【英語のレポートの書き方】構成・フォーマット・使える表現をまとめて解説!

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「英語でレポートを書く」と聞いただけで「難しそう」と苦手意識を持ってしまう人は多いのではないでしょうか。英文を書くだけでも緊張するのに、構成や文章をどうやって組み立てれば良いのか、不安になってしまうこともあるはずです。

英文レポートを書くときは、複雑な文章ではなく、シンプルで伝わりやすい文章を考えるのが重要です。アイデアをしっかり吟味して、丁寧な英作文を心がけましょう。

今回は準備段階から、英文の表現まで、レポート作成に必要な情報を紹介します。

英語のレポート作成は準備が大切!

英語でレポートを書くためには、念入りな準備が必要です。自分が伝えたいこと、内容を事前に洗い出して整理をすればするほど、洗練されたレポートになります。

具体的にどんなことをすれば良いか、みていきましょう。

ブレインストーミングをしてアイデアの書き出し・整理をする

まだまとまっていないアイデアを、とにかくたくさん出すことを「ブレインストーミング」といいます。「ブレスト」と短縮して呼ばれることもあり、聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?

ブレインストーミングは、1人、もしくは集団で行います。1つのテーマについて、頭に思い浮かんだ言葉や文章を出していき、あらゆる可能性を探していきます。1人で行う場合は、できるだけいろんな角度から、テーマについてブレストしましょう。

ただし、出てきたアイデアに対して批判したり、判断を下したりしないことが原則です。そして、質より量を出すのもコツ。多数のアイデアを組み合わせることで、新しいアイデアに行き着くこともあります。制限時間を設けて進行させるとより効果的です。

レポート向きの英単語・表現を知る

レポートを書くときは、良く使われる言葉や、使いやすい英語表現を知っておくと便利です。レポート内容が明確になり、主張が伝わりやすくなります。

ここでは英語レポートで良く使う表現と、使ってはいけない表現をみていきましょう。

英語レポートでよく使う表現

レポートで良く使う英語表現を紹介します。分野を問わず知っておくと、あらゆる場面で使えるので覚えておきましょう。

論文の目的を説明するときに使用する表現

レポートの序文や、最後のまとめで使用することが多い表現です。
・The purpose of this study is… (この研究の目的は〜である)
・The main objective of this paper is… (この論文の主な目的は〜である)
・The paper examines… (この論文は〜について調査する)

内容を説明するときに使用する表現

事実や意見を述べたり、意見の妥当性、一般的な考え方を提示するときに使用する表現です。
・This study provides… (この研究は〜を提供する)
・It has been often discussed that… (〜について、今までしばしば議論されてきた)
・There is a possibility that… (〜の可能性がある)
・Opinions vary… (意見が〜で異なる)
・Most of us would accept… (多くの人は〜と認めることだろう)
・It has been established that… (〜は定説になっている)
・The result suggests that… (この結果は〜ということを提案している)
・It seems reasonable to suppose that… (〜と考えるのは妥当だと思われる)
・It is important that… (〜は重要である)
・Let me state… (〜について言及したい)
・Let me give my opinion on… (〜に関して、私の意見を述べる)
・It should be noted that… (〜は強調されるべきである)
・The question remains that… (〜という疑問が残る)
・I agree with… (私は〜と同意している)
・In order to… (〜するためには)

比較するときに使用する表現

主に妥当性や、論拠を示すときによく使用する「比較」を表現する英語です。
・In contrast to… (〜と対照的に)
・In comparison with… (〜と比較して)
・On one hand…, On the other hand… (一方で〜だ。もう一方では〜だ)

図表を説明するときに使用する表現

グラフや絵を使用して説明するときに使う英語表現です。
・Tabe A shows… (表Aは〜を示している)
・The graph A indicates… (グラフAは〜を示している)

引用するときに使用する表現

レポートには欠かせない、引用をする際の英語表現です。
・According to A… (Aによると)
・A states that… (Aは〜と明言している)
・A mentions that… (Aは〜と言及している)
・A points out that… (Aは〜と指摘している)

例を挙げるときに使用する表現

例示をする際に使用する英語表現です。
・For example, … (例えば〜)
・For instance, … (例えば〜)
・One example of A is … (Aの例として〜が挙げられる)

文と文を繋ぐときに使用する英単語

文と文を繋ぐ接続詞です。2つのSVO文を「,(コンマ)+接続詞」で繋げてひとつの文章にできます。
・Therefore (それゆえに)
・Thus (それゆえに)
・Hence (それゆえに)
・However (しかしながら)
・Moreover (そのうえ)
・Furthermore (そのうえ)
・Alternatively (その代わり)
・Despite … (〜にも関わらず)
・Nevertheless (それにもかかわらず)
・Primarity (第一に)

