その案件の成功度はどれくらい? 外国人上司の質問に答える「可能性、確度」を伝える表現

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ビジネス上でのやり取りで、何かと必要になる情報共有。上司や同僚・クライアントに対して、会議やメールでこまめに状況や結果を報告したり、相手の質問に対して詳細を説明したりする機会は日常茶飯事です。

そんな場面で必要なのが、物事の可能性や報告の内容に関する確信度や信頼度を伝える表現です。思わぬトラブルを避けるためにも、情報伝達はしっかり行いたいものですよね。

そこで今回は、ビジネスで使える可能性や確度を伝える単語やフレーズを紹介します。

具体的な数字で可能性を表現!

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伝えたい内容の可能性や確度がはっきりしている場合、具体的な数字を使って表現することができます。特に、英語を母語としない人同士でのコミュニケーションでは、単語やフレーズに対する解釈が異なる可能性も出てきます。パーセンテージを使って具体的な数値で表すことで、互いの認識に齟齬が生じるリスクを軽減することができます。

be 100% sure/certain about/that〜:(about/that以下)を100%確信している

We are 100% sure/certain about this.
(これについては100%確信しています。)
I’m not 100% sure, but I think Mr.Tanaka is in charge of marketing for Europe.
(100%確かではありませんが、ヨーロッパのマーケティング担当は田中さんだったと思います。)

there is a 〜% chance that〜:(that以下)の可能性は〜%だ

There is a 70%chance that the project will be successful.
(そのプロジェクトが成功する可能性は70%です。)
There is a 10 to 20% chance that the project will be unsuccessful.
(そのプロジェクトが失敗する可能性が10-20%あります。)

S + have/has a 〜% chance of〜:(of以下)の可能性は〜%だ

He has a 50% chance of being a manager.
(彼がマネージャーになる可能性は50%だ。)
I have (a) zero chance of getting a promotion.
(私が昇進する可能性は全くない。)

※「a ~% chance」の表現に関する補足事項

<1>「冠詞(a/an)」に注意しよう!
「80% [ eighty percent ] 」のように、数字の発音が母音で始まる場合は、“a ”ではなく“an” になります。

There is an 80% chance that~(◯)
・There is a 80% chance that~ (×)

<2>「about」の位置に注意しよう!
「約〜」「およそ〜」と付け加える場合、aboutは「a ~% chance」の前につけます。パーセンテージの前につけないよう注意しましょう。

There is about a 50% chance that〜(◯)
・There is a about 50% chance that〜(×) 
I have about a 30% chance of being transferred to China.(◯)
(私は、中国へ転勤になる可能性が約30%あります。)

<3>「chance」以外の単語・表現
「chance」の他に、次のような単語や表現を使うこともできます。
● probability(可能性、見込み、ありそうな出来事・状況、確率)
There is a 10% probability that~.
(~する可能性が10%ある)
● risk(危険性、リスク)
have a 40-50% risk of ~
(~する危険性が40-50%ある)

【高→低】確信の度合いを表す副詞の表現

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可能性や確信の度合いは、先述のように具体的な数値で表現するほか、単語(主に副詞)を使って表すことができます。ここでは確信度合いが高いものから低いものへと順番に紹介していきます。(ただし、パーセンテージはあくまで参考値となります。)

100%もしくはそれに近い

■ definitely/absolutely(絶対に)

「絶対」「確実に」「はっきりと」という意味を表します。完全に疑念がなく、100%に近い場合に使います。
This is a point we definitely/absolutely need to confirm.
(これは絶対に確認すべき点です。)

■ obviously/clearly(明らかに)

「明らかに」「明瞭に」「疑いもなく」という意味を持つ副詞です。
That was obviously/clearly my misjudgment.
 (それは明らかに私の判断ミスでした。)

80〜90%近い

■ certainly(確かに)

経験や状況などに基づき「確実に〜です」と客観的なニュアンスを含んだ単語です。
I have certainly received the document.
(私は確かにその書類を受け取りました。)

■ surely(きっと)

certainlyほどの強さはありませんが、主観的に「私は〜を信じている」というニュアンスとなります。
His idea will surely lead to an increase in profit.
(彼のアイデアは、きっと利益拡大へと繋がります。)

70〜80%程度

■ probably(たぶん)

日本語の「たぶん」のニュアンスに近い表現です。だいたい80%くらいの確かさを表すと言われています。
Probably, they will not use the system.
(たぶん彼らはそのシステムを使わないでしょう。)

■ likely(多分、〜のようだ、〜しそう)

「it is likely that〜」のフレーズで使われることが多く、probablyよりも可能性は低く、だいたい70%くらいの確かさを表現したいときに使える表現です。
It is likely that the company will cancel this contract.
(その会社はこの契約をキャンセルする可能性があります。)

50%程度

maybeとperhapsに強さの違いはありませんが、perhapsの方が少しフォーマルな印象があります。どちらに転ぶか分からないようなときに使えます。

■ maybe(たぶん)

Maybe it would be a good idea to change our schedule.
(スケジュールを変更した方がいいかもしれません。)

■ perhaps(たぶん)

Perhaps he will come back in a few minutes.
(たぶん彼はあと数分で戻ってくるでしょう。)

20〜30%程度

■ possibly(もしかすると)

「possibly」は「possible(〜ができる、可能)」という意味をもつ形容詞から派生した副詞です。確度があまり高くない物事を説明する際に添えるといいでしょう。
Our sales will rise by 8% this year, possibly even more.
(販売は今年8%上昇するでしょう、もしかしたらそれ以上かもしれません。)

0% – 絶対にない

可能性・確信が全くないときには、以下のような単語・表現で表すことができます。

■ never(決して〜ない)

I will never know what is going to happen next.
(次に何が起きるのか決して分かりません。)

■ definitely not(絶対にない)

The problem will definitely not take place.
(その問題は絶対に起きません。)

■ there is no chance/possibility that〜(〜の可能性は全くない)

There is no chance that I will be transferred to Italy.
(イタリアへ転勤になる可能性は全くありません。)

おわりに

以上、可能性や確信の度合いを伝える表現をご紹介しました。会議やメールで誰かの報告を聞く・知る機会があれば、今日学んだ表現が使われていないかチェックしてみるのもおススメです。

ここで紹介された表現をうまく盛り込んで、ビジネスの現場でより正確に情報共有ができるようになりましょう!

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