初心者必見!TOEFL iBTの正しい勉強法

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海外留学の際には、TOEFL(トーフル)のスコアの提出を求められることが多くあります。TOEFLは、海外留学の入学基準に使われるほどなのでアカデミックな環境で使える英語を試される試験という面がありますが、リーディング、リスニングに加えて、スピーキング、ライティングの能力も測るので、英語の総合力を上げたいと考える社会人にもおすすめできる試験です。

今回はTOEFLの試験の概要から、勉強方法、セクション別の対策方法やおすすめの参考書などを解説していきます。TOEFLに挑戦しようと思っている人はぜひチェックして、参考にしてくださいね。

TOEFLの試験について知る

TOEFLの概要やの目標スコアの目安について解説していきます。

TOEFLはどういう試験?

TOEFLとは、Test of English as a Foreign Languageの略で、英語を外国語として学習する人を対象として、大学や大学院などのアカデミックな場でのコミュニケーション能力を測るテストです。海外留学での入学条件として、TOEFLのスコアは広く利用されています。

TOEFL iBTとTOEFL ITPの違いは?

TOEFLテストには「TOEFL iBT」と「TOEFL ITP」の2種類があります。iBTとはInternet-based Testの略で、TOEFLのオンラインテストのことです。リーディング、リスニング、スピーキング、ライティングの4技能を測定するテストです。一般的にTOEFLというとこちらを指します。

ITPはInstitutional Testing Programの略で、団体向けのペーパーテストです。リーディング、リスニング、文法の能力を測定するので、iBTとは異なった試験です。本記事では、TOEFL iBTの勉強法について解説していきます。

TOEFL iBTのスコアと目標目安は?

TOEFL iBTのスコアは、0~120の間で得点がつけられます。海外留学での入学条件で提示されることが多い60点というスコアが、まず目標にしたいラインとなります。

英検のスコアと比較すると、目安としてTOEFL 60~79点が英検2級レベル、TOEFL 80~89点が英検準一級レベル、TOEFL 90~99点が英検一級レベルにそれぞれ該当します。TOEFL 100点以上のスコアがあれば、世界のトップ大学や大学院、外務省や外資系企業の条件を満たせて、進学や就職の幅がより広がります。

リーディング、リスニング、スピーキング、ライティングの4つのセクションはそれぞれは30点満点。まんべんなく得点するよりも、日本人が点数を取りやすいリーディングとリスニングのセクションでスコアを伸ばすことを目指すなど、戦略を立てて勉強していきましょう。

TOEFL iBT勉強法の3つの軸

TOEFL iBTの対策を始める際に、押さえておきたい勉強の大きな流れを解説します。

①TOEFL iBTの頻出単語の暗記

TOEFLでは、アカデミックな専門用語が多いため、意識して単語の勉強をしておく必要があります。リーディングやリスニングで知らない単語が出てくると、意味を推測しながら進むため、読解や聞き取りの難易度が一気に上がってしまいます。頻出単語が多く掲載されている単語帳などで、まずはインプットしていきましょう。

②公式問題集の反復

公式問題集を解くことで、TOEFLテストの流れや問題の内容や傾向、自分の苦手なセクションなどを把握することができます。過去問を解いたら得点を出すだけではなく、必ず復習を行いスキルアップのために活用しましょう。

③セクションごとの対策

知らない単語やイディオムはピックアップして暗記する、リスニングで聞き取れなかった部分は繰り返し聞いてシャドーイングをするなど、セクションによって効果的な対策方法は異なります。自分の苦手なセクションは特に、集中して対策をしましょう。

TOEFL iBTセクション別の勉強法

正しい勉強法を実践すれば、効率的に自分に足りないスキルを強化し、TOEFLでの高得点獲得に近づけます。ここからは、セクションごとの勉強法を具体的に見ていきます。

TOEFL iBTリーディング対策

リーディングセクションでは3~4の問題文が出題され、それぞれの問題文に対して10問程度の問題を解いていきます。文章のトピックは、経済や教育、医学、宇宙や化学など、アカデミックな分野から幅広く選ばれます。具体的にどんな勉強法が効果的か、見ていきましょう。

単語力を強化する

単語を多く暗記することはすべてのセクションで必要ですが、リーディングセクションでは特に重要となります。TOEFLテストでは、講義や論文などで使われるようなフォーマルな単語や、経済や医学など、日常会話ではあまり使われない専門的な単語などが取り扱われます。

TOEFL iBTテストに特化した単語帳がたくさん出版されているので、自分に合ったものを利用しましょう。また、問題を解いていてわからない単語に出会ったら、その都度暗記していくことも大切です。

パラグラフリーディング

パラグラフリーディングとは、長文読解において、それぞれの段落の要点を掴みながら読んでいく読解方法です。読解のスピードを上げながら正確に読む効果があります。具体的なやり方は、段落ごとに冒頭と最後の2~3文を読み要点を予想します。

