candyは「キャンディ、アメ」で、chocolateは「チョコレート」、jellyは「ゼリー」。わざわざ聞かなくても、当然だと思いますよね。でも、もしアメリカではこれが当然ではないとしたら!?
日本人が当たり前のように使っているカタカナ英語が、英語ではまったく異なるものを指すことがあります。【今日の英語マメ知識】シリーズ、今回はお菓子・スイーツの話題です。
「スニッカーズ」は実はcandyだった!
「Do want some candy?(candyほしい?)と聞かれてYes.と答えたら、なぜかチョコレートをくれた。最初からchocolateって言ってくれればいいのに」という経験をしたことはないでしょうか。
実はアメリカでは、「アメやチョコレート」のことをあわせてcandyと呼びます。Snickers(スニッカーズ)のような「チョコバー」はcandy bar。chocolate barと言ってもいいのですが、chocolate barは「板チョコ」を連想させることも多いようです。
ドーナツやサンドイッチにjellyが入っている!
アメリカ人が大好きなjelly donut。jellyといえば「ゼリー」の元になった語ですが、もちろん、donut(ドーナツ)の中に「ゼリー」が入っているわけではなく、このjellyは「ジャム」のこと。
やはりアメリカ人が大好きなpeanut butter and jelly sandwich。これもpeanut butter(ピーナッツバター)と「ゼリー」のサンドイッチではなく、「ジャム」が入ったサンドイッチです。
▼会話例
A: Would you like some jelly in your sandwich?
(サンドイッチにjellyを入れますか?)
B: I don’t want “jelly”. Do you have jam?
(”ゼリー”はいりません。ジャムはありますか?)
A: Jelly and jam are almost the same. Jam has some fruit pulp.
(jellyとジャムはほとんど同じです。ジャムには果肉が入っています)
B: Oh, OK … jelly is fine then.
(ああ、わかりました…では、jellyでいいです)
一方で、jelly beansという豆状のゼリーのお菓子もあり、jellyは「ジャムまたはゼリー」と思っておくといいでしょう。
なお、日本で見かけるフルーツゼリーのようなものは、アメリカでは粉末ゼリーの素の商品名を使ってJell-O(ジェロウ)と呼ばれるものになりますので、それらの違いを意識して使いわけてくださいね。
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