【例文あり】英語の間接疑問文とは?語順や使い方をわかりやすくご紹介

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英語の基礎をしっかり身につけたいときにおすすめなのは、中学英語の文法を学習することです。中学校で学ぶ文法をきちんと理解し習得すれば、日常生活で使う文法で困ることはほとんどありません。

中学英語の文法事項の一つに、「間接疑問文」があります。日常生活ではとてもよく使う表現なので、使いこなせるようにしっかりマスターしておきたいところです。「間接疑問文って何だったっけ?」と思った人も、心配はいりません。この記事で基礎からしっかり説明するので、疑問や不明点を解決しておきましょう。

間接疑問文とは?

間接疑問文とは何かを説明する前に、まずそもそも疑問文とは何なのかをおさらいしておきましょう。英語の疑問文とは、以下のような文のことです。

Is this pen yours? (このペンはあなたのものですか?)

Does your father drive a car every day? (あなたのお父さんは毎日車を運転しますか?)

Where does she live? (彼女はどこに住んでいるのですか?)

これらはすべて疑問文で、さらにくわしく言うと「直接疑問文」に分類されます。

一方、「間接疑問文」とは以下のような文のことです。

I know what she likes. (私は、彼女が何を好きか知っています。)

間接疑問文とは、簡単に言うと疑問が文章の中に入り込んでいる文のことです。What、why、whenなどの疑問詞で始まる節が動詞の目的語になっていて、間接的に疑問の気持ちを表しています。

間接疑問文の語順:疑問詞+主語(S)+動詞(V)

間接疑問文では、疑問詞の後ろの語順は肯定文になるというルールがあります。つまり、疑問詞+主語(S)+動詞(V)の順になります。

では、実際に例文を見て、語順がどうなっているのか確認してみましょう。

I don’t know when Ken is coming. (私はケンがいつ来るのか知りません。)

I want to know who can get there. (私は誰がそこに行けるのか知りたいです。)

I wonder why she goes to school. (彼女がなぜ学校に行くのか、疑問に思います。)

Do you know what time it is? (あなたは今何時か知っていますか?)

1つめの例文では、「I don’t know」(私は知りません)と「When is Ken coming?」(ケンはいつ来るのですか?)という2つの文章が1つになっています。この2つの文章をつなげるときに、疑問詞の後ろの語順は肯定文にするという間接疑問文のルールを適用します。このルールにより、「I don’t know when is Ken coming.」ではなく、「I don’t know when Ken is coming.」となるのです。

2つめの例文には助動詞のcanが入っていますが、考え方は同じです。助動詞がある場合にも肯定文にするというルールは変わらないので、疑問詞+主語(S)+助動詞+動詞(V)の順になります。

間接疑問文の使い方

間接疑問文のルールについて理解したら、例文にたくさん触れてこの文の形式に慣れるのがおすすめです。そこで、ここからは疑問詞ごとに間接疑問文の例文をそれぞれ紹介します。間接疑問文がどのように使われるのかを文章から学んで、日常生活でも使えるように練習しておきましょう。

whoの例文

疑問詞「who」を使った間接疑問文は、誰なのかを間接的に尋ねたいときに使います。

I don’t know who she is. (私は彼女が誰だか知りません。)

「彼女が誰なのか」を尋ねたいとき、直接疑問文だと「Who is she?」となります。そこに「I don’t know」を文頭に加えて間接疑問文にするには、疑問詞の後ろの語順が主語(S)+動詞(V)となるので「who she is.」となるわけです。

I want to know who teaches them Japanese. (私は彼らに日本語を教えているのが誰なのか知りたいです。)

この例文では、「who」が「know」の目的語となり、疑問詞から始まる節「who teaches them Japanese.」(誰が日本語を教えているのか)を知りたいという意味になります。

この例文でひとつ注目したいのが、疑問詞の後ろが「who teaches them Japanese.」となっていることです。この文の直接疑問文「彼らに日本語を教えているのは誰ですか?」は「Who teaches them Japanese?」なので、「間接疑問文にしても語順が変わっていないじゃないか」と思うかもしれません。この場合、直接疑問文がすでに主語(S)+動詞(V)の順番なので、間接疑問文にするからといって特に語順を変える必要はありません。このようなケースもよくあるので、間接疑問文では語順を変えるというよりも、「疑問詞の後ろは主語(S)+動詞(V)の順番になる」というルールを覚えておくようにしましょう。

最後にもう一つ、「who」を使った例文です。

I don’t know who will come to the ceremony tomorrow. (私は明日のセレモニーに誰が来るのかを知りません。)