アカデミックな文章では、段落ごとの要点が最初と最後の部分にまとまっていることが多いため、この方法で読むことで段落ごとの要点を掴みやすいのです。パラグラフごとに要点をメモし、大切だと思うところには下線を引くなどして読み進めていきます。

TOEFL iBTリスニング対策

リスニングセクションでは、講義パターンと会話パターンの2種類の出題がなされます。講義パターンは3~4題が出題され、それぞれの問題文について6つの設問があります。会話パターンでは2~3題の出題があり、問題文のそれぞれに5つの問題が設けられています。

リスニングセクションの具体的な対策方法を確認していきましょう。

ディクテーション

ディクテーションは、流れてきた英語を聞いて文字に書きとるトレーニングです。

やり方は、まず音源を聞いて書き起こしていきます。聞き取れなかった部分は空白にして、空白部分がわかるまで繰り返し音源を聞き、最後スクリプトを見て答え合わせをします。改めてスクリプトを確認しながら音源を聞き、数日後に同じ音源を聞き再びディクテーションをしましょう。

自分が聞き取りづらい英語の発音やアクセントを認識して、完全に書き取れるまで繰り返し聞くため、リスニング力が高まります。また、聞き取れる音は発音もしやすくなるので、スピーキングの上達にもつながりますよ。ディクテーションを通して語彙も増えるでしょう。

シャドーイング

シャドーイングとは、リスニング音源を聞いた直後に、追いかけるように復唱するトレーニングです。慣れない内は、シャドーイングの前に音声のスクリプトを見て内容を理解するとよいでしょう。

スクリプトを見ながら、英語をスムーズに音読できるまで、正しい英語の発音やアクセント、リズムなどを練習します。慣れてきたらスクリプトを見ずにシャドーイングをします。

シャドーイングを繰り返し練習することで、英語を日本語に訳さずとも英語で理解できるようになります。また、イギリス英語やオーストラリア英語など、特徴のある発音にも慣れることができます。

TOEFL iBTスピーキング対策

スピーキングセクションは、ヘッドセットをして、録音が行われる制限時間内にマイクに向かって回答する形式で行われます。表示される文章を読んで音声を聞き回答をスピーキングする問題や、音声を読んだり、聞いたりしたて設問の内容を踏まえ、要約した内容を回答する問題などがあります。TOEFL iBTのスピーキングセクションの問題形式を確認し、それをふまえて勉強法を見ていきましょう。

Independent taskとIntegrated task

Independent taskとIntegrated taskの2つのパートに分かれています。

Independent taskは1題が出題され、準備時間が15秒、解答時間が45秒与えられます。あるトピックに対して自分の立場を選び、根拠とともに回答する形式です。根拠にはある程度ロジックが必要で、自分の意見を簡潔に分かりやすく伝えるスキルが求められます。

Integrated taskは全部で3問あり、準備時間は20~30秒、回答時間は60秒です。文章や音声を読んだり聞いたりして情報を総合・比較し、要約した内容をスピーキングします。いずれもネイティブスピーカーのような美しい発音は必要ありませんが、はっきりした発音で分かりやすく話すことが重要となります。

アウトプットできる場を利用する

スピーキングセクションの得点を伸ばすためには、瞬時に英語の内容を理解して、自分の考えをまとめる練習が必要です。しかし、このトレーニングを自力でするのは難しいでしょう。

英語を話すことに慣れるためには、アウトプットできる場を利用するのが一番。アウトプットの場としてはオンライン英会話がおすすめです。オンライン英会話のメリットは、ネイティブスピーカーから発音や文法などに対してフィードバックをもらえることです。自分が正しいと思っていたフレーズの使い方が実は間違っていたり、別の言い回しを新たに知れたりと、スピーキング力を高める効率的なトレーニングができます。

レアジョブには無料オンラインレッスンがあるので、オンライン英会話を試してみたい人は気軽に参加してみてください。

TOEFL iBTライティング対策

ライティングセクションはIndependent writingとIntegrated writingの2つのパートで構成され、全部で2問が出題されます。ライティングでも文章と音声を総合して回答する問題が含まれるため、ただスペルミスを防いだり文法を正しくアウトプットできるだけでなく、総合的な英語力が必要となります。ライティングセクションの出題形式を確認し、具体的な勉強法を見ていきましょう。

Independent writingとIntegrated writing

Independent wriningでは、30分で問題に対して自分の考えを300語以上の英文で論理的に書くテストです。Integrated writingでは、リーディング・リスニング・ライティングの3つの能力が必要です。特定のトピックに対する文章を読み、続いて同じトピックについての音声を聞きます。2つの意見を理解し、20分間で150~225語で要約をしつつエッセイ形式でライティングを行います。

型を覚える

ライティングセクションの対策は、論理的な文章を組み立てるための型を覚えるのが効果的です。まずは結論から書きその後に、その根拠、最後に主張という構成でまとめる練習をしましょう。この練習は繰り返し、さまざまなトピックで練習をすることで必ず上達します。文章をキーボードで素早くタイピングする練習も欠かせません。

