英検2級ライティングはコツを掴めば怖くない!合格するための対策と解答例を徹底解説

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英検2級の筆記試験には、ライティングテストが含まれます。ライティングテストは、トピックに沿った英作文を時間内に書きあげるもの。一見難易度が高そうに見える試験ですが、実は楽に突破するためのいくつかのコツがあります。

今回は、英検2級ライティングテストの構成や採点基準を紹介します。ゼロから完成させるには難しい英作文も、一定の型に当てはめて書けるようになれば、基準を超えられる可能性が高まります。自力で英語を組み立てる能力は、二次試験のスピーキングテストや英会話の場でも活用できるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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英検2級のライティングテストは筆記試験に含まれる!形式やトピックは?

英検2級のライティングテストは、一次試験の筆記に含まれます。苦手意識を持つ人が多いテストですが、実は中学生~高校生レベルの文法を正しく使えればさほど難しくないもの。また、難しい単語を使う必要もないため、難易度そのものはあまり高くはないでしょう。与えられたトピックに対して80~100語程度で答える形式です。

トピックは環境問題・日常生活・技術など、社会に関する簡単な問題が出る傾向にあります。過去には以下のような出題がありました。

【2021年1月出題】
Some people say that more apartment buildings should allow pets such as dogs and cats. Do you agree with this opinion?(犬や猫などのペットを飼うことができるマンションを増やすべきだという意見があります。あなたはこの意見に賛成ですか?)

【2020年10月出題】
Some people say that young people should spend more time thinking about their future careers. Do you agree with this opinion?(若者は将来のキャリアについてもっと時間をかけて考えるべきだという意見があります。あなたはこの意見に賛成ですか?)

上記のような課題に回答するために専門知識は必要ありませんが、自分の意見が求められるため、普段から新聞などで知見を深めておくとよいでしょう。ここで培った知識は、リーディングなど他のセクションでも役に立つかもしれません。

出典:英検 2級の過去問・対策

採点方法やポイントは?どんな観点で採点される?

ここでは、ライティングテストの採点方法や点を取っていくためのポイントについて紹介していきます。ポイントは大きくわけて4つです。

観点①:内容

ライティングテストでは、質問に対する自分の意見を述べます。まずは、尋ねられたことに対して正確に答えられているかが重要なポイントです。公式サイトでは、「課題で求められている内容(意見とそれに沿った理由)が含まれているかどうか」と言われています。

例えば、「環境問題に関して、これからもビニール袋は有料の方がいいか?」という質問に対しては、「ビニール袋は有料の方がよい、なぜなら動物の胃に詰まり生態系のバランスを崩すから」などと答えるといいでしょう。

「エコバッグがあるからビニール袋は買わない」では、的を外しているため減点対象となります。

出典:英検 ライティングテストの採点に関する観点および注意点

観点②:構成

自分の意見を伝えるためには、読者が混乱しないように適切な筋道を立てる必要があります。「英文の構成や流れがわかりやすく論理的であるか」という点を意識しましょう。

まずは自分の意見と内容を一致させます。問いに対してYESならYES、NOならNOで意見を一貫させましょう。もっと長いエッセイや小論文では、あえて反論を入れるというテクニックがありますが、英検では考えなくて大丈夫です。

次に、論は最小限で無駄なくまとめましょう。言語の種類に関わらず、文章は読みやすいものが評価されます。もしくは、テンプレートに沿って書いても構いません。

模範解答の流れを研究したり、自分が書きやすい構成を覚えたりすると、端的にまとまった文章構造について理解が深まります。記事の後半で例の1つを紹介するので、そちらも参考にしてください。

出典:英検 ライティングテストの採点に関する観点および注意点

観点③:語彙

英検の公式では「課題に相応しい語彙を正しく使えているか」という基準が記載されています。しかし、簡単な言葉ばかりを使っているからといって減点されるわけではありません。

採点基準はあくまでも語彙のスペリングや用法であり、単語そのものの難しさではないので安心してOK。とはいえ、同じ単語を多用しすぎた場合は減点の対象になるので注意が必要です。

