その昔学校で、「cakeはa piece of cake(ケーキ1切れ)、two pieces of cake(ケーキ2切れ)と数える」と習いませんでしたか?実は、a cakeやsome cakesという言い方をすることも可能です。でも、それは私たちがイメージする「ケーキ1個」「ケーキ何個か」とは、ちょっと違うのです。
【今日の英語マメ知識】シリーズ、ものの数え方を見直してみましょう。
a cakeだと「ケーキ丸ごと」
cake(ケーキ)は普通丸くて大きいのを焼くので、a cakeと言うと「(ホールケーキ)丸ごと」ということ。それを切り分けていくと、a piece of cake(ケーキ1切れ)、two pieces of cake(ケーキ2切れ)となるわけです。
a cakeは「丸ごと1個」なので、cupcake(カップケーキ)なら、a cupcake(カップケーキ1個)、2 cupcakes(カップケーキ2個)と数えることができます。
それではcakesは?それは、「同じケーキが何個かある」のではなく、「違う種類のケーキが何個かある」ということ。”Can I have some cakes?”と言うと、「ケーキ何個か」ではなく、「(ショートケーキやチョコレートケーキなど)違う種類のケーキをいくつかもらえますか?」と言っていることになるのです。
ものの数え方を覚えよう
ところで、a piece of ~は、「(何個かあるうちの)1つ」を表す汎用性の高い表現ですが、ものを数えるには、ほかにも以下のような言い方が使えます。
英語 | 日本語訳 |
---|---|
a slice of ham | ハム1切れ *薄く平らにスライスしたもの |
a loaf of bread | パン1斤/パンひとかたまり |
a roll of bread | パン1個 *丸いパン1個1個はrollで表現 |
a bunch of bananas | バナナ1房 *bunchは「束」 |
a bag of chips | ポテトチップ1袋 |
a sheet of paper | 1枚の紙 *「紙切れ」だとa piece of paperも使います。 |
▼会話例
A: Can I have a chocolate cake?
(チョコレートケーキを1つもらえますか?)
B: This whole?
(このホールですか?)
A: Uh, no. One piece, please.
(ああ、いえ。1切れお願いします)
B: Sure. Anything else?
(わかりました。ほかには?)
A: Can I have a cheese cupcake? That small one. Yes, thank you.
(チーズカップケーキをもらえますか?その小さいやつ。ええ、ありがとう)
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