【後編】世界一になるには英語は必須/ZUU代表取締役社長 冨田和成さん

世界一になるには英語は必須/ZUU代表取締役社長 冨田 和成さん
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

kato 聞き手:株式会社レアジョブCEO 加藤智久

自己紹介さえできれば英語の半分はできている

冨田和成さんは、TOEIC300点台からどのように英語に取り組んだのですか?

海外留学、海外駐在を目指していた中、初めて受験したTOEICは300点台。TOEFLも受けてみましたが20点台でした。ショックを受け、1年間で1500時間ほどの英語学習に時間を作りました。「自分の周りの英語ができる人」は留学や駐在などの海外在住を通じて生活のすべてを英語で行って来た人です。それならば、日本にいても生活のすべてを英語に置き換えることによって「英語脳」を作ることができるのではないかと考えました。英語学習に取り組んだ時期は証券会社に勤務しとても忙しい状況だったので、時間がない中英語に置き換えられるものをすべて英語にしていきました。友人とのコミュニケーション、携帯やPCのデフォルト言語、スケジュール帳、メモ、情報収集しているサイト・テレビ番組をすべて英語に変え、かつ、意識して英語でのアウトプット(ひたすら書く、一人言でもいいから話す)に取り組みました。アウトプットでは「きどにたてかけし衣食住」(気候、道楽・趣味、ニュース、旅、天気・テレビ、家庭・家族、健康、仕事、ファッション、食べ物、住居)について自分の言葉を使って英語で話せるように意識して訓練しました。
もうひとつは、モチベーション維持、アップのために英語の試験を短期的なゴールとして利用していました。自分の場合はTOEFLを利用していました。高いお金を払ったことでコミットメントが高まるので、受験料の高いテストを選ぶという方法もおすすめです。

Q:冨田和成さんはオンライン英会話を社員に勧めていると伺いました。感触はどうですか?

ZUU冨田 和成さん

当社社員には英語習得を勧めており、一例としてCNN USの放送を契約し、オフィスを英語環境にしています。また月1回「English Day」を設け、指名された4名が自分のことを英語で10分間スピーチする機会を作っています。生活のすべてを英語に置き換えるにあたり、最もハードルが高いのは「アウトプット」であると認識し、社員に対し、話す場の創出機会としてオンライン英会話を勧めています。取り組んでいる社員は結構いますよ。
オンライン英会話をやってみてよいところは、相手(講師)に対するアウトプットの機会を持てば持つほど、「しゃべれなかった」「伝わらなかった」という恥ずかしい思い、悔しい思いをたくさん経験できることです。この悔しさが、「だからこそ次はがんばろう」と思える原動力となります。また、レアジョブ英会話の場合、講師は全員フィリピン人で特にその中でもフィリピン大学を中心としたレベルの高い講師だと聞いています。そういった人たちはフィリピンの中でもグローバルカンパニー、特に米国企業での勤務経験を持つ人が多いのでグローバルなビジネス環境について話を聞けるのもよいと思いました。
ところで、オンライン英会話で「自己紹介」を嫌がる人を見受けます。英語でビジネスを進めていくにあたり、自分のことを語るということはコミュニケーションの第一歩ですので、完璧な自己紹介を目指すことはとても重要です。コミュニケーションの大半はお互いのことについて話をしています。つまり、自分のことだけでも話をできるようになれば、話の半分はできているといえるのです。いくら相手が海外の大物であったとしても、結局はちゃんと想いが伝わるかどうかです。まず自分のことを相手に伝わるように話せるようになり、次に相手が相手自身のことを話すことに対しオウム返しではなくきちんと理解したうえでさらに話を発展させることができれば、コミュニケーションがとれている状況と言えますよね。

世界一になるには英語が必要

Q:冨田和成さんご自身の経験から、英語ができるようになる前と何が一番違うと思いますか。

ZUU冨田 和成さん

英語ができるようになると、見える世界が変わり、視点が変わります。日本にいて日本語でしか情報に触れていないと、世界で起こっている新しい動きや、自分に降ってくるかもしれない新しいチャンスを見逃してしまうことになります。自分自身も、海外留学を目指して英語を頑張ったことがきっかけとなり、シンガポールで新しい気づきを得て、世界を目指す起業家になったと感じています。そしてこれからも世界一を目指して活動していくことができます。もしも英語ができない状態だったら本気で海外展開を考えることは難しかったでしょう。残念ながら日本の人口は減少し、日本国内だけでみると市場はシュリンクしていきます。起業する、しないは別としても、世界全体を視野に入れて活動の場を広げることができることは、国内にいるよりもずっとワクワクする経験ができることは間違いありません。そのことに気づくきっかけを持てないのはもったいないですよね。

Q:英語学習を本気でやるかどうか迷っている人へ、冨田和成さんからメッセージをお願いします。

経営者をしているとどうしても英語学習を後回ししてしまいがちですが、私は英語でのピッチやプレゼンの機会を意識的に持つようにしています。来週こんなことを英語で話さなないといけない。そういった思いで自分を英語に追い込んでいます。
すでに「英語やらなくちゃ」というモチベーションがあって、英語ができるようになることに対して明確な目標がある人はやるのが当たり前です。私のところにはよく若い人が訪ねてきます。「MBAをとりたいのですがどのように勉強すればよいですか」といった質問を受けるのですが、そういう人に「週末何してた?」と聞くと、「仕事で疲れていたのでぼーっとしていました」「買い物に行きました」などと言います。もし、MBAをとりたい、世界で活躍したい、という明確な目標があるならば、それでは時間がもったいない。仕事が忙しくてもできる限り工夫して、限られた時間をまずは英語学習に全力投球してほしい。そうすることで必ず次のステージが見えてきます。
そして、明確な目標がない人、たとえば「自分は国内営業で英語を使うような仕事はない」と思っている人にこそ、英語を頑張ってほしいと思います。今「英語を使う仕事がない」と思っているのは、英語ができないステージでしか物事を見ていないからです。まずはやってみることでできるようになる。できるようになって初めて見えてくるものが必ずあります。自分の場合、英語ができるようになったことで、人生が大きくスケールアウトしました。何が待っているかまだわからないけれど、だからこそ英語を頑張ることで、新しいチャンスを見つけてほしいと思います。絶対にわくわくする冒険が待っています。

ZUU冨田さまw加藤
冨田和成さん(写真左)とレアジョブCEO加藤(写真右)

Please SHARE this article.

英語に関する最新記事を
メルマガでチェックしよう!

メールマガジンを購読する