トニー賞発表!ミュージカルを英語で楽しもう

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アメリカの演劇界には、Tony Award(トニー賞)という一大イベントがあります。その年にニューヨークのブロードウェイで上演された演劇・ミュージカルに贈られる賞で、いわば演劇のアカデミー賞。過去にThe Phantom of the Opera(『オペラ座の怪人』)、Les Misérables(『レ・ミゼラブル』)などが受賞作となりました。このトニー賞と、演劇・ミュージカルにまつわる英語をご紹介します。

トニー賞ってどんな賞?ミニ知識を得よう

日本でもWOWOWなどでceremony(授賞式)が生中継されるようになり、次第に知名度が上がってきました。どのような賞なのか、基本的な知識を得ておきましょう。

「トニー」は「アントワネット」の愛称

Tony(トニー)は男性の名前のように思えますが、実は20世紀前半にアメリカで活躍した女優・演出家Antoinette Perry(アントワネット・ペリー)の愛称。AntoinetteことTonyは、第一次世界大戦中の演劇活動を支える団体American Theatre Wing(アメリカン・シアター・ウィング)を創設。彼女の死後、その功績を称えるためにAntoinette Perry Award、すなわちTony Award(トニー賞)が設けられました。American Theatre Wingは、現在も全米劇場プロデューサー連盟とともにトニー賞の運営を行っています。

一般の人も観覧できる授賞式

毎年5月にnominee(ノミネート者/作品)を発表、6月にceremony(授賞式)が開催されます。場所はRadio City Music Hall(ラジオ・シティ・ミュージック・ホール)というニューヨークの名物劇場で、招待者しか入れないアカデミー賞などと異なり、実は一般の人もチケットを買って授賞式を観覧することができるのです(ただし、チケットは発売と同時に売り切れてしまうようですが)。

あの名作もトニー賞受賞作品

賞にはBest Play(演劇作品賞)とBest Musical(ミュージカル作品賞)とがあり、Best Musical には、Lion King(『ライオン・キング』)、The Phantom of the Opera(『オペラ座の怪人』)、Les Misérables(『レ・ミゼラブル』)、Cats(『キャッツ』)など、日本でも人気のミュージカルの多くが選ばれています。

映画「X-Men」シリーズで知られる俳優Hugh Jackman(ヒュー・ジャックマン)は、ミュージカル部門でBest Performance by a Leading Actor(主演男優賞)を受賞したことがあります。日本人俳優の渡辺謙も、The King and I(『王様と私』)で同賞にノミネートされたことがあるのです。

ヒュー・ジャックマンがトニー賞を受賞したときのスピーチの様子がこちらにあります。

ミュージカル観賞に役立つ英語を覚えよう

自分でチケットを買って演劇やミュージカルを見に行く場合や、舞台や作品をよりよく理解するための英語表現をご紹介します。

劇場・公演に関連した英語

theater / theatre(劇場)
「~が上演中」は ~is on theater nowのように言います。-reとするのはイギリス式のつづりですが、固有名詞The Majestic Theatre(マジェスティック劇場)のように、アメリカでも使われることがあります。

play(演劇、演劇作品)
theater playと言うこともあります。dramaも「演劇、演劇作品」といった意味で使われます。

performance(公演、演技)
「公演」はshowということもあります。

intermission(幕間)

チケットを買うための英語

box office(チケット売場、興行収入)
「チケット売場」にはticket office、ticket boothという言い方もあります。

matinee [マタネイ](昼の部)
evening / soiree [スワーレイ](夜の部)
seating chart(座席表)
orchestra(米)/ stalls(英)(1階席)
mezzanine [メザニーン](米)/ dress circle(英)(2階席)
balcony(バルコニー席)

▼会話例

A: Do you have 2 tickets for tomorrow’s Les Misérables?
(明日の『レ・ミゼラブル』のチケット2枚ありますか?)
B: Matinee or evening?
(昼の部ですか、夜の部ですか)
A: Evening, please.
(夜の部です)
B: Orchestra, mezzanine, or balcony?
(1階席、2階席、それともバルコニー?)
A: Uh, can I see the seating chart?
(えー、座席表を見せてもらえますか?)
B: Sure, here you are.
(はい、どうぞ)

▼舞台を表すための英語
stage(舞台)
backstage(舞台裏)
dressing room(楽屋)
wing(<舞台の>袖)
props(小道具)

We need some props for the party.(パーティーに小道具がいるね)など、日本語の「小道具」同様、「ちょっとした飾り、仕掛け」という意味で使うことができます。

lighting(照明)
sound(音響)

▼制作・出演者にまつわる英語
leading actor(主演男優)
leading actress(主演女優)
script(脚本)

scenario(シナリオ)playbookまたは単にbookと言うこともあります。

screen writer(脚本家)
playwright、scenario writerのようにも言います。

original score(オリジナル楽曲)
composer(作曲家)
choreography [コーリアグラフィ](振り付け)
stage fright(”あがる”こと)

まとめ

The Phantom of the Opera(『オペラ座の怪人』)、Les Misérables(『レ・ミゼラブル』)、A Chorus Line(『コーラスライン』)、Annie(『アニー』)などブロードウェイで話題になってトニー賞を受賞、その後映画化されさらによく知られるようになった作品が数多くあります。

外国で上演される演劇・ミュージカルは字幕や吹き替えに頼らず理解しなければなりませんが、あらかじめ映画を見ておけば、内容に予測がつきやすくなるはず。リスニング力を鍛えて、いつか本場ブロードウェイで生のステージを楽しむことができるようになるといいですね。

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