「姓+名」は世界の非常識?【今日の英語マメ知識】

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日本人の名前は、本来「姓+名」。「欧米のまねをする必要はない、日本人の名前は英語のときもAbe Shinzoのように姓+名で表記するべきだ」と、外務省が海外のメディアに要請したそうですが、そもそも「人の名前は“姓+名”か“名+姓”」という常識が通用しないとしたら?

【今日の英語マメ知識】シリーズ、名前にまつわる意外なルールをお知らせします。

「サイサイカンライン」どれが姓?

来日もしているミャンマーのイケメン人気歌手Sai Sai Kham Leng(サイサイカンライン)。「サイサイが姓でカンラインが名?それともその逆?」と思うかもしれませんが、実は、「サイサイカンライン」で一つの名前。姓と名の区別はありません。

日本のテレビで活躍しているデヴィ夫人はインドネシアのSukarno(スカルノ)大統領の妻でしたが、この「スカルノ」も一語でフルネーム。姓も名もありません。

英語で「姓」はfamily name / surname / last name、「名」はgiven name / first nameのように言いますが、世界にはこのどれもが当てはまらない名前を持つ人がたくさんいるのです。

夫婦でラストネームが違う?

イスラム教では伝統的に、「自分の名前+父親の名前」で名乗ります。シンガポールの女性大統領Halimah Yacob(ハリマ・ヤコブ)の「ヤコブ」は姓ではなく、父親の名前。結婚しても姓が変わらないので、Mohammed Hassan(モハメド・ハッサン)とFatima Ahmed(ファティマ・アフメド)が夫婦、ということも起こるのです(夫モハメドの父親がハッサン、妻ファティマの父親がアフメド)。

「人の名前には“姓”と“名”があるはず」という先入観は、いったん捨ててしまいましょう。相手をどんなふうに呼べばいいか、その都度確認して判断したいものです。

▼会話例

A: Nice to meet you. I’m Suzuki Kenji.
(初めまして。スズキケンジです)
B: Nice to meet you too. I’m Mohammed Hassan.
(初めまして。モハメド・ハッサンです)
A: Can I call you Mr. Hassan?
(ハッサンさん、と呼べばいいですか?)
B: No. Just call me Mohammed.
(いえ、モハメドと呼んでください)
A: OK. And call me Kenji.
(わかりました。私のことはケンジと呼んでください)

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