オンライン英会話の効果を最大化しよう!活用法のポイントを解説

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PCとインターネットがあれば、場所や時間に関係なく学習できることからオンライン英会話の人気が高まっています。しかし、残念ながら正しい活用法がわからず挫折してしまう人も。

オンライン英会話は手軽にいつでもどこでも英会話を練習できて大変便利である一方、実際にスクールに足を運んで行うレッスンと違い、モチベーションを保ちづらかったり、学習効果が見えにくいという側面もあります。

オンライン英会話に興味のある方や現在学習中の方のために、正しい活用法や期間について解説します。

オンライン英会話でつまずく4つの理由

1. リスニングが苦手

オンライン英会話でつまずく大きな理由の一つとして、「リスニングが苦手である」ことが挙げられます。

会話は自分と相手の言葉のキャッチボールで成り立ちます。しかしながら、講師の質問が理解できない場合、返答に詰まったり、知らない単語が出てくると、そこで思考が止まってしまいその後に何を言っているのか全く耳に入らないことがありますよね。「自分の言いたいことはなんとか伝えられるけれど、リスニングは苦手」という人は多いのではないでしょうか。

また、聞き取りに集中するあまり緊張してしまい、リラックスできずに疲れてしまうことも、やる気が失われる理由の一つです。このように、特に英会話初心者にとって、リスニング力の不足はオンライン英会話を続けるモチベーションを保ちにくい要因となっています。

2. 間違えるのが恥ずかしい

英会話上達は、とにかく間違っていいので積極的に発言して慣れることなのですが、どうしても文法的な正しさを気にしてしまい消極的になる人がいます。

積極的に発言しないといけないのはわかっていても、慣れるまでは恥ずかしさや不安もあってなかなか難しいもの。確かに自分の発言が理解してもらえなかったらショックですし、言いたいことがきちんと伝わっているのか不安な気持ちになるのも当然です。特に大人の場合は、この「正しい文章を言わないといけない」という無意識のプレッシャーが英会話上達やオンライン英会話継続の障害になることがあります。

3. 学習効果が見えにくい

オンライン英会話は講師と一対一で行われ、他の学習者と接することがありません。このことから、どの程度自分が上達しているのか学習効果が見えにくいという弱点があります。

・何ヶ月たっても上達した気がしない
・自分がどのレベルにいるのかわからない
・日常で外国人と話す機会がないので実際通じるのか疑問

こういった不安や悩みはどの学習者も抱えており、せっかく続けていたレッスンも無駄に思えてきてやめてしまう人もいます。

4. レッスン受講だけで上達するとの思い込み

英会話に限らずどのような習い事でも、レッスンに出ているだけで満足してしまっている人は多いのでは?

レッスンの学習効果は、予習・復習をきちんと正しい方法で行うことで最大化できますが、多忙な毎日の中で予復習の時間をなかなか見つけられないのも現実です。

しかし、レッスンを受けているだけでは、授業中に学んだ表現や語彙が自分のものとして定着しないので実場面で使えないという問題点があります。レッスンはあくまで「普段学習していることの実践の場」であり「新しいことを学ぶ場」です。ここをきちんと理解していないため、「何ヶ月たっても上達した気がしないし、授業料が無駄だ」と残念なことに挫折する人が多くいます。

オンライン英会話につまずかないポイントはこれ!

まず学習目的を明確にする

ではオンライン英会話で挫折しないためにはどうすればいいのでしょうか?

最大のポイントは、学習目的を明確にすることです。

ただ単にみんながやっているから、あるいはなんとなく英会話できた方がかっこいいから、などの曖昧な理由だと続きませんし、つまずく原因となります。

まずは、

「なぜ英会話を学習する必要があるのか」
「将来的にどのレベルまで到達したいのか」
「どうなった時点で目標のレベルに到達したと言えるのか」

などの自分の目標・目的をはっきりさせましょう。その上で、現在のレベルを客観的に見つめ、学習計画を立てます。

例えばTOEICで30点上げる、あるいは800点取る、観光通訳士の試験に合格する、海外映画が字幕なしで見られるようになる、クライアントの交渉を通訳なしで行えるようになる、旅行先で全ての手配を自分で行えるようになる、など自分が目指すゴールに沿って目標を細かく設定しましょう。

