海外でも大ヒットしている、アニメ映画『鬼滅の刃』。原作コミックも英訳して発売され、Demon Slayer(デーモン・スレイヤー*『鬼滅の刃』英訳)という言葉を知っている外国人が増えてきました。そこで、『鬼滅の刃』や日本のアニメ・ゲームなどでよく使われる言葉を英語で覚えて、外国人とのちょっとした会話に役立てましょう。
「鬼滅の刃」を英語で話すための表現
ツノや牙があったりする「鬼」のような存在は、英語ではdemon(発音は「ディーマン」)と言います。ちなみに、キリスト教の「悪魔」はdevilです。ここではまず、『鬼滅の刃』を英語で語るための表現を見ていきましょう。
基本のあらすじを押さえる英語表現
基本のあらすじを英語で言えるようになるために、例えばこんな表現を押さえておきましょう。
Demon Slayer(鬼滅の刃)
demonは鬼。slayerは「殺害者」という意味で、物語などに出てくる古い言い方です。
Demon Slayer Corps(鬼殺隊)
主人公が入隊する、鬼を狩るための組織。corps(発音は「コー」。psは読まない)は、「~団」「~隊」などを指し、元は軍隊用語です。
swordsman(剣士)
Demon Slayer Corpsに参加しているのがswordsmanたち。「剣客」「剣豪」など、剣術に長けている人を指します。
Nichirin Blade(日輪刀)
鬼殺隊の剣士たちが持つ特別な刀。なお、bladeは基本的には刀の「刃」(とがった金属の部分)のことで、「刀全体」はswordと呼び、「日本刀」はJapanese swordと言います。
hunt down demons(鬼を狩る)
huntは「狩り」または「狩りをする」ことで、hunt downで「探して追い詰める」という感じです。
be turned into a demon(鬼になる)
物語では、鬼舞辻無惨という鬼の血を受けた人間が、鬼になります。be turned into ~は「~に変えられる、~になる」ということ。
『鬼滅の刃』のあらすじは、例えばこんなふうに表現できます。
The hero Tanjiro joins the Demon Slayer Corps to hunt down the demons with Nichirin Blade, since his family was killed by the demons and his younger sister Nezuko was turned into a demon.
(主人公炭治郎は、鬼殺隊に入り、日輪刀で鬼を狩ります。彼の家族は鬼に殺され、妹の禰豆子は鬼になってしまったのです)
「鬼滅の刃」の「技」を英語で表現する
『鬼滅の刃』の技は、Breathing(呼吸)という独特の言い方で表現します。それぞれの技は、英語で言うとどのようになるか見て行きましょう。
Breathing Styles(呼吸法)
Sun Breathing(日の呼吸)、Water Breathing(水の呼吸)、Flame Breathing(炎の呼吸)など、さまざまな種類があります。breatheが「呼吸する」という動詞で、breathingは「呼吸すること」、breathは「息」という名詞です。
Total Concentration Breathing(全集中の呼吸)
全身の身体能力を高める、特殊な呼吸法。total concentrationは、「全力集中」という一般的な意味でも使われます。
First Form: Water Surface Slash(壱の型 水面斬り)
主人公が使う、Water Breathingの一つ。surfaceは「表面」、slashは「サッと強く切る」という感じです。
アニメやゲームでよく使われる英語表現
『鬼滅の刃』が海外で人気になったおかげで、slayer(スレイヤー、殺害者)、breathing(呼吸)といった言葉が、世界中の人が共通に理解できる単語になりつつあります。ほかにも、アニメやゲームでよく使われる英単語を見ていきましょう。
育成して進化させる表現
Pokémon(ポケットモンスター)のようにキャラクターを育成して進化させるアニメやゲームでは、このような単語が使われます。日常の会話でも役に立ちます。
train(育成する)
「育成」はtrainingです。
evolve(進化する)
Pikachu evolves into Raichu.(ピカチュウはライチュウに進化する)のように言います。「進化」はevolution。
species(分類)
ポケモンは基本的に動植物なので、species(種)という言い方を使います。
experience point(経験値)
普段の会話では、experience value(経験値)と、valueがよく使われます。
attack / defense(攻撃/防御)
スポーツの試合でも使われることがあり、覚えておくと便利です。
闘って追い求める表現
Dragon Ball(ドラゴンボール)やONE PIECE(ワンピース)のように、旅をしながら闘う物語では、このような表現が使われます。
martial arts(武道)
martialは「勇ましい、戦いの」といった意味で、柔道、空手、剣道など、日本の「武道、武術」を指すのに使います。
warrior(戦士)
物語の中の「勇士」などを指すのによく使います。
quest(クエスト、探究)
quest for the universe(宇宙の探究)といった使い方もあります。
conquer(征服する)
conquer cancer(ガンを克服する)のようにも使えます。
villain(悪役)
物語に登場する「悪役、悪者」のこと。日本語でも「ヴィラン」とカタカナで使うことがあります。
オンライン英会話レアジョブの先生にも、日本のアニメやコミック、ゲームのファンがいます。プロフィールの趣味の欄を参照して、アニメが好きだとわかったら、Have you seen Damon Slayer?(『鬼滅の刃』見ましたか?)と聞いてみましょう。
興味がある先生だったら、喜んで話に乗ってくれるはず。まだ知らない場合は、The hero joins the Demon Slayer Corps.(主人公が鬼殺隊に参加するんです)といったように、内容を説明してあげましょう。英会話の練習をすると同時に、日本のアニメ文化を海外の人に伝えてあげるチャンスにもなりますね。
まとめ
Dragon Quest(ドラゴンクエスト)やSword Art Online(ソードアート・オンライン)といった日本のゲームやアニメが人気となり、quest(探究)、sword(刀)といった一見難しめの単語を、小さい子どもでもカタカナで知っているようになりました。
身近なところにあるアニメやゲームで使われているカタカナ語を見直してみると、英語での使い方がわかり、意外に普段の会話でも使えることに気づくかもしれませんよ。
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