英語で敬語を話せますか?「Please」はNG!英語の敬語表現を学ぼう!

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英語に敬語はないと思われている方も多いかもしれません。しかし英語にも丁寧な表現は存在しますし、目上の方に対してやビジネスの場など、時と場合にあった表現を使う必要はあります。今回はそんな「英語の敬語表現」について、日本語との違いや抑えておきたいポイントを具体的なフレーズとともにご紹介していきたいと思います。

英語の敬語は直接表現を避けて、クッション言葉を使おう

日本語の場合、「です」「ます」「なさる」などといった敬語というものが存在しますが、これを直訳した表現は英語にはありません。しかし英語でも丁寧な表現というものは存在します。特に抑えておきたいポイントの一つが「直接表現を避ける」というものです。
例えば、今夜飲みに行かないかと誘われた際、

Sorry, I can’t make it tonight.(すいませんが今夜は都合がつきません。)

という表現は、親しい友人や同僚であれば問題ありませんが、取引先や上司に対しては若干「直接すぎる」印象を与えます。

こういった場合は、

I‘m afraid I can’t make it tonight.(残念ながら今夜は行けそうにありません。)

というように、「クッション言葉」を差し込むと、柔らかで相手を想いやった表現になります。このように、英語において表現を丁寧にするポイントの一つは

ポイント1
直接表現を避けて、クッション言葉を使う!

です。後ほどクッション言葉の例をいくつかご紹介しますので最後までみてくださいね。

英語の敬語は仮定法を使おう!

仮定法は丁寧な表現にはなくてはならないものです。仮定法と聞くと難しく捉えられがちですが、「would」や「could」、「might」など助動詞の過去形で表現することが多く、意外と簡単なものです。
例えば、

I would appreciate your help.(あなたの助けに感謝します。)

という表現はよく耳にしますが、この「would」は仮定法のwouldです。本来は「もしあなたが助けてくれるなら」という意味が根底にあり、その部分が省略され、「would」が名残として残っていると考えられます。

このように「もしあなたが助けてくれるのであれば」という隠れた意味合いが、やはり直接表現を避けており、丁寧な表現だといえます。

ポイント2
丁寧表現では仮定法を使う!

英語の敬語鉄板表現!これを使えば一気に丁寧になるクッション言葉

では先ほどのポイントを参考に、よく使われる丁寧なフレーズを例文とともにご紹介していきましょう。

Would you mind if :〜してもよろしいですか?

Would you mind if I opened the window?(窓を開けてもよろしいですか?)

「Can I open the window?(窓をあけてもいい?)」というと相手によっては直接すぎる場合があるため、頭にクッション言葉の「Would you mind if」を挿入します。「mind」は「気にする」という意味で、直訳すると「もし〜だったら気にされますか?」となります。ここでも「would」という仮定法が使われていますね。

Perhaps you could:〜していただけませんか?

Perhaps you could give me a call when you arrive there.(そこについたら私にお電話いただけますか?)

「perhaps」は「もしかして」という意味。「もし可能であれば」というようなニュアンスで使われているため、「could」という仮定法の表現が後ろにきています。そのほかにも「Perhaps we could meet for lunch today?(よろしければ今日一緒にランチでもいかがですか?)」というような丁寧な提案の表現でも使われます。

ちなみに何かを依頼する際「Please call me」のように「please」をつければ丁寧になると考えられがちです。しかし実は上司などがこの言葉を発すると「かならず電話してください」という命令的な印象を与えることもありますので気をつける必要があります。上司が部下に仕事を頼む時などは、こうした「Perhaps you could」や次に紹介する「I was wondering」などの婉曲表現をうまく使って気遣いを表わすことも大切です。

I was wondering:ちょっと思ったんですが

I was wondering if I could talk to you for a moment.(少しお話しできないかなと思っていたのですが。)

「wonder」は「〜かしらと思う」という意味ですが、「I was wondering」というように過去進行形にすることで「前々から少し思っていたのですが」という前置きをして、直接的な表現を避けています。相手の許可をもらったり、依頼をする際に使えるクッション言葉です。例文でもやはり「could」という仮定法が使われています。

May I ask:失礼ですが

May I ask ,how old are you?(失礼ですが、お歳はおいくつですか?)

相手に対していきなり「How old are you?」と聞くのは直接的ですよね。とくに欧米では相手のプライベートな情報を軽々しく聞くことは避けられています。何か相手のプライベートな情報を聞きたい時には「May I ask(失礼ですか)」というクッション言葉をぜひつけて表現しましょう。ちなみに「May I ask」は直訳すると「尋ねてもよいですか?」という意味になりますよ。

If it’s not too much trouble :もしご迷惑でなければ

If it’s not too much trouble for you, could you give me a ride?(もしご面倒でなければ、乗せて行っていただけますか?)

「trouble」は「面倒」「迷惑」の意味で、「If it’s not too much trouble」を直訳すると「もしそれが面倒すぎることでなければ」となります。何か相手に依頼する際に頭につける丁寧なフレーズです。ちなみに例文の「give me a ride」は「車で送っていく」という意味ですよ。

I wish I could:そうしたいのですが

I wish I could, but I’m afraid I have to go now.(参加したいのはやまやまなんですが、あいにくもう失礼しなければいけません。)

パーティーやイベントなどに誘われた際、「I can’t join(参加できません)」とだけ述べて断るのは直接的すぎますよね。冒頭でご紹介した「I’m afraid(あいにく)」をクッション言葉として頭につけるだけでなく、「I wish I could(参加できたらなあと思う)」という表現をさらに付け加えると、より相手を思いやった表現になりますよ。

Do you happen to : もしかして〜ですか?

Do you happen to have a pen?(もしかしてペンをお持ちですか?)

「happen to」は「偶然〜する」「たまたま〜する」という意味です。例文の場合「Do you have a pen?(ペンを持ってる?)」といきなり聞くと直接的ですが、「もしかするとあなたはペンをお持ちですか?」と婉曲的に言うことで表現に丁寧さが加わります。そのほかにも「Do you happen to know the time?(ひょっとして今何時かわかりますか?)」といった表現もよく耳にするフレーズです。

まとめ

英語には敬語表現はないと捉えられがちですが、目上の人やビジネスの場では今日お伝えしたような丁寧表現をよく耳にします。直接的な表現を避け、婉曲的に伝えることで、英語の場合は丁寧さが増すことが多いので、回りくどいと考えず、ぜひクッション言葉をマスターしてくださいね。

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