英語の目的語とは?補語との違いや簡単に見分けるコツを伝授!

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英語の勉強において、文法は欠かすことのできない学習の1つです。基礎を少しずつ固めていくのが理想的ですが、英語を始めたばかりの人なら、文法用語の意味がよくわからず苦手意識が芽生えてしまうこともあるでしょう。特に、英語の目的語は多くの人が理解できずつまずいてしまうポイントです。

今回は、文型SVOCや目的語の意味や、簡単に見分けるコツなどをご紹介します。「目的語って結局どれなの?」「補語との違いがわからない!」という人はぜひ参考にしてくださいね!

英語の文型SVOCをおさらい!

目的語を理解するために、英語の文を構成する基本要素であるSVOCをおさらいしておきましょう。目的語を理解するには、SVOCのそれぞれの役割を認識することが大切です。

「S」は主語や主部、「V」は動詞、「O」は目的語、「C」は補語を示します。日本語では具体的にどのようなことを示すのか、確認しておきましょう。

主語(S) 「~が」「~は」を示す。
動詞(V) 「~をする」「~である」といった動作を表す単語。動詞には、他動詞と自動詞の2種類がある。
目的語(O) 「~を」「~に」の「~」にあたる内容を表す。動詞の動作が及ぶ対象や動作の目的を示す。
補語(C) 主語や動詞、目的語に追加情報を補う。

ちなみに、目的語「~を」「~に」の「を」「に」の部分は、動詞に含まれます。詳しくは、後述する「自動詞・他動詞の見分け方」で解説します

英語の目的語とは?

英語の目的語は、動作が及ぶ対象や動作の目的を表します。目的、つまり名詞しか目的語になることができません。そして、目的語が置かれる位置は、基本的には動詞の後です。

ここでは、シンプルな例文を確認してみましょう。

I speak Japanese.
S V   O
(私は日本語を話します。)

主語(S)の「I」と、動詞(V)の「speak」に目的語(O)である「Japanese」を追加することで、文が完全な形になり意味が通じます。主語と動詞に目的語がつくことで意味が成り立つSVO型のセンテンスです。

He gave me a ring.
S  V O  O
(彼は私に指輪をくれました。)

目的語が2つ並ぶSVOO型の文です。ここでは、主語(S)の「He」、動詞の「gave」に続いて「誰に」「何を」を説明する目的語「me」と「a ring」が並びます。

Her songs make me happy.
S   V  O  C
(彼女の歌は私を楽しい気分にしてくれます。)

目的語の後に補語が続くSVOC型の文です。主語(S)は「Her songs」、動詞が「make」、これに続くのが「誰を」を説明する目的語の「me」、そして「どのような状態に」を説明する補語の「happy」です。

すべて、英文で動詞の後ろにある単語が「~を」「~に」となっているので、目的語であることがわかりますね。

目的語を見つけるために!自動詞と他動詞の見分けが重要

「目的語は動詞の後ろに置く」とお伝えしましたが、なかには目的語が不要な動詞も存在します。そして、目的語を見つけるためには、目的語の要否が異なる「自動詞」と「他動詞」の違いを認識しておくことが重要です。

自動詞は、目的語がなくてもそれだけで意味が成り立つ動詞です。日本語で考えると、意味に「~を」や「~に」が含まれていない動詞で、目的語がなくても意味が通じます。

これに対し、他動詞は目的語が必要な動詞を示します。動詞の意味に「~を」や「~に」の「を」「に」が含まれている動詞で、他動詞の後に目的語がないと、文章が不完全で意味が成り立ちません。他動詞と目的語がセットになることで、はじめて文の意味が成立します。

つまり、「自動詞の文では目的語がない・他動詞の文では目的語がある」ということになります。

自動詞と他動詞の見分け方

自動詞と他動詞を判別するには、目的語を伴うか伴わないかを見極める必要があります。英語を始めたばかりの段階では、そもそも目的語を理解することが難しいという場合が多いでしょう。

そこで、英語学習の初期では、「~を」や「~に」を伴わない意味の動詞は自動詞、「~を」や「~に」を伴う意味の動詞は他動詞と考えると理解しやすくなります。

自動詞と他動詞の例文を見てみましょう。

She sleeps. (彼女は眠ります。)

動詞の「sleep」には「眠る」という意味があります。「眠る」には、「~を」や「~に」を含まれていないので、主語と動詞だけで文が成立、言いたいことが相手に伝わります。したがって、この「sleep」は自動詞として使われていると理解できるでしょう。