さらに、そこから逆算して学習計画とおおよその期間を考えることも大切です。「○ヶ月・○年でここまで到達したい」という自分なりのタイムラインを目的・目標とともに決めます。

目的とゴール、期間がはっきりしていれば、学習意欲も上がりますし、実際に予定通りに進んでいるのかを測る指標にもなります。学習計画にズレを感じたら講師と相談して学習方法や期間の見直しも行っていきます。

レッスン中は積極的に話す

慣れるまではなかなか難しいかもしれませんが、レッスンは積極的な姿勢で臨み、できるだけ多く発話するようにしましょう。

その際のポイントとして、次の4点を実践できるといいですね。

1. yes,noアンサーの質問でも文章で答える
2. 講師の質問にストーリーを膨らませて回答する
3. 講師へ積極的に質問する
4. 間違いを恐れずとにかく話してみる

特に1と2が難しい人が多いのではないかと思いますが、意識して行うと上達度が相当違うので、しっかり練習しましょう。

Do you like movies?” (映画は好き?)と聞かれたら…

“Yes.”で終わりではなく、

Yes, I do. I go to see movies every weekend. Last weekend I saw(映画のタイトル).
(好きです。毎週末映画を見に行きます。先週は○○という映画を見ました。)

という感じにすると、“What’s the movie about? Did you enjoy the movie?”(何についての映画?面白かった?)のように講師も次に質問をしやすくなり、会話のキャッチボールができます。

What did you do last weekend?”(週末は何をしましたか?)と聞かれたら…

“I stayed home.” (家にいました)で終わりではなく、

I stayed home because I was so tired. But I watched this interesting documentary about the history of Japan. There were many things that I didn’t know. For example…
(とても疲れていたので家にいましたが、日本の歴史に関する面白いドキュメンタリーを見ました。自分でも知らないことがたくさんありました。例えば…)

のように「何をして、どう感じたか」を加え、できるだけ話を膨らませます。

できれば同じ講師からレッスンを受ける

毎回違う講師からレッスンを受けてしばらくたつと、自分に合う講師がわかってきます。講師によって得意分野も異なりますし、教え方も少しずつ個性が違いますよね。

自分の学習目的や目標の実現に一番適切だと思う講師を見つけ、継続して同じ講師とレッスンしましょう。そうすることによって学習効果が倍増します。

その理由として次のようなことが挙げられます。

・講師が受講者の目的や特徴を知っているためレッスンに無駄がない
・講師が受講者の上達度がわかるため、○ヶ月前と比べてどうだったかの評価をしやすく、受講者も学習方法と課題についての的確なアドバイスをもらうことができる
・毎回同じ講師で慣れているため、間違えたら恥ずかしいという感情が起こらずリラックスしてレッスンを受講できる

ただ、時には違う講師とのレッスンも受けてみることも必要です。

人によってアクセントや会話のクセも異なるのと、同じ講師とずっとレッスンを続けるとどうしても緊張感がなくなるためです。普段と違う講師と時々レッスンを受けることで、自分の英語がどれぐらい通じるのかを測ることもできますし、学習にちょっとしたスパイス的な緊張感を加えることができ、オンライン英会話に挫折しにくくなります。

オンライン英会話の学習期間は?

オンライン英会話の学習期間は目的や開始時の英語力によって異なります。普段英会話の機会がほとんどない初心者が高いレベルを目指すのであれば長くかかりますし、海外旅行で使える基本的な会話力を目指すのであれば短期間で済むでしょう。あるいは会話以外の英語力が上級の場合は、語彙力や総合的な英語力があるので、会話練習を積めば割と早く会話はできるようになるのではないでしょうか。

ここではスタート時点が英会話初心者の場合の最低学習期間目安を解説しますので、学習計画のご参考になさってください。

目標別の最低学習期間目安

海外旅行を楽しみたい

旅行会話の買い物や観光に使われるフレーズはパターンがあるので学びやすく、初心者でも比較的容易に旅行中困らない会話力はつきます。

個人差はありますが、平均して10時間〜20時間が目安となります。旅行前に集中して1~2ヶ月レッスンを受けて、必要なフレーズと受け答えのパターンを覚えることで、目標は達成できるでしょう。

英会話の初心者は、まずは旅行で困らない会話力を身につけることを目標にすると挫折しにくいです。

外国人と日常会話を楽しみたい

日常会話といってもどの程度の会話力を目標とするかによっても異なります。1対1でのゆっくりとした会話を楽しめるようになるのであれば、最低半年間が目安になります。これは集中して学習した場合の目安なので、週1回程度のレッスンだとさらに時間がかかります。

