渡航前にこれだけは!留学準備に最低限押さえておきたい実用英語フレーズ

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海外への留学前は、期待と同じくらいさまざまな不安があるもの。希望に胸を膨らませながらも、「自分の英語は通じるかな」「慣れない国での生活に適応できるかな」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、留学先で出会う場面を想定した、押さえておきたい「渡航後、必要となる最低限の英語フレーズ」を紹介します。現地の学校およびプライベートで起こり得るシチュエーション、慣れない海外でもしものことがあった場合の危機回避フレーズまで、実用フレーズをマスターして留学に備えましょう。

やっぱりネイティブの英語は難しい? 聞き取れないときの鉄板フレーズ

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留学に備えてリスニングを徹底し、英語耳を鍛えてきた。でも、いざ現地で耳にするとやっぱり違う! そんなときは慌てず素直に、聞き取れなかった旨を伝えましょう。内容が把握できなかったとき、適当な答えが見つからないときもスルーは厳禁。わかった“フリ”が一番危険です。

留学先の語学学校で使えるフレーズ

●聞き取れなかった時

Could you repeat that, (Dr. Anderson)?
((アンダーソン先生)、もう一度繰り返していただけますか?)
→大学の教室で最もよく使われるのはDr.で、博士号をもっていないと思われるときにはProfessorが無難でしょう。

I’ m sorry I can’t hear you.
(すみません、聞こえません。)

I beg your pardon?
(もう一度言ってください)
→beg(頼む、懇願する)

●言葉が理解できない時

I have a question.
(質問があります。)
→先生の話の途中で質問を挟みたいときには、excuse me, but・・・と切り出します。先生の注意をひきつけたいときには、名前を呼びながら挙手します。

Could you speak more slowly?
(もうすこしゆっくり話していただけますか?)

What does this word mean?
(この単語の意味は何ですか?)

How do you pronounce this word?
(この単語はどうやって発音するのですか?)
→「単語の意味はわかっているけれど、読み方はローマ字読みでしか覚えていない」というような場面では、このフレーズを使って正確な発音を教わりましょう。

Please explain it more simply.
(もっと簡単に説明してもらえますか?)

How do you spell ○○?
(この単語(○○)はどういう綴りですか?)

●解答が分からないとき

I have no idea.
(さっぱり見当もつきません)

Could you please give me an example?
(何か例をいただけますか?)

Could you give me a clue?
(ヒントをいただけませんか? )
→hintよりもclueの方が一般的です。

Is this wrong?
(これは間違っていますか?)

I can’t keep up with the class.
(授業についていけません。)
→keep up with ~ は、「~に遅れないでついていく」の意味。
introductory 入門の/ elementary 初級の/ intermediate 中級の/ advanced 上級の

せっかくのチャンスを最大限活かす!レッスン内容のリクエストフレーズ

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留学先では「空気を読む」が先に立って遠慮がちになるよりは、「ガンガン行こう!」という積極性が大切です。ためらうことなく先生にリクエストをすることが英語の上達にもつながります。

レッスンについてのリクエスト

Could you do a review of the last lesson?
(前回の復習をしてもらえますか?)

My goal is to be able to understand more and speak more.
(もっと理解でき、話せることが目標です。)

I would like to focus on practicing pronunciation.
(発音練習をしたいのですが。)

I would like to prepare for a business trip to the U.S.
(アメリカへの出張に備えたいのですが。)

レッスンの終わりに

What unit number should I prepare for the next lesson?
(次回のレッスンにどのユニットを予習しておけばよいですか?)

Thank you for your lesson. I enjoyed it today.
(レッスンをありがとうございました。今日は楽しかったです。)

複数名の教室でかわす定番の一言

Excuse me. Is this seat taken?
(すみません。この席、空いていますか?)
※空いていれば、No, go ahead. ふさがっていれば、Yes, sorry.となります

Can I borrow your electronic dictionary?
(電子辞書、借りてもいい?)

Could you show me the textbook for a moment?
(ちょっとの間、テキストを見せてくれる?)
※もう少し長い時間なら、for a while.となります。

I didn’t come to class last week. Could I take a look at your notebook?
(先週の授業に出られませんでした。ノートを見せていただけませんか?)

Will you have a little time to help me with my paper?
(論文についてちょっと手助けしてもらえませんか?)

クラスメイトに話しかけたい時

Where are you from?
(どこから来たの?)

How do you like the class?
(このクラスどう?)

Do you live around here?
(この辺りに住んでいるの?)

Do you have curfew?
(門限はあるの?)

I like your hairdo.
(すてきな髪型ね。)
→ヘアスタイルや持ち物をさりげなく褒めることは話のきっかけづくりになります。

クラスメイトの話へのリアクションは?

That’s funny!
(それ、面白い!)

That’s lame!
(それ、ダサいね)
→lameは、uncoolと似ていますが、「独創性が足りない」というニュアンスも含まれています。

That’s a good one!
(ウマいね!)

Sounds bad!
(ひどいね!)

Sounds ridiculous!
(バカみたい!)

