「ふわとろ」「特製」「ボリューム満点」!英語で魅力的なメニューを作ろう

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「ふわとろ」「特製」「ボリューム満点」!英語で魅力的なメニューを作ろう
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外国人観光客が増えるにつれ、メニューに英語表記を加えている飲食店が増えてきました。でも、日本語だと「新鮮卵のふわとろオムライス」なのに、英語で単にomelet with riceと書いているだけでは、料理のよさが伝わりませんね。魅力的な英語メニューを作るための表現を覚えて、お店に来る外国人客にアピールできるようにしましょう。

外国人にも人気のメイン料理

オムライスやハンバーグのような日本で進化した洋食は、外国人にも大人気。しっかり肉料理を食べたいと思う人も多いようです。おいしさのポイントをメニューでアピールできるようになりましょう。

定番のオムライスとハンバーグ

新鮮卵のふわとろオムライス
Fluffy and Creamy Fresh Egg Omelet with Rice

「ふわふわ」はfluffy、「とろりとした」はcreamy。「新鮮な」は通常freshで表現。「オムライス」は外国では珍しく、普通はomelet with riceとし、説明するとしたらFried rice is wrapped with thin omelet.(炒めたごはんを薄い卵焼きで包んでいます)のように言います。

とろーりチーズのせハンバーグ 
Hamburger Steak Topped with Melting Cheese

「ハンバーグ」は英語ではhamburger steakのように言います。topped with ~(~をのせた)で「のせ」を表現。meltingで「とろりと溶けている」様子を表します。

肉料理で引き付ける

熟成やわらかステーキ
Tender Aged Beef Steak

「熟成肉」は、肉を一定期間低温で保存して旨味などを増したもの。これは通常「年を取った」という意味であるagedを使って表現。aged cheese(熟成チーズ)、aged wine(熟成ワイン)のようにも言います。softだとふにゃっとした感じに思えてしまうので、肉が「やわらかい」には「噛みやすい、切りやすい」という意味のtenderを使います。

サクサク肉厚豚ロースカツ
Thick Crispy Deep-Fried Pork Loin Cutlet

「サクサク」はcrispyで表現。「ロース」はloinで、これは動物の背中や腰の部分の肉を指します。「カツ」はcutletだけでもいいのですが、deep-fried(揚げた)をつけると、どんな料理かよりイメージしてもらいやすくなるでしょう。

若鶏のジューシー香味グリル
Juicy Savory Grilled Spring Chicken

「香味」には「風味豊かな」という意味のsavoryが合います。「若鶏」を表すspring chickenは、「春に生まれた若い鶏」ということ。young chickenとも言ってもいいでしょう。日本ではgrill(直火焼き)料理のことを単に「グリル」としていますが、英語ではgrilled 〇〇(グリルした〇〇)と表現します。

ボリューム満点焼肉定食
Hearty Barbeque Set Meal

「ボリューム満点」はhigh volumeとも言えますが、これだと単に「量が多い」というイメージで、メニューにはよく、「たっぷりした、食べ応えある」という意味のheartyが使われます。「焼肉」はbarbeque、またはBBQと略してもOK。「定食」はset mealで、It comes with rice, miso soup and pickles.(ごはん、みそ汁、漬物がついてきます)と説明してあげてもいいでしょう。

ピザやパスタ、チャーハン等をアピールする

普通の店でもピザやパスタ、チャーハン、シチューなど多種多様なメニューがあり、誰もが好きなものを見つけることができるのも、日本のレストランのいいところ。「熱々」「濃厚」といった言い方を使えるようになりましょう。

ピザとパスタの魅力を伝える

熱々5種のチーズピザ
Piping Hot 5-Cheese Pizza

「熱々」はpiping hot(ジュウジュウして熱々の)で表現。「5種のチーズピザ」は英語圏では5-cheese pizzaと呼ばれていて、これだけでチーズが「5種」ということが伝わります。

特製濃厚カルボナーラ
Rich Carbonara of the House

「店の特製の」はof the houseで表現。「うちの店」といったニュアンスでhouseという語を使います。「濃厚、コクがある」感じにはrichがピッタリ来ます。

シチューやカレー、チャーハンの工夫しどころ

ごろごろ野菜のクリームシチュー
Cream Stew with Various Chunky Vegetables

「ごろごろ野菜」は「大きく切ってある」と考え、chunky(塊が大きい)を使います。いろいろな種類が入っているとわかってもらうために、various(さまざまな)をつけるといいでしょう。

コクうまビーフカレー
Robust Flavored Beef Curry

robustは通常「(物が)頑丈な」ということですが、食べ物に対して使うと、「味が濃厚な、力強い」という意味になります。flavoredは「風味がある」ということで、savoryを使ってもいでしょう。

