startとbeginの違いが3分でわかる|「はじめる」の英語表現

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startとbeginの違いが3分でわかる|「はじめる」の英語表現
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「はじめる」という英単語で真っ先に頭に浮かぶ単語は何ですか?「start」でしょうか。それとも「begin」でしょうか。またその他にも「launch」や「commence」といった単語も存在します。今回は「はじまる」「はじめる」を意味する英単語の違いや使い分け方を解説します。

startとbeginは実は違う

「はじまる」「はじめる」と聞いて、真っ先に浮かぶ英単語は「start」と「begin」でしょう。この2つの単語はどちらも似たような文章で使われることがありますが、実はニュアンスに違いがあります。このニュアンスの違いによって、発言者の言いたいことと意図しない印象を与えることがあります。まずはこの2つの英単語の基本的なイメージや違いをご紹介しましょう。

startの使い方とニュアンス

startの特徴

・会話でよく使われる
・スイッチを押すと突然動き出し、連続して続くイメージ
・機械・作業・行動・感覚などが「動き出す」イメージの単語

まず、startは、ややカジュアルで日常的な英単語です。startのイメージとしては、スイッチを押して物事が「動き出す」「作動する」というイメージで、”動き出した後も連続して動き続ける”そのようなニュアンスがあります。

「start」の反意語は「stop」で、「start」で始まった連続的な動きが急に「止まる」のが「stop」という印象です。

また特に、機械・作業・行動・感覚など、これまで止まっていたものが急に「動き出す」「スタート」する時によく使われます。

The car won’t start.(車がエンジンかからない。)

startはエンジンや機械などが作動する際に使われます。機械の作動に関してはbeginで表現することはできません。

The washing machine started automatically.(洗濯機は自動的に動き出した。)

スイッチが入って機械が動き出すイメージです。こちらもbeginは使えません。

The baby started crying.(赤ちゃんが泣き出した。)

感情や反射的な行動の開始はstartを使います。感情や行動も、これまで何もなかったものが、スイッチを押して急に始まり、続いていくようなものであり、startのもつイメージと相性が良いのです。beginを使ってしまうと文学的すぎる印象を与えてしまいます。

beginの使い方とニュアンス

beginの特徴

・少しフォーマル
・物語・文章・スピーチでよく使われる
・公式なもの、制度について述べる際に使われる
・「最初の一点」に焦点があてられる

beginはstartに比べてフォーマルな印象のある単語です。日常会話よりは、物語や文章、スピーチなどと相性のよい単語です。公式な案内や制度についてもよく使われます。

また、startが「始まってから連続して続いていくようなニュアンス」の単語であるのに対し、beginは、「始まりの最初の一点」に焦点が当てられているニュアンスがあります。beginの反意語が「end」という「終わり」の一点を表していることからもイメージしやすいかもしれません。

The concert will begin at 7 p.m.(コンサートは7時に始まります。)

7時という時間の一点をお知らせする例文です。時間の一点を表現するbeginが使われています。またフォーマルな場である公式アナウンスや案内などにbeginはよく使われます。

The story begins with a mysterious letter.(その物語は不思議な手紙から始まる。)

beginは物語や文章と相性がいい言葉です。

The chapter begins on page 10.(その章は10ページからはじまる。)

「どこからはじまるか」という「始まりの一点」に焦点をあてて述べているので、beginが使われます。

Let me begin by introducing myself.(まず自己紹介から始めさせてください。)

beginは、スピーチやプレゼンの定番表現にもよく登場します。フォーマルな印象を与えてくれます。「Let me start by…」は会話では使われますが、改まった場ではふさわしくありません。

The fiscal year begins in April.(会計年度は4月に始まる。)