語彙に関して、英語ではない単語を使うことは避けましょう。例えば「会社員」が英語でどう言うかわからなかった場合、kaishiyainと書くことはおすすめしません。

英単語としてはcompany employeeが正解ですが、本番で思い出せない場合はwho given money from companyと形容しても大丈夫です。表現したい概念を、手持ちの言葉でうまく表現することが重要と言えます。

出典:英検 ライティングテストの採点に関する観点および注意点

観点④:文法

文法では「文構造のバリエーションやそれらを正しく使えているか」という観点で評価されます。すなわち、同じ言い回しを使わないよう注意する必要があります。

ライティングでは自分の意見を述べますが、毎回I think~から始まると表現が単調になり、点数の加算は見込めません。これを防ぐには、あらかじめ複数のフレーズをストックしておくことが重要です。

意見を述べたり、理由を補足したりする時に使えるフレーズを、自分で使えるようになるまで何度も練習しましょう。

出典:英検 ライティングテストの採点に関する観点および注意点

時間配分はどうすればいい?

一次試験全体の試験時間は85分です。ライティングテストは見直しも含めて20分~25分で回答できると、他のリーディングやリスニングテストが楽になるでしょう。

まず全体をざっくりと組み立てるために3分ほど使ってください。英検のライティングテストでは、論そのものの正しさは求められませんが、前後の文で論がずれていないかは重視されます。構造でしっかり加点するためにも、まずは日本語で書きたい内容を整理しましょう。

次に、本文を執筆するのに15~20分ほど割きましょう。そして残りの5分前後で最後の見直しを行うと、テスト全体として余裕をもって終えることができます。

これで英作文も怖くない!英検2級に合格するライティングのコツ

次に、ライティングのコツについて徹底解説していきます。ライティングは苦手とする人も多い分野ですが、ポイントを抑えれば怖くありません。確実に点が取れるよう、以下のコツをチェックしてみてください。

結論から述べて理由は後付け!型にそって書こう

英語のライティングは、結論から書くのが基本です。本記事では「結論→理由①→理由①の具体例→理由②→理由②の具体例→再度結論」という型を例として紹介します。これを本番でも使えるように自分に叩き込めば、自信を持って受験することができるでしょう。

もちろん、書きやすい型は人によってさまざまです。他の参考書も確認しつつ、自分なりの必勝パターンを編み出してください。

お題:食品ロスの削減

実際に英検で出た問題をもとに、ライティングテストの型について解説します。今回の題材は2021年5月の回です。

It is often said that restaurants and supermarkets should try to reduce the amount of food that they throw away. Do you agree with this opinion?(レストランやスーパーマーケットでは、廃棄される食品の量を減らす努力をすべきだとよく言われます。あなたはこの意見に賛成ですか?)

POINTS
・Cost(コスト)
・Health and Safety(健康と安全)
・The environment(環境)

ライティングテストでは上記のようにPOINTが3点提示されますので、回答を組み立てる参考にしましょう。なお、POINTに触れないからといって減点されることはありません。もし自分の意見を積極的に出せそうなトピックがあれば、それを利用して書くと時間短縮につながります。

出典:2級の過去問・対策

結論

I agree that restaurants and supermarkets should try to reduce the amount of food that they throw away.(レストランやスーパーマーケットが廃棄する食品の量を減らすことに賛成です)

まずI agree that~かI disagree that~で意見に同意するかどうかを述べます。英語では基本的に結論から述べるため、まずどちらの立場に拠るかを明確にしましょう。

この時、必ずしも自分自身の意見と一致させる必要はありません。個人的には「食品ロスを減らす必要はない」と考えていたとしても、首尾が一貫すれば問題ありません。どちらの意見の方がより説得力を持って書けるかで判断するとよいでしょう。

また、意見の内容は問題文から引用することをおすすめします。適切に言い換えることができれば語彙や文法の部分で加点があるかもしれませんが、自由記述の観点で減点される危険性も。ここは問題文をそのまま引用して、点を増やすことよりも落とさないことを意識する方が安全でしょう。

