「聞き流すだけ」で効果はある?取り入れよう!英語フレーズの聞き流し学習法

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最近ちまたでは「聞き流すだけでいい」という英語学習方法をよく見聞きします。そんな中、「英語フレーズの聞き流し」って本当に効果があるの?と疑問に思う方は多いのではないでしょうか。今回はそんな「英語聞き流し」のメリットデメリットも踏まえた上で、英語学習への取り入れ方をご紹介したいと思います。

効果はある?「英語の聞き流し」学習法

テレビやラジオなどで、「英語をただただ耳で聞き流すだけで話せるようになった」といったような経験を見聞きすることがありますよね。本当に聞き流すだけで英語がうまくなるのでしょうか?

聞き流すだけではダメ!

例えば英語ではなく、全く知らない未開の地の言語に置き換えて考えてみましょう。全く知らない国の言葉で、単語や文法の「いろは」もわからないものを、果たして聞き流すだけで話せるようになるものでしょうか?答えはおそらく「ノー」ですよね。全く知らない言葉や単語の連続であれば、いくら聞いても、何度聞いても、そのフレーズの意味がわからないままでしょう。つまり「基礎的知識がない」言語を聞き流すだけでは、なかなか言語は上達しません。

同様に、もし英語の基礎単語や文法がわからないまま、単に英語フレーズを聞き流していても、それは「英語学習の近道」であるとは言えませんよね。

ただし効果がゼロではない!

しかし例えば「全く知らない言語」であっても、何度も何度も聞き流していれば、勝手に耳に焼きつき、やがてなんとなく自分でも真似をして言えるようにはなるかもしれません。それは幼い子が、意味もわからず英語のABCの歌を真似して歌えるのと一緒で、リズムやテンポと共に、そのフレーズが耳に焼きつくという現象は起こりえるのです。

つまり、たとえ意味がわからなくとも、「フレーズを覚えてしまう」という状態に持っていくことは可能だということです。

ただし裏を返せば、聞き流しだけでは「意味がわかってフレーズを話せる」という状態には到達できないということになります。

小さい子が母国語を学ぶのは?

ちなみに、生まれたばかりの小さな赤ちゃんは、まさにお母さんやお父さんの言葉を聞き流していますよね。そしていずれ母国語として話せるようになります。しかしこの場合、赤ちゃんは、単に「聞き流している」だけではありません。耳以外の五感をフルに使って「状況把握」もしています。

例えば「嬉しい」という言葉をお母さんが口にする際、言葉だけでなく、お母さんが嬉しくなるような状況が前にあったり、満面の笑みを浮かべたりしているはずです。こうした状況を総合的に判断して、赤ちゃんは「嬉しい」の意味と言葉を理解していくことになります。

つまり、単に聞き流すのではなく、その言葉の意味の理解を助ける「状況」が一緒にあれば、より言語は母国語を学ぶようにマスターできるということになります。

聞き流しをうまくつかうには

これまでお話した注意点やメリットを踏まえて、英語の学習にうまく「英語フレーズの聞き流し」を取り入れるにはどうすればいいのでしょうか。

耳+目を使おう

赤ちゃんが五感を使って状況把握をしながら母国語をマスターするのと同様に、「耳」以外の五感を使うことがポイントです。中でももっとも効果的なのは「目」です。「目」からの情報量は他の五感の何倍にも相当します。

英語のドラマやアニメを聞き流す

どうせ聞き流すのであれば、空き時間を使って英語の映画やドラマ、アニメなどを聞き流すのはおすすめです。特に子供向けのアニメは、英語がかなり初心者の方でも、絵を見ていれば状況を想像することができ、意味を把握する助けになります。その際、なるべく同じ作品を何度も見て聞き流すほうが、「耳に焼きつき、いつの間にか言えるようになる」ので効果的です。

また、できれば発話と同じ英語字幕を入れてあげると、「聞き取りにくかった英単語」を文字で確認することもでき、よりリスニングの理解度があがりますよ。下記のようなYouTubeでも見られるアニメであれば、字幕も入れやすいのでおすすめです。

・Peppa Pig

可愛いブタのPeppaとその家族の日常を描くほっこりアニメ。優しい単語とゆっくりとした英語で、英語初心者さんでも楽しめるアニメです。最初は動画を見てストーリーを理解し、その後は何か別の作業をしながらかけ流しておくと聞き流し学習法がうまく使えるでしょう。

文字を読みながら聞き流す

本を読むのが好きな方なら、聞き流しながら、スクリプトや絵を「目で」見るのも良いでしょう。目からの情報が理解をより助けてくれます。下記のような聞き流しにもぴったりの本がありますので参考にしてみてくださいね。

・絵でおぼえる英会話

内容:アメリカ旅行にでかけた主人公の日常のあれこれを、マンガで楽しめる学習本。マンガの絵を見れば、日本語を介さずに、英語を英語のままで簡単に理解できます。音声もダウンロードできるので、音声を聞き流しながら、漫画を目でみて楽しんでくださいね。1度マンガで状況を理解したら、その後は音声だけを何度も聞き流すということでもよいでしょう。

サブ学習として聞き流しを使おう

すでにお気づきかもしれませんが、英語の上達のスピードを上げるには、「五感をいかにフル活用するか」という点がポイントになります。「耳」だけでなく、「目」や「口」を使った方がより早くフレーズをマスターすることが可能です。英語学習でよくおすすめされる「シャドーイング」はまさにその典型。「耳で聞いた英語を自分も後から声に出して発話する」という「耳」と「口」の両方を使った学習法です。

しかしいつでもどこでもシャドーイングができるわけではありませんよね。電車の中や人ごみの中で発話するのは難しいものがあるでしょう。

聞き流しの学習は、こうした「シャドーイング」などの学習ができない時の「サブ学習」として活用しましょう。「シャドーイング」ほど効果的ではなくとも、電車に乗っているちょっとした隙間時間に、耳という感覚だけでも使って英語に触れることは重要です。

また「聞き流し」というと、「ただ、ぼーっと音を流しているだけ」という意味合いが強いかもしれませんが、もし余力があるならば、「すべての単語を聞き取ろうと努力すること」が重要です。10分の聞き流しであれば、1分だけでも意識して聞いてみるだけで、リスニングの質がぐんとあがり、「聞き流し」の効果は倍増するはずですよ。

まとめ

「聞き流すだけの英語学習法」と聞くと懐疑的な気持ちになる方もいらっしゃるでしょう。しかしうまく利用することで空いた時間も英語の上達を助けてくれる便利な学習方法かもしれません。普段は五感をしっかり使った学習方法を取り入れつつも、学校や仕事の行き帰りや家事の合間のサブ学習法として、「聞き流し」を上手に取り入れてみてくださいね。

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