カタカナ英語は海外でも通じる?正しい意味を知ってカタカナ英語を「使える英単語」にしよう!

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「日本人は、カタカナ英語のせいで正しい英語が話せるようにならない」と、普段はすっかり悪者扱いされているカタカナ英語。でも、せっかくその単語を知っているのですから、英語の正しい意味を理解すれば、英会話の中で活用できるようになるはずです。

例えば、誰もが知っている「chair=チェア、イス」に、「議長の席に着く人」という知識を加えれば、「chair=議長」という意味で使うことができます。一歩深く勉強することで、身近なカタカナ英語を「使える英単語」に変えていきましょう。

身の回りのカタカナ英語の名詞、英語の本当の意味は?

「チェア=chair」「コード=cord」「チャレンジ=challenge」など、身近なところにあるカタカナ英語。英語でもそのままの意味で使えるのか、正しい意味は何なのか確認していきましょう。

モノを表す名詞

・チェア=chair
英語での意味:イス、議長、議長を務める
chairが「議長のイス」、つまり「権威ある座」を意味することから、「議長」「議長を務める」という意味で使うことができます。

He is the chair of the meeting.
(彼は会議の議長です)

・ボード=board
英語での意味:板、理事会、役員会
boardの「板」という意味が「テーブル」というイメージになり、「テーブルに着いて会議をする人たち」、つまり「理事会、役員会」という意味で使われます。

She has been elected as a board member.
(彼女は理事会のメンバーに選ばれました)

・コード=cord
英語での意味:コード、ひも、コーデュロイ
「コード」と言うと真っ先に「電気のコード」が思い浮かぶかもしれませんが、英語のcordは「より合わせたひも」を指し、アクセサリーなどにも使われます。また、corduroyを縮めたものであることから、「コーデュロイの服」を指すことができます。

I’m looking for a cord skirt.
(コーデュロイのスカートを探しています)

行為や概念を表す名詞

・チャレンジ=challenge
英語での意味:挑戦、やりがい
カタカナ英語の「チャレンジ」は「難しいことに挑戦する」というイメージですが、英語のchallengeには「やりがいがあること」というポジティブな意味があります。

The job is full of challenges.
(この仕事はとてもやりがいがあります)

・サービス=service
英語での意味:サービス、役に立つこと
serviceには「仕えること、奉仕すること」という意味があり、ビジネス以外の場面でも使えます。

I’m happy to be at your service.
(お役に立ててうれしいです)

・アドレス=address
英語での意味:住所、宛名、演説
「アドレス」は「住所」「メールアドレス」などに使われますが、英語のaddressは元々「~に向けて何かを言う」という意味であることから、「演説」という意味でも使われます。speechより公式なイメージです。

We’re going to have the president’s address.
(社長の演説があります)

カタカナ英語の動詞や形容詞、英語の意味はわかる?

「ミスする」「シリアスな」など、普段何気なく使っているカタカナ英語の動詞や形容詞。英語の会話の中で使えるよう、正しい意味を知っておきましょう。

カタカナで使われる動詞

・ミスする=miss
英語での意味:逃す、~がなくて寂しい
missは基本的には「逃す」という意味で、日本語の「ミスする」と近い状況で使うこともできます。「逃す」と「寂しい」ので、「~がなくて寂しい」という意味にもなります。

Don’t miss the train.
(電車に乗り損ねないようにね)

I’ll miss you.
(あなたがいないと、寂しくなります)

・コピーする=copy
英語での意味:複製する、まねる
「コピーする」はもっぱら「複製する」という意味ですが、英語のcopyは「まねする」ときにも使えます。

Stop copying me.
(私のまねをするのは止めてください)

・サインする=sign
英語での意味:署名する、契約する、申し込む
「サインする」と言えば「署名する」ことですが、英語のsignは、署名のあるなしにかかわらず、「契約する、申し込む」という意味で使うことができます。

He signed up for a new program.
(彼は新しいプログラムに申し込みました)

カタカナで使われる形容詞

・シリアスな=serious
英語での意味:まじめな、本気の
「シリアスな」と言えば、「まじめな、深刻な」という意味ですが、英語のseriousは「本気の」という意味で使うこともできます。

She’s serious about her resignation.
(彼女は本気で辞職を考えています)

・ユニークな=unique
英語での意味:他にない、固有の
「珍しい、変わっている」ことを「ユニークな」と言いますが、英語のuniqueは珍しいというより、「他にない、固有の」ということです。

Izakaya is unique to Japan.
(居酒屋は日本ならではのものです)

・フレッシュな=fresh
英語での意味:新鮮な、できたての
「フレッシュな」は「新鮮な、さわやかな」という意味で使われますが、英語のfreshには「できたて、作り立て」という意味合いもあります。

Would you like some fresh bread?
(焼きたてパンはいかがですか?)

カタカナ英語を本当の生きた英語にするには、実際に使ってみるのが一番。オンライン英会話レアジョブのレッスンで、先生を相手に、覚えた単語を活用して話してみましょう。I signed up for a new video streaming service.(新しい動画配信サービスに申し込んだんです)、I have fresh coffee every morning.(毎朝、いれたてのコーヒーを飲みます)といったように使っているうち、signやfreshの英語本来の意味が感覚的に理解できるはず。生の会話の中で、使える単語を増やしていきましょう。

まとめ

カタカナ英語を「使える英単語」にするには、まず辞書を引いてその用例を見てみましょう。serviceという単語一つ取っても、train service(列車の運行)、public service(公共事業)、military service(兵役)などさまざまな使い方があり、日本語の「サービス」よりもずっと広い意味があることがわかります。

また、英語のニュースや映画を意識しながら聞いていれば、英単語がカタカナ英語とは異なるニュアンスで使われていることもわかるはず。そのようにして「英語本来の意味」を理解し、ぜひ会話の中に取り入れていってください。

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