TOEIC受験が決まり、参考書を読もうと本屋に行くと「自分の英語レベル」を基準に本が並んでいることがよくあります。しかし初めて受験する場合、自分の英語レベルがどれくらいか検討もつかない人もいるでしょう。
自分の英語レベルがTOEICに換算すると何点になるか知りたい人は、レベルチェックのツールを利用するのがおすすめ。今回は、TOEICのレベルチェックツールとTOEICスコアアップのコツを紹介します。
TOEICをレベルチェックする方法は?
現在は、レベルチェックするためオンラインで調べる方法や問題集を活用する方法などさまざまあります。あまりにもレベルチェックする方法が多くて、どのツールを使うのが良いか迷ってしまいますが、それぞれの特徴を知って、上手に活用したいところです。
リーディングセクションだけを試したいなど、ニーズに合せてレベルチェック方法を選択していきましょう。TOEICの受験に、役に立つはずです。
自分の実力を知る!TOEICのレベルチェックツール7選
自分の英語力を知るためにおすすめのTOEICのレベルチェックツールを7つ紹介します。
・Z会 TOEIC®L&Rテスト 無料レベルチェックテスト
・語彙力診断テスト
・オンラインTOEIC®模試 e-test
・English-test.net
・The TOEIC Listening and Reading test
・TOEIC® L&R TEST 弱点診断
・TOEIC L&R公式問題集
お手軽に調べられる無料のものから有料のものまで、どれも優秀なツールばかりです。語彙力だけを診断したり、弱点を抽出するなど、いま知りたい能力をすぐに調べることもできます。それぞれ詳細を見ていきましょう。
Z会 TOEIC®L&Rテスト 無料レベルチェックテスト
「Z会 TOEIC®L&Rテスト 無料レベルチェックテスト」はその名の通り、無料でTOEICのスコアが調べられる優秀なツールです。AIが英語レベルに合わせてチューニングしながら実力をチェックしてくれます。
所要時間は20分ほどかかり、アドバイスコメントがついてくるのが特徴です。今後の課題を見つけるためのツールとしても利用でき、自分に合った勉強法を知ることができます。
英語を勉強して、レベルアップを実感したら気軽にテストできるのも嬉しいポイント。
Weblio 語彙力診断テスト
「語彙力診断テスト」はTOEIC L&Rテストで必要とされる、語彙力を調べるためのWEBテストです。TOEIC L&Rテストの出題頻度を元に制作されているテストで、選択式の設問に答えていく仕組みになっています。
問題数は全部で25問、選択肢は5つ。回答時間は1問につき10秒が設定されており、目標としている得点ごとにテストが用意されているのが特徴です。知らない単語や英語表現が出題されたら、メモをして単語帳作成などにも役立てられるでしょう。
オンラインTOEIC®模試 e-test
「オンラインTOEIC®模試 e-test」はオンラインで受けられるTOEICの模擬試験です。実際にスコアアップしたという評判もあり、公式問題集に次いで、おすすめだという声もあります。
スマホでも受験でき、30分で英語レベルが判定できるのが特徴です。3000もの問題から出題され、受験したらすぐにTOEICの点数に換算されます。TOIECで必要とされる語彙力テストもあり、TOEIC受験対策に申し分ないサイトといえるでしょう。
テストでハイスコアを出すと、ランキングが表示されるのもこのサイトの面白いところ。サイトに名前を表示されることを目標に頑張ってみるのも良いでしょう。
English-test.net
「English-test.net」はTOEICの模擬試験5回分をPDF形式でダウンロードできるサイトです。さらに100問の英文法テスト、3420問の語彙&英語表現とそれぞれの単語帳、342問の語彙力テストは無料でダウンロードできます。
English-test .netの模擬試験は、語彙力をつけるための習慣づけを重要視しています。頻出する英語表現やイディオム、英文法が身につけられるような工夫が施されているのが特徴です。模擬試験を解くことで弱点を発見して、繰り返し復習して習得できることを目指します。
テストスコアは自分で計算する必要がありますが、正答率からおおよその点数が出せるでしょう。
The TOEIC Listening and Reading test
「The TOEIC Listening and Reading test」では、The TOEIC® Listening and Readingのテスト問題と同形式の問題が掲載されており、簡単にTOEICのレベル確認が可能です。
TOEICのレベルをチェックするだけでなく、英文法&語彙力レベルとリスニングレベルを調べる「Test your Level of English」もあります。CEFRレベルで英語力を診断され、結果はemailで送信されるのが特徴。英語力に合わせて問題の難解度が調整されていくシステムになっており、正しい回答は教えてくれません。英文法&語彙力テストと、リスニングレベルテストの所要時間は10分ほどです。