ここでも「who」が「know」の目的語となり、「who will come to the ceremony tomorrow.」(誰が明日のセレモニーに来るのか)を知らないという意味です。疑問詞から始まる節の中に助動詞「will」がありますが、疑問詞の後ろは肯定文になるというルールで考えれば特に難しくありません。疑問詞の後ろは主語(S)+助動詞+動詞(V)の順となります。

whatの例文

次に、疑問詞「what」を使った間接疑問文の例文を見てみましょう。

I know what you said. (私はあなたが何と言ったのか知っています。)

この文章において、「what」は「know」の目的語となり、疑問詞から始まる節の「what you said.」(あなたが何と言ったのか)を知っているという意味になります。

I don’t know what she is doing right now. (私は彼女が今何をしているのかを知りません。)

「what」から始まる節が現在進行形になっても、考え方は同じです。「疑問詞の後ろは主語(S)+動詞(V)の順番」のルールで考えると、「彼女が今何をしているのか」は「what she is doing right now.」となります。

Mr. Tanaka asked me what happened to her. (田中先生は私に、彼女に何があったのか尋ねました。)

この例文では、「what」は「asked」の目的語となり、疑問詞から始まる節「what happened to her(彼女に何が起きたのか)」を尋ねたという意味となります。

Do you know what food she likes? (彼女が好きな食べ物を知っていますか?)

これは、「Do you know?」と「What food does she like?」という2つの文がつながった形です。ここでも「疑問詞の後ろは主語(S)+動詞(V)の順番」のルールにもとづいて、「What food does she like?」が「what food she likes?」となっています。

whereの例文

疑問詞「where」を使った間接疑問文は、どこなのか場所を間接的に尋ねる文章になります。

I don’t know where you want to visit next. (私はあなたが次にどこを訪れたいのかを知りません。)

この文章は、「I don’t know.」と「Where do you want to visit next?」という2つの文がつながった形です。「where」以下の間接疑問文「where you want to visit next.」(あなたが次にどこを訪れたいのか)を知らないという意味になります。

My brother doesn’t know where the City Hall is. (私の兄は、市役所がどこにあるのか知りません。)

この文章は、「My brother doesn’t know.」と「Where is the City Hall?」という2つの文が一つになっています。先ほどの例文と考え方はまったく同じで、「where the City Hall is.」(市役所がどこにあるのか)を知らないという意味です。

間接疑問文を使った例文をいくつか見てきたので、少し慣れてきたのではないでしょうか。そこで、ここで問題を出したいと思います。以下の2つの英文を1つの文章にして、間接疑問文を作ってみましょう。

She knows. (彼女は知っています。)

Where is his house? (彼の家はどこですか?)

正解はこちらです。

She knows where his house is. (彼女は彼の家がどこにあるかを知っています。)

「疑問詞の後ろは主語(S)+動詞(V)の順番」というルールを覚えていれば、それほど難しくはなかったのではないでしょうか。「Where is his house?」の語順を肯定文の「where his house is.」に変えて、「She knows」の後に続ければ間接疑問文ができ上がります。

whenの例文

疑問詞「when」を使った間接疑問文は、いつなのかを間接的に尋ねる文章です。では、こちらもまずは例文から見てみましょう。

I forgot when I met her. (私はいつ彼女に会ったのか忘れてしまいました。)

この文章では「when」が「know」の目的語となり、「when I met her.」(いつ彼女に会ったのか)を忘れてしまったという意味です。

では、ここでも練習問題です。以下の2つの文をつなげて、「when」を使った間接疑問文を作ってみましょう。

I don’t know. (私は知りません。)

When is your birthday? (あなたの誕生日はいつですか?)

正解はこちらです。

I don’t know when your birthday is. (私はあなたの誕生日がいつなのかを知りません。)

疑問詞に続く節の語順に気をつけさえすれば、間接疑問文はそれほど難しくないということが分かってきたのではないでしょうか。

whyの例文

次に、疑問詞「why」を使った間接疑問文を紹介します。「why」を使った間接疑問文では、なぜなのか理由を間接的に尋ねています。

He didn’t understand why she was angry. (彼は、彼女がなぜ怒っているのか理解していませんでした。)

この例文は、「He didn’t understand.」と「why was she angry?」という2つの文章がつながってできています。疑問詞以降は主語(S)+動詞(V)というルールが、ここでも適用されていますね。

では、ここでも練習問題です。以下の2つの文をつなげて、間接疑問文を作りましょう。

I asked him. (私は彼に尋ねました。)

Why didn’t he go to work? (彼はなぜ仕事に行かなかったのですか?)

