高校受験を控える中学生や英会話を勉強する方に向けて、最短で覚えるべき英語構文を例文付きでわかりやすく解説します。高校入試対策や英会話の基礎固めにも役立つ内容です。この記事では、基本・中級・上級の構文を一覧形式で紹介していますので、構文の使い方を、自分のレベルに合わせてしっかり身につけましょう。
初級編:必ず覚える英語構文【基本5選】
英語が苦手な中学生や社会人でも安心して覚えられる、基本の英語構文5選を紹介します。どれも中学英語や高校受験の頻出構文で、英会話でも使える表現ばかり。例文を通して正しい使い方を身につけましょう。
It is important to構文
It is important to eat breakfast.(朝食を食べるのは大切です。)
「It is important to」の形をとる構文です。importantの代わりに他の形容詞を使って表現できます。例えば、「It is easy to read this book.(この本を読むのは簡単です)」など。また、toのうしろには動詞の原形を置きます。変化した形で「It is important that構文」もあります。That以下はS+Vの文章がきますよ。
There is 構文
There is an apple on the table.(テーブルの上にりんごがあります。)
「There is〜」で「〜があります」という構文です。「〜」の部分は名詞になり、1個以上ある場合には「There are〜」となります。例えば、「There are 3 apples on the table.(テーブルにりんごが3つあります)」というように表現できます。
be good at 構文
He is good at playing the piano.(彼はピアノを弾くのが上手だ。)
「Be good at〜」で「〜が上手だ」という意味になります。後ろに動詞が来る場合は、動名詞にして「〜ing」の形にします。Beの部分は主語によって変わり、Heが主語なら「is」、I が主語なら「am」になります。
have to構文
I have to cook today.(今日料理をしなければならない。)
「have to」は「〜しなければならない」という意味の構文で、toの後ろには動詞の原形がきます。また主語が「she/he/it」などの三人称単数の場合には、「has to」を使いますので注意しましょう。
be interested in 構文
He is interested in playing the guitar.(彼はギターを弾くことに興味があります。)
「be interested in〜」は「〜に興味がある」という意味です。「〜」の部分には動名詞または名詞を置き、動詞を起きたい場合は「〜ing」をつけて動名詞にします。「be」の部分は主語によって「is」または「are」に変化します。
I’m looking forward to構文
I’m looking forward to seeing you again.(あなたに会うのを楽しみにしています。)
「to」の後ろには動名詞または名詞がきますが、テストでは例文のように動名詞の「〜ing」の形がよく出題されます。この表現は、会話の最後や手紙の最後に述べる言葉としてよく使われます。「be looking forward to 〜ing」の形で覚えておくとよいでしょう。
参考記事:【一覧】英語の構文まとめ|簡単に覚えるコツもご紹介
中級編:テストでよく出る英語構文まとめ【例文付き】
初級編よりレベルアップして、高校入試や英作文問題で頻出する英語構文を紹介します。文法の意味と使い方をセットで覚えれば、テスト対策にも英会話にも役立ちます。
Because S+V構文
I am angry because you were late.(あなたが遅刻したので、私は怒っています。)
「because S + V」で、「SがVなので〜」という意味になる構文です。「because」は「接続詞」といって、文と文をつなげる役割をします。例文の場合、「I am angry」と「you were late」を繋げているわけです。たまに「穴あきテスト」として、「I am angry ( ) you were late」の( )の中に接続詞をいれさせる問題が登場します。「〜なので」で文を繋げたい場合には「because」を使いましょう。
また、例文と同じ意味でも、「Because you were late, I am angry.」というように、「becauseS+V」を先に発言することもできます。その場合、文と文の間に「,」(コンマ)を入れて、どこが文の切れ目かをハッキリさせる必要があります。
I think that S+V構文
I think that you are a good teacher.(あなたは良い先生だと思います。)
「I think that〜」で「私は〜だと思う」という文章になります。「that」の後ろはS+Vがきて、「SがVだと思う」となります。I thinkではなく、主語がSheであれば、「She thinks」となりますよ。
If S+V構文
If it rains, I will stay home.(もし雨が降ったら、家にいます。)