英語レポートで使ってはいけない表現

英語のレポートでは使用してはいけない表現もあります。特にアカデミックな文章では、口語的な表現は避け、フォーマルな表現に書き換えましょう。また、レポートは主観的な感想を述べる場ではありません。客観的な記述を心がけることが肝心です。

広い意味を持つ基本動詞は使わない

日常英会話で使うカジュアルな英語表現は、レポートでは使用しません。できるだけ品格のある英語表現を使ってレポートを作成しましょう。

たとえば、have, do, make, get, give, put, takeなどは、あらゆる文章で使用でき汎用性の高い動詞です。意味が広すぎて、視点がぼんやりするので、アカデミックな場ではあまり使用しません。

The bird had to build a nest on a tall tree.(その鳥は背の高い木に巣を作らなければならない)

英文法的に間違いではないのですが、「〜しなければならない」を意味する、have toをもう少しアカデミックな言い回しにする方が良いでしょう。

The bird was required to build a nest on a tall tree.

例1のhad toを、is requiredやis forced toなどに置き換えると、文章が洗練されます。他にも、getはobtainやacquireに、putはinstallやembedにするなど、アカデミックな単語に変更してください。Thesaurusなど類語辞典を使用するのもおすすめです。

レポートではできるだけ曖昧な表現を避け、明確に書くことを念頭に置くと間違いありません。より的確な表現を探して、英文レポートに使っていきましょう。

and, but, soなどの接続詞を文頭に置かない

and, but, soなどの接続詞を文頭に置くと、一気に口語のような響きになってしまいます。アカデミックな文章では使わないようにしましょう。

この3つの接続詞を使いたい場合は、下記を参考に言い換えてください。

and Moreover, In addition, Furthermore
but However, Nevertheless
so Therefore, Thus, Hence

英文レポートの書き方|基本の構造は日本語と同じ!

レポートの基本構造は、日本語の論文と基本的に同じです。

1.タイトル
2.序論
3.本論
4.結論

タイトルが明示されたあと、イントロダクションとなる序論に続いて、本題となる段落、そして結論と続きます。

注意する点は、前半の導入でしっかり論文の主旨を明示すること。凡庸だと後半を読み流されてしまいます。さらに、本題となる段落は、だいたい同じ文章量にするのが理想です。

タイトル

タイトルは、内容を一目瞭然にすることが好ましいです。論文の「まとめ」的な意味合いを持つタイトルが理想と言っても過言ではありません。

以下の2つが含まれたタイトルであることが理想的です。

他の論文との違いを明確にする、主眼は何か?
主眼について、どういう結論をつけたのか?

タイトルは、主眼を扱う意義や価値を明確にする必要があります。

たとえば「高解析を達成するための、AI技術を導入した画像認識技術」など、「〜を達成するための」「〜の実現」といったような到達度を示すのも価値を提示する1つの方法です。結論を提示するだけで価値が明確になる内容のレポートもあるでしょう。

既知の内容を論文にしても意味がありません。オリジナリティのある解釈が発揮されていると良いレポートになることを念頭に置いてタイトルを考えるのがコツです。

序論

イントロダクションで重要なのは最初の1文と命題文、この2点です。「つかみ」とはよくいいますが、1番最初の文章が独創的であればあるほどその先をじっくり読んでもらえます。

下記の2文を比べてみましょう。

Only 5% of the population is wearing face masks after the president loosened the restriction.(大統領が規制を緩和したのち、人口のうちたった5%しかマスクを着用していない)

Did you know that some people persist in wearing face masks even if the pandemic is over?(感染症の流行が終わってもマスク着用を手放せない人がいることはご存知ですか?)

2つの文章は、1つの事象を違う視点から見ています。1つ目はありのままの事実を伝えているだけですが、2つ目は問いかけで始まっています。「つかみ」に問いかけを使うのは、魅力的なレポートを書くためによく使う手法です。

さらに、2つ目の例文は大統領による規制緩和を敢えて「流行が終わった」と単略化しています。マスクを着用していない人々を「マスクを手放せない人」と角度を持って表現しているところにも注目です。意見や独自の視点、賛否あるトピックを導入して注意を引くのも良いでしょう。

命題文は、冒頭文の「つかみ」に呼応し、かつ、自分の結論を述べる役割があります。冒頭の「つかみ」の1文に続いて一般論、そしてパラグラフの最後に命題文を持って来て序論を結ぶとよいでしょう。

本論

本論は命題文で提示した内容から始まり、結論に至るまでの間を肉付けする部分になります。段落の初めに、各パラグラフで最も言いたいことを書くのが定石です。ここでも独創性を発揮できると非常に魅力的なレポートになるでしょう。

レポートを書き出すときに、命題文と各パラグラフの冒頭文を並べておくと構成が決まりやすくなり、結論も書きやすくなります。

たとえば、先程の例文で紹介したマスクに関してレポートを書く前に、このようにそれぞれの文章をまとめておくと便利です。

命題文 Great care towards sufferers must be taken by society after a traumatic event.