クラスメイトを誘いたい時

Where are you off to tonight?
(今晩どこ行くの?)
→be off to~ (~に行く、~に出かける)

Let’s grab a lunch!
(さくっとランチに行こう!)
→grab food/drinks(食事をする/飲みに行く)

What do you say?
(どう?)
→What do you say we catch a movie?(映画を観に行くのはどう?)のようにも使います。

Why don’t you come along?
(一緒に行かない?)
→イエスならWhy not?(もちろん)、I’d love to.(喜んで)。

誘われた時の返答は

Sounds good!
(いいね!)
→sounds+形容詞:「~に思える」は、名詞ならSounds like a good idea.とlikeを使います。

I’m afraid I can’t.
(残念ですが、行けません。)

May be next time.
(また今度ね。)

ホームステイ先の家庭で使える日常会話のフレーズ

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海外留学などのホームステイでお世話になるホストファミリー。滞在中ずっとお世話になるからこそ、初対面では好印象を与えたいところ。しかし英会話初心者にとっては、どのような挨拶をすればよいのか迷うものです。ここでは、ホストファミリーと対面してから部屋に案内されるまでと、食事時も含め、ホームステイ先の家のルールを確認するときに便利な英会話フレーズを紹介します。

部屋に案内されるまで

I am happy to stay at your house. 
(お宅に滞在できてうれしいです)

Thank you very much for accepting me.
(私を受け入れてくれてありがとうございます)
→Thank you for ~ing「~してくれてありがとう。」

This garden is beautiful!
(きれいな庭ですね!)
→まずはお家のいいところを褒めるなど、シンプルでもいいので率直な感情を伝えることからコミュニケーションをはかり始めましょう。

Wow! It’s such a lovely room!
(わあ、とってもかわいい部屋ですね!)
→自分を歓迎してくれるファミリーの厚意には最大限の賛辞をもって応えましょう。

お土産を渡しつつ

These are gifts for everyone.
(これらはみなさんへのお土産です)

I hope you like it.
(あなたたちみんなが気に入ってくれるとうれしいです)
→「お土産」はsouvenirですが、ホームステイのときに渡すお土産はgift「贈り物」の意味合いが強いのでgiftを使います。あまり高価なものにするよりは、渡した相手との会話がはずむような雑貨や食品などがよいようです。

My English is not good enough yet.
(私の英語はまだまだです。)
→I can’t speak English. (英語は(全然)話せません。)などと謙遜しすぎないことも大事です。

家のルールについて

Would you tell me about your house rules?
(家のルールについて教えてくれませんか?)
→Would you~「~していただけますか?」と丁寧に尋ねることができます。ホストファミリーには最初に家のルールを必ず確認して、部屋も共有部分もお互いに心地よく使うことを心がけましょう。

Please tell me how to sort out our trash.
(ごみの分別のルールを教えてください)
take the trash out ゴミを出す
garbage can 生ゴミ入れ
separate 分別する

Can I use the washer and drier?
(洗濯機と乾燥機を使っていいですか?)
vacuum 掃除機をかける
detergent 洗剤
mess 散らかっている状態
tidy up 片付ける

Is there a curfew?
(門限はありますか?)
door lock ドアのかぎ
knock on the door ノックする
rise and shine. 起きて、朝だよ。
sleep tight. ぐっすりおやすみ。

Where can I catch busses to school and city?
(学校や街に行くためのバスは、どこから乗ればいいのですか?)

May I ask you a favor?
(お願いしたいことがあるのですが。)
→何かをお願いするときに使います。不慣れな外国の地では便利なフレーズです。

食事

「いただきます」を言い慣れている日本人にとって、何も言わずに食事を始めるのは居心地の悪いものです。しかし、「いただきます」に当たる英単語はこれといったものがないので、家族が食事を始めたら何も言わずに食べ始めてしまって大丈夫です。

どうしても何か言ってから食べはじめたいなら、

Looks delicious.
(美味しそうです)

Thanks for nice meal, ○○.
(美味しそうなお食事をありがとうございます、○○(作った人の名前)さん)

と感謝や感想を伝えるのが自然です。

また、褒められて嬉しくない人はいませんので、美味しいと思った料理は積極的に褒めましょう。

This is very yummy.
(これは凄く美味しいです。)

I love this.
(これがとても好きです。)

お腹がいっぱいになったら、
I’m very full, thank you.
(とてもお腹いっぱいです、どうもありがとう。)
と満腹であることを伝えましょう。

備えあれば憂いなし!緊急事態に対応するためのフレーズ

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非常時には、いつも以上に、必要な一言がとっさに出てこないものです。各場面を想定して、最低限の状況説明ができるようにしておきましょう。

I’m lost.
(道に迷いました。)

This is an emergency.
(緊急事態です。)

Please call an ambulance.
outpatient 外来
prescription 処方箋
dose (薬の)1回の服用
pharmacy 薬局

Where is the lost and found?
(遺失物取扱所はどこですか?)
pickpocket スリ
reissue 再発行する
the Japanese Embassy 日本大使館

No violence, please.
(暴力はやめてください。)

It was not my fault.
(私に責任はありません。)

交通事故で怪我をさせてしまった場合、安易にI’m sorry.というと自分に全責任がふりかかりかねません。相手の一方的な態度に困ったらI’d like to call the police.(警察を呼びたい)、I’d like to see a lawyer.(弁護士に会いたい)と対処を。

まとめ

海外で学ぶという大きな挑戦。留学を前にした時、多くの人が不安を感じることと思います。しかし、新たな世界に飛び出す際、不安はつきもの。最初に留学に行きたいと感じた素直な気持ちを大切にし、わくわくする思いで出発日を迎えたいものです。

ここではキャンパスの内外で起こりうる色々な状況を想定し、実際の場面ですぐに使える最低限の英語表現を集めてみました。渡航前にチェックしておくことで、不安を和らげることができるのではないでしょうか。

幸先の良いスタートを切り「英語って楽しい!」と感じられれば、その後の生活も潤いに満ちて活き活きするはずです。

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