正解はこちらです。

I asked him why he didn’t go to work. (私は彼に、なぜ仕事に行かなかったのか尋ねました。)

疑問詞以降の文章が否定形になっていますが、考え方は同じです。疑問詞に続く節は主語(S)+動詞(V)なので、「why he didn’t go to work.」となります。

howの例文

最後に、疑問詞「how」を使った間接疑問文についても見てみましょう。「how」を使うと、どのように、またはどれくらいなのかを間接的に尋ねる文章となります。

I want to know how she passed the exam. (私は、彼女がどうやって試験に受かったのか知りたいです。)

この間接疑問文のもとになっている2つの文章が何か分かりますか?答えは、「I want to know.」と「How did she pass the exam?」です。疑問詞「how」以降は肯定文となるため、「how she passed the exam.」となっています。

He asked how long it would take to get to the post office. (彼は郵便局までどのくらいの時間がかかるのか尋ねました。)

ここでも「how」は「asked」の目的語となり、それ以降の文章「how long it would take to get to the post office.」(郵便局までどのくらいの時間がかかるのか)を尋ねた、という意味になります。

では、ここでも一つ練習問題にチャレンジしてみましょう。以下の2つの文をつなげた間接疑問文を作ってみてください。

Please tell me. (私に教えてください。)

How many books do you have? (あなたは何冊本を持っていますか?)

正解は、

Please tell me how many books you have. (何冊本を持っているのか私に教えてください。)

です。疑問詞以下が肯定文になるため、疑問文で必要な「do」がなくなり「how many books you have.」の語順の平叙文となるのがポイントです。

間接疑問文の注意点

間接疑問文を作成するときには、いくつか注意したい点があります。間接疑問文について理解を深め、正しく使えるようになるために、以下の3つのポイントを押さえておきましょう。

3単現のSを忘れないようにする

1つめは、3単現のSを忘れないという点です。

3単現のSとは、主語が3人称・単数・現在形という3つの条件を満たした場合に、動詞にSがつくという英文法の基本的なルールです。間接疑問文では、疑問詞以降の節に3単現のSをつけ忘れてしまうことが多いので注意しましょう。

どういうことなのか、分かりやすく例文を挙げて説明します。

When does he go to school? (彼はいつ学校に行くのですか?)

この例文の文頭に「Do you know?」をつけて間接疑問文にすると、以下のようになります。

Do you know when he goes to school? (彼はいつ学校に行くのか、あなたは知っていますか?)

例文では、主語は「he」で3単現ですが、疑問文で「does」があるので動詞は「go」と原形のままです。一方、間接疑問文では肯定文となるため「does」がなくなり、動詞は「goes」と3単現のSが必要になります。

時制の一致に注意する

2つめに気をつけたいのは、時制の一致に注意するという点です。

間接疑問文を作るときには、メインとなる文の時制に注目し、それに合わせて残りの文章の時制を統一する必要があります。

たとえば、以下のような文があったとします。

I know who is playing the piano. (私は、だれがピアノを弾いているのか知っています。)

この文章のメインの部分「I know」が過去形になると、以下のようになります。

I knew who was playing the piano. (私は、だれがピアノを弾いているのか知っていました。)

日本語訳ではどちらの文章も、間接疑問文の部分は「だれがピアノを弾いているのか」となり、メインの文と時制を統一する必要はありません。しかし、英文では時制の統一が必要になるのでしっかり覚えておきましょう。

疑問詞がない場合はwhether/if + SVを使う

3つめは、疑問詞がない場合はwhether/if + SVを使うという点です。

たとえば、以下の2つの文があるとします。

I don’t know. (私は知りません。)

He likes cooking. (彼は料理をするのが好きです。)

この2つの文を合わせて間接疑問文を作ると、以下のようになります。

I don’t know whether/if he likes cooking (or not). (私は彼が料理をするのが好きかどうか知りません。)

疑問詞がなくても、「whether」または「if」を使い、その後主語(S)+動詞(V)と続けることで「~かどうか」という意味の間接疑問文になります。文末の「or not」はあってもなくてもかまいません。

「whether」または「if」を使った間接疑問文の例文をもう少し見ておきましょう。

Just let me know if you are doing fine. (あなたが元気にしているのかどうかだけ私に教えてください。)

He asked me whether I like coffee. (彼は私にコーヒーが好きかどうか尋ねました。)

ここでも、「whether」または「if」の後は主語(S)+動詞(V)と続けるのがポイントです。

間接疑問文について理解できたら

間接疑問文を使えるようになると、英語での表現の幅がぐっと広がります。2つの文章を1つにまとめて話すことで、会話が知的で洗練された印象になります。

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