ピリ辛あんかけチャーハン
Spicy Fried Rice with Starchy Sauce

「ピリッとする辛さがある」はspicy。fried riceは「炒めたごはん」のこと。starchとは「でんぷん」のことで、starchy sauceは「でんぷんをつかったトロリとしたソース」、すなわち「あんかけ」の「あん」になります。

サイドメニューにもひと工夫を

サイドディッシュも、vegetable salad(野菜サラダ)と書いておくだけでは、あまり興味をそそられないかもしれません。ちょっと工夫して、外国人の関心を引くメニューにしましょう。

サラダの種類を英語で表現

彩野菜のイタリアンサラダ
Italian Salad with Colorful Mixed Vegetables

「彩」は「色が豊か」ということなのでcolorfulを使い、さまざまな野菜が入っていることをmixedで表現。Italian salad(イタリアンサラダ)は、オリーブオイルに酢・塩コショウ・ハーブを加えたシンプルなドレッシングを使います。

ごま風味香る和風豆腐サラダ
Sesame-Flavored Japanese Salad with Tofu

「ごま」はsesameと言い、「〇〇風味」は、-flavoredで表現。garlic-flavored(ニンニク風味)、ginger-flavored(しょうが風味)のように表現できます。「豆腐」は英語圏でもそのままtofuとして知られています。

ポテトやスープのメニュー

味付かりかりフライドポテト
Seasoned Crispy French Fries

塩やハーブを振って「味付けした」ことは、seasonedで表現。「かりかり」は揚げ物の「サクサク」と同じcrispyです。「フライドポテト」はFrench friesまたはchipsのように言います。

栄養満点!冷製カボチャスープ
Fully Nutritious! Cold Pumpkin Soup

nutritiousは(栄養がある)。fullyは「完全に、十分に」という、日本語の「満点」に近い言葉。「冷製」はそのままcoldとすればOK。

デザートやドリンクメニューにひと手間

デザートメニューにもいろいろ工夫を加える店が増えてきました。英語でも同じように魅力的な文言を並べれば、選ぶ楽しみが増えそうですね。以下のような表現を参考にしてみてください。

焼きたてアップルパイ生クリーム添え
Freshly Baked Apple Pie with Whipped Cream

「焼きたて」はfreshly bakedまたはfresh out of ovenのように言います。creamだけだと液体状のものがイメージされるので、「泡立てた生クリーム」はwhipped creamとしてください。

しっとり濃厚チーズケーキ
Moist Rich Cheesecake

食べ物が「しっとり」した触感であることは、moistで表現。物に対して使うと「湿っている」という意味です。コクがあって濃厚な感じには、やはりrichを使います。

和栗の贅沢モンブラン
Luxurious Mont Blanc Cake with Japanese Chestnut

お菓子のMont Blanc(モンブラン)は日本ほど一般的ではない国も多く、念のためcakeとつけておくといいでしょう。「栗」はchestnutで、「贅沢な」はluxurious。これは使われている食材が「贅沢」というだけでなく、「見た目が豪華、華やか」という様子も表します。

ドリンクの特徴を伝えるには

すっきり爽やかレモンサワー
Sharp Refreshing Lemon Sour

「爽やか」はrefreshingで、「すっきり」している感じをsharpで強調。なお、lemon sourが焼酎の炭酸ドリンクだと理解されない場合もあり、正確に言うとshochu, Japanese spirit and soda with lemon juice(日本のスピリッツである焼酎とソーダ水、レモン汁入り)となります。

ほろよい!定番ハイボール
Get Buzzed! Classic Whisky and Soda

「ほろよい」にはbuzzed(ほろよいの)という言い方を使い、get buzzed(ほろよいになろう)と表現。classicは「典型的な、標準の」で、メニューで「定番」と言うのに使えます。

挽きたて有機コーヒー
Freshly Ground Organic Coffee

「挽く」はgrindで、grind-ground-groundと変化。「焼きたて」同様、「~したて」はfreshlyで表現します。自然の肥料だけを使った「有機栽培」はorganicとなります。

英語でメニューを紹介してみよう

メニューを見た外国人にどのような料理か聞かれたら、内容を簡単に説明してあげられるようになりましょう。ここで紹介した、調理法や味の特徴を表す言葉を活用してみてください。

客: Excuse me. Can you tell me about the “Rich Carbonara of the House”?
(すみません、「特製濃厚カルボナーラ」について教えてもらえますか?)
店員:Sure. It’s a pasta dish with a very rich creamy sauce topped with half-boiled egg.
(はい。コクがあってとろりとしたソースのパスタ料理で、半熟卵のせです)
客: OK. Maybe I’ll have it with “Seasoned Crispy French Fries.”
(わかりました。「味付かりかりフライドポテト」と一緒に頼もうかな)
店員:It’s freshly fried. You’ll love it.
(揚げたてです。きっとお気に召しますよ)

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