日本語で意志が固い人のことを「彼はブレない」のように言いますが、この「ブレない」には英語でunwaveringという表現を使います。それでは写真や動画が「ブレていない」ことやゴルフのスイングの「軸がブレない」にも、同じ単語が当てはまるのでしょうか。日常生活でよく使う「ブレない」を、英語で表現する方法を覚えておきましょう。
気持ちが「ブレない」ことを英語で言う
waverは「気持ちが揺れる」という意味で使われる語で、un-をつけて否定にするとunwaver(揺れない)、-ingをつけて形容詞にするとunwavering(気持ちが揺れない、ブレない)となります。これは、同様に「揺れる」という意味があるshakeなどとどのように違うのでしょうか。「気持ちが揺れない、ブレない」という表現の使い分けを見ていきましょう。
waverを使いこなそう
I’m wavering between the chicken and the fish.(チキンか魚かで迷っているんです)
waver between A and Bで、「AかBか決められずに迷う」という意味になります。
He never wavers in his decisions.(彼は決心するのに迷うことがありません=彼の決心はブレません)
waver(揺れる、迷う)を否定にすることで「ブレない」と表現できます。
He’s an unwavering person.(彼はブレない人です)
I’m unwavering.(私は迷わない、ブレない)のように言うこともできます。
I’m unwavering in my decision.
I remain unwavering about this.
上記の2つも同じ意味で、表現できます。
shakeで気持ちを表そう
shakeは「ガタガタ揺れる」ということで、気持ちに使うと「動揺する」、unshakenとすると「揺れない、ブレない」という意味になります。shakeをうまく使いこなせるようになりましょう。
The news shook me to the bone.(その知らせに心底驚きました)
shookはshake(動揺させる)の過去形。shake ~ to the boneは「~を骨の髄まで震え上がらせる」に近い言い方です。
Our trust in him is unshaken.(彼への信頼がブレることはありません)
trust(信頼)がunshaken(揺れない)と言うことで、「確固たる、ブレない」様子を表します。
I have an unshakable belief.(私はブレない信念を持っています)
unshakableは「ブレるはずがない、そんなことは不可能だ」というニュアンスになります。
swayは「ぶらぶら揺れる」
waverが「迷う」感じ、shakeが「ガタガタ揺れる」であるのに対し、swayは「ぶらぶらと左右に揺れる」イメージです。また、「人に影響を与える」という意味があるため、否定にすると「人から影響を受けない、ブレない」ということになります。
His ideas swayed back and forth.(彼の考えは行ったり来たりしました)
backは「後ろに」でforthは「前に」。idea(考え)が前後にsway(揺れる)ことで、考えが「ブレる」様子を表します。
His speech swayed me to donate.(彼のスピーチに影響されて寄付しました)
speechが人を「揺らす、動かす」という状況です。
I‘m unswayed on this matter.(この件に関してはブレません)
swayをun-で否定し、「人の意見に影響を受けることはない、しっかりした考えを持っている」ということになります。
写真や動画が「ブレない」ことを表現するには
日本語では、気持ちについてもレンズの焦点についても、普段何気なく「ブレない」と言っていますが、英語ではこれらを使い分けたほうがいいことがあります。どんな表現方法があるのかを知っておきましょう。
blur(ボケる)を使ってみよう
日本語では「ブレる」も「ボケる」も同じような状況で使っていますが、英語の動詞blurは、正確には「ボケた状態にする、よく見えない状態にする」ということです。
Oh, no! My photos are blurred.(ああ、どうしよう!写真がブレてる)
揺れている状態ではなく、「揺れた結果、ボケている」ということになります。
Here’s a technique for taking unblurred videos.(これが、ブレない動画を取るテクニックです)
blurをun-で否定、unblurredは「ボケていない、鮮明な」という意味。動画の「ブレ」をmotion blurと言うこともあり、これは「動きがボケている」ということ。
I have a terrible headache, and it’s blurring my vision.(ひどい頭痛がして視界がブレるんです)
これも正確には「ぼんやりしていてよく見えない状態にある」ということ。グラグラと揺れている感じであればshakeを使います。
「ピンぼけ」「手ブレ」を英語で
日本語の「ピント」はオランダ語から来ていて、英語ではfocusを使います。「ピンボケ」「手ブレ」など、日本語独特の言い方を英語で表現する方法も知っておきましょう。
The photo is out of focus.(この写真はピンぼけです)
focusは「ピント、焦点」で、out of ~(~から外れている)を使って「焦点が合っていない、ピンボケ」と表現します。
Avoid camera shake to take clear photos.(鮮明な写真を撮るには、手ブレを防いでください)
「手ブレ」は「手が揺れる」ことを表すため、shakeを使って表現します。
ゴルフの「軸がブレる」を英語で言おう
ゴルフのスイングの「軸がブレる」のように、体の動きについて「ブレる」と言うこともあります。lose balance(バランスを崩す=ブレる)、keep balance(バランスを保つ=ブレない)のように言ってもいいのですが、このほか実際の会話の中で耳にすることがあるかもしれない単語を押さえておきましょう。
wobbleはどう使う?
wobbleは「揺れる」というだけでなく、「不安定でグラグラしている」状態を指します。
Your center is wobbling. Try to stand steady.(中心がブレている。しっかり立つようにして)
体の中心がグラグラして定まっていない状態にあること。steadyは「しっかりした、安定した」。
なお、ゴルフのスイングで「体が左右に流れる」ことを、英語のswayをそのまま使って「スウェーする」と言うことがあります。
The table wobbles. Maybe the legs are uneven.(テーブルがガタガタする。脚が不ぞろいなのかも)
テーブルのバランスが悪く「ガタガタ揺れる、グラグラする」様子を表します。evenが「等しい」でunevenは「不ぞろいな」。
shiftも「ブレる」に使える
shiftはカタカナ語で「シフト」「シフトする(=変える、移す)」という意味で使われていますが、英語の動詞shiftは「位置を動かす、ずらす」という場面で使うことができます。
During the swing, your axis should not shift.(スイングの間、軸がブレてはいけません)
axis(軸)がshift(ズレる)と言うことで、「軸がブレる」と表現できます。
Shift your weight from your right foot to your left foot.(重心を右足から左足に移して)
weight(体重、体の重さ)を「移す、ずらす」という動きに使えます。
「ブレる」「ブレない」を会話の中で使ってみよう
ここで紹介した動詞を使って、例えば以下のような会話をしてみましょう。
オフィスで
A: The news shook me to the bone. What should we do about it? Can we trust Tom as a leader?(その知らせに心底驚きました。どうしたらいいでしょう?トムはリーダーとして信用できますか?)
B: Sure. I trust him. He’s an unwavering person.(ええ。彼を信じています。彼はブレない人なんです)
友人と
A: Oh, no! My photos are blurred.(ああ、どうしよう!写真がブレてる)
B: It must be camera shake. Make sure you hold it tightly.(きっと手ブレでしょう。しっかり持つようにしないと)
A: OK, I will.(そうですね、そうします)
日本語では「ブレる」「ブレない」とひとことで済むところが、英語では意外にさまざまな言い方があることに気づいてもらえたでしょうか。覚えた表現を外国人との会話の中で実際に使ってみたいと思ったら、ぜひ、レアジョブ英会話のレッスンを活用してください。
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