(トラウマになるような事態のあと、社会が傷ついた人びとの面倒を見るべきである)

1段落目 Monetary aid from the government is mandatory.

(政府による金銭的援助は必要不可欠である。)

2段落目 Our acceptance and understanding of sufferers’ deeds will heal their wounds.

(我々の受容と理解が傷ついた人びとの傷を癒す。)

3段落目 Periodic care towards the sufferers is essential even after the traumatic event seems to be over.

(トラウマになるような事件が終わったように見えても、傷ついた人びとへの定期的なケアは必要である。)

すべての文が、命題文と紐づけられて語られているところに注目してください。ここがブレていると良いレポートは書けません。

この冒頭文が書けたら、データや引用などでそれぞれのパラグラフを論証し、冒頭文を強化する結論で結びましょう。

結論

いよいよ結論を述べます。序文は、これから何を書くのかを宣言する部分で、レポートを書く目的や、主題に関する考察などを提示し、文章の方向性を明確にしました。本論では、伝えるべき内容や事実を数々の根拠をもとに論じてきたでしょう。

そして結論では、これまで積み上げてきた論理を踏まえ、どのようなことを言えるかをまとめます。結論はあくまでも総括なので、新しい情報を追加しないようにしましょう。

結論の段落では、総括・命題・締めの順番でまとめるのが理想です。最後の1文は、主題に対する願いや、新たな課題など自分ならではの視点を述べると文章が引き締まります。

英文レポートの基本フォーマット3種

英文レポートには、大まかに3種類のフォーマットがあります。

フォーマットは、目次の付け方、参考文献やページ余白など論文の見え方を指定するもので、学術論文として認められるためにはこのフォーマットを遵守しなくてはなりません。

それぞれ具体的にみてきましょう。

【心理学・社会学】APA

APAスタイルは、社会科学の分野で用いられるフォーマットです。社会学・心理学・教育学などの分野が該当します。基本的なフォーマットと引用や参考文献の書き方は以下の通りです。

フォント

Times New Roman

文字の大きさ

12pt

ページの余白

縦と横 1 inch

行間

1.5

ページ右上の表示

題名とページ番号を記載

句読点の後ろのスペース

1スペース開ける

名前・日付の位置

・名前はタイトルの下に3行空けて、右もしくは左揃えで記載
・日付は名前の下に右もしくは左揃えで記載

表紙の有無

どちらも可。表紙がある場合は、全て中央揃えで記載

イタリック体

強調したい部分のみに使用

タイトル

サイズは14pt、ボールド体、中央揃え

本文

名前の下、3行開けて開始。左揃え

参考文献リスト

著者が1人

ラストネーム、ファーストネームイニシャル. ミドルネームイニシャル.(出版年度). 本のタイトル:サブタイトルノ最初のみ大文字. 都市、州の略字 /国: 出版社.
例)Yamada, T. M.(2018). The End of Pandemic: An Overview. Tokyo, Japan: Japan Publishing. Co.

著者が2人

※&を使用
ラストネーム、ファーストネームイニシャル. ミドルネームイニシャル., & ラストネーム、ファーストネームイニシャル. ミドルネームイニシャル.(出版年度). 本のタイトル:サブタイトルノ最初のみ大文字. 都市、州の略字 /国: 出版社.

例)Yamada, T. M. & Tanaka, M. O.(2018). The End of Pandemic: An Overview. Tokyo, Japan: Japan Publishing. Co.

著者が3〜6人

※コンマで区別、最後の著者の前に”&”を入れる
ラストネーム、ファーストネームイニシャル. ミドルネームイニシャル., ラストネーム、ファーストネームイニシャル. ミドルネームイニシャル., & ラストネーム、ファーストネームイニシャル. ミドルネームイニシャル.(出版年度). 本のタイトル:サブタイトルノ最初のみ大文字. 都市、州の略字 /国: 出版社.

例)Yamada, T. M., Ebara, K. A. & Tanaka, M. O.(2018). The End of Pandemic: An Overview. Tokyo, Japan: Japan Publishing. Co.