いずれも、手軽に自分の実力を無料で調べられるので、勉強の成果を調べるのに活用できるでしょう。
TOEIC® L&R TEST 弱点診断
「TOEIC® L&R TEST 弱点診断」は現在の英語力を測定して、TOEIC L&Rテストのスコアアップを可能にする勉強法を紹介してくれるサイトです。
テストは、600点以上を目指す人と900点以上を目指す人、2つのカテゴリーに分けられているのが特徴です。リスニングとリーディング、合わせて25問が出題されて、選択方式で答えます。所要時間は12分ほど。
初めてTOEICを受験する人、思うようにスコアアップができない人やスコアアップのための勉強方法を知りたい人に向けて作られたこちらのサイト。弱点を調べて、受験対策を練りましょう。
TOEIC L&R公式問題集
「TOEIC L&R公式問題集」はTOEICを開発するETSが作った公式の問題集です。
リーディングセクションは出題傾向に合わせて「会話問題」「説明文問題」など7つのパートに分かれているのが特徴です。音声はダウンロードでき、いつでも音声を聞けます。
サンプル問題と練習テスト2回分、本番のテストと同じ形式の回答用紙が本誌となるほか、別冊に「解答と解説」がついています。「解答と解説」は正誤の解説だけではなく、語句の意味も一緒に確認でき、受験対策に必要不可欠な情報が満載です。TOEIC受験をするなら確実に試しておきたい問題集といえるでしょう。
TOEICではスコアが「同一化」されている!
TOEICのスコアは「1問につき何点」という点数の出し方ではありません。
新しいテストを制作する際、過去問題の要素を取り込み、スコア算出する際は新旧の問題を比較して難易度によって調整しています。テストごとに難易度が変わらないようスコアの同一化(行くエイティング)しているのです。
もし英語力に変化がなければTOEICのスコアもほぼ一定となるので、受ける度に自分の英語力がどのように変動しているかわかる指標になるでしょう。
自分の実力はどれくらい?TOEIC L&Rのスコア分布
TOEICの最高得点は990点とされ、リスニングとリーディングがそれぞれ100問ずつ、各495点満点という配点になります。最低点はリスニングとリーディングが各5点の、10点とされ、平均点は580点前後です。
ここでは、TOEIC全体でどれくらいの人が、どの程度のスコアを取得しているのかを見ていきましょう。
TOEIC L&R受験者全体のスコア分布
こちらが、ETSの公式ページで公開されている2020年の受験者全体のスコア分布になります。
195点未満 | 0.25% |
---|---|
195点以上〜345点未満 | 7.7% |
345点以上〜445点未満 | 14% |
445点以上〜545点未満 | 19.1% |
545点以上〜645点未満 | 20.5% |
645点以上〜745点未満 | 17.7% |
745点以上〜895点未満 | 17.1% |
895以上 | 3.6% |
この表を見てわかるように、445点〜645点の間に多くの受験者がいることがわかります。逆に、195点以下を取ることは極めて稀で、895点以上を取るのが非常に難しいことも見えてきます。
また、2020年の全体平均点は588点で、社会人の平均点は612点、学生の平均点は567点でした。社会人であれば、全体の平均点ではなく、社会人の平均点を参考としたいところです。
TOEIC L&Rセクション別のスコア分布
続いては、セクション別にスコア分布をみていきます。TOEICでは、全受験者のうち自分がどの程度の位置にいるのかが、Percentile Rank(下位者100分比)で出されます。よってここでは、対象スコアを取得した人が、上位何割に入っているかというパーセンテージをご紹介します。
Listening | |
---|---|
取得スコア | % |
320以上 | 55.8 |
345以上 | 44.1 |
370以上 | 32.7 |
395以上 | 24.6 |
420以上 | 16.9 |
445以上 | 9.8 |
470以上 | 4.6 |
Reading | |
---|---|
取得スコア | % |
320以上 | 34.2 |
345以上 | 24.9 |
370以上 | 18.5 |
395以上 | 11.5 |
420以上 | 6.5 |
445以上 | 2.9 |
470以上 | 1.2 |
この表からは、リスニングよりもリーディングのほうがスコアを取りにくいことがわかります。たとえば、リスニングで470点を取ると上位4.6%に入りますが、リーディングで470点とるとわずか上位1.2%に入ることになります。
TOEIC L&Rのスコアアップに有効な勉強法は?
