英語力を鍛えるための基礎トレーニング

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日本で英語を勉強していて困るのは、使う機会がないことです。普通に日本で生活していると、日本語以外の言語を使うことはまずありません。

最近はオンライン英会話など、手軽に外国人とつながれるツールも増えています。でも、いきなり外国人と英語で話すのもハードルが高いですよね。せっかくお金を払ってレッスンを受けても、しどろもどろになっているうちに終わってしまったらもったいない。

そこで今回は、周囲に英語をはなす外国人がいない人が、どうやって英語をはなせるようになるかを3ステップでご紹介します。地に足の着いた勉強で、確実に英語をモノにしましょう!

文法・発音・単語の基礎トレーニングで自信をつける

外国人との英会話レッスンは、スポーツに例えるなら試合のようなものです。野球を練習しようとして、いきなり試合に出てしまったらどうでしょうか?わけもわからないまま一試合が終わってしまい、成果は得られないでしょう。うまくなりたければ、素振りや走り込みのような「基礎トレ」が必要です。

英会話では、いきなり試合にのぞんでしまって、ついていけずにやめてしまう方が大勢います。レッスンを受ける前にある程度の基礎トレーニングをしておくことで、より効果を実感できるようになるのです。

英語の基礎トレーニングになるのが、文法・発音・単語の練習です。マニアックに勉強する必要はありませんが、一通りできるようになると、レッスンを最大限楽しめるようになりますよ。

文法は、中学英語+仮定法あたりまで理解できればOKです。高校英語の文法は中学英語のちょっとした応用が多く、会話のときにはそれほど重要ではありません。ただし、敬語のように使われる「仮定法」だけはマスターしておいた方がいいでしょう。

発音は、英語をはなすうえでとても大事になってきます。発音ができると会話がスムーズになりますし、英語の音になれることでリスニング力もアップします。しかし、学校教育では全く教えてもらえません。発音練習アプリや教材も文法のものに比べると少ないです。自分でいくつかの教材をためしてみて、「むずかしすぎる」と感じたら、ステップ3のオンライン英会話でもう一度トライしましょう。よい先生と一緒に勉強すれば、発音はむずかしくありません。

単語は、それほどむずかしいものは覚えなくて大丈夫です。中学英語レベルの単語を覚えたら、後は実践の中でトライアンドエラーを試し、覚えた方が効率的です。単語を覚えるのは負担が大きい作業です。あまりハードルを上げすぎると、挫折してしまうかもしれません。「わからなかったらききかえせばいい」くらいの心持ちで勉強した方が、かえって長続きします。

英語の基礎を固めたら、ステップ1は終了です。

口と脳のトレーニングで反射神経を鍛える

英語をはなすには、はなす専門のトレーニングが必要です。「聞き流し」や「多読」などのインプットだけでは、はなせるようにはなりません。ステップ2では、英語を「はなす」訓練をしていきます。

英会話で大事なのは、反射的に英語が出てくることです。日本語を翻訳しながら、考え考えはなしていると、実戦の会話のテンポにはついていけなくなってしまいます。英語の反射神経を鍛えるためには、「口」と「脳」を英語に慣れさせるのがベストです。

「口」を慣れさせるトレーニングとして「早口言葉」「音読」があります。早口言葉は英語でtongue twisterと呼ばれています。
「She sells seashells by the seashore」のようにまぎらわしい発音を練習できるものから、

「Peter Piper picked a peck of pickled peppers. A peck of pickled peppers Peter Piper picked. If Peter Piper picked a peck of pickled peppers, where’s the peck of pickled peppers Peter Piper picked?」

のような詩まであります。これは有名なマザー・グースの一節、「ピーター・パイパー」です。

早口言葉のいいところは、ただ発音練習できるだけではなく、外国人と話すときの話題にもなるところです。「実はこんなのを勉強したことがあるんだ」といってマザー・グースを暗唱したら、相手はきっと興味津々になります。こういう話題のことを「Ice breaking」と呼びます。相手の興味に火をつけ、心の氷を溶かしてくれるからです。音読は、とても効果的な方法です。自分の持っている英語教材を、ただひたすら音読します。1日15分など、時間を決めてコツコツやると、発音とボキャブラリーが確実にレベルアップします。もちろん、スマートフォンにBBCのアプリをいれておいて、すきま時間に音読するのも良いでしょう。

「脳」を慣れさせるトレーニングでは、「スマホ会話」がおススメです。
スマホの向こうに外国人がいると想像して、会話をするのです。その音声は録音して、必ずあとで聞きなおします。単語がわからなければ、日本語で吹き込んでおいて、後で辞書を引きましょう。このトレーニングは実際に口を使って会話するので、英語で考える能力がつきます。実際には一人芝居ですから、緊張もありません。

「口」と「脳」を英語に慣れさせたら、ステップ2は完了です!

オンライン英会話で実戦訓練

ここまでの基礎トレーニングを積んだあなたなら、最大限にオンライン英会話を活用できるはずです。試合を始めましょう。

英語に慣れないうちは、ノンネイティブの先生を選んだ方がいいというのが私の持論です。ネイティブの先生は、自分が英語を勉強した経験がないので、「相手はなにがわからないのか」がわからない場合が多いです。なので、授業も容赦ないものになりがちです。ネイティブの先生にいきなり教わった結果、英語に苦手意識を感じてしまう人も少なくありません。

ノンネイティブの先生は、自分も苦労して英語を勉強しているので、私たちの立場に立って指導してくれます。特に発音の指導は、ノンネイティブの先生の方がうまいことが多いです。発音に自信がない方は、最初はノンネイティブの先生を選びましょう。

英会話で陥りがちなのは、先生ばかりがしゃべってしまい、学生は「yes」「no」くらいしか発言できないというパターンです。学生がこたえないと、先生もじれったくなり、1人ではなしを進めてしまう場合が多いです。その場合は、「Let me think about it」のようにお願いをして、ゆっくり考えさせてもらいましょう。

また、目標をきちんと決めておくことも大切です。なんとなく「英語ができるようになりたい」という目標ではじめると、なかなか上達しなくてイライラしてしまいがちです。「ビジネスメールが書けるようになる」「rをきれいに発音できるようになる」など、小目標を立てるのがおススメです。毎回の授業で達成感を得ることが、長続きにつながります。

まとめ

この3ステップを踏めば、まわりに外国人がいなくても、英語を上達させることができます。基礎トレーニングとオンライン英会話で、無理なく英語を習得しましょう。

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