He arrives. (彼が到着します。)

動詞の「arrive」は「到着する」という意味です。「~を」や「~に」という意味は含まれていないため、目的語を必要としません。arriveは自動詞だと判別することができます。

I buy the book. (私は本を買います。)

動詞「buy」は「~を買う」という意味です。動詞の後に目的語である「the book」が続いて「本を買う」という意味になります。the bookがなく「I buy.」だけだと「私は、を買う。」という意味になり、文章として成り立ちません。

このように、目的語の有無を確認するのが難しいと感じる場合は、文中に使われている動詞の意味によって自動詞か他動詞を判断するとわかりやすいでしょう。

自動詞と他動詞の見分けるときの注意点

実は、英語では他動詞のほうが自動詞よりも圧倒的に数が多いのです。しかし、だからといって、自動詞と他動詞を見分けるために自動詞を丸暗記することはあまりおすすめできません。

動詞のなかには自動詞としても他動詞としても使われるものが多々あり、文章によって使い分けられています。たとえば「play」は、自動詞では「遊ぶ」、他動詞では「~をする」「~を弾く」などの意味を持ちます。英語教材に自動詞の一覧がある場合は、自動詞としての使い方を参照にする程度に留めておくとよいでしょう。

また、自動詞は自分で行う動作を表す動詞で、他動詞は他のものや人に対して行う動作を表す動詞だと理解されがちです。しかし、上記に説明したとおり、自動詞と他動詞の違いは「目的語を取るか取らないか」という点です。意味合いだけで判断すると正しく認識することができない場合があるので、注意しましょう。

目的語と補語の違い

目的語について理解が深まったところで、目的語(O)と補語(C)の違いについて気になる人もいるでしょう。上記でご説明したように、目的語は動詞とセットで意味を完成させる役割を果たします。これに対し、補語は主語(S)や動詞(V)、目的語(O)だけでは文章の意味が説明不足である場合に、補足として追加される言葉のことを指します。

補語には主語について説明する「主格補語」と、目的語について説明する「目的格補語」の2種類があるので、例文を見てみましょう。

He is a teacher. 
S V  C
(彼は教師です。)

主語は「He」で、補語は「a teacher」です。主語と補語がイコールの関係になっており、補語は主語を説明する役割を担っています。このように、SVC型のフレーズを形成し、主語を説明する補語を「主格補語」といいます。

They named her Mary. 
 S  V  O  C
(彼らは彼女をメアリーと名づけました。)

動詞「named」の目的語は「her」です。目的語である「her」をどのように名づけたかを説明するのが補語の「Mary」です。この場合は目的語について補足しているため、「目的格補語」と呼ばれます。

目的語はあくまでも動詞を説明するためのもので、他動詞とセットで意味を成します。目的語と補語の見分けが難しいと感じたら、主語もしくは目的語とイコールの関係になっているかどうかをチェックしてみましょう。当てはまる場合は、補語と考えることができます。

目的語になるのは普通の名詞だけじゃない!

目的語は名詞しか使えないとお伝えしましたが、名詞には物の名前のような基本的な名詞や代名詞以外にも種類があります。

例文で確認してみましょう。

動名詞

I stopped buying the newspaper. (私は新聞を買うのをやめました。)

「buying the newspaper」という動名詞が「stop」の目的語として使われています。

不定詞の名詞的用法

I decided to move. (私は引っ越すことを決めました。)

「to move」は不定詞の名詞的用法です。「~を決めた」という意味を表す「decide」の目的語として「to move」が用いられています。

関係代名詞節

I understand what you mean. (私はあなたが意味することを理解しています。)

「~を理解している」を意味する「understand」の目的語になっているのは、「what」で始まる関係代名詞「~こと」です。

間接疑問

I don’t know where the restaurant is. (私はそのレストランがどこにあるのか知りません。)

「where」で始まる名詞節が動詞「don’t know」の目的語として使われています。

名詞的な形を持つものは目的語になる、と覚えるとよいでしょう。

まとめ

英語の勉強を始めたばかりの初心者は、勉強するたびに新たな疑問を抱いてしまいます。どこから解決したらよいのかわからなくなってしまうことも多いでしょう。疑問点を質問しながら進めないと、勉強自体が手につかなくなってしまう可能性もあります。

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