TOEIC L&Rのスコアアップは、確かな勉強方法を身につければ実現できます。TOEICの点数を100点あげるには、200〜500時間が必要とされています。しかし、効率的な勉強法を身につければ、最短距離でスコアアップにたどり着けるはずです。
ここでは、TOEIC L&R対策として有効な勉強法とTOEICの基礎情報を確認し、スコアアップにつながるコツを見ていきましょう。
TOEIC L&R公式問題集で出題形式・傾向に慣れる
TOEICでスコアアップを狙うためには、公式問題集を利用するのがおすすめです。その目的は2つあります。まず「TOEIC」に特化したスキルを身につけること。もう1つは、TOEICを解くための戦略を立てることです。
公式問題集は、本番同様のテストを経験するための問題集として利用するだけでなく、受験対策の道具としても使えます。本番に近い問題をやり込めるため、大幅なスコアアップも狙えるでしょう。
そこで、具体的にどのように利用できるかを見ていきます。
本番形式で問題集を解く
TOEIC L&Rのテスト時間は2時間です。本番形式のテストを解いて、2時間のなかで、自分がどのような問題をどれくらいの時間をかけて解けるのか、おおよその目安を持てると良いでしょう。得手不得手を把握して、目標とするスコアを取得するために必要な項目を、重点的に勉強する計画を立てられるはずです。時間内に問題が解けなかった人は、時間配分もよく考えて、対策に臨みましょう。
得手不得手は、必ずしも英語力のことだけではありません。英語と関係ないところでミスをすることもよくあります。たとえば、集中力が持たずに英文が頭に入らない、または問題文の読み違えなど「うっかり」や「集中力」の問題が表面化する場合もあるでしょう。どのようなときに弱点が出てきてしまうのか、探っておくことが重要です。
リスニングの練習をする
リスニングは鍛えれば鍛えるほど効果が出やすい能力といえます。音声で英語を理解するためには、英語に耳を鳴らすことが大切で、1日1〜2時間は英語に触れるのが理想です。
音と意味の両方を理解できるように、スクリプトがついた英語音声を聞き込めると効果がアップします。音声が聞き取れても、単語の意味がわからなければ意味がないので、聞き慣れない単語が出てきたらすぐ辞書で調べることも重要です。
シャドーイングという、英語音声を追いかけながら音読する方法もリスニング力アップに有効です。英語の発音やリズム、イントネーションなどを真似してリピートすることで、細かい音を認識する能力が向上します。
精読・スキャンニング・スキミングを組み合わせる
文法や知らない単語などをしっかり確認しながら読む「精読」と、必要な情報だけを読む「スキャンニング」や、要点だけ読む「スキミング」のスキルを磨いておくことが重要です。
精読は、文法を分解しながら読み進めることで、難解な文章も読めるようになるのが利点です。語彙力も向上し、リーディング以外の能力もアップするでしょう。
スキャンニングは長文読解の際に、聞かれているキーワードだけを長文から抽出して読むスキルです。質問文を先に読み、たとえば「When」で始まる質問であれば、時間について話しているところを探して、その周辺を重点に読み、問題を解きます。
スキミングは大事なセンテンスだけを読み、文章の概要を理解する手法です。文章の構成をまずよく知っておくことが先決ですが、結論・命題文のみを読んで文章の主旨をざっと把握します。
精読・スキャンニング・スキミングしつつ、リスニングのスキルを上げましょう。
レベルチェックツールの結果を基に復習する
レベルチェックのテストを受けて「レベルがわかった!」と次に進んでしまっては、もったいないです。スコアアップを狙うためには、テスト結果を十分に吟味して学習方法に還元しましょう。
知らない単語・知らない英文法と出あいましたか?