理由①

次に、下記のように理由を1つ述べます。

Firstly, a large amount of carbon dioxide is released into the air when food waste is burned.(まず、生ごみを燃やすと大量の二酸化炭素が空気中に放出されます)

ここでも、専門的な用語を使う必要はありません。例文ではcarbon dioxide(二酸化炭素)などあまり見慣れない単語も出てきますが、the air is dirty(空気が汚れる)と言い換えても大丈夫です。自信が持てる単語で表現できるよう工夫しましょう。

余談ですが、リーディングやリスニングの問題において、ライティングテストのヒントとなる単語が出てくることもあります。例えば、過去にはair pollution(大気汚染)をテーマとした長文読解が出題されました。他の問題を解いている最中にも、ライティングで使える表現やキーワードがないか気を配ると、回答につながる手がかりが得られるかもしれません。

理由①の具体例

理由を述べた後は、以下のように理由の具体例や補足情報を書き足します。

Reducing the amount of food that is thrown away has a good impact on the environment and can help stop global warming.(食べ物を捨てる量を減らすことは、環境に良い影響を与え、地球温暖化の防止にもつながります)

ここでは、食品ロスを減らすことによるさらなるメリットを説明することで、自説を補強しています。上記例では一般論を述べていますが、自分の感想をつけ加えても構いません。

理由①の具体例では、reduce the amount of food that they throw awayという問題文の文章を書き換えて使用しています。最初に結論を述べる際と同様に、問題文の単語をそのまま使うことで、ミスや考える時間を減らすことができます。

理由②

次に、さらにもうひとつ別の理由を述べます。

Secondly, it costs restaurants and supermarkets a lot of money to throw away their food.(ふたつ目に、レストランやスーパーマーケットが食べ物を捨てるには多くの費用がかかります)

ここでは、POINTでヒントとして出されたコスト面の問題を取り上げました。

理由①と理由②の書き出しは同じ形に揃えることが望ましいです。今回は一番ベーシックなFirstly, Secondlyを使いましたが、他にも以下のような書き出しを使うことができます。ものによっては字数を稼ぎつつ採点者に語彙力をアピールすることができるので、いくつか覚えておくといいでしょう。

The first reason is that~

The second reason is that~

One reason is that~

second reason is that~

First of all~

Also~

理由②の具体例

理由①と同様に、理由②も具体例や意見で論を補強します。

Cutting the cost would allow them to use more money on their products and services.(コストを削減すれば、製品やサービスにもっとお金を使うことができる。)

例えば以下のように、自説を補強できるなら自分の経験を言っても大丈夫です。

When I was working part-time in a restaurant, the manager told me about the high cost of food loss.(飲食店のバイトをしていた時、店長から食品ロスにかかるコストが大きいことを聞いた)

再度結論(締め)

最後は、冒頭で述べたagree, disagreeを繰り返し、内容をまとめます。

Therefore, I agree with this opinion.(したがって、この意見に賛成します)

文字数としては、締めを書いた時点で10行は超えていることを目標としましょう。字数の目安は80~100単語です。もし結論を書き始める時点で行数が足りない場合は、理由の具体例を増やしてみてもいいでしょう。

また、以下のような結論の書き出しによく使われる言い回しも、覚えておくことをおすすめします。

Because of all the reasons above, (上記の理由を総じて)

For these reasons,(これらの理由により)

In conclusion,(結論として)

簡単な文法や単語でもOK!自分の知っている言葉で表現しよう

簡単な文法や単語でも構わないので、「賢く」よりも「正しく」書くことを念頭に置きましょう。もちろん、難しい語彙を正しく使えれば加点が見込めます。しかし、あくまでも英検で注目されるポイントは文の構造や細かな文法の正確さです。

限られた時間で自分の意見をまとめることは、日本語でも難しい問題です。ましてや英語であればなおさら難易度が上がります。無理に難しい単語を使おうとして筆が止まってしまうよりは、覚えている言葉で表現することを意識しましょう。