4月というはじまりの一点に焦点をあてた文であるためbeginが使われます。またこうした公式のものや制度、カレンダー上の開始についてはbeginが用いられます。

start / begin以外の「はじめる」「はじまる」表現

「はじまる」「はじめる」は、start/begin以外にもさまざまな表現があります。上級の表現を使ったほうが大人っぽくて様になる場面もありますので、この機会に是非覚えてしまいましょう。

commenceは「公式なはじまり」

commenceの特徴

・とてもフォーマル
・式典・契約・公式行事などで使われる
・日常会話ではほぼ使わない

Commenceはかなりフォーマルな英単語で、式典や公式行事などで使われます。日常会話ではあまり使われない「はじめる」「はじまる」の英単語です。

The ceremony will commence at noon.(式典は正午に開始されます。)

式典で使われるのでcommenceが使われています。

Construction commenced last month.(工事は先月始まりました。)

上記の表現もcommenceが使われているので、日常での会話ではなく、公式の書類や場面で表現されていると考えられます。

The trial commenced on Monday.(裁判は月曜日に始まりました。)

裁判の記録や発言などにも使われます。commenceが公式・書き言葉専用と考えるとわかりやすいでしょう。

launchは「華々しいはじまり」

launchの特徴

・新商品・新サービス・新プロジェクトのはじまり
・「発表+スタート」のイメージ
・ワクワク感と勢いが伴う

「launch」は「ロケットを打ち上げる」という意味がある単語ですが、そのくらい華々しく世の中に新しいものを勢いよく放つというイメージをもつ単語です。

会社の新しい商品の発表やプレゼンで、新しい商品を華々しく世の中に送り出し、新しいことをはじめるような、ワクワクしたイメージを伴う単語です。

The company launched a new product.(その会社は新製品を発売しました。)

会社が新しいサービスや商品の発売をはじめる際には「launch」が適切です。

They launched their website last week.(彼らは先週ウェブサイトを公開しました。)

こちらも新しくウェブサイトを公開しているので、「launch」で「始まり」を表現しています。

The project was officially launched in April.(そのプロジェクトは4月に正式に始動しました。)

ビジネスの場や、クリエイティブな分野で頻出の表現です。

kick offは「勢いよくはじまる」

kick offの特徴

・とてもカジュアル
・イベント・スポーツ・企画の開始
・口語的

kick offはもともとサッカーの試合開始の動作です。そこから「何かを始める」という意味に転用されました。そのため、とてもカジュアルな表現です。イベントなど、楽しく何かをはじめる際によく使われます。ビジネスの場でも新しいプロジェクトなどを行う際に「kick off meeting」というカジュアルな表現をあえてすることがあり、硬すぎない楽しそうなイメージをもたせる効果があります。

The event will kick off at 10 a.m.(イベントは10時にスタートします。)

イベントなどのスタートをカジュアルに伝えるのに「kick off」が使われています。

Let’s kick off the party!(パーティー始めよう!)

begin にすると固くなりすぎる場面でkick offは好まれます。

initiateは「意図的にはじめる」

initiateの特徴

・計画的・意図的
・政策・改革・プロセス
・フォーマル寄り

Initiateは自然に始まるのではなく、「人が意図的に始める」というニュアンスのある単語です。特に計画や事業、会話などを人が率先してスタートさせるニュアンスがあります。またややフォーマルな雰囲気のある言葉です。

The government initiated a new policy.(政府は新しい政策を開始した。)

政策の開始など、人が意図的に始める際にinitiateが使われます。

The program was initiated to support families.(その制度は家族を支援するために始められた。)

「自然に始まる」ではなく人が意図的に始めた制度などに使われます。

emergeは「自然に現れ、はじまる」

emergeの特徴

・いつの間にかあらわれる
・問題・傾向・アイデアに使われる
・主語は「人」より「現象」

先ほどのinitiateと違い、emergeは自然に現れてはじまるものに対して使われます。例えば問題や傾向、アイデアなどが対象です。そのため、主語は人ではなく、現象になります。

A problem emerged during the project.(プロジェクト中に問題が生じた。)

主語は「a problem」という「問題」で、自然に現れてくるものなので、「emerge」が使われています。

New trends are emerging.(新しい流行が生まれてきている。)

「new trends(新しい流行)」という「現象」が主語となり、それが自然に現れてはじまっていることを表現しています。

色々なはじまりを英会話で使ってみよう

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