英語ネイティブのグループの中に入って問題なく会話を楽しめるようになるには相当時間がかかりますが、まずは自分の意見を言えるようになる、ある程度長めのストーリーを話せるようになる、ゆっくりと平易な言葉で話してもらえれば会話を続けることができるレベルを目指しましょう。

留学したい

留学を目指す場合、語学留学なのか、大学・大学院を目指すのかによって異なります。
現地に行けば話せるようになると思う人も多いかもしれませんが、実際は留学前の英語力がどの程度まで伸びていたかによって全く違います。

現地の大学に留学をして数年過ごしても会話力があまりない人もたくさんいます。会話力が苦手な状態で留学してしまうと、つい日本人同士、あるいは留学生同士で固まりがちになります。

また、現地の学生は外国人と接したことのない人もたくさんいるので、「外国人だから簡単な単語を使って話してあげよう」「ゆっくり話してあげよう」という気遣いをしてくれません。日本に来ている留学生とは問題なく話せたのに、現地に行ってみたら会話スピードに全然ついていけない、友達ができない、ということは珍しくありません。

ただし、留学前に日常会話ができるレベルになっていれば、留学中に飛躍的に会話力は伸びますし、成長スピードも早く半年ぐらいでネイティブの普通のスピードの会話に問題なくついていけるレベルになるはずです。

留学を予定している人は、留学までにぜひ「日本にいる留学生とリラックスして会話ができるレベル」を目指してください。そうすれば語学留学であっても、プレースメントテストで上級レベルに入ることができるでしょう。

語学留学の難点は、日本人は読み書きはかなりできても会話力が弱いために、初級レベルに入れられてしまうことが多いことです。南米やヨーロッパからの留学生の初級レベルは本当に初級レベルで文法もよくわかっていない人も多いので、授業がつまらなくなってしまいます。また初級から中級レベルは日本人も多いです。せっかくお金をかけて語学留学したのに日本語ばかり話す環境だったり、授業が簡単でつまらなかったらとてももったいないですよね。

英会話初心者がこのレベルを目指すには最低1年かかります。さらに、大学や大学院を目指すのであれば、日常会話に加え、TOEFL, SAT, GMAT, GREなどの英語テスト対策、エッセイを書けるようになる、など別の要素が加わって来ますので、最低2年はかかると思った方がいいでしょう。

仕事で使えるようになりたい

海外転勤や出張、外国人の同僚やクライアントとの会話など、ビジネス場面で使える英語を身につけることが目的でオンライン英会話を始める場合、日常会話で使う英語とは違うものになります。英会話初心者であれば、まず日常会話ができるようになるのに1年+仕事で使える英語力をつけるのに1年、という形で2年以上が目安になります。

ビジネスで英語を使えるようになるには会話だけではなく、特にビジネス文書の書き方、プレゼンテーションを英語で行い質疑応答ができる力、英語での交渉力、専門分野の語彙の学習といった幅広い分野の英語力が必要になります。

学習分野が幅広いので、日常英会話を学習しつつ、ある程度慣れてきたら、まずすぐに必要な分野の英語力をつけることをおすすめします。メールのやりとりで英語が必要ならばビジネス文書を、出張のために必要なのであれば日常会話に重点を置きつつ、ビジネスで一般的によく使われる語彙や専門分野の語彙を増やしていくことになります。

バイリンガルになりたい

ネイティブに負けない会話力を身につけたい場合はさらに時間がかかります。初心者がここを目指すには最低3年はかかると思っていいでしょう。それも毎日レッスンを受け続けた場合です。

日本語が上手な外国人が、どんなに会話は上手でも日本語独特の感性を必要とする表現は使いこなせないように、英語もバイリンガルに近づくには、ネイティブ独特の感性や価値観を理解することも必要になってきます。また、一口で英語圏といっても、アメリカとイギリスでは使われる単語やジョークのセンスも違いますし、文化的にも全く別物と考えていいと思います。日本の学校英語はアメリカ英語をベースとしているため、アメリカ人のように話せるようになることを目標とすることが一般的な日本人には一番楽でしょう。