新しい単語や英語表現をメモしましたか?
英語学習は小さな習慣の積み重ねです。レベルチェックのテストは、出題予想が詰め込まれているため教材としても利用してみましょう。ここでは、レベルチェックツールの具体的な利用方法を解説します。
知らない単語・英語表現は調べて記憶する
レベルチェックのテストはTOEICのテストに関する情報の宝庫です。登場する単語や英文法、英語表現は次のテストに出るつもりで勉強教材として利用したいところ。
まず知らない単語や不正解だった問題は必ずメモを取っておきましょう。知らない単語は、辞書で調べ、辞書や参考書を駆使してどのような状況で使用される単語か、ニュアンスを知ることが大切です。
不正解だった問題は、なぜ間違えたのかを把握します。また日を置いて問題に向かった際は、解けるようにしておきましょう。
リスニング問題を分析する
筆記用具と紙を用意して、リスニングの音声をそのまま文字を起こす「ディクテーション」を行いましょう。音声が流れるスピードに間に合わない場合は、一時停止を押しながら書き進めてください。ここでは「聞き取る」ことが大切です。
再生したら問題を1問ずつ取り組み、質問も書き起こしていきましょう。途中、どうしても気になってスクリプトを確認したくても我慢してください。繰り返し再生して聞き取れるようになるまで続けます。このとき、なぜ聞き取れないのか、どの言葉が聞き取りづらいのかよく分析することが重要です。
ディクテーションが済んだら、答え合わせとともに、スクリプトと照らし合わせて聞き取れたかどうかの確認を行います。間違っていたところは、すぐに音声で、こまめに確認するようにしましょう。まだ頭のなかに英語の感覚が残っているうちに修正するのがコツです。
リーディング問題を分析する
リーディング問題を解いたら、まず答え合わせをして解説も併せて確認していきます。なぜ正解なのか、どうして不正解なのか、その根拠をしっかり理解することが重要です。自分が答えを選んだときの根拠と同じかを確認しましょう。
答え合わせが終わったら、知らない単語や熟語、英語表現は全てチェックしてください。本文だけでなく、設問や選択肢も忘れずに丁寧に復習しましょう。
英語学習を習慣化させる
英語学習を習慣化させることで、勉強をすることが当たり前になり、楽に継続することができます。
勉強を習慣化、と聞くだけでついついうんざりしてしまいがちですが、何ヶ月か続ければ習慣化してスムーズにできるようになるものです。短期間で習慣にしようとするとフラストレーションが溜まるので、時間をかけて習慣化付けの努力をしてみましょう。
英語学習を習慣化は英語学習者にとっては大きな課題です。そのため、英語学習をどのように習慣付ければよいのか解説します。
迷いを減らす
勉強をするとき、選択肢を減らしておくと即座に行動に移しやすくなります。勉強には「ウィルパワー」、つまり意志の力が必要です。何かに集中したいときは、このウィルパワーを使うわけですが、学習を始める前に迷ってしまうと意志が弱まってしまいます。
いつ・どこで・どの項目を勉強するかを事前に決めておくのが習慣化のコツです。たとえば、通勤中はボキャブラリー、昼休みは英文法など具体的に決めておくと迷いなくスムーズに勉強に励めるでしょう。
「ボキャブラリーを勉強しようかな…それとも英文法にしようかな…」と考えているうちにウィルパワーは減ってしまいます。何も考えずに、スッと行動を起こせる状態に自分のマインドをセッティングしておきましょう。
必ず毎日勉強する
英語学習を習慣化させるためには、勉強を1日5分だけでも行うことがポイント。疲れているから、お腹が減ったから、など英語をやらない理由はいくらでも出てくるはずです。しかし「今日はできないから明日にしよう」と思っては習慣化につながりません。1分だけでも、本を開くだけでも良いので必ず勉強をするように心がけるのが習慣化のコツです。
短時間の英語学習では意味がないと思う人もいるかもしれません。しかし、習慣化をすることがまず先決です。少しずつでも英語に触れるようになると、英語を使用する感覚は持続しますし、いつの間にか1時間も勉強できるようになった、という日が来ることもあり得ます。とにかく「英語を勉強しない日」を作らないことを意識しましょう。
学習の記録をつける