「If S+V」で「もしSがVなら」という仮定の表現をする構文になります。「If」は接続詞で、文と文をつなげる役割をします。例文の場合、「it rains」と「I will stay home」を繋げているわけです。「If it rains」を後ろに配置して、「I will stay home if it rains.」と表現することもできます。
in order to〜構文
I am learning English in order to communicate with my colleagues.(同僚とコミュニケーションを取るために、英語を学んでいます。)
「in order to」は「〜のために」と訳す構文です。高校入試のテストでも頻出する表現です。「to 〜」だけでも「〜のために」と訳しますが、「in order to」はとくに行動の目的や目標をはっきり示したい時や、内容を強調したいときに使われる表現です。
I would like to〜構文
I would like to visit the museum.(美術館へ行きたいと思っています。)
「I would like to」は「〜したいと思っています」という丁寧な表現です。自分の希望や欲求を相手に伝えるときに使われます。「to」の後ろには動詞の原形がきますよ。省略形は「I’d like to」となりますので、こちらも覚えておきましょう。
Not only A but also B構文
Not only Ken but also I am interested in soccer.(ケンだけでなく、私もサッカーに興味がある。)
「Not only A but also B」は「AだけでなくBも」「AもBも両方」という意味の構文です。「also」は省略されて表現することもあります。例文のように「Not only A but also B」が主語になる場合、その次の動詞(be動詞)は「B」の人称に一致させます。つまり例文の場合は、Bは「I」なので、その次のbe動詞は「am」になるわけです。
会話ではあまり使いませんが、書き言葉で使われる表現ですよ。
参考記事:
・英語の接続詞、きちんと理解してますか?使い方と種類を徹底紹介
・英語の倒置法が難しい…初心者でもすぐ分かる倒置の使い方を徹底解説!
上級編:高校入試で差がつく英語構文集
最後に、中学英文法の中でも、少し難しいけれど高校入試で差がつく重要構文を解説します。受動態・不定詞などの知識を応用する構文を、例文付きでわかりやすく学びましょう。
is said to be 〜構文
He is said to be a good singer.(彼は良い歌手だと言われている。)
「is said to be〜」は「〜と言われている」という意味の構文です。受動態の形式で、受動態を理解しているかどうかという点も踏まえてテストでは頻出します。主語に応じて「is」以外のbe動詞に変化します。例えば、「You are said to be a good singer.(あなたは良い歌手だと言われている。)」といった感じですね。「to」の後ろは動詞の原形になるため、be動詞の原形である「be」が置かれています。
Would you mind 〜ing? 構文
Would you mind opening the window?(窓を開けてもらえますか?)
「Would you mind 〜ing?」は「〜してもらえますか?」と訳す構文です。しかし直訳すると「〜するのをあなたは気にされますか?」という意味になりますので、「いいですよ」と返事をしたいときには「No, I don’t(いいえ、気にしません)」となります。この「YesかNo」を正しく選ぶ問題なども頻出しますので、正しい使い方を覚えておきましょう。
It takes 人+ 時間 to do 構文
It takes me two hours to finish my homework.(私は宿題を終えるのに2時間かかる。)
「It takes 人+ 時間 to do」は「人が〜するのに〜時間(分)かかる」という意味の構文です。「to」の後ろの動詞は原形になります。過去形であれば「It took me 1 hour to finish my homework.(宿題を終えるのに1時間かかった。)」となります。
He seems to be〜構文
He seems to be happy.(彼は幸せそうに見える。)
「He seems to be〜」は「彼は〜そうに見える」という構文です。断定せずに、「〜のように思われる」とあいまいに表現する際に便利です。「He seems to be 〜」の書き換えとして、「It seems that he is〜」という表現があり、例文であれば「It seemed that He is happy.(彼は幸せなようだ)」となります。
I can’t help but〜構文
I can’t help but think about it.(そのことを考えずにはいられない。)
「I can‘t help but 〜」は「〜せずにはいられない」という意味の構文です。Butのうしろは動詞の原形が置かれます。同じ意味の表現で「I can’t help 〜ing」もあります。この形は覚えてしまったほうがいいでしょう。
参考記事:英語の分詞構文とは?「〜しながら」の表現をマスターしよう!
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