著者が7人以上

※6人まで表記し、3点リーダーを使用。
最後の著者の前に”&”はつけない。

ラストネーム、ファーストネームイニシャル. ミドルネームイニシャル., ラストネーム、ファーストネームイニシャル. ミドルネームイニシャル., ラストネーム、ファーストネームイニシャル. ミドルネームイニシャル., ラストネーム、ファーストネームイニシャル. ミドルネームイニシャル., ラストネーム、ファーストネームイニシャル. ミドルネームイニシャル., ラストネーム、ファーストネームイニシャル. ミドルネームイニシャル., … ラストネーム、ファーストネームイニシャル. ミドルネームイニシャル.(出版年度). 本のタイトル:サブタイトルノ最初のみ大文字. 都市、州の略字 /国: 出版社.

例)Yamada, T. M., Ebara, K. A., Miyatani, M.T, Katuura, A. K., Shoji, A. T.,Sano, E. B., …Tanaka, M. O.(2018). The End of Pandemic: An Overview. Tokyo, Japan: Japan Publishing. Co

なお、その他の詳細はAPAスタイルの公式ページを参照してください。

【文学・語学】MLA

MLAスタイルは、人文学の分野でよく用いられるフォーマットです。文学や語学の分野が該当します。基本的なフォーマットと引用や参考文献の書き方は以下の通りです。

フォント

Times New Roman

文字の大きさ

12pt

ページの余白

縦と横 1inch(25.4mm)

行間

2

ページ右上の表示

苗字、ページ番号を記載

句読点の後ろのスペース

1スペース開ける

名前・日付の位置

1ページ目の左上に書く

表紙の有無

必要なし

イタリック体

強調したい部分のみに使用

タイトル位置

中央揃え

本文

タイトルの下、2行空けたあと開始。左揃え

参考文献リスト

著者が1人

ラストネーム、ファーストネーム. ミドルネームイニシャル. 本のタイトル. 出版社,出版年度.
例)Yamada, Taro M. The End of Pandemic: An Overview. Publishing. Co, 2018

著者が2人 ※andを使用

ラストネーム、ファーストネーム, and ラストネーム、ファーストネーム.出版年度. 本のタイトル. 出版社,出版年度.

例)Yamada, Taro and Tanaka, Masako. The End of Pandemic: An Overview. Publishing. Co, 2018

著者が3人以上

※2人目以降は et al. を表記
ラストネーム、ファーストネーム, et al. 本のタイトル. 出版社,(出版年度).

例)Yamada, T. M., Ebara, K. A. & Tanaka, M. O.(2018). The End of Pandemic: An Overview. Tokyo, Japan: Japan Publishing. Co
なお、詳細はMLAスタイルの公式ページを参照してください。

【歴史学・語学】Chicago

Chicagoスタイルは、機械工学や技術・歴史の分野で多く用いられるフォーマットです。基本的なフォーマットと引用や参考文献の書き方は以下の通りです。

フォント

Times New Roman

文字の大きさ

12pt

ページの余白

縦と横 1inch(25.4mm)

行間

2

ページ右上の表示

苗字、ページ番号を記載

句読点の後ろのスペース

1スペース開ける

名前・日付の位置

1ページ目の左上に書く

表紙の有無

必要なし

イタリック体

強調したい部分のみに使用

タイトル位置

中央揃え

本文

タイトルの下、2行空けたあと開始。左揃え

参考文献リスト

著者が1人

ラストネーム、ファーストネーム. ミドルネームイニシャル. 本のタイトル. 出版社,出版年度.

例)Yamada, Taro M. The End of Pandemic: An Overview. Publishing. Co, 2018

著者が2人

※andを使用

ラストネーム、ファーストネーム, and ラストネーム、ファーストネーム.出版年度. 本のタイトル. 出版社,出版年度.

例)Yamada, Taro and Tanaka, Masako. The End of Pandemic: An Overview. Publishing. Co, 2018

著者が3人以上

※2人目以降は et al. を表記

ラストネーム、ファーストネーム, et al. 本のタイトル. 出版社,(出版年度).

