英語の会議や研修に活用!新しい発想を生む「デザイン思考」

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Design Thinking(デザイン思考)という言葉を聞いたことがあるでしょうか。問題の本質を見極め、新しい発想を生み出す思考法のことで、企業の研修や会議などで盛んに使われるようになっています。元はアメリカで提唱された考え方で、外国人と英語で実践することもあるかもしれません。話題の「デザイン思考」を、英語でできるようになるための表現をマスターしましょう。

そもそも「デザイン思考」とは?

「デザイン思考」は、最初はデザイナーたちが商品開発のために用いていた方法で、designには「デザインする、設計する」という意味のほかに「計画する、考案する」という意味が含まれています。問題の根本を見つめ、新しい発想を得るのに役立つということで、今ではグローバルビジネス全般で用いられるようになりました。

「Empathize」(共感する)、「Define」(問題を定義する)、「Ideate」(アイデアを出す)、「Prototype」(形にする)、「Test」(テストする)という5つのプロセスから成り、Apple社のiPhoneなどはこの方法で生み出されていると言います。

自分の会社の企業研修で、この「デザイン思考」を使ったワークショップが行われるかもしれません。または、会議で話し合いをするときに、自分から「デザイン思考」を提案してみてもいいでしょう。海外とのオンライン会議でも活用することができます。

5つのプロセスに必要な英語フレーズ

「デザイン思考」の5つのプロセスに沿って、どんな英語フレーズが必要になるか見ていきましょう。デザイン思考とはいったい何をするものなのか、理解するためのヒントともなります。

1) Empathize(共感する)

ユーザーが何を求め、どう考えるのか、ユーザーの立場に徹底的に共感することを目指します。自分の知識や経験から話してもいいし、アンケートを取ったり資料を基に話し合うこともあります。

こんな問いかけをしてみよう:

What would they need?(彼らは何を必要としているのでしょうか?)

What would they think about it?(彼らはそれについてどう思うのでしょうか?)

What would they do with it?(彼らはそれを使って何をするのでしょうか?)

Why would they do it?(なぜそうするのでしょうか?)

ここでは、would(~だろう)という言い方を使い、ユーザーの考えを推測しながら話します。

2) Define(問題を定義する)

「Empathize」で話し合った内容を基に、ユーザーにはどんな問題があり、なぜそれが起こるのか、できるだけ具体的に考えます。

こんな問いかけをしてみよう:

What are their problems?(彼らの問題は何でしょうか?)

What causes it?(なぜそれが起こるのでしょうか?)

Can you please be specific?(具体的に言ってもらえますか?)

Is that a real reason? Any other possibilities?(それが本当の理由でしょうか。他の可能性は?)

be specificは「具体的に話す」ということで、普段の会議でも使えます。

3) Ideate(アイデアを出す)

定義した問題を解決するためのアイデアを出します。具体的な根拠がなく、単なる思いつきでもかまいません。できるだけたくさんのアイデアを集めるようにします。

こんな問いかけをしてみよう:

How can we solve it? Please give us an idea.(どのように解決できるでしょうか?アイデアを出してください)

Please let us know if anything comes up.(思いついたら何でも言ってください)

That’s a brilliant idea.(それは素晴らしい考えです)

That’s it? Anything else?(それだけですか?他には?)

come up (an idea)は「(アイデアを)思いつく」ということで、普段の会話でもよく使われます。

4) Prototype(形にする)

皆から出たアイデアを実現させるにはどのような商品や企画を作ればいいか、具体的な形をまとめます。話し合っているうちに、実現可能なこと、困難なことなどもわかってきます。

こんな問いかけをしてみよう:

Let’s make a product/plan.(商品/企画を作りましょう)

How can we make it real?(どうすれば実現させられるでしょうか?)

What is feasible, and what is not?(実現可能なこと、そうでないことは何でしょうか?)

How can we overcome the problems?(どうすれば問題を克服できるでしょうか?)

make it realは「本当(のこと)にする」といった言い方で、「実現させる」という意味になります。

5)Test(テストする)

アイデアを形にしたものを実際にユーザーに使ってもらい、その感想を集めます。まずは書類にまとめ、社内の他部門の人に意見を聞くということでもいいでしょう。

こんな問いかけをしてみよう:

Can you please try this?(これを試してみてもらえますか?)

What do you think? What is useful and what is not?(どう思いますか?役に立つこと、立たないことは?)

Do you want it?(ほしいと思いますか?)

If not, what is the reason?(そうでないとしたら、理由は何ですか?)

what is notやIf notのように省略したかたちで「~でない」「~でない場合は」と言うことができます。

オンライン英会話レアジョブのレッスンでは、先生を相手に、仕事で使う表現を練習することができます。会社でデザイン思考を使った研修をすることになった、または会議にデザイン思考を取り入れたいというときは、ぜひここでご紹介したフレーズを参考に予習していってください。

例えば、自分が研修を受ける側であれば、ここにある質問を先生に読んでもらい、What are their problems? – The rooms are dry.(部屋が乾燥しています)、What causes it? – Because the air conditioners are always on.(いつもエアコンがついているからです)のように、自分で考えた答えを言ってみましょう。自分の仕事に関連して、新しい商品や企画を開発するという設定にするといいでしょう。研修や会議の前日にレッスンを受けておけば、当日自信を持って臨むことができますよ。

まとめ

Apple社やGoogle社のような大手グローバル企業に採用されているとあって、「デザイン思考」は急速に注目を集めています。皆さんの会社でも、「今度の研修はデザイン思考で行います」「企画会議をデザイン思考で進めましょう」という日がすぐにでもやってくるかもしれません。英語で行うことになった場合にはぜひ、この記事をお役立てください。

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