「これは問題だ」って英語でいうときproblem、issue、matterのどれを使う?「問題」を表す英単語の使い分け

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「問題を解決しなければ」など、「問題」という言葉はとてもよく使いますよね。でも、辞書を引くと数多くの英訳が出てきて、「どれを使えばいいかわからない!」と思ったことはありませんか?

そこで、「問題」を表すのによく使われる英単語problem、issue、matterについて、それぞれの意味と使い分けるためのコツをご紹介するとともに、その他「問題」に関連した英単語のバリエーションを見ていきます。

problem/issue/matterの本来の意味を知ろう

「問題」という意味で幅広く使われるproblemは、基本的に「困ったこと」を表すのに対し、issueやmatterは一般的な「事柄」を表し、必ずしも困っていることというわけではありません。具体的な会話フレーズで確認していきましょう。

problemは「困ったこと」

What’s the problem?(何が問題なんですか?)

「何か困っていることがあるようだけれど、それは何ですか?」ということです。

He is a problem.(彼には困ったものだ)

「彼」が「問題、困ること」であるということです。

Can you solve the math problem?(この数学の問題が解けますか?)

数学の「問題」にはproblemを使います。単なる「質問」ではなく、一生懸命考えて解かないといけない「困ったこと」だからですね。

issueは「話し合うべきこと」

issueは必ずしも「困ったこと」というわけではなく、「話し合うべきこと、やるべきこと」を表します。

There is no issue.(話すようなことはないよ)

「特に話し合わないといけないようなことはない」、すなわち「大丈夫」ということです。

What’s the issue with it?(それは何が問題なんですか?)

「それについて話し合わないといけないこと」、すなわち「論点」は何ですか、ということです。

matterは「事柄」

matterは単に「事柄」を表し、matterだけだと「困ったこと」にはならない場合が多々あります。一方で、matterは動詞にもなり、「~が重要である」という意味を表します。

It’s a matter of time.(それは時間の問題だ)

「それは時間の事柄」ということで、困っていることがあるとは限りません。

What’s the matter?(どうしたんですか?)

この場合は、「何か困っていることがあるのでは」と推測しつつ、「どういう事柄が起こっているのか」と尋ねています。

It doesn’t matter.(かまいません)

「~が重要である」という動詞matterの意味を生かし、「それは重要ではない」「たいしたことではない」と言っていることになります。

会話例で確認しよう

A: What’s the problem?(何が問題なんですか?)

B: It’s OK. There is no issue.(大丈夫です。話すようなことはありません)

A: But I heard you are in trouble.(あなたがトラブルを抱えていると聞いたのですが)

B: It doesn’t matter. I can manage it.(たいしたことではありません。なんとかできます)

questionやsubjectとの違いは?

英語の文章を読んだり聞いたりしていると、他にも日本語の「問題」に相当する言い方がいろいろ出てきます。それぞれどんな意味で使われるのか、ここで整理しておきましょう。

questionは「質問、疑問」

That’s out of question.(それは問題外です)

questionは「質問、疑問」で、out of questionは「疑問をはさむ余地がない」ことから「問題外」となります。なお、数学以外の試験の「問題」はquestionです。

subjectは「テーマ」

It’s a delicate subject.(それはデリケートな問題ですね)

メールの「件名」にも使われるsubjectは、「テーマ、主題」ということで、issueと少々似ていますが、subjectは「話全体のテーマ」、issueは「特に論点となること」です。

troubleは「厄介ごと」

I ran into a trouble.(問題に見舞われたんです)

problemは「解決すべき問題」ですが、troubleは解決すべきかどうかにかかわりなく、「嫌なこと、困ったこと、厄介なこと」になります。

challengeは「課題」

It’s a tough challenge.(それは厳しい問題ですね)

動詞で「挑戦する」という意味になるchallengeは、「難しいけれど、あえてやってみようとすること」すなわち「課題」という意味です。前向きなイメージから、「やりがいがあること」という意味になることもあります。

会話例で確認しよう

A: That’s out of question. We have no time for that.(それは問題外です。時間がありません)

B: It really is a tough challenge, but worth it.(確かに厳しい問題ですが、やる価値はあります)

A: What do we do if we run into a trouble?(問題に見舞われたらどうするんですか?)

B: This is a delicate subject. Let’s talk to the boss first.(これはデリケートな問題ですね。まず上司に相談しましょう)

今回ご紹介した英単語は、普段の会話の中でよく登場します。オンライン英会話レアジョブのレッスンでも、次のような言い方を聞くことがあるかもしれません。

  • Today’s subject is ~(今日のテーマは~)
  • ・Do you have questions?(質問はありますか?)
  • ・Do you have problems with it?(何か問題はありますか?)
  • ・Any issues?(何か話し合うべきことは?)

こういったフレーズに日常的に触れることで、それぞれの単語がどのような意味を持つのか、感覚的につかむことができるようになります。そのうち自分からも、It’s a tough challenge, but I’ll try.(それは厳しい問題ですが、やってみます)と言えるようになるかもしれません。

まとめ

「問題」を表す英語表現は、状況によりさまざまな単語を使って表すことが、わかってもらえたのではないでしょうか。実は、普段何気なく使っている日本語の「問題」という言葉には、「困ったこと」「話し合うべきこと」「質問、疑問」など、さまざまな意味が含まれています。自分が普段日本語の「問題」という語をどんなときに使っているか見直してみると、さらに効率よく英単語の意味をつかめるようになりますよ。

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