グローバルビジネスの現場での雑談力もアップ!国際情勢を英語で読もう【ニュースな英語#10】

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デキるビジネスマンだったら、英語力はもちろんのこと、国際感覚も持ち合わせていたいところ。そのためには、日頃から「世界の国々でどんなことが起きているのか」を知ることは大切です。

レアジョブ英会話の公式教材「Daily News Article」を題材に、旬な英語ニュースの読み方を解説する連載シリーズ『ニュースな英語』。今回は、国際情勢にまつわる記事をピックアップ。

世界の国々で行われる会談や交渉のシーンを中心に、国際情勢を読み解く際に押さえておきたい単語やキーワードをご紹介します。

Japanese Prime Minister Visits US President-Elect Donald Trump
(日本の総理大臣、次期米国大統領ドナルド・トランプを訪問)
※2017年1月に掲載された記事です。現在の状況とは異なる内容が含まれます。

国際情勢のニュースを読みたい!記事の選び方は?

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世界情勢のニュースといっても、内容はさまざま。ある特定の一国で起きている事象もあれば、複数の国が絡み、それぞれの国に共通する話題もあります。日本と他国の関係性、日本に対する他国の見解、またはある特定の国で起きているニュースなど。まずは国を軸に選ぶといいでしょう。

つぎに、知りたい情報は政治関連ですか?それとも経済関連でしょうか。ジャンルも一つの選択肢になります。モチベーションを上げるためにも、日頃から興味のあるテーマを選ぶのもポイントです。

国際情勢を読み解くキーワード:対話をする・二国間協議をする

世界の政治では、国のトップ同士が重要な議題を持ち込んで、話し合いの場を設けます。「会談」にまつわる英語表現を見てみましょう。

(原文)
Japanese Prime Minister Shinzo Abe paid a visit to US President-elect Donald Trump.
The meeting, which lasted for nearly 90 minutes, happened a few days after the latter’s victory in the 2016 presidential race.

(和訳)
日本の総理大臣安倍晋三は、アメリカ次期大統領のドナルド・トランプを訪問した。
会談は、ドナルド・トランプの2016年大統領選挙の勝利から数日後に行われ、90分間に及んだ。

● pay a visit:「訪問する」

make a visitということもあります。同じ「訪問する」を意味するvisitと比べて、pay a visitは目的を持って訪問するというニュアンスが強く、公式な訪問などの場面でよく使われます。”pay a courtesy visit”で「表敬訪問をする」の意味になります。

● hold talks with/ hold a meeting with:対話をする」

各国間で、世界の調和を保つためには対話や対談がかかせません。動詞は”hold”を使います。一般的に会議や打ち合わせの意味で使うmeetingも使われますが、協議や会談を意味するtalksもよく使われます。

<関連表現>
hold bilateral meeting 「二国間首脳会議を行う」 
hold trilateral/ three-way talks「三カ国会談を開く」

*ワンポイント
接頭辞をヒントに単語を覚えよう!
二国間を表わす英単語bilateralや、三カ国を表わすtrilateralは国際情勢のニュースでは頻出。bicycle、bilingualの頭にもついている”bi-”という「2つの」を意味する接頭辞、triangle, trilingualにも使われる接頭”tri-”がついているので覚えやすいですね。

● issue a statement:「声明を発表する」

声明などを発表する意味を持つ動詞”issue”を使います。issueの原義は”(何かが)出るところ”を表しているので、発表する、発行する、刊行するなどの意味で使われます。

<関連表現>
issue a brief statement「短いコメントを発表する」
issue a warning「警告を発令する」
issue a joint statement「共同声明を出す」

英語で記事を読む前に。同じニュースを日本語で確認しよう

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世界情勢のニュースでは、世界のあらゆる動きを扱っているので、日本語のニュースを見つけるのは難しくありません。記事のテーマによっては特殊な単語が登場することもあるので、まずは日本語のニュースに簡単に目を通して、「どこの国で何が起きたのか」をまず頭に入れておくといいでしょう。

「それじゃあ英語のニュースを読む意味がない…!」と思うかもしれませんが、そんなことはありません。例えば映画を使った英語学習方法がありますね。まず日本語字幕つきの映画を何度か見て、内容が頭に入ってから字幕なしに切り替えるというものです。内容が先に入っていると、目に入ってくる英単語の意味を理解しやすいので、こういった学習の仕方も大いに意味があるといえます。

国際情勢を読み解くキーワード:同盟を結ぶ・◯◯から離脱する

(原文)
The TPP, which is a trade agreement between 12 countries, is expected to have a major impact on Japan’s economy. However, President-elect Trump announced his intentions to leave the TPP during his campaigns.

(和訳)
12カ国が参加する通商協定のTPPは、日本の経済に大きな影響を与えると考えられている。しかし、次期大統領トランプは、選挙活動中にTPPを離脱する意向を発表した。

“leave the TPP”「TPPを離脱する」というフレーズが登場しました。アメリカのTPP離脱や、パリ協定離脱にまつわるニュースには世界の注目が集まっています。このように、国際情勢を見てみると、各国が協力してより良い関係を構築しようとするなかで、協力関係を結ぶことに成功するケースもあれば、離脱していく国もあります。英語ではどのように表現するのでしょうか。

● alliance:「同盟」

「同盟を結ぶ」を意味する動詞”ally“が派生した形。日本語でもそのまま「アライアンス締結」と表現することもあるので馴染みがあるかもしれません。strengthen the Japan-U.S allianceで「日米同盟を強化する」の意味になります。

● withdraw from:「離脱する」

退場する、撤退するなどを表わす動詞 “withdraw”を使います。今アメリカの離脱が注目されているパリ協定は、“withdraw from the 2015 Paris climate accord”「パリ協定から離脱する」という形であらゆるニュースで取り上げられています。

国際情勢にまつわる単語を知っていればニュースは読める

国際情勢にまつわる英文ニュ-ス記事に頻出する表現や単語を中心にご紹介しました。ざっと見ただけでも分かるように、登場する単語・表現には少しかたい言い回しが見られます。「難しそうだから自分には読めない…」と諦めてしまうのではなく、考え方を変えて、国際情勢に出てくる特有の単語さえ知っていればニュースは読めると考えればいいのです。

同じニュースを国によってどういう立場で、どんな論調で語っているかが分かると、世界の動きがもっと面白く読み解けるようになリますよ。

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