例)Yamada, T. M., Ebara, K. A. & Tanaka, M. O.(2018). The End of Pandemic: An Overview. Tokyo, Japan: Japan Publishing. Co
なお、詳細はChicagoスタイルの公式ページを参照してください。

英語レポートを書くときに押さえておきたいポイント

英語のレポートを書くとき、決まりごとがいくつかあります。フォーマットを遵守するのはもちろんのこと、参考文献の引用方法が媒体によって違うなど細かいルールがあります。さらに、同じ単語や文章を何度も使うのは、アカデミックなレポートでは歓迎されません。

決まりごとをそれぞれ詳しく見ていきましょう。

フォーマットごとの引用ルールを守る

APAスタイル・MLAスタイル・Chicagoスタイルでは、それぞれ参考文献のリストの記載方法が違います。さらに、参考文献が図書なのか、雑誌なのかでも表記違いますし、文末脚注なのか、脚注なのかでも表記方法が変わってくるので注意してください。

先程、参考文献リストの記入方法を説明しましたが、APAスタイルとMLAスタイル、Chicagoスタイルはそれぞれ細かく違いがあります。苗字と名前の配置、出版社や出版年の表記位置が微妙に違うので、事前に公式情報を調べておくのがよいでしょう。

参考までに、どれくらい表記方法の種類があるのか見てみましょう。

参考文献リストの表参考文献リストの表記方法記方法

※それぞれ図書と雑誌で表記方法が違う
・APA→著者が1人・2人・3〜6人・7人以上の場合=合計4種類
・MLA→著者が1人・2人・3人以上の場合=合計3種類

・Chicago→著者が1人・2人以上の場合=合計2種類

文中引用

※ それぞれ著者名を出す引用と、出さない引用方法がある
・APA→著者が1人・2人・3〜5人・6人以上の場合=合計4種類
・MLA→著者が1人・2人・3人以上の場合=合計3種類
・Chicago→著者が1人・2~3人・4人以上の場合=合計3種類

参考文献のタイトルや著者名を必ず入れる

参考文献のタイトルや著者名は必ず入れる必要がありますが、著者が1人の場合とそれ以上の場合で表記方法が違います。APAスタイルとMLAスタイル、Chicagoスタイルとフォーマットによっても違ってくるので、それぞれ著者が1人の場合の、同じ文献の表示の違いを見てみましょう。

APA Yamada, T. M.(2018). The End of Pandemic: An Overview. Tokyo, Japan: Japan Publishing. Co.
MLA Yamada, Taro M. The End of Pandemic: An Overview. Publishing. Co, 2018
Chicago Yamada, Taro. The End of Pandemic: An Overview. Tokyo: Publishing. Co, 2018.

それぞれ括弧カッコがあったり、都市や国の記入がなかったり、大切とされている情報が違うのがわかるはずです。

さらに、論文や文献では、研究などに一番の貢献をした人が最初に記名されています。2人目以降の著者名も貢献した順番で表記されるので、引用する際は順番通りに表記してください。

パラフレーズで他の言葉・表現に言い換える

パラフレーズとは、ある文を自分なりの言葉や表現に言い換えることを指します。

英語では、同じ単語や表現を繰り返すことを美徳としません。そのため同じ単語や表現を何度も使うと教養がなく、文章が稚拙だと思われてしまいます。できるだけ表現豊かな文章を目指してください。ただし、内容を変えてはいけません。あくまでも内容は同じままで、表現方法を変える工夫が必要です。

パラフレーズの例を見てみましょう。ここにDaisyという名前の人形がいたとします。この子を”Daisy”と表記する以外に、”the doll”や”my friend”などと呼ぶこともできます。

アカデミックな論文の場合は、単語だけではなく、文章をパラフレーズする必要がある場面が必ずあります。1つのことを述べるのに、ほかにも言い方があるか考える訓練を日頃から行うと、英文を書く能力が格段と向上するはずです。

英文レポートに詳しい人に添削してもらう

良い英文レポートを書くためには、繰り返し書く練習をするのが1番です。しかし、実際にうまくかけているかどうかは、自分で判断するのは難しいところ。

そんなときは、論文の校正を行う添削サービスやプロの英語講師がいる英会話を利用するのがおすすめです。プロに見てもらうことで、的確なアドバイスももらえてライティング能力の向上が目指せます。また、学術的なレポートを書くのか、ビジネスシーンで求められるレポートを書くのかで向いているサービスが異なるため、目的に合うサービスが提供されているかよく確認してください。

英文レポートを書くための技能は、専門家によるサポートがあれば上達が早くなります。困ったときは頼ってみてはいかがでしょうか。

まとめ

英語のレポートを書き始めるために必要な情報は、おおよそ入手できたのではないでしょうか?準備段階ではアイデアをしっかり練り、書きたいことが決まったら、効果的に伝わる構成を立てましょう。おそらく構成の段階で、良いレポートになるかどうか判断ができるはずです。

しかし、1人で書いていると行き詰ることもあるでしょう。そんな時はレアジョブ英会話を使って、自分のアイデアを共有したり、実際に書いたものを読んでもらったりすのがおすすめ。ブレインストーミングに付き合ってもらうのも良いかもしれません。自分が1番良い利用方法でサポートしてもらいましょう。

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