TOEFL iBTの勉強におすすめの参考書

次はおすすめの参考書や問題集をご紹介します。TOEFL用の参考書には英語を英語で解説したものもありますが、今回は英語学習の初心者でも使いやすいように日本語で学習できるものを厳選しています。

公式問題集

ETS公認ガイド TOEFL iBT <第5版> 』は、日本語版のTOEFL公式問題集です。TOEFL iBTを開発しているEducational Testing Service(ETS)による公認ガイドで、1回分の演習問題と3回分の実戦模試が収録されています。

本番のTOEFL iBTテストと同じ形式で問題が出題されているので、1回目は時間を測って最後まで解くのがおすすめです。対策を始める前の力試しとして解いたり、ある程度勉強を進めてからリハーサルとして解くなど、目的をはっきりさせてから使いましょう。

スピーキングとライティングセクションでは、解答例をもとに採点のポイントを解説しています。

単語:『TOEFL テスト英単語 3800』

TOEFL テスト英単語 3800』はTOEFL対策に特化した単語帳です。過去の出題傾向から厳選された3,800語が収録され、単語の難易度に応じて1から4までにランク分けされています。

付属CDとMP3の2タイプで音声を聞くことができるので、発音やアクセントを含め耳から覚えることもできます。

TOEFLで取り扱われる単語はアカデミックな内容なので、単に単語の英訳和訳の知識だけでは対応できないこともあります。この単語帳には人類学や生物学などの専門分野の背景知識が解説された別冊も付属しているため、知識も学ぶことができます。

リーディング:『TOEFL iBT® TEST リーディングのエッセンス』

TOEFL iBT® TEST リーディングのエッセンス』は、本番形式の英文でリーディングセクションの練習ができる問題集です。

「集中トレーニング18題」で問題を解いたら、採点だけで終わらせず、知らない単語の暗記や文法事項の確認など、復習を繰り返して実力に変えていきましょう。各パッセージの音声も付いているため、ディクテーションやシャドーイングの練習にも活かせる教材です。2回分の模試形式の確認テストもあり、スキルの総仕上げに使うことができます。上手に使ってスコアアップを目指しましょう。

リスニング:『TOEFL iBT® TEST リスニングのエッセンス』

上記と同じシリーズで、リスニングセクションの対策なら上記と同じシリーズの『TOEFL iBT® TEST リスニングのエッセンス』がおすすめです。

実際の試験内容と同じ形式、難易度で問題が作成され、リスニング音声の要旨を的確に掴むスキルを向上させることができます。TOEFLのリスニングセクションでは長い音声を聞いて解答するため、自分で残すメモもポイントとなります。

この問題集ではノートテイキングの具体的な解説や練習があるため、TOEFLテストに特化した効率的なスコアアップを目指せます。本番形式の確認テストも2回分ついており、実力チェックや総仕上げに使えます。

スピーキング:『TOEFL iBTテスト必修フレーズ100』

TOEFL iBTテスト必修フレーズ100』は、スピーキングテストで論理的に自分の主張を展開するために役立つ英語表現を100のフレーズに集約し収録した参考書です。

スピーキングやライティングの対策は具体的に何から始めればいいのか迷ってしまうかもしれませんが、洗練された表現を身に付けることは効果的な勉強です。
まずは掲載されている100のフレーズを理解したうえで暗記し、自分の意見を反映させた文章に置き換える練習をしましょう。試験で瞬時にそのフレーズを使えるようになるまで繰り返し使ってトレーニングをすることがポイントです。

ライティング:『TOEFLテストライティング問題100 改訂版 (TOEFL(R)大戦略)』

TOEFLテストライティング問題100 改訂版 (TOEFL(R)大戦略)』では、ライティングセクションで得点を取るためのポイントを学ぶことができます。さらに、練習問題とWeb模試で実力を付け、力試しもできるのがおすすめのポイントです。

まずは英文ライティングの基礎とTOEFLスコア獲得のポイントについての解説を読み、練習問題でライティングセクションの問題に慣れていきましょう。

模試は2回分ついており、本番と同じくパソコンを使った問題形式なので、実際のテストに近い状態で学習の総仕上げができます。

まとめ

TOEFL iBTテストの勉強法をご紹介してきました。

海外留学や海外の大学への進学で求められるTOEFL試験のスコアは、ほとんどの場合で60点以上が目標となります。トップ大学ほど求められるスコアが高い傾向があり、100点以上のスコアがあれば進学や就職などの幅が広がります。

TOEFL iBTの勉強法には3つの軸があり、頻出単語の暗記、公式問題集を使った反復学習、セクションごとの対策が重要となります。

リーディング対策ではボキャブラリーを増やしパラグラフリーディングをすることが効果的。リスニングの勉強法では、ディクテーションやシャドーイングを徹底しましょう。ライティングでは文章の型を覚え、スピーキングではアウトプットの場をうまく利用する勉強法が有効です。

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