学習の記録をつけると聞いて「おや?」と思う人もいるでしょう。実は、ノートや手帳に日々の学習記録をつけることは習慣化を実現するのに非常に効果的です。
勉強することは確かに大事なのですが、記録をすることで、英語学習を続けている事実が可視化され、「これを途切らせてしまってはもったいない」という心理が働くようになります。
以下のような簡単な記録でも十分です。
7/17 | 英単語 ◯ 3日継続 |
---|---|
7/18 | 英単語 ◯ 4日継続 |
7/19 | × |
7/20 | 英単語 ◯ 1日目 |
勉強できなかった日はリセットされているのに注目です。長く連続すればするほど、止めるのがもったいなくなるような見え方を工夫してみてください。
オンライン英会話でアウトプットの練習をする
オンライン英会話は上手に利用すれば、TOEICの受験対策に大いに役立ちます。講師と一緒に問題を解いてみたり、アドバイスをしてもらったり、あらゆる面からのサポートをもらえるのでメリットが多いです。しかも、全て英語でのコミュニケーションになるので、英語に触れる時間が増えるのも嬉しいですよね。
早速、オンライン英会話を利用してどのようにTOEICの受験対策を練るのがよいかみていきましょう。
リスニング問題を講師と一緒に解く
オンライン英会話のメリットの1つとして、リスニングスキルの向上があります。
講師と一緒に1問ずつ問題を解いて、間違った問題は理由や解答について解説してもらいましょう。解答するときのポイントや、見落としていた部分など、普段1人で勉強していたときは気づかなかった点にに気づけるかもしれません。
また、ディクテーションやシャドーイングを試してみるのも良いでしょう。ディクテーションは講師の前で行うことで、苦手箇所が明確になります。どんな単語が聞き取りづらいのか、苦手の傾向を調べるのがおすすめです。
間違いや改善点が都度指摘してもらえるため、より効果の高いトレーニングを積めるでしょう。
語彙力チェックをしてもらう
オンラインの英会話では、フリートークのレッスンであれば生徒が自由に時間を使えます。たとえば TOEICでハイスコアを狙うのであれば、その旨を伝えて講師と一緒に受験対策の時間にしてしまいましょう。
オンライン英会話でTOEIC受験対策をする際に効果的だったという声が多いのは、語彙力チェックです。作った単語帳から出題してもらったり、ウェブの語彙力テストから出題をしてもらったり、一問一答形式でチェックをしてもらうと効果が高まります。苦手な単語は繰り返し使用するなど、自分向けににカスタマイズした方法で出題してもらいながら語彙力を養いましょう。
どうしても覚えられない単語などは、使えるシーンやニュアンスを解説してもらうのがおすすめ。「単語にどのような意味があるのか」「どんな活用法があるのか」など、単語に関する情報を聞くだけでも、参考書などを読むより早く習得できるでしょう。
受験前に英語力チェックしてもらう
オンライン英会話の講師によっては、TOEICの受験対策を積極的にサポートしている人もいます。最近の傾向や、使えるテクニックなどもよく知っているので、アドバイスをもらいましょう。
独学で英語学習を進めてきた人でも、他者から意見をもらうことで新しい発見があるかもしれません。時間配分や解けない問題が出てきたときの解決方法など、ちょっとしたコツを伝授してもらうと良いかもしれません。
そのほか、自力で解けない問題や、解説が理解できない設問について質問する場として利用しても良いでしょう。人と会話をしながら、問題の解き方を考えるだけでも刺激になり、英語に対して新たな解釈が生まれるはずです。
オンライン英会話は使い方次第で、効果がグンと高まります。講師と相談しながら効果的なTOEIC対策を練り、スコアアップを狙いましょう。
まとめ
TOEIC L&Rのレベルチェックツールは複数あるため、気になるものを試してみるとよいでしょう。自分の英語レベルを知って、苦手なところを把握すれば、受験対策が練りやすくなります。スコアアップへのハードルとなっている苦手分野を重点的に勉強し、英語力を伸ばしていきましょう。
TOEICのスコアアップのためには、英語学習を習慣づけることも非常に重要です。日々、コツコツと英語に触れておくだけで英語に慣れ、スキルも向上していくでしょう。
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