「圧倒されるほど感動した」英語でいえる?感動の気持ちを適切に表現できる英語表現集

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「映画に感動する」や「優しさに感動した」など、ちょっとした会話の中で使う「感動」という言葉。英語で表現するにはいくつかの表現が存在します。今回はそんな「感動する」の英語表現たちを、ニュアンスの違いも交えながらご紹介したいと思います。あなたの「感動」にぴったりあう英語表現を見つけてネイティブらしい表現にまた一歩近づきましょう。

絶対抑えたい基本の「感動する」3選

「感動する」と言えばまず抑えたい3つの英語表現があります。まずはそんな3つの使い方やニュアンスの違いをご紹介したいと思います。

impressed : 感心する・感銘を受ける

I was so impressed with your presentation!

(君のプレゼンに感心したよ!)

Tom was impressed by her hard work.

(トムは彼女の努力に感動した。)

「impressed」は人や作品などに感銘を受けたり、感心した際に使うことができます。何かを見て、その技術や完成度、達成度などに対して「すごい」と思った時、それを相手に伝えたり、褒めたい時に「I’m impressed by(with)〜」と表現することができます。ビジネスの場で「感銘を受けました」と相手を褒める時にはぴったりの表現です。

ちなみに例えば2つ目の例文を「impressive(感動的な)」という形容詞を使って「Her hard work is really impressive.(彼女の努力には本当に感心する)」と表現することもできますよ。

moved:心を動かした

The movie really moved me.

(その映画は本当に感動的でした。)

I was so moved with her performance.

(彼女の演技にとても感動した)

「moved」はこの場合「心を動かす」という意味です。人の作品や演技などに感動した際に用いられます。「impressed」よりもより感情的な意味合いが強く、「心を揺さぶられる」というイメージが近いといえるでしょう。人を主語にする場合は「be moved with〜」で「〜に感動する」と表現できます。また、「I was moved to tears.(感動して涙が出た)」という表現もよく使われますので、ぜひ覚えておきましょう。ちなみに「performance」は「演技」「パフォーマンス」の意味です。

touched:心に触れる

I was touched that my kids made me a birthday cake.

(子供達が誕生日のケーキを作ってくれたことに感動した。)

Kate were touched by his kindness.

(ケイトは彼の親切が嬉しかった。)

「touched」は直訳すると「心に触れる」という意味で、「moved」と同様、感情的な感動を表します。「moved」に比べ、「人が行った行動によって感動する」場合に使われることが多く、「〜してもらって嬉しい」と訳されることもあります。ただし心の動きとしては「touched」より「moved」の方がより大きく心を揺さぶられ影響を受けたというニュアンスがあります。なお「kindness」は「kind(親切な)」の名詞形で「親切」という意味ですよ。

その他の表現で「感動する」を表すには

「impressed」「moved」「touched」はもっとも基本的で直接的な「感動する」という表現ですが、それ以外にも、間接的な表現で「感動した」ということを表すことがあります。余力があればぜひこちらも覚えて、よりネイティブらしい表現に近づきましょう。

blown away:圧倒される

I was blown away by your fantastic performance!

(君の素晴らしい演技に圧倒されたよ!)

「blow away」は「吹き飛ばす」という意味。吹き飛ばされるほど圧倒され、感動させられるという意味で使われます。「impressed」よりもさらに強い言い方ですが、カジュアルな表現でもあります。なお「fantastic」は「素晴らしい」の意味です。

get emotional:感情的になる

My mom got really emotional with the music.

(母はその音楽に本当に感動した。)

感動の中でも、特に色々感じさせられ感情的になったということを言いたい場合には「emotional」という単語が便利です。単なる「感動」だけでなく、「悲しみや喜びなど感情の起伏を味わった」というニュアンスがあります。「make 人 emotional(人を感動させる)」という形でもよく用いられ、上記の例文であれば「The music made my mom emotional(その音楽は母を感動させた)」と言い換えることもできます。

at a loss for words:言葉を失う

I was at a loss for words after watched the game.

(その試合を見て感動して言葉を失った。)

「at a loss」は「途方にくれる」という意味で、「at a loss for words」は「言葉を失い途方にくれる」という意味。「感動して言葉を失う」と言いたい時にはこの表現が使えます。ただし「at a loss for words」は「感動した」というポジティブな場合だけでなく、「呆れて言葉がでない」といったネガティブな表現でも使われるので注意してくださいね。

breathtaking:息をのむほどの

The view of the Atlantic Ocean from the summit is breathtaking.

(山頂からの大西洋の眺めは息を飲む美しさです。)

「breath」は「息」という意味で「breathtaking」で「息を飲むような」という意味。「綺麗な景色や絶景に感動する」と言いたい場合に「breathtaking」という形容詞が用いられます。ちなみに「breathtaking」は「(試合などをみて)ハラハラする」という意味もあります。なお、例文中の「view」は「眺め」、「Atlantic Ocean」は「大西洋」、「summit」は「山頂」という意味ですよ。

speechless:言葉がでない

Her beauty left me momentarily speechless.

(彼女の美しさに私は一瞬言葉もでなかった。)

「at a loss for words」と似た表現に「speechless」という言葉があります。「speech(発話)+less(ない)」で「言葉がでない」という意味です。「強いショックでものが言えない」ということを表します。感動だけでなく、怒りや恐怖で言葉が出ないという時にも使われます。なお例文の「left」は「leave 人 補語」で「人を〜の状態にしておく」という意味があります。また「momentarily」は「瞬間的に」の意味。

hit me right in the feels:心に刺さる

This song hit me right in the feels.

(この曲めっちゃ心に刺さるんだけど。)

「hit me right in the feels」は主に若者の間で使われるスラングで「めっちゃ感動する」「心に刺さる」というような意味です。この「feels」がスラングで「feelings(気持ち)」というような意味合い。直訳すると「自分の気持ちや感情のど真ん中にグッとささる」といったニュアンスです。ちなみに感動だけでなく、動物などの可哀想な映像をみて心にグッと突き刺さるという場合にも使われます。カジュアルな表現ですので、正式な場では使わないようにしましょう。

まとめ

日本語では単に「感動する」と表現する場合でも、英語では何によって感動させられたのかや、感動の具合によって使うべき表現は異なります。また感動したことによって言葉が出なくなったり、感情的になるということもあるもので、そういった状態を的確に表現できると、また表現の幅が広がり、ネイティブらしい会話に近づきますよ。ぜひ覚えてみてくださいね。

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