ただし、将来国際的に活躍したい、海外で生活したい、と考えている場合は、様々な国の文化やアクセントを学んで理解していく必要があります。

英会話初心者がオンライン英会話だけでペラペラと楽に英語を話し、バイリンガルに近づくには最低3年かかると述べましたが、実は英語は勉強すればするほど、レベルが上がれば上がるほど奥深いことがわかります。また自分が目標とするレベルの難易度が上がっていくので、さらなる学習が必要だと感じるようになるでしょう。英会話ができるようになっても、生涯学習していく気持ちを持ってのぞむのが理想です。

オンライン英会話の効果的な活用法

この記事の最初の方で解説したように、オンライン英会話はレッスン数をたくさんこなせば英語が上達するものでもありませんし、レッスンを受けること自体が目的になってしまうと挫折する原因にもなります。
レッスンをただ受講するだけではなく、レッスン効果を最大化するためにオンライン英会話の正しい活用法を理解して実践しましょう。

予習・復習を行って知識を定着させる

忙しくて予習・復習になかなか時間を取るのが難しい人も多いかもしれませんが、英会話を早く上達させたいのであれば予習・復習は必須です。

予習の方法としては、次回のレッスンのテーマがすでに決まっている場合、その分野の単語を調べておくことです。同時に、そのテーマについて調べ、ある程度自分の意見が言えるように練習しておいたり、作文をしておくのもおすすめです。そうすることで、リスニングもしやすくなり、積極的に発話もできるため、レッスンの効果が上がります。

復習には、レッスン中に学んだイディオムや単語を「自分のもの」として使えるようになるために、書き出してそのフレーズを使った例文の暗記が効果的です。例文には、レッスン中に講師が話した文や、辞書に載っているものを使うといいですよ。

単語やイディオムはそれ自体を覚えようとするとなかなか頭に入ってきません。できるだけ文章丸ごと覚えるのが語彙力を増やすコツです。好きな映画やドラマを見ていて覚えた単語やイディオムが出てきたら、その部分をメモしてもいいですね。短文をたくさん覚えることで、文中の単語を変えて応用し実際の会話で使えるようになります。予習→レッスン→復習のサイクルを習慣化し、地道に語彙力・表現力を磨きましょう。

日常生活をできるだけ英語環境にする

英語に限らず語学は集中学習が効果的です。レッスン以外でも、日常生活をできるだけ英語漬けにすると学習スピードがさらに上がります。

英語漬けになる方法としては、次のような方法を試してみてください。

・映画やドラマを見て英語の音に慣れる
・英語で日記を書く
・英語のニュース・雑誌を読む
・日常のちょっとしたことも英語で考えたり、つぶやいたりといった癖をつける

学校や仕事、友達と会う時間以外の全ての生活環境を英語にするのが理想です。ただ慣れるまで、特に英会話を始めたばかりの人は理解できないものをずっと聞いたり読んだりすることに苦痛を感じるかもしれません。

その場合は、一日の中でこの時間だけ、あるいは週末だけは英語漬けにする、と決めるといいですね。英語学習がストレスにならない程度に日常生活を英語化していきましょう。

機会があれば実践する

レッスンを受けて覚えた文や単語を実際に使う機会があれば、ぜひ積極的に使って実践してください。道に迷っている外国人に案内をしてあげたり、留学生に話かけてみたり、いつも英語のできる人に頼んでいた海外の取引先とのやりとりを自分でやってみたり。工夫すれば実践の機会は色々とあるはずです。

レッスンは、まさにその実践の瞬間のためにあるのです。せっかく実践の場が巡ってきたのですから、「恥ずかしい」とか「通じなかったらどうしよう」とかは考えずに!

今は英語がペラペラ話せる人も、みんな最初は初心者で、一つの文を口に出すのに一所懸命考えたり、聞き取れなくてオドオドしてしまったり、という経験があるのです。でも間違いを繰り返しながらも実践を続けた結果、話せるようになったのですから、近い将来自分も英語が楽に話せるようになると信じてレッスンを実践で生かすことを続けていきましょう。

まとめ

オンライン英会話は場所を選ばないため気軽に始められますが、その一方様々な理由でつまずく人も多くいます。しかしオンライン英会話は正しく活用することにより、スクールに通う以上に学習効果を上げることができるのも特徴です。ぜひこの記事を参考に、オンライン英会話を上手に利用し、学習を続けていきましょう。

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