また、頭で考えた難しい日本語をそのまま直訳しようとするのも、うまくいかない原因のひとつです。小学生に話しかけるくらいの気持ちで文を組み立てた方が、英語でのアウトプットもスムーズに行きます。テストだからと気負い過ぎることはなく、簡単な言い方に変えられないか考えてみましょう。

内容自体が正しいかどうかは気にしなくてOK!自分の意見を述べることが重要

英検でチェックされるポイントは内容の精度ではなく表現力です。細かい出来事や年代の正確性、好ましい意見かどうかが問いただされることはありません。書いている内容が真実かどうか思い出せずに筆を止めてしまうよりも、まずは気にせず書き進めてみましょう。

また、主張のクオリティが低いからといって減点されることもありません。回答する上で大切なことは、あくまで自分の意見を正確な英語で表現できるかどうかという点です。

さらに、自分が心から感じている主張を述べる必要もありません。自分が書きやすい主張を書けばOKです。

例えば、「在宅ワークは推奨すべきか」という題で考えてみましょう。回答者自身は常日頃から「業務効率が上がるから推奨すべき」と考えていたとしても、英語での表現が思いつかなければ違う理由を述べて大丈夫です。

「電車に乗らなくていいから楽」や、「家族と過ごせる時間が増える」など、小さな子供でも理解できるようなシンプルなアイデアを書いてみましょう。

まずは文法の間違いは気にしすぎず書き進めよう。最後に見直せばOK

まずは文法の間違いは気にせず、とにかく型に沿って書き進めてください。英検では文法の正確さがチェックポイントとされていますが、合っているかどうか気にしすぎてしまうと、筆が止まる可能性があります。制限時間内に書き終えるためには、文法を気にしながら書き進める方法はおすすめできません。

まず1回目は手を動かすことに集中し、一通り文章を埋めましょう。2回目で論の整合性を確認し、3回目で改めて文法の正誤をチェックすれば、内容・表現ともにかなりのミスが減らせるはずです。

便利な表現は丸暗記しておこう

便利な表現を丸暗記すると、さまざまなメリットが生まれます。まず、文の骨子となる表現を覚えておくと、自分の意見をまとめる余裕が出るでしょう。さらに、語彙や構造の面での加点も見込めるかもしれません。

以下では、よく使われる接続表現や文法を紹介します。これらの単語やフレーズは、リスニングやリーディングの試験で問われることもあるので、実際に使えるかどうかは別として意味は覚えておくとよいでしょう。

In general(一般的に)

In other words(言い換えれば)

To put it another way(言い換えれば)

Thus(よって)

As well as(同様に)

On the other hand(一方で)

However(しかしながら)

Frequently(頻繁に)

Moreover(さらに)

Not only…but also(だけでなく~も)

書き終わったらチェックしてほしいポイントリスト!

回答が一通り完成したら、必ず見直しをしましょう。書いている最中は気づかなかった間違いや、スムーズに書くために飛ばした部分が必ずあるはずです。答案の完成度を高めるために、以下のチェックポイントを参考にしてください。

問いへの答えになっているか。別の内容になっていないか

まず、問いに対してきちんと答えが述べられているかをしっかりと確認しましょう。4つの採点基準のうち特に重視されるポイントは「内容」です。

スペルが合っていて文法が正しくても、内容が本筋から外れていたら大幅に減点されてしまう可能性もあります。そうならないように、最後の見直しでは内容が乱れていないか念を入れて見直しましょう。

自分の回答がトピックから外れていないか不安な人は、与えられているPOINTを積極的に活用してください。

メインのトピックとPOINTを押さえるよう意識することで、論が本筋から離れすぎてしまうことが防げます。また、過去問を解く段階で英語の先生や英検の有資格者に確認してもらい、フィードバックを得ることも有効な対策です。

理由はちゃんと2つ書けているか

問いに対して異なる理由が2つ書けているか確認しましょう。理由はTOPICで提示されたものでも大丈夫ですし、自分で独自に設定しても構いません。

大事なことは、問いに対して異なる2つのポイントから理由を述べることです。また、Firstly,やOne reason is that~のように、理由を述べる書き出しが使えているかも確かめましょう。

