優柔不断な「Maybe」、使ってない?正しく英語で「多分」を使い分けよう

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皆さんは英語を学習する中で、最初に「多分=Maybe」と覚えてしまい、そればかりを多用してしまったという経験はありませんか?実際に、重要な会話の場面で日本人が「Maybe」ばかりを連呼するので、少し違和感を感じているネイティブが多いのも事実です。一方、「多分」と訳される英単語はいくつもあり、それをすべて覚えなければならないとなると、それも大変ですよね。そこで今回は、とりあえず押さえておきたい「多分」の英単語をご紹介し、その正しい使い方をご説明したいと思います。

とりあえず使い分けたい「多分」はこの2つ!

まずは、これだけは覚えて正確に使い分けて欲しい2つの「多分」をご紹介します。1つ目は「Probably」、そしてもう一つが、あの「Maybe」です。日本語訳は同じ「多分」でも、話し手の意味するところは大きく異なりますので、その違いを見ていきましょう。

確信を持って言える「多分」:Probably

この「Probably」は日本人には発音しづらい為、倦厭されがちですが、ネイティブは非常によく使う単語です。かなり確信を持って「たぶん」という時に使います。「十中八九」とも訳しますので、そう覚えれば正確に使いやすいでしょう。日本人が「うん、たぶんね!」と肯定的に返答する時は、ある程度確信を持っている場合が多いので、この「Probably」の方が適切でしょう。

You are coming to the bar tonight, aren’t you? – Yeah, probably.
(今夜、バーに来るよね? – うん、多分ね。)

上記の例文では、「十中八九、バーに行く気持ちでいる」という意味で返事をしたことになりますので、もしバーに行かなかったら「来る気でいたはずなのに…」と相手を少しがっかりさせてしまうかもしれませんね。

回答を濁したい時には使える「多分」:Maybe

日本人もよく使うこの「Maybe」は、実は可能性が半々な時に使う単語です。「もしかしたら」と訳すのがより正確でしょう。ですので、あまり「Maybe」ばかりを多用していると、相手に「いったいどっちなんだ?!」と優柔不断な印象を与えてしまう注意すべき単語です。反対に、決断を先延ばししたい時や、はっきりとした返事ができない時には使える英単語で、口語で特によく用いられます。

Are you gonna break up with your girlfriend?! – Well, maybe….
(彼女と別れるの?! – ええっと、たぶん…。)

上記の例文の場合、「もしかしたら別れるかもしれないし、もしかしたら別れないかもしれない。」という非常に優柔不断な返答をしたことになります。やはり「たぶん」の返答には十分気をつけなければいけませんね。

その他の「多分」を垣間見よう

「Probably」と「Maybe」を正確に使い分けて「たぶん」を表現できるようになったら、少しだけその他の「多分」も垣間見てみましょう。これから紹介するものも、ネイティブの口からよく出る単語です。ネイティブがどんな意図で使っているのかを正確に把握する為に、ぜひお役立ていただければと思います。

単なる推理を表す「多分」:「Perhaps」

「Perhaps」は、「Maybe」よりさらに少し確実性が低い時に使われます。もともと「Perhaps」の「hap」は「偶然」という意味があり、「偶然によって」というところから、「ことによると」「あるいは」という意味に派生していきました。「Maybe」に比べ、可能性の大小を問題にしないような話題で用いられることが基本です。単なる推測のレベルで物事を述べる際に使われることが多く、どちらかというと少しフォーマルな単語です。

Perhaps he is living somewhere.
(あるいは彼は生きているかもしれない。)

上記の例文では、「ことによると、どこか知らない場所で今も生きているということもあるかもしれない」という推測を述べるにとどまっており、「彼が生きている可能性はどのくらいか」という点が話題の焦点ではないわけですね。

「ありえないことではない」という意味の「多分」:Possibly

「Possibly」は、これまでご紹介した中では、一番可能性が低い時に使う表現です。しかし、可能性としてはかなり低いにせよ、可能性が少しでもあることを強調したい時に用いる事が多く、「可能性を否定するには早いよ」という話し手の気持ちが込められていることが多いです。「ひょっとしたら」「考えようによっては」などと訳すのが分かりやすいでしょう。

I hate tomorrow’s running event. – Well, but it may possibly rain tomorrow.
(明日のマラソン大会、嫌だなあ。- うーん、でもさ、ひょっとしたら明日は雨が降るかもしれないよ。)

上記の例文の場合、明日のマラソン大会を憂鬱に感じている友達に対して、「でもほら、明日、雨が降る可能性だって少しは残っているよ」と可能性が少しはあることを強調して励ましているわけですね。

まとめ

いかがでしたか?英和辞典などを開くと「多分」という訳がでている英単語でも、実は日本人が意図する「多分」より可能性が低かったり高かったりするのかもしれません。今回ご紹介した「多分」の英単語は、「十中八九」や「ひょっとしたら」など、「多分」以外の日本語訳で覚え直した方が正確かもしれませんね。それぞれの単語を正しく理解して、誤解のない使い方をしていきましょう!

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