TOEIC990点、英検一級の私が「音読」をおすすめする理由

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英語学習に取り組まれている方なら、「音読」について耳にされたことがあるでしょう。また、実際にご自分の英語学習に「音読」を取り入れられた方もいるかと思います。しかし、実際に「音読」を行ってみても、その効果を体感される方はそう多くはいません。本当に音読って効果があるの?そう感じている人もいるかもしれません。

しかし私はこれまでのコラムでも何度も「音読」を進めてきました。今回はその理由についてお話しします。

「音読」する本当のメリットとは?

中学・高校時代の英語の授業で、担当の先生に続いて「音読」されたことを覚えている方も多いかもしれません。また、自宅学習においても、長文問題集付属のCDなどを用いて「音読」されていた方もおられるかと思います。しかし、音読することによって、実際に英語力が高まったと感じられている方はそう多くはないはずです。

そもそも、「音読」することによって伸ばされる能力が誤解されている場合や、はっきりしていないケースが多くあるようです。「音読」をすることによって得られる最大の恩恵は「英語を英語でとらえる」能力が向上することなのです。

「英語を英語でとらえる」能力とは

「英語を英語でとらえる」とは、英語を英語の状態で理解することです。難しいように感じられるかもしれませんが、平易な英語においては多くの方がすでに行っています。

例えば、Thank you very much. という英語を見たり聞いたりした場合に、Thank は「感謝する」、you は「あなたに」、very much は「とても」などと解釈しないはずです。Thank you very muchという英語をそのまま(日本語を介さず)英語で理解していると思います。これは Thank you very much というフレーズを何度も目にし、口にしてきたことにより、「英語を英語でとらえる」ことができるようになったのです。

このような「英語を英語でとらえる」ことのできるフレーズを音読によりたくさんインプットしておくのです。

「英語で英語をとらえる」と速読力が向上します

英語を英語でとらえておくと、速読力が向上します。一語単位の認識からカタマリでの認識になるわけですから、それだけ早く処理できます。

また、英語を流れに沿って理解することができるようになります。

例えば、I sent an email to my supervisor who works in a new branch. という英語を「新しい支店で働いている自分の上司にメールを送りました」という形にして理解してしまうとなかなか速く読むことができません。その原因は英語の語順に逆らって読んでいるからです。

つまり、①I sent an email ②to my supervisor ③who works in a new branch という英語を「③新しい支店で働いている ②自分の上司に ①メールを送りました」というように英語の語順に逆らって読んでしまっているのです。これは「返り読み」と言って多くの日本人がやってしまいがちです。これを日常的に音読することによってカタマリ単位で認識しておくと「①メールを送りました ②自分の上司に ③新しい支店で働いている」という形で語順通りに理解できるようになるのです。

「音読は声に出す必要あるのでしょうか?」

これは私が音読について一番多く受ける質問です。答えは「声に出すべき」です。まず、さきほど、音読によってカタマリで認識し、語順通りに理解する重要性について述べました。声に出さなければ(目だけで読んでいると)、多くの人は返り読みしてしまいます。声に出すことによって、強制的に語順通りに読んで理解するトレーニングをしているのです。

また、音読学習を続けていればわかるようになると思いますが、音読して学習したことは記憶の定着率が高いと言えます。声に出すことで、前頭葉をはじめとした脳のあらゆる部分が活発に働くようになるそうです。声に出したり、体を動かしたりして学んだことは忘れにくいと言われますが、音読にも同じことが当てはまると言えます。

ぜひ、「音読」を英語学習に取り入れ、今まで結果を体感できなかった方も、次こそは音読学習の成果を手にしていただければと思います。

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