英検のライティングテストにおいて、「理由を2つ述べよ」と問題で指定されているわけではありません。しかし、理由が1つでは論の展開が難しくなり、逆に3つでは字数の上限に引っかかってしまいます。結果として、別々の観点から2つの理由を述べることが、数多くの試験を経て導き出された合理的な解き方だと言われています。

トピックと関係のない話が入っていないか

次に、理由やその具体例にトピックとは関係のない話が盛り込まれていないか確認します。agreeと答えた場合は同意の意見だけを、disagreeと答えた場合は否定の意見だけを書きましょう。

また、具体例の部分をふくらませ過ぎて、本題と直接つながりのない話をしてしまう事例も多く見られます。例題として先述した食品ロスの話であれば、「スーパーなどが食品ロスを減らすべきか」について論じるべきであって、「堆肥による食品ロスの再利用」や「スーパーの営業体制の変化」について述べる必要はありません。

上記のようなトピックからの脱線は、英語に限らず日本語でも陥りやすい落とし穴です。英語学習とは別に論理的な思考力も鍛えられると、より安心して本番に臨めるでしょう。

スペルミスはないか

スペルにミスがないかも、特に念を入れて見直ししましょう。マークシートテストが増えたことや、web上での自動スペル修正機能が普及したことで、英語学習者のスペリングに対する注意力は自然と低下する傾向にあります。

しかし英検ではスペルも採点基準ですので、aとeやrとlといった間違えやすい部分をもう一度チェックしましょう。

もし不安であれば、よく使う単語のスペルを事前にしっかりと暗記することをおすすめします。

agreeを始め、basically(基本的に)といった論述に便利なつなぎの言葉や、environment(環境)などトピックとして取り上げられやすい単語をピックアップしましょう。紙に何十回と書いて手に馴染ませれば、自然と覚えることができるはずです。

時制は合っているか

同じ節の中で違う時節を使っていないかも確認しましょう。原則としてライティングテストの文章では現在形を使います。しかし、At first,~but now(初めは~だったが今は)など、過去と現在の変化を表す場合は前者を過去形・後者を現在進行形にします。このように、同じ文中で時間の変化を扱う場合は、間違いがないかもう一度確認しましょう。

また、時制の変化を使わずに内容が表現できないか考えてみるのもおすすめ。もちろん書き直す時間がある場合に限られますが、減点されやすい時制の変化はなるべく避けた方が望ましいです。

単数・複数が合っているか

単数・複数は日本人が間違えやすいポイントのひとつなので、注意深くチェックしてください。主語がItであるにも関わらず複数形にしていないかなど、主語と動詞が一致しているかどうか確認しましょう。

また、可算名詞・不可算名詞も間違いが発生しやすいポイントです。information, adviceなど、よく使う不可算名詞はスペルとセットで覚えることをおすすめします。

さらに、三人称単数現在のsも忘れやすい部分です。ItやThey、名詞節を主語にした場合は欠かさず確認しましょう。このライティングテストでは、I以外の主語(HeやShe)を使うことはあまりありません。そこで、I以外の主語から始まる文には基本的に三単現のsをつける、という風に考えることもできます。

最後の難関は冠詞です。a/anとtheの他にも、another/otherなどに使う冠詞が正しいかどうかの感覚は、一朝一夕で身につくものではありません。ライティングテストの過去問演習だけでなく、リーディングやリスニング・スピーキングでも意識を払い、感覚を養えると今後も役に立ちます。

まとめ

英検2級のライティングテストは、いくつかのポイントに気を配ることで難易度が下げられます。まずは時間内にライティングの型を満たせるよう過去問を演習しましょう。完成度を上げるためは、他の人からフィードバックを受けるのもおすすめ。

一次試験を突破した後はスピーキングの二次試験が待っています。合格後に備え、英会話レッスンで準備をしておくといいでしょう。自分の頭で英文を組み立てる英会話は、ライティングの練習にもいい影響を与えます。レアジョブでは無料体験レッスンも用意しているので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。

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