TOEICマスターが教える試験中の「やってはいけない!」

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TOEICでは試験中に「やってはいけない」こと(禁止事項)が規定されているのをご存知でしょうか。例えば、「解答用紙の所定の欄以外の書き込み」や「リスニング中にリーディングの問題を解くこと」などが禁止されています。これらの行為は、場合によっては、スコアの無効化や受験機会のはく奪にもつながりますので注意が必要です。

しかし今回は、そのような禁止事項に関する「やってはいけない」ことではなく、TOEICのスコアを上げるためにTOEIC試験中の「やってはいけない!」ことを紹介させていただきます。

パート1(写真描写問題)、パート2(応答問題)で迷ってはいけない。

TOEICテストはリスニングセクションから始まります。このパート1、パート2は比較的簡単な問題も出題され、初心者の方でも聞き取れる割合が高いはずです。また、初級・中級者の方のスコアもこのパートの出来にかかっていると言われています。

それゆえ、このパートでは取りこぼしたくない気持ちも分かりますが、TOEICはスピード命。聞き取れない、または、不安な問題を音声が流れ終えた後で迷うことは避けるべきです。

パート1、パート2では質問や選択肢などは、いっさい印字されていません。同じリスニングパートのパート3、パート4では、印字されている質問や選択肢から聞き取れた部分を参考にして解答を推測することは可能です。そのため迷った問題を考え直すことでより正答率を高めることができます。

しかし、そうできないパート1、パート2では問題音声が終わるときには解答を出し終え、次の問題に備えることが得策です。具体的には最後の選択肢が読み終えられる1~2秒後には解答用紙へのマークが終了しているようにしましょう。

ナレーターの音声スピードで問題を解いてはいけない。

TOEICのパート3(会話問題)、パート4(説明文問題)では、それぞれ一つのセットにつき3つの質問とその選択肢が印字されています。問題となる音声の終了後に質問と選択肢も読み上げられるわけですが、このとき、質問の音声に合わせて問題を解いてはいけません。

流れる音声をリスニングするよりも音読の方がはるかに早く読めるはず。

ですので、音声はきかなくてOK.。その時間を使って、質問と選択肢が読み上げられる前にすべて(3つ)の質問の解答をマークし終えてしまいましょう。3つある質問のうち、2つ目の質問が読み上げられるときには、3つ目の質問に答え終えている状態が目安です。

さらに、3つ目の質問音声が流れている間に、次のセットの一つ目の質問と選択肢を読んでおくとGood! 次のセットの一つ目の質問と選択肢を先に読んでおくことで、解答しやすくなるのはもちろんのことですが、なにより、どのような展開の会話や説明文が流れるかを事前に知っておくことで、問題音声の理解度が高まることにつながります。

今後TOEIC受験を重ねて英語力が上がっていくにつれ、質問と選択肢を読むスピードが上がっていけば、音声が流れる前に3つの質問と選択肢を全て読み終えることも可能になるでしょう。

パート7(文章読解問題)では本文と質問を行き来してはいけない。

パート7はタイムマネジメントが特に大切です。しかし、慌てるあまり、本文を全文読み終える前に選択肢から解答を選ぼうとするのはよくあること。

例えば、大学入試センター試験や英検(すべての級)の長文問題は、解答を選ぶ根拠が本文中のどこに書かれてあるかが分かりやすくなっています。というのも、ほとんどの場合、解答根拠が一カ所のみとなっています。ですので、本文を読み進めている間に、解答根拠になりそうな箇所を見つけたら、質問文の選択肢と本文内容をじっくりと照合していくことができます。

一方、TOEICでは解答根拠のある場所が見つかりにくいうえに、その根拠自体が複数箇所にまたがっている場合も非常に多くあります。また、質問文からは推測するのが非常に難しい表現で本文中に書かれていることもあります。

このように、わかりにくく散りばめられた本文中の情報を選択肢と照らし合わせて解答しなければならないため、本文全てを読み終えてから解答する方が結果的に時間の節約となるのです。

また、誤答となる選択肢も非常に巧妙に作られているため、本文の一部のみを読んで選択肢と照合するのは、失敗のもと。パート7では本文全文をしっかり読み終えてから質問文と選択肢を読み進めるとよいでしょう。

まとめ

TOEICはリスニング45分+リーディング75分の合計120分と、日常生活で2時間ぶっ通して英語に触れる機会などそう多くはないため、精神的にもきついテストです。

ちなみにもう一つ「やってはいけない!」を付け加えるとしたら、「諦めが大事」ということかもしれません。ぜひ次のTOEICでこの「やってはいけない!」を実践していただければと思います。

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