音読こそが英語上達の近道。英語学習はとにかく「声に出して!」

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英語学習はとにかく「声に出して!」

「カエルぴょこぴょこ 〇〇〇」「生ムギ生ゴメ  〇〇〇」

 
誰もがこの「〇〇〇」に入る言葉がわかるでしょう。
しかし、多くの人は、長い間この言葉を目にしたり耳にしたりしなかったと思います。そこで質問です。皆さんは、この「カエルぴょこぴょこ 〇〇〇」をどのようにして覚えましたか?

一番近いものはどれですか?
(1)一人で何度も紙に書き続けた
(2)静かな場所でしつこく黙読した
(3)だれかと楽しく声に出しあった
全ての人の答えは(3)だと思います。
 
ここに英語の学習法の大きなヒントが隠されています。

「声に出して」学習したことは長く記憶に残るのです。

英語の学習法の現状は?

A君(高校生)の英語の学習法

大学入試で出題される英語は長文と文法だから、志望校合格のためには「声に出す」ことなんて関係ない。静かな図書館に勉強しに行こう。

Bさん(社会人)の英語の学習法

会社でTOEICの受験があるので、数年ぶりに英語の勉強を始めることになったけど、何から始めていいのかわからない。
「音読は大切」とは聞いたことあるけど、なぜ大切なのかわからない。音読は面倒だし、ひとりで問題集を解くことから始めよう。

典型的な日本人の英語学習者に多い事例だと思います。日本人は「英語学習」=「問題集を解くこと・参考書を読むこと」だと考えます。このような英語の学習法が悪いとは思いません。どちらかと言えば必要です。
しかし、このような学習方法だけでは効率は悪くなります。今までひとりで静かに学習してきた英語がどれほど自分のものになっているでしょうか? その一方で、楽しく「口に出した英語」や遊び感覚で「耳にした英語」がどれほど自分の中に残っていますか?

7年前のオバマ大統領の勝利演説です。(よく耳にしました。口ずさみました。)
Yes, (     )(     ).

(国語の授業でも)中学生の頃、学校で何度も声に出して覚えたはずです。
祇園精舎(ぎおんしょうじゃ)の(         )
(日本史でも)このフレーズを何度も口にしました。

(    )作ろう鎌倉幕府。

念のために答えです。
Yes, ( we )( can ).
祇園精舎(ぎおんしょうじゃ)の( 鐘の声 )
(1192)作ろう鎌倉幕府。

なぜ、英語の学習法では、英語を「声に出す」こと(音読)が大切なのか?

(1)ここまで述べてきましたが、まず一つ目に、記憶に残りやすいということです。

これは、脳科学的に説明できるようです。ネット上では詳しい説明たくさんありました。

(2)速読力が大幅にUPします。

「声に出して」英語を読むことで、「声に出さずに」英語を読む速度が大幅に上がります。

これは少し説明が必要だと思います。
 
日本人が英語を読むのが遅くなってしまう原因は「返り読み」にあります。
下のような英文があるとします。

Keep in mind it is required that you submit the paper by tomorrow.

これを日本語の語順通りになおす読み方を「返り読み」といいます。
「明日までにレポートを提出することが必要だということを覚えておきなさい。」
つまり、英語の語順を無視して日本語の語順に変換しています。
(1)Keep in mind  (2)it is required  (3)that you submit the paper  (4)by tomorrow.
「(4)明日までに (3)レポートを提出することが (2)必要だということを (1)覚えておきなさい。」

これは悪いことではありません。大学入試などで下線部訳などが求められた時や、書かれている内容が難しい時などには「返り読み」をしてきちんとした日本語になおして理解することは大切です。しかし、「返り読み」をしすぎるとその癖が付き(多くの日本人は付いていますが)、速読力がいつまでたっても付かないのです。

(1)Keep in mind  (2)it is required  (3)that you submit the paper  (4)by tomorrow.
「(1)覚えておきなさい (2)必要だということを (3)レポートを提出することが (4)明日までに」

このように英語の語順通りに理解していくことが速読には大切です。
これは慣れてしまえばとても簡単です。また、慣れるのに思ったほど時間がかかりません。そして、何よりもスピーキング力が格段に向上します。理由は明らかだと思います。英語を話す時は、英語の語順で話すのですから。

このような「返り読み」を防ぐために「音読」することが効果的です。なぜなら「声に出す」ことにより「返り読み」が不可能になるからです。目だけで読んでしまうと、どうしても無意識に「返って」しまいます。
特に、近年の「センター試験」などの大学入試や、「TOEIC」や「英検」などの資格試験では、短時間にかなりの分量を「読む」こと、つまり、かなりの速読力が求められています。これらの対策にも「音読」という英語の学習法が有効なのです。

(3)集中力が持続する。

まず、学習における集中力についてです。これを多くの人は「ある」「ない」で判断します。「集中が切れた」などの言葉もよく聞きます。つまり、なんとなくですが、集中力を「100%」か「0%」で解釈しています。

集中力はそういうものではなく、もっとコマ切れになっていて、しかも、学習時間中に上下しているものなのです。常に高く保っておいたほうが良いのは当然です。

英語のリスニング学習を想像してみてください。ただ聞いているだけの状態と、聞いたことがある英文を音読している状態ではどちらのほうが高い集中力を維持できるかを。また、なんとなくしか聞き取れなかった単語は音読できないので、音読することにより細部まで理解しようとする姿勢にもつながります。
つまり、「音読」により、受け身の学習が攻めの学習に変わります。読書中や映画を見ている時に寝てしまうことはあります。しかし、歌を歌っている時や話をしている時に寝てしまうことはありません。

声に出す、つまり音読するという英語の学習法が、英語の上達に欠かせない重要な要素であるのです。

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