現役高校教師が教える英語力が伸びる人・伸びない人の共通点(スピーキング編)

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学生時代の英語学習が読み書き中心だった世代の方なら、「英語を話す」ということに苦手意識を持ってしまうのも当然かもしれません。駅で道を聞かれてしどろもどろになってしまい、「数年間は勉強していたはずなのに…」とガッカリしてしまう方も多いかも知れません。

しかし、少しのコツでスピーキング力はぐっと伸ばすことができます!今回は特に時間のない社会人の方でも効率よくスピーキング力を伸ばす方法をご紹介します!

伸びない人:「アウトプット中心に学習している」
伸びる人:「インプットとアウトプットのバランスのとれた学習をしている」

スピーキング力を伸ばすためには、英語をアウトプットする量と時間を増やさなければならないのは当然です。しかし、その一方でしっかりとインプット学習も継続するということは欠かせません。

かつての中学や高校における英語教育は批判されることが多々ありました。かつての大阪府知事・大阪市長の橋下徹さんは「僕なんて6年間勉強して話せるのはグッドモーニングだけ」などとおっしゃっていました。たしかに、これまでの学校英語教育ではインプットが重視される傾向にあり、読み書き中心の授業が行われてきました。アウトプットの学習としては、ライティングの授業は行われることがあっても、スピーキングの授業が行われるということはほとんどありませんでした。そのため平均的な日本人はスピーキングの能力が劣っていることが多く、「学校英語は使えない」というレッテルが貼られてきたのです。

ここで注意しなければいけないことは、多くの日本人が英語を話すことを苦手としているのは、アウトプットの学習をしてこなかったからなのです。インプットの学習をしてきたから話すことが苦手になったのではありません。知識を蓄える段階で止まっているだけなので、アウトプット能力向上には欠かせないはずです。スピーキング力などのアウトプット能力を伸ばすための基盤となっているのはインプット学習なので、スピーキング学習においても、バランスのとれたインプット学習とアウトプット学習が大切なのです。

伸びない人:「机に向かって学習している」
伸びる人:「公園や車の中で学習している」

勉強は静かに机に向かって行うことが一般的です。しかし、スピーキングの学習においては、実際に声に出してみることが最重要ポイントです。そのため、机の前でのインプット学習も大切ですが、実際に声の出せる環境でアウトプット学習(練習)することも必要です。実際に声に出してみる練習が大切なのです。

個人的に、スピーキングの学習量が不足するのは、環境面での制約にも一因があると思います。通勤中の電車内、オフィスでのスキマ時間、社員食堂での昼食時間など、スピーキング以外の学習になら充てることのできる時間帯(スピーキング学習のみできない時間帯)が多くあります。だからこそ、スピーキングの学習ができる時間帯はできる限りスピーキングの学習に使う意識が、4技能のバランスのとれた学習につながるのではないでしょうか

私自身も散歩やランニング中に休憩する公園や通勤中の車内など、ちょっとしたスキマ時間でスピーキング練習が可能な時間はスピーキング練習に充てるようにしています。

伸びない人:「He plays に細心の注意を払う」
伸びる人:「He play が気にならない」

ここも少し大げさかもしれません。しかし、スピーキングを集中的に伸ばそうと考えられている場合はこれくらいの気持ちの方がいいと思います。指導者の立場からも、細かな文法規則に注意を払いすぎてスムーズな会話ができなくなるよりは、どんどんアウトプットする方が早く上達される方が多いようです。

私自身も日常的に職場でネイティブと話している時にこのようなミスもしているはずです。また、定期的に英検等のスピーキングテスト(面接試験)も受験していますが、そのような場面でミスしたとしても十分英検1級にも合格できています。これは多少の文法ミスよりも、その内容や話す姿勢を評価していただいているのだと思います。

細かなミスを気にすると、話し出せなかったり、内容面が乏しくなったりする場合があります。スピーキング学習は「とにかくガンガン話す!」ことが大切だと思います。

まとめ

私自身も「読み書き中心」に学校で英語を学んできた世代として、スピーキングは一番苦手な分野でした(今でもそうかもしれません。)。この克服には、本文中にも述べさせていただきましたが、練習時間を増やす!とにかく話す!に尽きるのではないでしょうか。この記事を書きながら、私自身もこのような気持ちを忘れず頑張ろうと考えました。

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