールを守って多読を続けると、やがてこんな効果が表れます。

1.語彙が増える

同じ単語に繰り返し触れていると、単語の意味がイメージでわかるようになり、理解できる単語が増えていきます。

2. 文法力がつく

英語の自然な文の構造に親しむことで、文法構造をいちいち考えることなく理解できるようになります。

3. リスニング力がつく

英語を聞くときと同じ、「後に戻らずひたすら先に進む」という理解の仕方が身につきます。

4. スピーキング力がつく

自然な文の流れに親しむと、後に続く言葉が頭の中に浮かんでくるようになり、英語を話すときに役立ちます。

このほか、「読むスピードがアップする」「書く力が伸びる」といったさまざまな効果があり、それが「多読」学習に大きな人気がある理由なのです。

英会話の力を伸ばすには、こんな多読素材を選ぼう!

「多読」というとまずは本を思い浮かべるかもしれませんが、英会話の力を伸ばしたいのであれば、ダイアログやスピーチなど、「話していること」を書いたものがいいでしょう。読んだことをそのまま聞いたり話したりすることができれば、必然的に会話力がアップするからです。

▼映画:スクリーンプレイ
『ローマの休日』といった名作から『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のようなエンターテインメント作品まで、有名映画の英文シナリオを語注と日本語訳付きの書籍にまとめたもの。見たことがある好きな作品のシナリオを選べば、スラスラと読み進めることができるはず。

▼スピーチ:TED Talks
テクノロジー、エンターテインメント、ビジネス等、各界の第一人者の短い英語スピーチ動画を収めたサイト。transcription(英文書き起こし)を多読に使うことができます。動画を見てしゃべり方や身振り手振りを確認すると、さらに意味が理解しやすくなるはず。

▼ニュース:VOA Learning English
アメリカ国営放送VOAが、英語学習者向けに平易なニュースを掲載しているサイト。音声とそのtranscriptionがあり、transcriptionの部分を多読に使いましょう。丁寧にゆっくりと読んでいる音声は、リスニングの練習に使えます。

▼ニュース:レアジョブ Daily News Articles
2分半程度の短い英語ニュースを日々更新しているサイト。音声、語注(英語)、transcriptionが掲載されていて、transcriptionを多読に使うことができます。単なる時事ものではなく、ビジネスやサイエンス、各国の文化風習等に関する興味深いストーリーが収められています。

▼ダイアログ:レアジョブ 日常英会話教材
「買い物に行く」「映画の感想を話す」といった日常のシチュエーションでの会話を書き起こしたものが含まれています。「どうだった?」「すごくよかったよ!」といったナチュラルなやりとりがあり、実際の英会話ではどういう表現を使うのか理解するのにピッタリ。ストーリー仕立てになっているので、読んでいて飽きません。

レアジョブの日常英会話教材は、レッスンでは音声の聞き取りをして、先生とロールプレイをするのに使われます。聞いて、読んで、話して、とさまざまなアプローチをすることで、一つの素材を確実に自分のものにするのです。

・レアジョブ英会話

「アクティブ音読」のススメ

こういった話すことを前提とした文章を読んでいるときは、頭の中で声に出して読んでみましょう。登場人物や話し手になりきって、強調すべきところはゆっくりはっきりと、うれしいときは大きく強めに読みます。周りに人がいないときは、実際に口に出して読んでみるといいでしょう。

ただ書かれたことに目を通す受け身のリーディングではなく、自分だったらどう話すかを考えながら読む、アクティブな多読を行うのです。全部でなくてもいいので、気になったフレーズだけでも口に出して読んでみるようにしましょう。これがスピーキングの力をさらに伸ばすことにつながります。

まとめ

多読を成功させるコツは、「がんばり過ぎない」こと。通勤電車の中や昼休みのひとときを利用して、1日1,2ページ、または毎日1本の記事を読むことを習慣としましょう。そして、ときどきブツブツと声に出して読んでみるようにします。

そうやって読み続けていると、レッスンや普段の英語の会話の間に、前に読んだことのあるフレーズが、ふっと自分の口から出てくるかもしれませんよ。

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